当時のエルトン・ジョンは、奇抜な衣装に、大きな眼鏡がトレードマークでステージでもピアノの上を跳ね回っていたっけ。2000年に発表されたライブアルバム『ONE NIGHT ONLY』でもこの曲は演奏されています。ライブではなくてはならない曲で、盛り上がりは最高潮に達します。でも、さすがに声は中年のぶっとい声になっています。この曲の後に、バラードの「SACRIFICE」なんか歌われてしまうと、もうたまんなくなります。もうあたし《幸せ》みたいな……『ONE NIGHT ONLY』のジャケットも相変わらず白ぶちの眼鏡で豹柄のピアノの上に乗っかってアンパイア(主審)やっちゃってます。(笑)
70年代中期頃に1つのピークがあった、エルトン・ジョンもまた80年代後半から快進撃が始まった。1989年作の『sleeping With the past』から続くアルバムはどれも素晴らしいものでした。そして区切りで出されたライブアルバム『One Night Only』から待つこと1年、そして届けられたのが『SONGS FROM THE WEST COAST』です。