魔法戦隊マジレンジャーTHE MOVIE インフェルシアの花嫁
愛と勇気と独断と偏見の感想
告!
劇場版を1回観ただけで感想を書く…という無謀な事をやっております(汗)
思い違い、勘違い、はなはだしい妄想等が含まれるやも知れませんが
生温かい目で読んでいただければ幸いです
戦隊の劇場版といったら、女性ゲストキャラのピンチを戦隊が救って、彼女とレッドの間に淡い恋が生まれる(でもサヨナラしちゃう)ですが
今回はもともとテレビ版に順レギュラーとして登場していたカイちんの片想いの相手、山崎さんをヒロインにしたおかげで
テレビ版とのキャラクターや世界観の違和感も無くスンナリ見ることが出来ました。
…というより、テレビ版の1エピソードとしても充分おかしくないお話…といったほうがいいかも。
カイちんの山崎さんに対する想いがドキドキするほど青春で(笑)それがとっても新鮮なヒーロー話でした♪
サッカーの試合を見に来てる小津家の兄弟、アツイ(暑苦しい?)兄貴とクールな翼ちんがいかにもでヨシヨシ(笑)
そしてカイちん!!よくあの高岩キックをそっくり真似できたね~~~♪と大喜び!
(スーツアクター高岩さんのキックは華麗です♪)
やっぱり変身前と変身後は出来るだけリンクしていて欲しいものですよん♪
試合後、カイちんにタオルを渡す山崎さんがホントに可愛らしい!
だからよけい冥獣人バーサーカーにさらわれ、花嫁にされてしまうかも…の展開は見ているチビッコ達も「かわいそう…」って思ったんじゃないでしょうか?
山崎さんを助けるためにはインフェルシアに行かなきゃならない。
インフェルシアに行くにはユニゴルオンの力が必要だ。
そのユニゴルオンはマジトピアにいる。
ではそのマジトピアに行くには???
はい!そこでマンドラ坊やが強大化してジャックと豆の木よろしく兄弟をマジトピアに連れて行きます(笑)
天空聖界…というくらいだから、漠然とマジトピアは空の上にあるんだろうとは思ったけど、異次元の世界だと確信してました。
それが、まんま自分たちの頭上にあったというこの事実!!(笑)
ますますマジレンジャーが身近なものに!!(笑笑)
ところでこの「ユニゴルオン」
ヒカル先生の発音だとどーしても「ゆにごろう」と聞こえ、「え?吾郎?由良??」とオイラの空耳度をヒートアップさせてくれました(笑)
ユニゴルオン……ゆら吾郎でもオイラ的にはなんら問題なかったんですけどね(こらこら)
ルナジェルの案内で、マジトピアの天空大聖者マジエルの前に通される小津兄弟。
ナニが凄いって、昔のまんまの曽我町子さんです!!ジュウレンジャーのバンドーラどころか「5年3組魔法組」から変わってない気がする!!(笑)声がそのまんまだからかなぁ~
おかげで「実はマジエルが影のラスボス…もしかしてン・マさま!!!」と余計な心配(笑笑)
いろいろあって(おい!)山崎さんを助けるためにインフェルシアへ飛び込むカイちん。
「由佳ーーー!!!」
一瞬「誰のこと?」って思ってしまった(汗)どさくさにまぎれて名前呼びかい!!(笑)
ところでここの花嫁姿の山崎さん。
無表情で瞳のハイライトが入ってないと…どーしても連想するのが「カリオストロの城」のクラリス。
クラリスについては「操り人形の様になってる状態を瞳のハイライトで表すのはいかにもアニメの安っぽい手法だ!」と知人が批評しとりましたが、
私はこの手法好きですし実写でもアリだ!って思いました。
だって分かりやすい!!
瞳が塗りつぶされてるだけで「この人は今、意識が無いんだ」って分かるもの。瞳は心の窓だもの(笑)
その後はお決まりのバトル(こらこらこらーー!)で無事大団円!!助けられた山崎さんが「赤の魔法使い様」とカイちんをダブらせて見るところが、これからの展開も想像させていいですね♪
そしてエンディングは戦隊恒例(…ってハリケンジャーからでしょうが)みんなでダンス♪
やっぱりね、スクリーンの中から「みんなも歌ってね!」っての呼びかけは、子供映画の基本だなーとおもいます♪
……というか、私が大好き!!(笑)
楽しくなければ、戦隊映画じゃない!!
番組終了後に出るオリジナルビデオ(去年の戦隊と今年の戦隊の夢の共演♪)共々、戦隊は「なんでもあり!」でいいんだよね♪