ロックと言っても色々あって、この産業ロックは体育会系の乗りだと思う。気持ちよさ、スッキリ度は抜群。危ない注射打つような気持ちよさがあります。楽曲に曇ったところ、くすんだところがあってはいけません。ヴォーカルは天まで高く突き抜けて突き抜けて、コーラスは宇宙に舞って舞って、ギターもちびってはいけません。弾いてひいて出して出してダシマクッテー。神経麻痺させてー、気持ちよくさせてーです。でもその中にも切ないメロディーがホロッと出てきたりするものだからグッときてしまいます。「THE SEARCH IS OVER」なんか特に。
需要と言うことでは、サバイバーの「EYE OF THE TIGER」「BURNING HEART」」は映画ロッキー3や4のテーマにもなったんじゃない。まさに戦闘モードで気分を高揚させる目的では最適な曲ですね。ボクシング以外でもロックの曲では【クイーン】の「ウイ・アー・ザ・チャンピオン」はスポーツイベントやプロレスラーの入場シーンには良く使われるし、【ブラック・サバス】も「アイアン・マン」とか好まれますね。