ロックの部屋

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ELTON JOHN



エルトン・ジョンの数多いヒット曲から日記に選んだのが、このご機嫌なロックンロールナンバー「CROCODILE ROCK」1970年代前期のエルトン絶頂期を象徴する曲です。

当時のエルトン・ジョンは、奇抜な衣装に、大きな眼鏡がトレードマークでステージでもピアノの上を跳ね回っていたっけ。2000年に発表されたライブアルバム『ONE NIGHT ONLY』でもこの曲は演奏されています。ライブではなくてはならない曲で、盛り上がりは最高潮に達します。でも、さすがに声は中年のぶっとい声になっています。この曲の後に、バラードの「SACRIFICE」なんか歌われてしまうと、もうたまんなくなります。もうあたし《幸せ》みたいな……『ONE NIGHT ONLY』のジャケットも相変わらず白ぶちの眼鏡で豹柄のピアノの上に乗っかってアンパイア(主審)やっちゃってます。(笑)

エルトンの曲は名曲が多すぎて、バラードにいいものが多いのだけど「CROCODILE ROCK」は異色な部類かもしれない。

♪クロコダイル・ロックにはショックを受けたさ
 とにかく足が自然に動いちまうんだ
 あんなに楽しかった事はないよ
 きっとこれ以上のものは出てこないな

 でも、あのワクワクした感じは誰にも消せない
 クロコダイル・ロックに燃えたあの感じ
 クロコダイル・ロックは永遠だと
 僕らは信じてたのさ♪

ところで、ワニのロックてどんな踊り?

ま、いっか楽しければ。。。。。

♪ラ。ラララララ♪ラララララ♪ラララララ

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エルトン・ジョンの声は大丈夫か?『SONGS FROM THE WEST COAST』



70年代中期頃に1つのピークがあった、エルトン・ジョンもまた80年代後半から快進撃が始まった。1989年作の『sleeping With the past』から続くアルバムはどれも素晴らしいものでした。そして区切りで出されたライブアルバム『One Night Only』から待つこと1年、そして届けられたのが『SONGS FROM THE WEST COAST』です。

このアルバムを聴いて感じた事は、それまでの1989年以降の作品とは何か違うぞということだった。ヴォーカルとピアノを全面に押し出した楽曲に面食らいました。至ってシンプルな構成。エルトンの声は何処かしらダミ声で、滑らかさがなくなって高音域が出なくなっているなぁと正直思いました。

あまり好きになれなかったのは、曲のシンプルさだけではないと思いつつもハッキリとは分かりませんでした。それから声帯を手術をしていたというニュースを聴いて、なるほどなぁエルトンの声に馴染めなかったのだな……と。でももしかして、隠れていたものが見えてしまっただけなのかもしれない。それだけ見通しのよく効く曲が占めています。

エルトン・ジョンに関してはプライベートな話題なんてどーでもいいんです。同性愛者で、愛人と近々結婚するとかしないとか、行きつけの飲み屋の犬たちに、総額200万円もの首輪をプレゼントしたとかしないとか、昨年1年間だけで約66億円の収入があったとか。そんな話題はパパラッチに任せましょう。

名曲の数々を聴かせてくれるだけで充分です。

エルトン・ジョンのこのアルバムに関するコメントは以下の通りです。

「我々の世代には、飾り気のないアルバムを世に出すのが怖いと思う人もいる。確かに、テクノロジーの進化と共に、何でもかんでもサンプリングしてしまおうという誘惑はある。誰だって新しいことにチャレンジしてみたいわけだし、どっかの誰かのアイディアをちょっといただいてみようって気持ちはどこかにあるはずだ。キーボードにこれだけいろんな音素材が用意されているとつい、音を詰め込みすぎてしまう。けれど僕はどう考えても大したシンセ奏者じゃない。というか、あまり興味がないんだよ。ピアノの方がずっと好きだし上手。それに今回は、自分が一番得意だと思っているところに戻りたかった。つまり、ピアノだよ。」

このアルバムからも、過去の名曲に負けない曲があります。「ORIGINAL SIN」です。これはアコースティックギターとストリングスが入ったバラードですが、いつものエルトン節で聞き惚れてしまいます。

さて、エルトン・ジョンは昨年11月にニューアルバムを出していました。『ピーチツリー・ロード』です。あまり話題にあがらなかったみたいで、私も知らなかった。けど試聴してみたところ結構いいです。声の調子は戻っているのかなどという心配もあるのですが………。買いますか。(笑)

http://www.eltonjohn.com/flash_index.asp

しかし、最近TVで見たエルトン・ジョンは太っていましたな。あんな体型で、彼に嫌われないのか……などと余計な事を考えてしまいましたわ。(笑)

(2005-02-16記)

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