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2020.12.22
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これがLPレコード1枚に無理矢理全楽章詰め込んだ音質劣悪盤で、ただでさえ音質が悪い上にこれでは、遠くで か細い音響が不明瞭に第九をやってる風。 最初の出会いは最悪だったのです。
よくこうした劣悪な音で高い評価を得て、ロングセラーになっているものだと感心します。

1985年か86年だったと思うのですが、今は故人となったオーディオ評論家の高島誠先生のお宅に伺った事があります。
この高島先生は おそらく当時、いや今だに記録的だと思うのですが、日本で一番オーディオにお金を掛けていたのではないかと予想され、超低音用は確かダイヤトーンの巨大ウーファーを地下をくり抜いて作った空間に繋げて設置し、これには家が建つ位お金が掛かっていると言っていました。
通常低音や中音・高音用スピーカーは当然マルチウェイで別個に一台100万円?位のアキュフェーズのパワーアンプが当てられ、片チャンネル7ウェイ位だったので、これはパワーアンプだけで1400万円必要です。
それ以外にサラウンドに挑戦中で、それ用にも何台もスピーカーが設置されていました。

この巨大システムが見事にまとまって、特にユニット間の繋がりがバレてしまうアコースティック・ギターの再生がピンポイントに決まり、本物が目の前にいて指の動きが見えるような音像には本当に驚きました。
ガラリと変わり、室内管弦楽団の立体的で色彩豊かな音場表現も見事でしたね。


ワルターなどに遅れ、ようやくフルトヴェングラーもデジタルリマスターか程度の認識で聴かせてもらったのですが、従来の音よりもオケの各パートがとてもよく聴こえて来るといった感触です。
ただそれはこのシステムで聴いているからで、一般発売されたものを普通のシステムで聴いてどこまで出るのだろうと思いもしました。

その後バイロイトの第九は、中古でレコードや再発売CDをいくつも買うはめになる訳ですが、ここにUPした謎の足音入りモノラル盤やブライトクランク(擬似ステレオ)盤で落ち着きました。
こうして演奏内容の捉えれる音で聴くとフルトヴェングラー指揮の第九が別格的なものと胸に伝わります。(擬似ステレオ)⇒ https://youtu.be/sPZHCfAYfhE





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最終更新日  2023.08.31 02:30:24
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