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2006/11/06
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カテゴリ: カテゴリ未分類



(フィラリア症の詳細は 「獣医師広報版」 を参照して下さい。 併せて、 「フィラリア予防内服薬の弱点」 も参照されることをお勧めします。)


ただ、この予防薬は国内では結構高いことや、一部の予防薬(注射タイプ)で死亡事故などの副作用がかなりあったことなどからか、「副作用の強い予防薬を毎月飲ませる必要はない。もし感染したら安全な治療薬がある。」という誤った主張が一部ブログでなされています。


この主張が誤っている理由は何点かありますが、

フィラリア感染による愛犬の体へのダメージ

周囲へのフィラリアのばら撒き

が大きなものだと思います。



フィラリア感染による愛犬へのダメージ

フィラリア感染に飼い主が気付いた時点では、愛犬の体はかなり痛めつけられている可能性が高いです。
(フィラリアの進行状況は 「犬糸条虫症 (フィラリア)とは


あなたの愛犬がフィラリアにかかった場合、どの時点で気が付き病院へ行くでしょうか。
運がよければ自覚症状の出始めの咳などで気が付くかもしれません。
逆にいうと、この時点では既に成虫が心臓などに到達して悪さをしているからこそ自覚症状が出始めたということです。
この時点で 例え全く無害の治療薬があったとしても、既に体内の各種臓器にはダメージが発生しています。
治療の結果、心臓や静脈内に体長20~30cmにも及ぶ死骸が何匹も残った場合、死骸が消失するまで長期の安静が必要になる場合もあるでしょう。

上記獣医師広報板にも、
発見が早ければフィラリアは完全に治るのかというとそうではありません。
血液にミクロフィラリアが発見された段階ではすでに成虫が寄生しています。
手術や駆虫が成功しても一度傷ついた血管や影響を受けた臓器は、完全に元通りになることはありません。
治療後も犬は大なり小なりのダメージを抱えたまま生活していくことになります。

とあります。



更に、上記リンクにもあるように、経験がないと自覚症状が出てからもずっとフィラリアだと思い当たらないかも知れません。
個体や感染状況によって症状の出方も色々です。
私はフィラリアで1頭失っていますが、情けないことに死亡するまでわかりませんでした。
今の知識があったとしても、当時の状況を考えるとやっぱり自覚症状が出てからでないと気が付かないと思います。



周囲へのフィラリアのばら撒き

もしフィラリアに感染してしまった場合、体内でフィラリア成虫が幼虫(ミクロフィラリア)を産み、これが蚊を媒介として他の犬にも感染を広めることになります。


PCの場合、ウイルスソフトを導入しないでいると、自分のPCが感染してしまった場合、こんどは自分が他のPCへウイルスを撒き散らす加害者になってしまう、とウイルス予防の必要性がよく言われますよね。
フィラリアの場合も同様ではないでしょうか。






勿論、予防薬を飲ませなくても長生きしたという犬も多いということも事実です。フィラリアの非汚染地域や、かなり発生頻度の少なくなった東京都心部などで室内飼いという場合など、かなり感染のリスクは低いと思います。
蚊が多くても、周囲にフィラリアの媒介となる犬がいない山奥の一軒屋などではフィラリア対策をしていなくても長生きする、という話をどこかで見かけた記憶があります。

逆に、新興住宅地で家が密集し、半数以上の家庭が犬を飼っており、周囲に農家の放し飼いの犬や野犬が多いという私の周辺では毎年のようにフィラリアで死亡する犬を見かけます。
ひっきりなしにおかしな咳をし出したな、と思っているとその内ヨロヨロし始め、まもなく姿を見かけなくなってしまいます。


現在は精度の高い血液検査で感染が簡単にわかります。
予防薬を飲ませないなら、定期的に血液検査を行い、感染の有無に十分気をつける必要があると思います。

(※H18.11.27 リンクを新しいWindowで開くように変更しました。)





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最終更新日  2006/11/27 04:30:25 PM
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