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マスタード


【英名】mustard

【学名】Brassica ssp. もしくはSinapis ssp.



写真は、マスタードグリーン




マスタードの雑学



マスタードの種は、スパイス(調味料、香辛料)として流通。


辛子を植物の分類で分けると、和辛子と洋辛子。
和がらし＝日本のカラシ【アブラナ属Brassica】 、 洋がらし＝マスタード【白カラシ属Sinapis】



種色の分類は、 黄色の和からし、 濃茶色の黒からし、 白色の白からしの３種。




マスタードグリーン５月


育て方




別名：カラシナ(芥子菜)、セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

開花時期　４～６月頃
種まきの時期　８～10月頃


水やり・肥料





乾燥させないよう注意。

夏期は、朝夕の１日１～２回程度。

特に肥料は必要としません。
葉を使いたい時は、チッソ分の多い肥料を与えます。




注意点


葉の収穫したい時の注意。

花が咲くと葉が硬くなります。
花芽を摘んだり、蕾を取り除いて対応します。

アブラナ科の植物は、連作を避けるのが理想。
出来れば、去年と同じ場所で育てないこと。
プランター栽培の時は、新しい土を使います。
移植を嫌うので、植替え時は根を傷めないよう注意。




秋まき


利用・効能



若い生葉(軟らかい葉)は、サラダ、サンドイッチに利用。
炒め物、おひたし、漬け物にも調理可能。

花は、サラダ、おひたし、漬け物、エディブルフラワーとして用います。

収穫した種は、ピクルスに入れ漬け込みます。
磨り潰して、手作りマスタードを作ることも出来ます。

シードティーの効用
咳止め、去痰、利尿効果、血液の循環を良くする働きがあるようです。

濃い目に入れたお茶は、入浴剤としても利用可能。



害虫と病気


病害虫は、早期発見と早期駆除で対応する。

風通しが悪いと、うどんこ病やアブラムシの発生の原因となる。
薬剤散布も有効。
植えつける場所にも配慮する。











●ブロッコリーoleraceaグループ

【英名】broccoli

【学名】Brassica oleracea var. italica

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草


別名：ミドリハナヤサイ(緑花野菜)






●キャベツoleraceaグループ

【英名】cabbage

【学名】Brassica oleracea var. capitata

別名：カンラン(甘藍)／タマナ(玉菜)

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

変種名のカピタータcapitataは、ラテン語で頭状花序を意味。

グループ名、種小名のoleraceaは、野菜を意味。

キャベツは、胃の粘膜を丈夫にするといわれる。





●カリフラワーoleraceaグループ


【英名】cauliflower

【学名】Brassica oleracea var. botrytis

別名：ハナキャベツ(花キャベツ菜)／ハナカンラン(花甘藍)／ハナヤサイ(花椰菜)

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

変種名botrytisは、房を意味。

花を食べる野菜なので、花菜(カサイ)と呼ばれます。

カリフラワーの房の正体。
房は、未発達の小さな花の蕾の集まりです。
蕾が一つの房状(球状)になったもの。

花菜とは、花、花の蕾、その茎を食べれる野菜のこと。
エディブルフラワー、ミョウガ、アーティチョーク、フキノトウ、ナノハナ、ショクヨウギク、ブロッコリーなど。











ミズナ(水菜)rapaグループ




【英名】mizuna／potherb mustard
【学名】Brassica rapa var. laciniifolia

もしくはBrassica rapa L. var. nipposinica


開花４月２１日





アブラナ科／アブラナ属／１年草
別名：キョウナ(京菜)／ウワバミソウ(蟒草)





カブ(蕪、蕪菁)rapaグループ




【英名】turnip

【学名】Brassica rapa var. glabra
もしくは、Brassica campestris






スズナ

アブラナ科／アブラナ属／１年草

別名：スズナ(菘、鈴菜)、カブラ(蕪、蕪菁)

ツケナグループ(rapaグループ)に分類。

campestrisは、原野、野原を意味し、glabraは、つるつるした、毛の無いを意味。

消化促進、動脈硬化の予防に効果的といわれる。




●ナノハナ(菜の花) rapaグループ




【英名】field mustard／rapeseed／canola

【学名】Brassica rapa L. var. amplexicaulis



ナノハナ




アブラナ科／アブラナ属／１～２年草
別名：ナバナ(菜花)／ハナナ(花菜)

種まき時期　３～６月・９～11月頃
開花時期　２～５月頃

変種名amplexicaulisは、ラテン語で茎を抱くなどの意味。

菜の花は、緑黄色野菜に分類される。

チンゲンサイ、コマツナ、ノザワナ、アブラナと同じrapaグループ。




●アブラナ(油菜) rapaグループ




【英名】oilseed rape

【学名】Brassica rapa L. ssp. oleifera／Brassica rapa oleifera

別名：ナタネ(菜種)／コサイ(胡菜)

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

アブラナの種からは、菜種油が取れます。
変種名oleiferaは、油が採れることを意味。




●チンゲンサイ(青梗菜) rapaグループ




別名：シャクシナ(杓子菜)／パクチョイ
アブラナ科／アブラナ属／１年草

【英名】Pak choi／Chinese mustard cabbage／Chinese cabbage

【学名】Brassica rapa chinensis

種まき時期　５～10月頃

変種名chinensisは中国のを意味。





●ノザワナ(野沢菜) rapaグループ


アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

【英名】nozawana

【学名】Brassica rapa hakabura又は、 Brassica campestris hakabura

別名：ツケナ(漬菜)

種小名campestrisは、ラテン語で原野を意味。




●コマツナ(小松菜) rapaグループ


アブラナ科／アブラナ属／１～２年草
【英名】spinach mustard

【学名】Brassica rapa perviridis

別名：ウグイスナ(鶯菜)

種小名rapaは、アブラナや菜種を意味。

害虫駆除には、ネットやカバー対策、薬剤散布も有効。
病害虫にあった薬品を選び使用する。







●日本のカラシ＝和ガラシ(和芥子、和芥、和辛子) junceaジュンセアグループ

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

【英名】oriental mustard

【学名】Brassica juncea


別名：オリエンタルマスタード／オリエンタルイエローマスタード

種は、黄色。



●マスタードグリーン junceaジュンセアグループ

【英名】brown mustard／Indian mustard／mustard greens／leaf mustard

【学名】Brassica juncea mustard greens






マスタードグリーン

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草
開花時期　４～６月頃

アブラナ属の中でjunceaジュンセアグループに分類。


タカナ、ザーサイ、日本のカラシ(和芥子)などと同じ仲間。




●タカナ(高菜) junceaジュンセアグループ



別名：オオガラシ(大芥子)／ハカラシナ(葉芥子菜)

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

【英名】leaf mustard

【学名】Brassica juncea integrifolia

マスタードグリーン、日本のカラシ(和芥子)と同じ仲間。


●ザーサイ junceaジュンセアグループ




別名：ダイシンサイ(大心菜)

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

【英名】stem mustard／big stem mustard

【学名】Brassica juncea tumida



●ブラウンマスタード junceaジュンセアグループ






アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

【英名】brown mustard

【学名】Brassica juncea

アブラナとブラックマスタードの雑種。






●シロガラシ(白芥子)






【英名】white mustard／yellow mustard

【学名】Sinapis alba L.→《異名》Brassica hirta

アブラナ科／シロガラシ属もしくはアブラナ属／１年草

開花時期　６～７月頃

別名：キクバガラシ(菊葉芥子)／キクガラシ(菊芥子)／ヨウガラシ(洋芥子)／
イエローマスタード／マスタード／ホワイトマスタード

シロガラシの種は、白色～黄色。
マイルドな辛さを持つ。


学名のSinapisシナピスは、ラテン語でカラシの種を意味。

種小名hirtaは、毛のような、毛深い～などを意味。
葉は互生(ごせい)。





●セイヨウアブラナ(西洋油菜) napusナプスグループ




【英名】canola／swede rape

【学名】Brassica napus L.

アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

別名：ウンダイ(ウン苔)／ヨウシュナタネ(洋種菜種)

開花時期　３～５月頃

種名のnapusは、ラテン語で菜っ葉を意味。



アブラナ属(Brassica)の分類




●junceaグループ 、 ●napusグループ 、 ●rapaグループ






●nigraグループ 、 ●oleraceaグループ 、 ●acephalaグループ

















●クロガラシ(黒芥子)＝ブラックマスタードニグラnigraグループ




アブラナ科／アブラナ属／１～２年草

【英名】black mustard

【学名】Brassica nigra

別名：ブラックマスタード


種名nigraがラテン語で黒色を意味。

黒芥子の種は、黒っぽい茶色。





●ケール acephalaグループ






【英名】collard／kale

【学名】Brassica oleracea L.var. acephala


アブラナ科／アブラナ属／１年草


別名：ハゴロモカンラン(羽衣甘藍)／リョクヨウカンラン(緑葉甘藍)

キャベツの原型といわれますが、キャベツのように結球しません。

日本ではケールを野菜として食べるより、加工された商品が多く流通。
ケールには美白効果があり、サプリメントとして販売されたり、青汁の原料の一つになっているようです。






●ハボタン(葉牡丹) acephalaグループ






【英名】flowering kale／flowering cabbage／ornamental kale

【学名】Brassica oleracea L.var. acephala ［ornamental kale］

ハボタン




葉牡丹

アブラナ科／アブラナ属／１年草

別名：ハナキャベツ(花キャベツ)

種まき時期　７～８月頃

花言葉：祝福・利益

春に、黄色い花を咲かせます。

お正月を飾り、冬の花壇の彩りとして親しまれる。

主に葉を鑑賞する植物です。
丸い葉の関東系と、縮れた葉の名古屋系の２つに分かれます。

ケールの園芸種で、鑑賞ケールとして品種改良されたようです。


















































いんげん、ささげ、ナタマメ、そら豆、ふじ豆、落花生






枝豆、大豆、あずき、雑豆、小豆、エンドウ















nalgene(ナルゲン)







和歌山湯浅醤油 大阪福寿堂秀信、兵庫〈三田屋本店-やすらぎの郷-〉







大阪〈北新地　点天〉ひとくち餃子







鉾天ぷら詰合せ、三重〈志摩観光ホテル〉鮑カレー 三重〈伊賀の里 モクモク手づくりファーム


























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マスタード



●シロガラシ(白ガラシ)＝ヨウガラシ(洋ガラシ)＝ホワイトマスタード






マスタード【英名】mustard【学名】Brassica ssp.／【学名】Sinapis ssp.マスタードは、大きく分けると【アブラナ属のマスタード】と【シロガラシ属のマスタード】があります。写真は、マスタードグリーンマスタードの雑学マスタードの種は、スパイス(調味料)です。 マスタードを加工し、瓶詰めやボトル入りとなって流通してます。 ソース感覚で使える商品。粒の入ったペースト状の商品などが代表的です。ペースト状のマスタードは、白マスタード＝洋からしが主な原料です。その他色々な調味料とー緒に練り合わせ商品化させたものだそうです。このペースト状のマスタードに入っている黒色の粒が、ブラックマスタードと呼ばれる黒ガラシです。カラシを植物の分類で分けるなら、和がらし＝日本のカラシ【アブラナ属Brassica】洋がらし＝マスタード【白カラシ属Sinapis】種の色で分類するなら、３種類に分類されます。黄色の和がらし、濃茶色の黒からし、白色の白からし マスタードグリーン５月育て方別名：カラシナ(芥子菜)、セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)アブラナ科／アブラナ属／１～２年草開花時期　４～６月頃種まきの時期　８～10月頃水やり・肥料乾燥させないようにします。夏場なら、朝夕の１日１～２回程度。特に肥料は必要としません。、葉を使いたい時は、チッソ分の多い肥料を与えます。注意点花が咲くと葉っぱが硬くなります。 この場合、花芽を摘みます。アブラナ科の植物は、連作を避けた方がいいと言われます。出来れば、去年と同じ場所で育てないこと。プランター栽培の時は、新しい土を使います。移植を嫌うので、植替え時は根を傷めないようにします。利用・効能若い生葉は、サラダ、サンドイッチに使います。炒め物、おひたし、漬け物にも調理できます。花もサラダ、おひたし、漬け物として利用できます。エディブルフラワーとしても用いることができます。収穫した種は、ピクルスに入れ漬け込みます。すりつぶして、手作りマスタードを作ることもできます。タネを砕いて作ったお茶の効用咳止め、去痰、利尿効果、血液の循環を良くする働きがあるようです。濃い目に入れたお茶を入浴剤にして用いることもできます。害虫と病気経験では、虫の被害、病気の発生が多いです。予防とチェックは必須です。オルトランの散布も有効です。風通しが悪いと、うどんこ病やアブラムシの発生の原因になります。植えつける場所にも配慮します。 かんたんハーブ作りとっぷページ ◆草花データベース◆