石割桜 ; 塗炭の苦しみ

石割桜 ; 塗炭の苦しみ

『修証義』



 今の世に因果を知らず業報 (ごっぽう;人がなす行為の報い。) を明らめず、三世( さんぜ;過去、現在、未来) を知らず、善悪を弁 (わき) まえざる邪険 (じゃけん;意地の悪いこと。) の党侶 (ともがら;なかま) には群すべからず、大凡 (おおよそ) 因果の道理暦然 (明白なさま。) として私なし (自分一身だけに関する事柄ではない。) 、造悪 (あくじをすること。) の者は堕ち、修善 (善を行なうこと。) の者は陞 (のぼ) る、毫釐 (ごうり;きわめて少ない) もたがわざるなり、




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