─ 灼熱 ─

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2005年11月16日
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テーマ: ニュース(100343)
カテゴリ: カテゴリ未分類


その記事 )。ロシア憲法に従えば、プーチン大統領は08年に大統領職を退任しなければならない。大統領選挙は08年3月に予定される。



11月14日、ロシア政府に2つのポストが誕生した。第一副首相と副首相である。就任したのは、巨人 ガスプロム の会長で大統領府長官の ドミトリー・メドベージェフ (Dmitry Medvedev)40歳と、現在の国防相と兼務することになった セルゲイ・イワノフ (52歳)の2人。イワノフは国防相と副首相を兼務することになるが、メドベージェフは第一副首相に就任したことで大統領府長官を後任に譲ることになる。新大統領府長官にはチュメニ州知事セルゲイ・ソビャニンが就任した。この結果、ロシア政府には、ドミトリー・メドベージェフ、アレクサンドル・ジューコフ、セルゲイ・イワノフと副首相が3人になった。

メドベージェフもイワノフも、プーチンの側近である。どちらが次期大統領に有利かということでは、世界最大の天然ガス企業のトップを務めるメドベージェフが最有力であろうとする記事が多いようである。
共同通信は、メドベージェフが 「フラトコフ首相に代わって、事実上政府のトップとして活動するとみられる」 と書いている。
"The Wall Street Journal/Europe" は、52才のイワノフがソ連時代のKGBでプーチンの上司だったことから有利と見る記事も書いている。

フラトコフ首相が更迭されてメドベージェフを首相に昇格させる可能性が高いと見るのが素直なのかもしれない。そして次期大統領へ、と。
もうひとつは、メドベージェフにかわってイワノフが・・
まあ、対外的には、2人を競わせていると思わせることも可能だわな。
近い将来、次期首相に任命された人物がもっとも次期大統領に近い存在になるということは言えるだろう。もしフラトコフ首相にかわって新首相が決まれば、(もちろん流動的ではあるけど)それはプーチンが後任大統領をほぼ決めたと見ることができるので、後継に関するプーチンの考えも明らかにされていくのであろう。

柔道が好きで娘も大学で日本語を学んでいる 親日派のプーチン大統領 が20日に来日する。注目しようと思っている。






セルゲイ・イワノフ






ドミトリー・メドベージェフ





セルゲイ・ボリソビッチ・イワノフ
国防相。
プーチン大統領の親友。ロシアの実質NO2。


Profile

1953年1月31日、レニングラードに生まれる。

大学卒業後、KGBに勤務。

1981年よりKGB対外諜報部欧州・アフリカ部勤務。

1998年8月、連邦保安局(FSB)副長官。

1999年11月、国家安全会議書記。

2001年3月、国防相。.

セルゲイ・イワノフは、ロシアの実質NO2として知られている。

形式的には、カシヤノフ首相がNO2だが、同首相はベレゾフスキーやアブラモービッチなどの新興財閥と近い関係にあったため、プーチン大統領も一定の距離を保っている。

イワノフの経歴は、プーチン大統領と酷似している。

出身は、共にレニングラード。
年は一歳違い。(プーチンは1952年、イワノフは53年生まれ)
共にレニングラード大学を卒業し、KGBに勤務していた。
1998年7月、プーチンがFSBの長官になると、イワノフは副長官に就任した。

このようにイワノフは、プーチン大統領と兄弟のような関係であり、腹心中の腹心、側近中の側近なのである。

http://www.russigator.ru/people/ivanov-sergey.html



セルゲイ・イワノフ


ロシア連邦国防相。

1953年1月31日、レニングラード市で生まれた。

レニングラード国立大学文学部翻訳班、後にミンスク市のソ連KGB高等課程、KGB第1総局第101学校(現ロシア連邦対外情報庁アカデミー)を卒業した。

1981年から1998年まで、ソ連KGB第1総局作戦係からロシア連邦対外情報庁の局の1つの副局長までの道を経た。

スカンジナビア諸国及びアフリカに3度の長期国外出張に出た。

KGB再編後、ロシア連邦対外情報庁、後にロシア連邦連邦保安庁で仕事を続けた。

1998年8月から、FSB次官/FSB分析・予測・戦略計画部長。

1999年11月15日から、ロシア連邦安全保障会議書記。

予備役大将。

2001年3月28日付ロシア連邦大統領令第353号により、ロシア連邦国防相に任命。

英語及びスウェーデン語を話す。

妻帯、2児を有する。

http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/ivanov.htm



ドミトリー・アナトーリエビッチ・メドヴェデェフ
大統領府長官。


Profile

1965年5月14日、レニングラードに生まれる。

1987年、レニングラード大学法学部を卒業。

1990年、レニングラード市人民協議会議長顧問。
当時の議長は、後のサンクト・ペテルブルグ市長ソプチャク氏。

メドヴェデェフは1990年秋より、プーチン氏の同僚として、後に部下として働いた。(プーチンは当時、人民協議会議長の補佐官だった)

1990~1999年、レニングラード国立大学で教鞭をとる。

1999年12月31日、大統領府副長官。

2000年3月の大統領選挙前、プーチン大統領代行の選挙キャンペーンを指揮。

2000年6月、大統領府第1副長官。

2003年10月、大統領府長官。

現在、天然ガス世界最大手ガスプロム、取締会副会長を兼任。

妻、息子の3人家族。

http://www.russigator.ru/people/medbev.html



ロ大統領、政府・大統領府の幹部入れ替え

【モスクワ=栢俊彦】プーチン・ロシア大統領は14日、政府・大統領府の幹部などを入れ替える人事を発表した。ドミトリー・メドベージェフ大統領府長官(40)を政府の第一副首相に指名、セルゲイ・イワノフ国防相(52)は副首相兼任とする。2008年の大統領選を控えてメドベージェフ氏は大統領の後継候補に急浮上するとともに、イワノフ氏と国家指導者の能力を競う。

大統領府長官の後任にはセルゲイ・ソビャニン・チュメニ州元知事(47)を充てた。

メドベージェフ氏はサンクトペテルブルク出身で、1990年代にプーチン大統領が同市の副市長を務めていた時からの部下。プーチン氏が首相時代にモスクワに呼び寄せた。旧エリツィン派の反対で実現しなかったが、大統領就任と同時に大統領府長官に据えようとしたほど評価している。

メドベージェフ氏は若くて自由な発想を持つ一方で、組織能力にすぐれ権力闘争を好まないタイプとされる。現在はロシア最大の企業「ガスプロム」の会長を兼務している。 (07:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051115AT2M1401F14112005.html



第1副首相に大統領府長官 プーチン後継の有力候補か

ロシアのプーチン大統領は14日、メドベージェフ大統領府長官(40)を第1副首相に任命、イワノフ国防相(52)を副首相兼務とした。両者は大統領の側近中の側近とされる政権の実力者で、そろって副首相に昇格させられたことから、2008年に任期切れを迎えるプーチン大統領の有力な後継候補となる可能性が出てきた。
メドベージェフ氏は政府系天然ガス独占企業ガスプロムの会長を兼務するなどプーチン政権のエネルギー戦略の要を握っており、指導力に疑問の声が出ていたフラトコフ首相に代わって、事実上政府のトップとして活動するとみられる。
大統領は同日の閣議で、新設の第1副首相は社会保障や経済分野の発展加速を担当すると説明。国防相の副首相兼務は「軍強化の障害になっている他省庁との利害対立の調整を容易にするためだ」と述べ、立ち遅れている軍改革実現に強い決意を示した。
後任の大統領府長官には原油の産地として知られるシベリア・チュメニ州のソビャニン州知事(47)を任命。石油や天然ガス輸出を経済発展と外交の強力な手段とする政権戦略を継続する姿勢を示した。
このほか極東連邦管区のプリコフスキー大統領全権代表と、沿ボルガ連邦管区のキリエンコ大統領全権代表が解任された。(共同)

http://www.usfl.com/Daily/News/05/11/1114_017.asp?id=45746



ロシアで大幅人事 第1副首相にメドベージェフ氏
http://www.asahi.com/international/update/1115/001.html



ロシア第1副首相に大統領府長官 大統領の後継人事か
2005/11/15 08:26

【モスクワ14日藤盛一朗】ロシアのプーチン大統領は十四日の閣議で、メドベージェフ大統領府長官(40)を第一副首相に任命、イワノフ国防相(52)を副首相兼任とした。大統領が二○○八年春の任期終了を視野に、後継にメドベージェフ氏を最重視する人事を行ったとの見方が強まっている。

新大統領府長官には、石油産業とつながりの強いソビャニン・チュメニ州知事を任命した。

メドベージェフ氏は、プーチン大統領と同じサンクトペテルブルク市出身。大学や同市役所勤務でも後輩に当たる。一九九九年に大統領府副長官、二○○三年から大統領府長官を務め、クレムリンの実権を握る「サンクト派」の代表格。

ショヒン産業企業家同盟会長(元副首相)は大統領後継は首相を経験することが不可欠とみなされると指摘。 「メドベージェフ氏は○六年に首相に任命され、後継としての地位を固める」 と述べ、イワノフ国防相は同氏に継ぐ後継候補として副首相のポストを与えられたとの見方を示した。政治学者のベルコフスキー氏も 「フラトコフ首相更迭の機は熟した」 と語り、 メドベージェフ氏の首相昇任は確実 とみている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051115&j=0026&k=200511153344







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最終更新日  2005年11月16日 14時02分13秒
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