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他のブログを見ていて、とてもいい話だったので、転載しておきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・事務所にきて ホワイトボードに一枚の紙が貼ってありました。あまりにも胸にぐっときたのでブログにアップすることにしました。心を込めて『 いただきます』『 ごちそうさま』 をみやざき中央新聞6/22編集長・水谷謹人さんの社説絵本。『いのちをいただく』内田美智子その絵本の帯に、一人の名もない主婦のメッセージが書かれていた。「朗読を聴いて、うちの娘が食事を残さなくなりました」絵本に食肉加工センターの「坂本さん」という人が登場する。実在の人物である。坂本さんの職場では毎日毎日たくさんの牛が殺され、その肉が市場に卸されている。牛を殺すとき、牛と目が合う。そのたびに坂本さんは、「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。ある日の夕方、牛を荷台に乗せた一台のトラックがやってきた。「明日の牛か・・」と坂本さんは思った。しかし、いつまで経っても荷台から牛が降りてこない。不思議に思って覗いてみると、10歳くらいの女の子が牛のお腹をさすりながら、何か話しかけている。その声が聞こえてきた。「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ・・」坂本さんは思った。「見なきゃよかった」女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。明日はよろしくお願いします・・・・」「もうできん。この仕事はやめよう」と思った坂本さん、明日の仕事を休むことにした。家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。しのぶ君はじっと聞いていた。一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。「やっぱりお父さんがしてやってよ。心の無か人がしたら牛が苦しむけん」しかし 坂本さんは休むと決めていた。翌日学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。「お父さん、今日は行かないけんよ!」坂本さんの心が揺れた。そしてしぶしぶ仕事場へと車を走らせた。牛舎に入った。坂本さんを見ると、他の牛と同じようにみいちゃんも角を下げて、威嚇するポーズをとった。「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならんとみんなが困るけん。ごめんよう」と言うと、みいちゃんは坂本さんに首をこすりつけてきた。殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。坂本さんが、「じっとしとけよ、じっとしとけよ」と言うと、みいちゃんは動かなくなった。次の瞬間、みいちゃんの目から大きな涙がこぼれ落ちた。牛の涙を坂本さんは初めて見た。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これが、この現象界(物質界)のあり方でしょうか・・・。
2012.03.29
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今日は、久しぶりに教会に行って来ました。日本出張中を除いて、3週間も行かなかったのは初めてかも知れません。 なぜかここのところ、土・日が忙しく、行く余裕がなかった、というだけの話ですが。私が教会に行き始めてから、かれこれ5年以上経っているでしょうか。 クリスチャンでもない私が教会に通うのは、1. 一週間で一番、精神的に静謐な時が持てるから2. 過去の偉大な書物(聖書)を勉強できるから3. いろいろな意味で考える材料を豊富に提供してくれる場だからというような感じです。 聖書は、さすがに2000年の歴史がある本だけに、昔から神学者や哲学者は言うに及ばず、文学や芸術に大きな影響を与えてきました。それだけの「人類の知恵」的なものを、全く知らない、というのは余りにももったいない。そんな気持ちもあり、機会があれば聖書勉強会にも参加してきた5年間でした。 ただ、周囲のクリスチャンの方々の期待とは裏腹に、私のキリスト教に対する、いえ、宗教というものに対する見方、考え方は、逆に、それらを部分的に否定する方向にますます行くようになり、今日に至っています。 一言で言えば、キリスト教に限らず、ほぼ全ての宗教において、その恩恵とかめぐみ、もっと即物的に言えば、「ご利益」というものの話しばかりが強調され、あまりにも、その「闇」 「影の部分」 を無視しすぎている、という認識が深まってきたからでもあります。 キリスト教などの「一神教」に、必然的につきまとう、「独善性」と「排他性」。 その中にいる人がいくら「恩恵」を被ろうと、「恵み」を受けようと、この「闇」の部分で人類に災厄をもたらしている事実を、けして、これらの宗教の人たちは認めません。 事実としてそうなのに、けっして認めません。 私には、どうしてそう無視出来るのか、その方が不思議なくらいです。 話が、テーマとしてあげた「存在そのものが罪」というものからだいぶ逸れてしまいました。本当は、キリスト教の、根本となる「罪」というものに関して、今日の教会で考えたことを書く予定でした。が、これを書き出すと、この日記の2倍や3倍書いても、間に合いそうもありませんので、またの機会にしたいと思います。 ちょっとだけ覚書を。人間存在の意義を考えると、私たちは、なんのために、この「世界」に生きているのかを突き詰めていく過程で、必然的に「神」あるいは「あるもの」の意図にぶつかります。 その「あるもの」の意図を考えた時に、この「人間存在」そのものの意味、意義、目的と言ったものがおぼろに浮かび上がってくる気がします(完全には、人間の知性では把握できるものではないでしょうから) その「意図」を考えていくと、キリスト教の言う「罪」の解釈が、聖書に書かれえいることや教会で解かれていることとは全く別の意味をもってきます。 それに照らして考えた時に、あまりにも、今の宗教の、キリスト教の、考え方は、「人間的」と言わざるを得ません。 逆に言えば、それが「神の言葉」だとは到底思えない、ということです。 このことについてはまたの機会に。
2012.03.19
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今日も不動産業の一日でした。午前中は、今年初の成約! 契約完了で、コミッションもいただきました。 ありがたい。昨年は、約一年かけて一軒の購入が成約したのですが、今回は物件探しから今日の成約まで1ヶ月半!!こんなところで、契約 ↓ (弁護士の事務所です)周辺では、もう桜が八分咲き。 車にはクーラーが入り始めています。今回はスピード契約でした。 これで、本業のサラリーマンの約一ヶ月分の収入になるので、これは大きいです。で、午後は、賃貸物件のお客様の案内。こちらもこの2、3日中には成約予定。 ほぼ賃貸予定の物件も確定し、あとは細部の詰めと契約書準備などのペーパーワークです。 こちらも賃貸とは言え、成約すれば、こちらも本業のサラリーの半月分ぐらい。これも予定通り完了すれば、この3月で、昨年の不動産エージェント業収入を上回ります。さらに、来月かさ来月には、もう一人の賃貸のお客様。 そして、あと二人購入のお客様、と、まだまだ今年の「不動産業」は継続中です。 あと数年は、子供にすねをかじられる身なので、少しでも太くしておかないと・・・
2012.03.17
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試練の年になるはずの2012年、今すでに3月に入りましたが、なぜか不動産業が忙しい。 明日には、今年最初の家の購入契約。そして今度の日曜日か月曜日には、賃貸契約。 そして、個人的な物件のレントも大詰めを迎えています。 今日は、朝から本業をサボって(笑)不動産屋に徹しておりました。この購入契約と賃貸契約の二つが終われば、それで昨年の全不動産エージェント収入を上回ります。 一方では、エージェント業ではない不動産業の方は苦しい状況が続いているのですが、少なくとも片方が好調で、悪い方を支える形にならないとどうにもなりません。 本業のソフトウェアの販売の方も、今一つ伸び悩んでいる中、娘の大学進学で物入りな今年の家計経済を救えるのは不動産エージェント業しかない!(かな?) でも、やっぱり他の二つも立てなおして、本業、第一副業、第二副業とも好調!と言えるようになりたいものです。 あ、あとは日本の不動産も! ちょっと円安傾向になってきたので、こちらは入居率でなんとかカバーしたい、いや、して欲しい。 この2月、3月は入退去が重なる時期。 今年は5部屋退去で、3部屋入居。 あと残りは2部屋。と言っても、日本の管理会社にハッパをかける以外、できることはないのですが。 でも頑張ってほしいなあ・・・・・。
2012.03.16
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昨日は、一昨日の知人の送別会で飲み過ぎて一日中ボーっとしてました。で、今日は、やっとの思いで、アメリカの確定申告を終了しました。 長かった~、というか、一部の書類が来ておらず、準備は2月中に終わっていたのに、今日になってしまった、というだけですが・・・・。 結果、昨年以上のTax Return!! サラリーマン収入から天引きされていた所得税がほとんど戻ってきます! やった! って、喜ぶべきかどうか・・・・・。 なにせ、つまりは「極貧家庭」だ、ということが数字の上でもきちんと出ただけの話しですから・・・ 収入に対する所得税というのは、累進課税のため収入の高い人程、税率が高い、というのはどこの国でも一緒。 その「収入が高いと所得税率が高い」ハズの所得税率がなんと・・・・ ほとんど”0”!! (笑) それも、日本での収入も含めての話ですから・・・。つまりは、無収入と同じなんですね。 Taxが帰ってくる、と喜んでいる場合じゃない! ああ、早く、きちんと税金を納める身分になりたい・・・・・・・・・ (← ホントかよ!)
2012.03.14
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クオリティー・オブ・ライフ、略してQOL。日本でも最近使われるようになってきたかもしれない、新種の外来語(笑)直訳すれば、「生活の質」。 ウィキペディアでは 「クオリティーオブライフ」 となっていて、 抜粋すると「つまりある人がどれだけ人間 らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福 を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。QOLの「幸福」とは、身心 の健康 、良好な人間関係 、やりがいのある仕事 、快適な住環境、十分な教育 、レクリエーション 活動、レジャーなど様々な観点から計られる。」とある。 この定義ではあまりピンと来ないが、このQOLという言葉、特に使われるのは、ガンなどの回復が見込めない病気にある人や、老人などで、すでにこの先元気になる、ということが見込めないような場合だ。 つまり、例えば私の両親の場合は、父はすでに寝たきりになり、母も、歩けば歩けるが、歩こうという意欲がなく、ほとんど一日中ベッドに寝ている。 母の方はそれでもTVを見たりしているのだが、父の方は、耳が遠い、目もあまり良くない、ということで、補聴器を付けてたまにTVを見ることはあっても長時間はできない。疲れてしまうようだ。 幸い、認知症とか痴呆症とか、そういった気配はなく、二人共に意識はしっかりしているのだが、逆にそれだからこそ、やることもなく、一日中ベッドで寝ている、というはさぞつらいことだろう、と思う。 こういった状況の中で、「生活の質」、いかに人間らしい生活を送り、幸福を見出し、と言った上記のQOLを考えることは非常に難しい。 本来なら、毎日でもそばに居て上げて、話を聞いたりしてあげるだけでも違うのだろうけれど、現実的にはそうも出来無い。 幸い、介護付き老人ホームに居るので、毎日、食事や排泄、定期的ないくつかの作業(投薬や痰の吸引、時には点滴など)で、まったく人との関わりがないわけではないが、それでも一日のうちでそんな時間は僅かなものである。 そんな中で、まだ生きる意欲を保持している、ということはある意味、驚嘆に値するのだが、だからと言って、それ以上、何をしたらいいのだろう、と。 この両親の状況を見て、自分だったらどうするか、どうなるか、そんなことをふと考えてしまうこの頃です。
2012.03.09
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今月日本に帰任する知人から誘いを受け、今日は、本年度二回目のゴルフに行ってまいりました。一昨日まで春のような陽気で、半袖ポロシャツ一枚で過ごせるような陽気だったのに、昨日から急に温度が下がり、今日は最低気温5度前後、最高気温も15度に届かず、寒風がビュービューと吹きすさぶ中でのゴルフになってしまいました。 そんなに普段の心がけが悪いとは思えないのですが。 こんなゴルフ場です 見る通り、天気は良かったんですが、いかんせん風が、それも冷たい風が強すぎました^^; このゴルフ場は、ちょっと遠くて、家から車で1時間ほどかかるのですが、なにせ安い!プレーする前に、打ちっぱなしで練習ボールをひとかご打ったのですが、そのレンジ代も含めて$38! たったの3000円です。 もちろん、フルの18Hで、カート代込み。こちらのゴルフ場の多くがそうであるように、住宅地の中を縫って、ゴルフ場があります。 写真のように、コース沿いには普通の家がズラリ。下手に打つと、このコース沿いの家に飛び込みかねません。 幸い、「今日は」ありませんでしたが・・・(笑) ゴルフ代が安いのに加え、いつも仲間内でちょっとしたゲームをやります。 グリーンに乗った時点で、一番ピンから遠い人が金、次に遠い人が銀、その次が銅、最も近い人が鉄、ということで、そこからワンパットで沈めたら、金が4点、銀が3点、銅が2点、鉄が1点、と数えます。 このポイントを、18H回った時点でトータルして、勝ち負けを決めるわけです。 これを通称「オリンピック」といい、日本でもよくやるゲームです。 まあ、賭博は禁じられているわけですが、このゲームは一点1ドルの掛け金、かわいいものです。で、このオリンピックゲームで、今日は10点プラスになり、$10の勝ち!! 安いゴルフ代がますます安くなり、今日は2000円そこそこでプレーが出来ました (やった!) と、ここまで書いて、何か気づいた方がおられると思います。そう、ゴルフにはつきものの、スコアの話しが出て来ません。 当然、それには理由があります(笑) つまり・・・・・・・・・・・・・・全然ダメでした(汗)今年2回目、昨年から数えても3回目のゴルフだし、練習も何もしておらずぶっつけ本番、ということは差し引いても、今日のスコア 105は情けない・・・・・ ドライバーは絶好調!! パットも、オリンピックゲームで勝つぐらい順調だったのに・・・・・アイアンがダメダメでした・・・・ 。 ということで、今年も昨年に引き続き、「年内に100を切る」を目標にいたします。 でも、あと何回プレーできるか・・・・・・・・
2012.03.05
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今年の夏に、私の分も含めて家族のグリーンカードが失効する。グリーンカードというのは、俗にいう「永住許可証」 永住権とも言うが、要は滞在・労働許可証である。普通、日本人がアメリカに赴任する場合、半年以上の長期であれば観光ビザで滞在することはできないので、ワーキングビザを取得する。 いろいろな種類があるが、多くはLビザ、Eビザ、Hビザなど。 ただこういったビザは企業が後ろ盾になって、「この人間にはこういう仕事をしてもらうために、アメリカに滞在し、仕事をするので、許可して欲しい」という形で申請し、それが認められて、ビザがおりる。 したがって、企業の後ろ盾がない場合には、自分でなんらかのビザを取得しなければならないが、それがそうそう簡単ではない。 企業からの出向でアメリカに滞在して10年経った頃、このままずっとアメリカで働ければいいが、いつ突然日本に帰任しろ、という辞令がおりるかも知れない、と、子供の教育を考えて、もし万一、企業の後ろ盾がなくなってもアメリカに滞在し続けることができるように、グリーンカードを取得したのが10年前の2002年。 それからもう10年経ってしまった。合計アメリカ在住21年になるわけだ。で、有効期限が10年なので、今年はこれを延長しないといけない。 これが切れるとアメリカで働くことはおろか、入国もできなくなるからだ。(厳密には滞在ができなくなる) 今日は、7月に切れる、このグリーンカードの延長申請を、オンラインでやっていた。またまた、延々と英語で書かれている説明を読みながら・・・・・。 まあ、オンラインで出来るようになったのは進歩と言えば進歩だろうけれど、どう書いていいかわからないところがあっても、どこにも説明がない・・・ まあ、出せばなんとかなるでしょう、と楽観しているのだが・・・・・・・。
2012.03.04
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こういったブログを見ていると、いろいろな方がご自分の仕事の宣伝をしていますね。日記、という形で多少、紹介するのは、このブログの規定には抵触しないんでしょうか?ちょっと気になるところですが、だったら私も、と仕事の紹介を(笑) 副業でやっている不動産屋の方の記事は何度か書いているんですが、本業の方はほとんど触れたことがありません。 で、本業は何か、というと、ソフトウェアの開発・販売をやっている会社で営業をしています。営業と言っても、アジア担当営業責任者、と書くと格好良いし、肩書きがダイレクターということで、これまた格好いいんですが、なにせ小さな会社なもんで、部下はいません。 つまり「平社員」のダイレクターという(笑)・・・なにせ営業は肩書きが大事ですから^^; で、何を開発して売っているかというと、これを書いてもほとんどの人にはチンプンカンプンなんで、やめますが、基本はエンベッディド・システム向けのプロトコル・スタック、という奴です。 つまり TCP/IPから始まって、HTTPやRTP、SIP、DHCPなどなどのネットワーク機器に必要なミドルウェアを、おそらく業界最高の品揃えで開発・販売しているのですが、そんなものは一般のお客様にはほとんど関係ないし・・・ お客様は、いろいろな製品を開発する開発会社、技術者です。 普通の人が買うソフトではありません。 なので、そんな宣伝をここでしても、面白くもなんともないので、今回は、こんなものも、うちのソフトを使ったら出来ますよ、という、デモビデオを。 これです ⇒ Video over IP のデモ ちょっと、説明している奴(うちの技術者)の腕に、タトゥーがあって気になりましたが(笑)、まあいいでしょう。 今の時代、このYouTubeも映像媒体ですが、例えばSkypeなどで、ビデオ通話が出来るようになってきました。 この上記のビデオは、そんなビデオ通話やビデオ会議を、Skypeなどのアカウントを使わずに、自前の機械に組み込めば、どんな機械であってもネットワークに接続すれば、このビデオ通話ができるようになるものです。 たとえば、会社内や病院内、事務所と工場、本社と支社、本社と海外の営業所、どんなところでも、ネットワークさえ繋がっていれば、これでビデオ通話や会議ができます。 とまあ、このくらいが一般向けの説明でしょうか。 実際にこれをある製品に組み込んで、それを最終化するのは、私達にとってのお客様、つまりメーカーやシステム・インテグレータの領域です。 でも、もし、これは面白い!と興味を持たれた方がいましたら、私宛に連絡ください。 これで、少しは宣伝になったかな?(笑)ちなみに、弊社のホーム・ページはこちらです ⇒ Unicoi Systems Inc.
2012.03.02
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娘の大学進学に関しては以前にも日記に書きました。だんだん、佳境に入りつつあります。 娘は高校4年生。(日本の高校3年生)今年高校を卒業して、大学へ進学することに「なっている」。「なっている」というのは、「そうさせて上げたい」という意味でもあるし、「そうできたら」という意味でもある。日本と違って、入試はないので、高校の成績と、全国一斉に行われるSATとACTという二つのテストの成績を添付して、進学したい大学へ提出する。 大学によっては、論文の提出とか面接がある。一応、娘は7つの大学(!!)に、入学願書を送った。 そのうちの二つは「入学許可」をいただき、一つは「補欠」。 7つの大学のうち、三校は私立で、四校が州立。 上記の結果が出たのは、すべて州立の学校。あと残りの四校のうち、なので、三校が私立、一校が州立である。 で、娘の行きたい大学は、この残りの三校の私立のうちの二つ。 つまり・・・・・私立だ。 ここが問題。 アメリカの大学は、授業料がバカ高い。 娘が一番行きたがっている大学は、年間500万円!! 州立でも、州外となると400万円を超す!私のサラリーマンとしての税引き後の収入を全部払っても足りない(泣) おまけに、息子も留年し、まだまだ大学を卒業してくれそうもないので、当面、あと三年ぐらいは大学生が二人!つまり、はじめに 「そうさせて上げたい」 とか 「そうできたら」 と書いたのは、何も子供自身の成績やテストの出来・不出来ではない。 そう、親が「そのお金をだせるのか?」である。まあ、当然「出せない」んですが(笑) そこで、勢い、返却不要の奨学金やら、無利子の奨学金、あるいは、利子なしの学資ローンや有利子の学資ローンなど、とにかく金策に走らなければならない。誰が? もちろん、親が・・・・。 子供にまかせては置けないし、ローンなどは借りられない。 先日、日本に行って、確定申告を大特急でやったのも、その一貫。 アメリカの確定申告を済ませないと、こういった奨学金やローンの申し込みができない。 そしてアメリカの確定申告をするためには、日本の確定申告が終了していないと出来無い、と、まあこういう具合に、 「娘が大学へ入る」 ⇒ 「資金を確保する必要がある」 ⇒ 「奨学金・ローンを申し込む必要がある」 ⇒ アメリカの確定申告を終了する必要がある」 ⇒ 「日本の確定申告を終了する必要がある」 という順番をきちんとこなさないといけない。 もちろん、親が・・・・子供はテストを受けるだけ。親は金策に走りまわる・・・。 なにか親の方が大変な気もしないではない。 それに・・・・・・・・・・・これらのプログラム、いろいろなWebサイトに、膨大な情報が書かれていて、それを読むだけでも一苦労。もちろん、英語だし・・・・・・・・、 数十ページのサイトを読むと、次々に「リンク」が現れる。 つまり、これについては「ここを参照」、あれについては「こちらを参照」、という奴。 先ほども、何ページが読んでいたのですが、もう疲れました(笑)期限は、明日まで!! 大変だあ~。
2012.02.29
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最近、元気のない日本で、今日の2つのニュースも、残念なものだった。その2つとは、1.エルピーダメモリー 会社更生法申請2.原発事故調査委報告 ー 政府首脳の無用な介入が混乱を招く 1.のニュースは、以前から取りざたされていた日本の半導体メーカーの苦境をあらためて印象付けたものだし、2.のニュースは、政府の危機対応、ということで、これまた以前から言われていた日本の弱点に関するもの。 この2つに共通するもの、それはリーダーシップということかな、と思う。実業界と政界と、分野は違えども、どちらも強いリーダーシップが、大きな流れを作る、という意味では共通しているし、逆にリーダーシップの欠如が、大きな困難を引き起こす、ということでも共通している。 ただ、エルピーダに関してのニュースの論調を見ると「遅すぎた対応」とか、つまりは苦境にはまってからの打つ手が遅すぎた、あるいは手詰まりになった、という論調が目立つが、果たしてそれが主原因だろうか、と考えざるを得ない。 その論調は、いつも、「韓国勢」つまり、サムソンやLGなどとの競合が語られるが、その一方でアメリカの半導体メーカーもまだまだ頑張っていることを忘れてはいないか? 一昔前だったら、日本メーカの台頭とアメリカのメーカーの衰退、という図式だったものが、いつからか、アメリカはインテルを初め、生き残りをかけた戦略を打ち出し得たのに対し、日本はいつまで経っても韓国勢などとの価格競争にはまり込み、そこから抜け出せないままに終わってしまった。 もう昔とは違って、賃金水準の違いなどは、なんの理由にもならない。日本企業の賃金水準がアメリカの半導体メーカーの賃金水準よりも割高だ、とは言えないからだ。 ではなぜ日本のメーカーが苦境にハマったのか?と考えると、そこには、上記の2つに共通して見える「リーダーシップ」の欠如というのが浮かび上がってくる。 いや、もっと言えば、日本企業の良さでもあり弱点でもある「全員経営」的な構造がもたらす、意思決定の遅さ。 誰も責任をとらずに、結論を先送りにする体質。 一方の、原発事故における菅首相らの行動は、率先して陣頭指揮に立つのはいいのだが、その介入の仕方が「リーダーシップ」的な介入ではなく、それこそ素人の余計なお世話的な介入だった点にあり、これはリーダーシップの欠如というよりは、リーダーシップの内容そのもののおそまつさだろうか。 今、世界の企業を相手に仕事をしているが、日本企業の決断の遅さは群を抜いている。他の国の企業なら、一週間や二週間で結論が出るような案件でも、日本の企業だと一ヶ月や二ヶ月ならまだしも、数カ月経ってもまだ結論が出ない、ということもザラ。 同じような賃金体系で働いていても、同じ事をするのに10倍も20倍も時間がかかる、ということは、それぞれの仕事における単価がそれだけ高い、言い換えれば労働生産性が低い、ということでもあるし、そんなことをしていて、この動きの早い現代の先端技術産業で生き残れるわけがない。 そんな懸念をだいぶ以前から抱いていたのだが、それがこの2012年3月切り決算において、多くの企業が軒並み不調、低調にハマっていることを見るにつけ、ますます強くなっている今日この頃。
2012.02.28
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まあ、変なタイトルですが・・・・子供を持つ親としては、ぜひとも考えなければならないことでしょう。ともすると、「教育」と名がつくと、「勉強」は「学校」、音楽やピアノは「ピアノの先生」、受験対策は「塾」・・・子供に「教える」ということに関して、親の義務を放棄してはいませんか、って。 いえ、自分にも言っているのです。 学校で教えてくれること・・・・、そんなのは、生きていく上で必要な知恵のホンの一部です。「教えてくれないこと」と言ったら、それこそ、山のようにある、という現実を考えないといけない。 人への思いやり、礼儀、誠実さの大切さ、試練に会った時の対処の仕方、お金の使い方、友人との付き合い方、社会生活を営む上で、学校や塾、ましてや「ピアノの先生」に教えてもらえないことなんて、数えきれないほどあります。 というより、学校で習うのは主に「知識」であって、それ以外はすべて別の場で学ばなければならない。もちろん、「学校」という「社会」の中で生活してゆく中で自然に身につくものもあるでしょう。 でも、そうでないものも多くあります。 昔は、これらを親が子供に教えていたんでしょうけれど、こと「教える」ということに関して、なまじ「学校」や「塾」などがあるがために、本来親が子供に教えるべきことまで、そういった「外部」に押し付ける、もしくは「期待」してはいないか・・・ で、実際に、学校で習った「知識」が、生活の中で役に立つ、ということはあまりない。特に中学以上で習う、数学、物理・化学などの自然科学、地理・歴史などの社会科、オトナになって、その内容を覚えている人がどれだけ居るでしょうか。 覚えていなくとも、社会生活を営む上で大した問題にはならない。 一方、人との付き合い方やお金との付き合い方を知らずに苦労し、問題を起こして取り返しがつかなくなっている人は掃いて捨てるほどいる・・・ なにか変だとおもいませんか?こういうことを教えるのは、本来は親の役目なんでしょうけれど。 残念ながら、親にも教えるだけの経験がない場合もあれば、「正解」をしっているわけでもない。 なにせ、当のオトナたちが日々それらの問題で悪戦苦闘しているわけですから。 でも、経験の中で、「最低限これは・・・」というのはあるハズ。 もしかしたら間違っているかもしれませんが、少なくとも、自分にとってはそれが「真実だった」というような経験。 それを子供に与えるのは、やはり親の義務でしょう。 それを子供がどう受け止め、どう自分の生き方のなかで生かしてゆくか、それは子供自身の問題。 けして強制はしてはいけないし、出来るものでもない。 ヘタをすると反発を生むだけ。
2012.02.27
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何を今更!なタイトルですが(笑) 最近、ブログを始めた頃そうであったように、あちこちのブログを訪問しています。 この楽天ブログだけではなく、「音楽」ブログとして始めた、アメーバブログも含めて、今まであまり興味はあっても、ブログ、という形では接点がなかった方面のものも含めて、いろいろ見て回っています。 いやあ、世界は広い! これ実感です。物理的な世界、という意味ではもちろんなく、あらゆる人が、いろいろな分野で、様々な事柄に関して書いているのを読むと、いかに今まで自分が「狭い世界」にいたか、がよくわかります。 これはちょうど、早期退職した直後、ブログってなんだ?と、2004年のこの楽天ブログを立ち上げた頃に似ています。 その頃からすると、自分の生活、考え方、感じ方、すべてが相当変わってきています。今、徘徊しているブログたちも、そのころには見向きもしなかったジャンルのものも多くあります。 しかし、こういったネットの世界、良きにつけ悪しきにつけ、要は使い方次第ですね。 少なくとも、自分の生活には、本当にプラスに作用している部分が多いので、感謝することが多いのですが、唯一、PCに向かう時間が増えすぎる、というのが欠点といえば欠点でしょうか(笑) さて、今も拡大し続ける「広い世界」・・・・・・どこまで拡大するのか、そしてそこに何があるのか・・・・楽しみではあります。
2012.02.19
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今までずっとウィンドウズのPCでは、付属されているMS IMEを日本語入力として使ってきた。 しかし、最近、なぜか「おもう」と書いて「思う」に変換できなかったり(候補にさえ出てこない!)、「いう」と書いて「言う」という漢字が出てこない、とか、どうも様子がおかしくなり、なんとかならないか考えていました。 加えて、このMS IME、どう考えても「バカ」です(笑)例えば、自分の名前、何度入力しても、その候補一覧の中では下の方に出てくる・・・最近のローマ字入力だったら、よく使う言葉は、その頻度に従って、候補の優先順位も変わる、いわゆる「AI」機能が充実しているのですが、このMS IMEはほとんどないに等しい。 というか、あるのかも知れませんが、私が知らないだけかも知れません。 ということで、今日、「日本語入力」で検索したら「Google日本語入力」というのがあって、ちょっと見たら良さ気なんで、即座にインストールしてみました。 この日記も、このGoogleの日本語入力で書いています。 今のところ、非常にサクサクと入力できて、今までの入力と比べると倍くらい早い感じです。 さて、このままなんの問題もなければいいのですが・・・・・・
2012.02.17
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日本の確定申告のことを、アメリカではTax Returnと言います。 まあ、給与所得者も含めて、アメリカでは全員が確定申告をする必要があるのですが、多くの場合、給与から天引きされているTAXが、この申告によって、その一部が戻ってくるから、Tax Returnと呼ばれているんでしょう。 税金が戻ってくる理由の大きなものは、不動産のローンの利息支払いや医療費などでしょうか。特に、ローンの支払い利息は年間数千ドルにもなるので、これが所得から控除されると、税金がぐっと下がり、あらかじめ天引きされていた税金との差額が戻ってくる、という形です。 先週まで日本で確定申告を完了し、こちらの確定申告に反映させて、こちらの税理士に申告しました。あとはこの税理士が、アメリカのTax Returnを作成してくれます。 いろいろなソフトが出回っていて、自分でやる人も多いのですが、日本の税金を始め、ちょっと複雑な私の場合は、毎年税理士にお任せ。 この税理士に提出する資料をつくるだけでも大変なんですが、なんとかそれも昨日で完了しました。今年は、娘の大学進学のための、奨学金申請をする必要があり、この奨学金申請にはTax Returnの結果が必要、ということで、今年は例年になく早い準備でした。 さて、今年は(いくら)戻ってくるでしょうか!!??
2012.02.15
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このところ、日記をさぼりっぱなしです^^;いえ、何もしていないわけではないのですよ、いろいろと有りまして・・・・ その「いろいろ」の中の一つは、実は10日ほど前から日本に来ております。つまり、この前の日記を書いたのがアメリカで、翌日から日本に来ていました。 この時期の日本行きは、当然、「確定申告」が主目的です。ただ、今回は、いろいろと私の両親のこととか義父の件、とか、皆、高齢なのでいろいろありまして、確定申告がなくとも日本に来ていたかもしれません。 いずれにしても、今年の確定申告、今日、私個人の青色申告分と、両親の白色申告2件、提出して、一応終了しました。 自分の分は、帳簿を整理して税理士に出し、最終確認と清書・電子申告をお願いしているので、実質は先週中に終わっていたんですが、両親の分は、全て手計算(と言っても、PC上のエクセルでやっていますが)なので、時間がかかりました。 いや、時間がかかったのは、100枚以上に及ぶ、両親の「医療費控除」に関する整理と計算でした。 本人3割負担にしても、二人合わせて110万円の医療費! 入院は二人合わせて5回!! とにかく、見積もり書・請求書・領収書の山です・・・・私個人の方は、アパートの入居状況が一昨年より良かったため、収入が増え、かつ、高校生の扶養家族に対する控除が、高校無料化のあおりかなにか知りませんが、25万円も減っているために、申告税額が大幅アップ!! 昨年の税額の約倍でした(泣) 始め、え!なんでえ?と思ったのですが、中身を見ると間違っていない。 高校生の扶養控除減額は知りませんでしたので、これはショック(笑) 高校無料化によって、なんの恩恵も受けていませんので、単に税額が増えただけ・・でも、まあ、税金をたくさん払って、日本国に貢献できる、という喜びをかみ締める事に致しましょう(笑)
2012.02.06
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こんなデータもあるんですねえ・・・・・ Undergraduate Degree / Total / % Who Are 1 Percenters / Share of All 1 Percenters Health and Medical Preparatory Programs 142,345 11.8% 0.9% Economics 1,237,863 8.2% 5.4% Biochemical Sciences 193,769 7.2% 0.7% Zoology 159,935 6.9% 0.6% Biology 1,864,666 6.7% 6.6% International Relations 146,781 6.7% 0.5% Political Science and Government 1,427,224 6.2% 4.7% Physiology 98,181 6.0% 0.3% Art History and Criticism 137,357 5.9% 0.4% Chemistry 780,783 5.7% 2.4% Molecular Biology 64,951 5.6% 0.2% Area, Ethnic and Civilization Studies 184,906 5.2% 0.5% Finance 1,071,812 4.8% 2.7% History 1,351,368 4.7% 3.3% Business Economics 108,146 4.6% 0.3% Miscellaneous Psychology 61,257 4.3% 0.1% Philosophy and Religious Studies 448,095 4.3% 1.0% Microbiology 147,954 4.2% 0.3% Chemical Engineering 347,959 4.1% 0.8% Physics 346,455 4.1% 0.7% Pharmacy, Pharmaceutical Sciences and Administration 334,016 3.9% 0.7% Accounting 2,296,601 3.9% 4.7% Mathematics 840,137 3.9% 1.7% English Language and Literature 1,938,988 3.8% 3.8% Miscellaneous Biology 52,895 3.7% 0.1% こんなデータを見て、自分の大学の進路を決める子がいるんだろうか?居るんだろうなあ・・・・
2012.01.25
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さて、昨年から始めたピアノ。 二年目に突入しました。どうなることか、と思っていたのですが、意外や意外、まだ続いております(笑)で、昨年後半から、ブルグミュラーの練習曲に取り組んできました。 昨年は8月から12月にかけて、1番から5番まで。(やった、というだけで、まだ満足に弾けていませんが・・・・) 今年は、そこで6番から再開しました。 練習開始が1月の10日か11日ごろ、つまり10日ほど前です。 で、早速、自分の動画アップ基準60点を超えましたので、アップしてしまいました!ブルグミュラー 25の練習曲より 6番「前進」 しかし、譜読みに苦労しています。 いや、その大元はリズム感の欠如かな? とにもかくにも、今年もこのブルグミュラー、継続します。 目標10曲!!できるかなあ?
2012.01.22
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4年ほど前に家のお世話をした駐在の方が、今度日本に帰られる。そして、その後任の方が来られるので、またまた賃貸の家探しをお願いされた。 う~ん、先日、二人の方から5月、6月に家を、というお話を頂いたばかりだが、今度の方は、3月。 これで、今年の前半は3人のクライアントが出来た。 昨年は年間で4人。 まあ、一人の方は購入だったので、賃貸とは比較にならないが、それでも4人は4人。 できれば、年間7~8名のお客様を継続的にお世話することが出来たら、サラリーマン収入の2ヶ月分ぐらいにはなる。 今年の状況を考えると、子供の進学と合わせ、日本の両親の状況が予断を許さないので、しばしば日本に帰る事になるかもしれないし、一回の往復で10万円単位で費用がかかるので、相当な臨時出費を覚悟しなければならない。 先日書いた「年収200万円アップ大作戦」の中の一貫だが、なんとか「口コミ」宣伝を強化して、この年間7~8名のお客さまを確保したいものだ。 その中での、今の時点でもう3名、というのは、非常にいいスタート。 さあ、稼がなくっちゃ!(笑)
2012.01.21
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昨日、共和党のサウス・キャロライナ州での候補者討論会がニュースになりました。読んだ方も居られるかも知れませんが、耳を疑うような見出しでした。 筆頭候補者である、現(元、か?)マサチューセッツ州知事に始まって、他の候補者も揃いも揃って、テロの相手に矛先を向け、「殺せ、殺せ」の大合唱になったそうですし、唯一、海外派遣軍の縮小を唱え、「自分にされたらいやなことは、他人にもしない」という、ごく全うなことを言った候補者がブーイングを浴びる・・・・ まあ、保守勢力が強い南部での集会とは言え、ちょっと異常です。 これは、愛国心を逸脱して、狂信的とも言えます。 南部と言うと、バイブルベルトと言われるほど、クリスチャンの信者が多いのもこの地域ですけれど、それと、この「殺せ、殺せ」の大合唱がどう繋がるのか、全く以って不可解です。 テロの脅威を前面に出すのは、ブッシュ大統領も同じ手法でしたが、国内をまとめるのに、外に敵を作るのが一番てっとり早いし、効率的である、一種の政治手法です。 そのテロをそもそも引き起こしたのが、米国の各種利権確保のために諸外国で行なってきた数々の施策が、その国々で、ひどい圧制と抑圧を生み出し、その抑圧された人々が米国を敵と見なして、生活防衛のために立ち上がった結果だ、というようなことは、完全に置き忘れています。 というより、そんなことを考えた事もないんでしょう。 対テロに関しては、大方のアメリカ人は、「米国の正義」に対する「無法者」の挑戦である、というような、皮相的な見方しかしていない。 あくまで自分達は正しく、やつらは「悪」であり、徹底的に殲滅する必要がある、と。 それは、何の関係もない一般の人々まで巻き込むテロを擁護することは出来ませんが、逆に、その国々で、そういった「一般の人々」を特に抑圧し、ひどい飢餓や内戦で多数の死者を出してきたアメリカの行動などは、全く省みられません。 ここにも、外に「敵」をつくり、自分の中の「闇」に目をつむる、という、人間の陥りやすい考え方、行動の仕方が如実に現れています。 人と人との場合でも同じでしょう。 自分の「闇」を見つめることなくして、外部の、他者の「非」ばかりを強調し、追求し、敵対する人の間に、果たして「平和」「仲間意識」「共存意識」などが生まれ得るでしょうか? 冒頭の、アメリカの共和党のニュースを聞いて、暗澹たる気持ちになったのは私だけではないでしょう。 今、アメリカは、内憂外患に遭遇し、オバマ大統領の、そして民主党の評価は日に日に落ちてきています。 ここぞとばかりに、その隙をついて、こういった「自分達は正義、悪いのは相手」という形での敵をつくる・・・・。 絶好の環境です。 アメリカの今後に、非常な危険な兆候を感じる、今日このごろ・・・・
2012.01.19
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う~ん、困ったもんだ・・・高校4年(日本の高校3年)の娘が、遊び歩いています(笑)なんでも、「シニア(最上級生)になったら、みんなそうだよ!」らしいのですが・・・高校3年生の最後に大学受験がある日本と違って、こちらは願書の提出だけ。あとは、よほど最終学年の成績が落ちなければ、入学許可がもらえた大学には行ける(ハズ)。 まあ、日本のように、灰色の高校3年生とか、家族中が受験生のためにピリピリする、とか言うのもどうかと思いますが、逆に、一番吸収力が旺盛な18歳、という時期を遊んで過ごしていいものかどうか・・・・ まあ、遊ぶ、と言っても多寡がしれているんですが、1.学校は最低限しかいかない。 友達が休んだから、今日は私が・・とか、2.友達とボーリングへ、とか言って、11時過ぎまで帰ってこない・・・とか、3.今日は大学のお友達のところへ行って、泊まってくるね!・・・とか、まあ、最低限、宿題はやっつけ、成績はAかBをキープしているんで、いいんですが、本人が言うには、シニア(最上級学年のことをこう呼ぶ)になったら、授業もあまりない、とか。 本当か? 確かに、高校3年までの3年間はあまり遠足とか日本で言う修学旅行なんてのも無く、この4年生に集中していて、何か、しょっちゅうどこかへ出かけるような気がしている。 確かに、「大学へ入ったら、思いっきり遊ぶぞ!」という日本(笑)と違って、大学へ入ったら、それこそ「勉強漬け」になるこちらの学生にとって、高校4年生というのは、大学進学が決まっている限りにおいては、まあ息抜きの期間なのかもしれませんが・・・ にしても、ちょっとなあ・・・・・・・・・・・
2012.01.17
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今日もいつも通り教会へ。 聖書勉強会は最近あまり面白くないんでスキップして、礼拝にのみ参加。 それに今日は第三日曜日。 教会員の皆さんが腕によりをかけて昼食を持ち寄り、それを皆で食べる日です! なので、いつもこの第三日曜日は楽しみ(笑) 昼食を取りながら、新しく来られた方の紹介や日ごろの活動の報告などもあるのですが、今日は、牧師さんのお嬢さんのカンボジアへのミッショントリップの報告。 カンボジアを言えば、その昔、ポルポト政権による大虐殺が行なわれたところ。 その首都プノンペンへ一週間のミッショントリップに行って、その紹介をスライドを使って報告されていたが、やはり、こういった旅に若い人が行く、というのは、私の娘の場合もそうだが、いろいろ考えさせられたようだ。 クリスチャン人口は1%以下、という国への宣教師の派遣とそれに伴う奉仕活動が今回の目的だったらしいが、いろいろと考えさせられました。 多分に、先日来読んでいる「なぜ宗教は平和を妨げるか」で書かれている世界の現実と、今回の報告の内容がオーバーラップしたこともある。 ところで、忘れないうちに、今日の礼拝での覚書き。1.子供への聖書教育 ⇒ 話の単純化 ⇒ 現実とのギャップ ⇒ 大人でさえ悩む2.実際の「現実」の中での在り方こそ問題3.宗教が根本的に持つ「因」と、それを「現実化」する人間の「闇」4.「闇」を正面から見つめる事の重要性5.「宗教」「信仰」 ⇔ 「滅私」との関係6.「キリスト教」はイエスが始めたのか? 答えはNO. では誰が?7.信仰と組織の論理 、 宗教の「社会性」8.説教のテーマ 「12使徒の選ばれた理由 ⇔ 人間の資質」9.「対象化」と「内在化」 必要なのは「内在化」10.多様性の容認 ⇔ 「ベクトルをあわせる」ことの重要性 ⇔伝道と教会11.「差異を話し合う場」の欠如 「差異」とは何か?12.「裁く神」の必要性 と 日本人の宗教観13.教会の必要性・重要性 ⇔ 内村鑑三の「無教会主義」14.「権威」・「力」の必要性とその意義 ⇔ 弊害の認識 などなど・・・・・。 どれ一つとっても、考えた事を書き始めたら、この日記ひとつや二つでは済まなくなりそう・・・・・・・・
2012.01.16
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これは、私の言葉ではなくて、Mixi上で「主婦・主夫 in America」というコミュがあるのですが、そこに出ているスレッドのひとつです。 これがなかなか面白い。 ちなみに、外国人が、日本に長く居すぎてしまったと思うとき、というものの紹介があるんですが、これも結構痛いところをついています。 例えば、外国人が、日本に居すぎた、と思うときは1.外国人が電車に乗っているのを見て、「わおっ、ガイジンがいるっ」と思うとき。2.写真撮影のときにピースサインをしてるとき。3.自分の国に帰ってから、みんなと飲みに行って、全員のビールを注ぎ始めるとき。4.電話中にお辞儀している自分に気付くとき。5.どうでもよい商品に4重の包装紙が当たり前だと思うようになったとき。6.自動販売機で、何のためらいもなく紙幣を入れるとき。7. 家が10平方メートルでも広いと思うとき。 (ほっとけ) とか、なかなかユーモアもありながら、鋭い観察眼に感心することも多い。 一方、日本人で、「長くアメリカに居すぎたな、と思うとき」というのも、負けず劣らず面白い。例えば、1.甘すぎるケーキを食べても頭痛がしなくなったとき。2.ファストフード店での飲み物のお代わりがただ、が普通になったとき3.人がドアを開けて入った後に続けて入ろうとしたら、ドアを押さえてくれていなくて、ドアが閉まってムッとしたとき4.結構な雨でも、傘は面倒だから持って行くのはよそう、と思うとき5.高速道路に乗ると、すぐクルーズコントロールを使う癖がついたとき6.日本語と英語が日常会話の中でちゃんぽんになってきたとき7.PCじゃなくて、紙にペンで字を書こうとしたら全然漢字が書けなかったとき8.ビールをグラスに入れず、ボトルからそのまま飲んでいるのに違和感を感じなくなったとき といろいろ出てます。 6の日本語に関しては、もしかしたら、日本に居る人も同じかも、とか思ったりしますが、私もちょっと考えてみました。 1.家に白人、黒人、アジア系の子供がちゃんぽんで来ていても違和感を感じなくなったとき2.コタツがないことに、さびしさを感じなくなったとき3.家にトイレが複数あることを特に便利だと感じなくなったとき4.たばこを買いにいくのに、車で行くことが当然だ、と思うようになったとき5.水道の蛇口をひねって、なかなかお湯が出ないと、すぐにどこか壊れたんじゃないか、と不安になるとき6.どこへ行くのにも、おしゃれ、とか身だしなみに、ほとんど気を使わなくなったとき7.時々、靴のまま家の中を歩き回ってしまい、罪悪感を感じなくなったとき8.知り合いから贈り物をもらって、あれ、今はお歳暮かお中元の季節だったかな?と思うとき9.買い物に行くのに、必死に割引クーポンを探している自分を発見したとき10.ファストフードで、1リットルも入りそうなコップでコーラを飲んでいる人を見ても何も感じないとき などなど、まだまだいくらでも出てきそうです。 長年居ると、それが「当たり前」になってしまって、アメリカに来た当初の感激も喜びも忘れている、ということが多い。 で、時々日本に帰ると、あ、日本はこんなだったんだ、と改めて気づいたりする。風呂に入るのに、脱衣所で脱いでいると寒い!全館暖房が当たり前になっている・・・出かけるときに、すぐ車のキーを確認しようとして、必要がないことに気づく・・・ちょっと買い物に行って、両手にビニール袋5袋に重たいビールなどが入っていて、つくづく買い物が大変だ、と思う。 買い物は常に100%車なので、長い時間重いものを持つ、ということがない・・・日本のビジネスマンが使っているパソコンを見て、やけに小さく見える。 そうか、日本では、これを持って毎日会社を往復するんだものな、と。会社まで車で20分「も」かかる、と思ってしまうとき、というのもありますね。 日本の満員電車で50分、60分、というのは、今となっては考えられない・・・ 今の生活、今の状況が、どれだけ恵まれているのか、どれほど幸せなのか、そういったことって、やっぱりそうでなかった時のことをきちんと覚えておかないと、すぐに気づかなくなってしまいますね。
2012.01.15
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変な話、この歳になっても、自分がなにをすべきなのか、をはっきりと分かって居ない。ただ生きて、仕事をして、結婚して、子供を育てて、幸せを追求して努力して、そして死んでゆく、ただそのために生きているのか?と。 自分の中では「違う!」という答えが返ってくる。「違う」としたら、一体何か、という問いが次にくるのだが、その答えは全然返ってこない(笑) これは何も、「どうせ死んでゆくんだから、何やったって」と言うニヒリズム的な感傷から来ているのではない。 私自身に関していえば、この「ニヒリズムの危機」は自分なりに脱したと思っている。今、だから、考えている事は、その先にあるもの。 積極的な意味で、「自分がやるべきことは何なのか?」まだまだ「学び」は続きそうです。
2012.01.13
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このところ、いろいろ出費がかさむ話ばかりで、肝心の大苦戦が予想される今年の家計を乗り切る先日の「大作戦」がぜんぜん立ち上がらないままですが・・・ でも今日、第1副業の方の不動産屋として、今年初めてのお話が舞い込みました。日本から赴任された方、アメリカ国内で移動される方、一度に2名! どちらも賃貸家屋の斡旋ですが、今年7~8名のお客様を獲得したい私にとっては、この2名というのは大きい。 なにせ、昨年は一年で4名、4軒でしたから・・・ただ、昨年もスタートは好調だったのに、後半失速。 なので油断、楽観は禁物ですが・・。 宣伝もなにもしていない私にとっては、誠心誠意仕事をさせてただくことだけが、言って見れば宣伝なので、今回も一生懸命やらせていただき、次につなげたいと思っています。 第2副業の翻訳の方の仕事も、発注先の仕事が増え続けているようなので、こちらの「新規受注」も近々ありそう。 こちらは不動産業ほどの収入に結びつかないかわりに、やればやるだけ100ドル単位で確実に収入アップができるので貴重です。 さあてと、かわいくない息子の留年とかわいい娘の大学進学のために、老骨にむち打って頑張るとしましょうか・・・・
2012.01.12
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実は、この楽天ブログ以外に、二つ(本当を言えば三つ)の別のブルグを書いているのですが、そのうちの一つは、少し前まで 「幸せのカタチ」と題して、私自身の幸せとは何か、もっと言えば「人にとっての『幸せ』とはなにか」ということを少し書き始めていました。多少、この楽天ブログで書いていることと重なる部分がありますが、より集中した形で書いていました。 私自身、この問いに対する答えは、いろいろな紆余曲折を経て、今現在思うところでは、という回答を持っているのですが、当然、この問いははなはだ主観的な面があります。 ですので、私自身が考える「幸せのカタチ」というものは、けして普遍的なものではありません。ですが、世の中に満ち溢れる「不幸」を見るにつけ、こう考えれば、同じ状況の中で「幸せ」を感じることが出来るハズ、ということは往々にしてあります。 この命題の、私の中での追求は、50歳で早期退職した時の前後から、急速に自分自身の中で芽生えてきた、「人間の存在意義」への疑問と並行して始まりました。これは、今まで折に触れて、ここに書いてきたとおりです。 こんなことを考え始めてから、ほぼ10年。 だんだんと、自分の中でその問いへの回答が明確になってきているのを感じると同時に、その回答が次の疑問へと繋がっている、というのが素直なところです。 人はなぜ生きるのか。 あるいは、生きなければならないのか。 自分はどこから来て、どこへいくのか。 なぜ「自殺」はいけない事なのか。 善と悪とはなにか。 人間存在の究極の目的は何か。 もっと言えば、この「世界」の存在意義はなにか。 この「世界」というのは、いったい何なのか。 生命の、非生命との対照における「意味」とはなんなのか。こういった、もろもろの根源的な疑問に対する一定の、自分が納得できる回答が得られた今、次の疑問に今ぶつかっています。 つまり 「そのような世界、そのような人間の存在意義、そのような生きる意味を前提としたときに、では、今自分はどう生きるべきか」という疑問です。 この疑問は、ほとんどの人が抱く人生に対する疑問だと思うのですが、普通は「自分はどう生きるべきか」という疑問が先に来て、それから、その疑問を追及する過程で、いろいろな疑問が生じ、それを追求してゆく、というのが普通だと思います。 ただ私の場合は、歳も歳だったので、それがたまたま「人間の幸せとは何か」という疑問から発して、同じ疑問にぶつかり、それが回りまわって、「ではどう生きるべきか」という疑問に戻ってきた、という感じです。 ただ、同じ疑問でも、その出発点は大きく異なっています。昔は「考え方」という面が強かったのですが、今は、具体的な実践面での問いかけに変わりつつあります。 今日も、午前中の教会での礼拝、 そして午後からの人間存在に関する勉強会を通して、この一点を考え続けた一日でした。
2012.01.09
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ゴルフ、行ってまいりました! 今年初めてのゴルフ!と言っても、昨年は一回しかやらなかったので、これが今年最初で最後のゴルフになるかもしれませんが・・(笑)途中、雨に降られましたが、寒くは無かったんで続行! 一昨年以来、100を切る!を目標にやっておりますが、さすがに10ヶ月ぶりにクラブを握り、練習も全くしていない、という状態で、なおかつ、今日のコースは、アトランタ周辺では屈指の難コース!! 水につぐ、水、池、クリーク・・・・これだけ水ばかりのコースは日本ではあまりありません。 っと、皆嘘じゃありませんが、まあ言い訳けを先に並べていることからわかるように、目標は達成できず(泣) 103でした。 惜しい!! あの5パットが無ければなあ、というタラ・レバゴルフですが、しかし言いたい! 今日のコース、フェアウェイも平らなところが無ければ、グリーンもうねっている。5パットのところなんて、打って、坂を上りきらないうちに止まって、戻ってきて、結構強く打ったのに、進んだのはたった20cmだけ、という・・・泣くに泣けないグリーンでした(笑) しかし・・・・体中が痛い! でも、当日に体が痛くなるのは若い証拠、とも言いますから、ま、良しとしましょう(笑)
2012.01.08
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娘は高校4年生なんですが(日本の高校3年生)、日本と違うのは、もうすでに大学への願書は出し終わって、あとは結果待ち、というところ。 大学の入学審査は基本的に高校3年生までの成績とSATやACTなどの共通テストの成績やエッセーなどで決まり、高校4年生の成績は見られることがない。 ただ、たまに、あまりにも4年の成績が落ちると、あとで入学を取り消されることがあるが、それは本当にまれ。ということで、高校4年生というのは、日本とは反対に、一番のびのび出来る時期かもしれません。 そのせいもあって、昨日から正月明けの学校が始まりましたが、娘は同時にアルバイトも始めました。 レストランの受付 兼 客の案内係。 こちらでは、受付とウェイトレス(こちらではサーバーという)は別職種で、それぞれ給料も違います。 サーバーの方が安いのですが、その分、サービスをよくすればチップがもらえ、人によってはチップの収入の方が給料よりも多いらしい。 とにかく、娘はアルバイトを始め、夏までに何ドル貯めるんだ!とか張り切っています。どうも、最近、娘の大学進学に合わせて、私が今後の授業料+生活費をどうしていこうか、悩んでいるのを観て、お小遣いぐらいはは自分で稼ごう、ということらしい。(笑) う~ん、喜んでいいのか、悲しんでいいのか・・・・・
2012.01.07
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以前に紹介したことがある、娘の同級生のピアノの天才少年。彼が、ピアノ、バイオリンだけではなくて、数学・物理の天才であることは書きました。 そして、先月のクリスマスコンサートの時には、バイオリンをコンサートマスターとして弾き、ピアノコンチェルトを弾くという大活躍の中で、彼がハーバード大学へ特待生として入学が決まった、とアナウンスがありました。 まだ16歳ですからね! それがハーバードへ特待生で!そうしたら、今日、地域のコミュニティー新聞が来たのですが、今度は彼が、 「二年連続 シーメンス財団の奨学金400万円を獲得!」のニュース。彼は確か、何かの物理の研究発表でも、州で優勝し、なにがしかの奨学金をもらっていたはず。しかし、今回は物理の方ではなく、数学の方で、 「ネットワーク理論や複雑系理論に対するグラフ理論の応用に関する研究」という「数学」の研究に対する奨学金でした!彼は、数学でも、例の「世界数学コンクール」に出る州代表にも選ばれていますが、こういった「研究」に奨学金が出る、というのは、学生に対しては異例です。 しかし、ハーバード大へ進学しても、授業料は無料の「特待生」だし、これ以外にもいくつか奨学金をもらっているらしいので、さらにこの400万円をもらってどうするんだろ? 普通の生徒は、うちの娘も含めて、大学進学は成績ももちろん大事だけれども、それ以上に、学費がバカ高いアメリカの大学の場合は、奨学金がどれだけもらえるか、が進学先を決定する大きな要素となる。 娘も、今のところ、「進学可能性」がある大学は2校あり、今後はまだ増えるかもしれないが、「進学してもいいですよ」と入学を許可されても、そこに行けるかどうかはわからない。 最後はどうしても経済面との相談になる。 うちの娘に、10分の一でいいから分けてくれないかな、と思った記事でした(笑)
2012.01.06
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ギターに見切りをつけ、57歳からピアノを始めたリンロンですが、なかなか同じような境遇(?)の人を見つけるのは難しいものです。 大人から始めたピアノ、という形でYouTubeに載っている多くのビデオも、20代後半から40代後半の人たち。50代になると見当たらず、還暦から、という人が居ましたが、これはちょっと違う。 57歳で、一からピアノを始めた、と言ってはいても、実際に多くの初心者がはじめに苦労するであろう読譜に関しては、ギターを多少やっていたので、少なくともト音記号で読譜と、コードネームあるいはコード理論に関しては多少なりとも知っていました。 なので、「一から始めるピアノ」と言っても、そのスタート地点において、多少のアドバンテージがあったわけで、その点に関しては、「3ヶ月でここまで弾けるなんて・・・」とか「11ヶ月でこの演奏は・・・」とかのコメントをもらうたびに、多少の後ろめたさを感じておりました(笑) ところが、昨日、バックグランドがほとんど同じような方をYouTubeで見つけて、早速コメントを書いてしまいました^^; 同じように、長年ギターをやってきて、50歳になってピアノを始めた人。手持ちのギターをオークションに出しているようなので、ギターを諦めたのかもしれません(笑)同じように、ギターという楽器で、それなりの演奏をするにはかなり弾き込まないとだめで、音を出すだけで苦労してしまう。 また、練習をサボると指が動かなくなるのは、もしかしたらピアノ以上かもしれない。 てなことで、同じように、同じ「音を出すだけ」だったら簡単なピアノに鞍替えし、音を出すことに苦労していた分を、そのあとの「どんな音を出すか」に振り向ける、という選択をしたようです。 今まで同じような背景の人がいなくて、比べようが無かったのですが、この人はもしかしたら絶好の比較対象かも・・・・・ 敵は(あ、これは私がいったのではなく、この人がコメントで、勝手に「ライバル登録」した、ということなので。笑) まだ50歳。 バイエルからスタートして、今半ばまで行っているらしい。スポーツでも勉強でも、いい意味での「ライバル」というのは、有って害はないどころか、かなりの部分、モチベーションを維持する上で、大きなウェイトを占める。 彼女ができて、あるいは彼氏ができて、急に真面目になったり、綺麗になったりすることもあるし、もてたい一心で、あるいはライバルに勝つために、一所懸命、何かに努力することが、結果として人間の成長を助けることも多々ある。 その意味では、「動機」に純粋も、不純もないんでしょう。 「楽しむ」ことだって動機になるなら、「あいつには負けたくない!」だって素晴らしい動機になりうる。 結果に結びつくなら、この動機という奴は、あればあるほどいい。と言いながら、今日は、ひょんなことから、妻の日本行きの飛行機の検索、調査で、大事な午前中をつぶしてしまいピアノを弾けずじまい。 さあ、明日からは頑張ろう!!
2012.01.04
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皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 年末に、珍しくニューオーリンズへ旅行しておりました。と言っても、息子は日本、娘は教会のミッショントリップ、ということで年明けまで居ない、というので、じゃあ、我々もどこかへ行こうか、と妻と二人で行ってきたわけですが。 初めてのニューオーリンズ、なかなか楽しめました。時々は、こういった「非日常の経験」というのもいいものです。 さて、年が明けました。 クリスマスが「大祝日」のアメリカでは、正月、というのはあまり大きい節目ではないのか、どの会社も休みは元旦だけ、というのが普通。 今年はたまたま元旦が日曜日だったため、2日も休みになったが、例年だと今日から仕事が始まっている。 が、それも今日まで。 明日にはもう仕事です。アメリカに来て20年を超えたのだが、どうもこの新年の頭、三が日からもう仕事、というのには、なかなか気分的に慣れない。 学校も、5日から始まるのだが、せめて、それと同じくらいの休みは欲しいなあ、といつも思う。 しかし、国民全員がキリスト教徒でもないこの国で、なんでクリスマスがこんなに大々的で、正月がさびしいのだろう? アジア系は、どちらかと言うと「正月派」かもしれないが、中国が祝うのは「旧正月」。 だから、アジア系の人口が増えたから、と言って、正月に休みが追加される気配は全く無い。 まあ、正月にしても、もとはと言えば「西暦」の下での「正月」だから、これだって日本古来のものではないんですが・・・・ そんなことを言ったら、1999年12の月、とか言った、何かの「予言」が全然意味がないことがわかる。 地球破滅は、「西暦」の人だけか?とか・・・(笑)
2012.01.03
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先日書いた、「ニューオーリンズへ行こう!」の旅行計画がだいたい出来てきました。 旅行するのは、アトランタ ⇔ ニューオーリンズ 12月27日から3泊4日。ホテル(モーテルか?)も予約し、ニューオーリンズのジャズ生演奏つきのレストランも予約完了。 一日目 ジョージア州 アトランタ ⇒ ミシシッピー州 ビロシキへ ビロシキ泊 二日目 ミシシッピー州 ビロシキ ⇒ ルイジアナ州 ニューオーリンズ 同泊 三日目 同上 同じく ニューオーリンズ泊 四日目 ニューオーリンズ ⇒ アトランタへ ひたすら運転という日程です。 最終日は終日ドライブなので、実質、3泊3日、という感じですが。で、予算は、交通費、宿泊費、食事代、すべて含めて二人で5万円。 まず交通費は、往復1150マイル 1800km ガソリン代 $100(8千円) (← ハイブリッド車の効果!)次に、宿泊費は、三日間のホテル代が二人で、$200(1万6千円)三番目にメイン(?)の食事代が、三日間で$200(1万6千円) (一日5千円!! 豪勢!!笑) ここまでで合計$500(4万円) あと$120(1万円)は、ニューオーリンズでの観光&音楽鑑賞に使おうか、と思っています。天気も、この4日間はずっと良さそうですし、海辺ですから屋外での楽しみもあるでしょう。また、当然、ピアノバー、ジャズ喫茶(?)、シアター? 行ってみてのお楽しみですが、せっかくのジャズの本場ですから、思いっきり、本場のジャズを堪能してきたいと思います。ただ・・・・・・・ 不確定要素が、ミシシッピのビロキシ。 ここは、ミシシッピー州の南端にある、有名なカジノなんです(笑) 宿泊するホテルも、カジノ付きのため格安。 つまり、お客さんには、カジノでお金を落としてもらおう、という魂胆でしょう。 さて、ここで、カジノの誘惑にどれだけ抵抗できるか!? はたまた、もし誘惑に負けて、スロットマシーンやルーレットなどにはまったとして、どれだけ勝てるか!? (いや、どれだけ負けるか、かな? 笑) この全予算5万円も、すべてはこの一点にかかっているようです。後日、収支報告がなかったら・・・・・・・・・・・・、かなり、凹んだ、と思ってください(笑)
2011.12.24
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私のピアノの先生であるYouTubeには、いろいろな先生が居られます。もちろん、中には反面教師として活躍される方も中には居ますが(笑)、PTNAのサイトを始め、プリント楽譜の宣伝ビデオだって「先生」になる。 でも、やっぱり、教えてくれる先生は「美人」がいい、ということで(笑)、しょっちゅう覗くサイトは、だんだんとピアノそのものから、だんだんと選択基準が変わりつつあるような・・・・・・ 最近よく見ているのが、 松下 奈緒 この人のChocolat とか f なんて曲は結構いいなあ、なんて。また 西村 由紀江 この人の曲は、なんとなくホッとするし、中には、もう少し上手くなれば弾けるかも、と思わせるようなものもある。 自分の「本棚」に「読みたい本」の一つとして、今度日本に行ったときに購入する予定で、彼女の楽譜集をすでに登録してある。 で、この西村 由紀江さんの曲を、この方も弾いていますね。 江崎芙美子 なかなかです。 で、他にも、定番(私にとっては)の、横内 愛弓 さん。 この人のビデオは時々観ていてずっこけちゃうんですが、弾いている時とそれ以外の時のギャップが面白い!(笑) その他にもいろいろありますが、こうやって見ると、やっぱり「女性」ばかりですねえ。 少しは、目をつむりながらでも、男性ピアニストの演奏も聴かなきゃだめかな?
2011.12.23
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昨日、息子は日本へ。そしてクリスマス明けには、今度は娘が、またまた教会のミッショントリップだ、と言って、バスに乗ってテキサス州からミズーリ州をぐるっと回るトリップに参加する、という。 二人とも年内は家に帰ってこない! つまり、年末、年始は誰かさんと二人だけ!!こりゃまずい・・・・・・。 いや、まずいことはないんですが(笑)、「かすがい」である子供がいないまま、一週間以上も二人だけで家に居てもしょうがない。 で、「じゃあ、久しぶりにどこかへ行くか!?」と・・・・・・そう言えば、ここ3年ぐらい旅行らしい旅行もしていないし。もしかしてもっとかな?いくつか候補に挙がったが、車で一日で行けるところで、今まで行った事がないところ、ということで、ニューオーリンズに決定!! フロリダのディズニーワールドがあるオーランドもほぼ同じ距離にあるのですが、もう何度も行っているし、ということで、今回はフロリダからずっと西のルイジアナ州へ。片道約900kmぐらいの長距離ドライブです。 900kmって・・・・東京ー青森ぐらいですかね。 ところで、このニューオーリンズ、数年前のカトリーナの被害からどれだけ復興しているんだろう・・・・・・ 宿は、二人で泊まって5000円以下のマリオット・コートヤードに決定。 まあ朝食は付かないけれど、この値段じゃ仕方がないでしょう。 あ、はるかを犬猫病院に預けなきゃ・・・・・・・。 こっちの「宿泊料金」の方が、人間の宿泊料金より高かったりして・・・・・・ いずれにしても、ジャズの発祥の地。全く今まで訪れたアメリカの諸都市とは雰囲気が違うんでしょうね。 どんなところか楽しみです。
2011.12.22
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明日から息子が日本へ行きます。当然、お金をかける気は毛頭ないので(笑)、航空券がマイレージで手に入ったら行かせてやる、とかねがね言っておりました。 で調べたら、第一希望のJALは、プレミアムエコノミーしか空いていない。でも、6万マイルぐらいのマイレージで日本を往復できる。 これをきちんとお金を出して買うと、$2500ぐらいする! ということは、$2500/6万マイル で、一万マイルあたり400ドル以上。普通のポイントとかマイレージの換算レートだと、だいたい1万マイルが$100、1ポイント、あるいは1マイルが0.8円~1円、という感じなのだが、この場合は、1マイルが3円から4円に相当するので、かなり変換効率(?)がいい。 ところが、JAL、というか日系の航空会社は燃料サーチャージとかTAXとか、いろいろと別料金がかかる。 今回の日本行きの場合に聞いたら、6万円近くかかるという。 いくらマイレージで航空券がただになっても、別に6万円も払うんだったら、息子には申し訳ないが、日本行きはなし!と言っていた。そんなお金ないし・・・(笑) ところが、ところが、JALと同じ、ワンワールドアライアンスのアメリカン航空を当たってみたところ、なんとビジネスクラスなら空いている、という。 この場合は、必要マイル数が8万マイル!! でも、その代わり、JALみたいにサーチャージフィーを取られるということもなく、別に払うのはTAXの50ドルぐらいだけ。 で、ちなみに、普通に航空券を買って、ビジネスクラスで日本を往復したらいくらかかるのか調べてみた。 そうしたら、なんと$8700超!! 日本で買ったらいくらか知らないが、たぶん70万円や80万円するのではないだろうか・・・ それが、8万マイル+$50!!つまり、8万マイルが$8000以上に交換できることになる。この場合の換算レートは、$1000(8万円)/1万マイル!!つまり、1マイル(1ポイント)が$0.1 あるいは8円の換算レートになる!!これって、普通の換算レートの10倍も効率がいい、というか、パフォーマンスが高い。このポイントって、$1使うと1ポイント(1マイル)付くので、日常的にどんどん溜まってくるのだが、これが1マイル$0.1の換算レートで使えるんだったら、すべての買い物を1割引きで買っている、と同じことになる。 う~ん、考えてみると、これは最高のマイレージの使い方かもしれない。 もし、これ以上、変換効率(パフォーマンス)のいいマイレージの使い方を知っていらっしゃる方がいたら、是非教えて欲しいものだ。
2011.12.20
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二週間ぶりの教会。 先週のクリスマス・ページェントは・・・・パスしました(笑)クリスマス、というのはイエスの誕生を祝う日ですから、教会にとっても、クリスチャンにとっても、言ってみれば年間では最も重要な「お祝い」の日なんでしょうけれど・・・ とにかく、今日は二週間ぶりに顔を出し、いつものように「聖書勉強会」に参加したあとに礼拝堂での「説教」を聞く。 なぜか、やっぱり一週間の中で一番、心の『ざわめき』が少ない時間ではある。このためだけでも、毎回参加する意味があると思えるぐらい。 で、今日の勉強会は「マリアの受胎」、そして、説教のテーマは、聖書の中の「系図」について。 細かなことは抜きにして、メモ書きのみ。 「マリアの受胎、つまりイエスを身ごもった事が、本当に処女懐胎かどうかは別にして、それを『祝福』とする天使の言葉に、素直に従うマリア、その状況での「信仰」」 「人間万事塞翁が馬」という故事と、この「受胎=受難」の考え方 「人間が遭遇する『試練』や『困難』と、それに対する人間の考え方」 「『信念の強さ』は何によって得られるか?」 「信じることができる人の強さと、人生の受け止め方」 「系図は重要、と言っても、そして、いくらマリアの夫のジョセフがアブラハム、あるいはダビデの血を引くもの、と説明しても、マリアの処女懐胎が真実だったら、その『血』はそこで断絶していないか?」 「系図は、ほとんど男性中心」マリアの系図はない。 「聖書の言葉の真実性を、やっきになって証明しようとするが、マリヤが一人で居て、そこに天使が現れて彼女に語った、とされる言葉の『真実性』をどうやって証明できる?」 「ダビデ、そしてソロモンの系譜。 これを『罪の中にある人間の系譜』として、その購いとしてのイエスの誕生と死。 これとても、マリアの処女受胎により断絶しているのでは?」 話を聞くたびに、数々の疑問、質問が出てくるのだが、それを聞く相手はいないし、聞いたところで、その返事は想定内のような気がする。
2011.12.19
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もう12月も半ばを過ぎました。今年も残すところ、あと2週間・・・・・早いものです。 今年の1月1日、つまり元旦から一念発起して始めたピアノ。 これもとうとう最初の一年が終了です。 今まで、「いやあ、今年から始めた初心者なんで・・・・^^;」と言い訳けをしながら弾いてきたんですが、来年になったら、「昨年から始めたばかりなんで・・・」という「言い訳」に変えなくちゃならないんで、少しはスキルアップしていないと、と(笑) で、多分、これが今年の締めくくりになると思いますが、ギロックという人の「秋のスケッチ」という曲を弾いてみました。 このギロックという人も、その曲もピアノを弾くまでは聞いたことも無かったんですが、ピアノを弾く人の間では結構人気があるみたいです。 人気があるのに比べて、これが割りと易しい!(笑) まさに初心者が、つまらない練習曲ばかりやっている中で、ちょっと一息入れるために弾くにはいい曲です。もう冬なので、ちょっと季節はずれになってしまいましたが。 これです ⇒ 「秋のスケッチ」 二回弾いていますが、始めのは少しゆっくりと、秋の少し物憂げな気分を出して、で二回目は、少しテンポを上げて、もう少しカラッとした秋の感じで・・・・というつもりですが(汗) 本当はペダルを使って、もっと綺麗に、もっと情緒豊かに、という曲なんでしょうが、今の実力では、これが限界。 もう少し上達して、再度挑戦してみたい曲です。 さて、今年は、最後まで、ブルグミュラーの25の練習曲の1番から5番までをもう少し引き込んで、来年は6番からスタートしたいと思います。 来年中に次の10曲も出来たら、と思っていますが、どんどん難しくなっているんで、さてどうなるか・・・・・・・・・・・
2011.12.18
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最近、冬になって、夜空の星を眺める機会が多くなりました。 たぶん、これは夏に新しいカメラを買って、月を写した時のなごりでしょうか・・・ ここでも、いろいろな月の写真をアップしました。 しかし、中秋の名月を撮って、月の写真はいったんお終い(笑) 日本で先日見られた皆既月食でも見られたらまた撮影していたんでしょうけれど・・・・・ で、その後に、今度は星を撮ろうとしたんですが、さすがに安いデジカメでは歯が立ちませんでした^^; でも、それ以来、時々夜空を眺めていたら、冬になると一段と星がはっきり、くっきり見えるようになってきました。 私は自慢じゃないですが、両目とも0.6ぐらいしかなく、かつ多少の乱視が入っているんですが、それでも、数百の星が見えて壮観です。 皆さん、最近、星空を眺めた事がありますか? 冬の星座として有名なオリオンを初め、きらめく星を観ていると、すいこまれそうな気がしてきます。 昔の人は、今のように娯楽もなく、夜になると満天の星々を眺めては、創造性のある物語を作り出していったんでしょう。 今のように空が都会の明かりで明るくなっていなければ、荘厳なミルキーウェイもはっきりと見えたはず。 でも、これは単なる空の明るさの問題ではないかもしれません。 星をゆっくり眺める・・・・そんな心の余裕を、現代に生きる私たちはいつの間にか、なくしているのかもしれません。
2011.12.14
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先週の週末、めずらしく息子が帰宅しない。車でたった40分ほどのところにある大学の、ほぼ構内同然のアパートに、友達4人とルームシェアをしているのだが、万年金欠病のため、食費を浮かすため(?)、だいたい毎週末家に帰ってくる。 そんなに近いんだったら家から通えばいいじゃない?というのが大方の日本人の感想だろうけれど、そして、そうしたらアパート代も浮くし、食費も削減できるんでは?と思われるだろうけれど。 しかし、アパートぐらしにはいくつか理由がある。1.昼間の、車が混んでいない時間帯では40分ぐらいで行けるが、朝一番、通勤・通学のラッシュ時に行くと、下手をすると1時間半かかっても着かないことがある。 帰りは時間を選んで帰ってくるとしても、一日2時間以上の無駄な時間が出る。2.(息子曰く)そんな通学時間で無駄にしていたら、勉強する時間が取れない!(← 本当かいな・・・)3.アパート代は浮く変わりに、ガソリン代がかかる。 片道40分、ということは、約40マイル、ほぼ60kmの距離がある。 これを毎日往復して、月に20日行くとしたら、60x2x20=2400km!! こちらのガソリンは日本に比べて安いのだが、それでも1ガロン(約3.8L)で300円。この1ガロンあたりの走行距離はだいたい24マイル(38km)。 つまり、毎月2400kmを走ると、2400/38=約63ガロン必要でガソリン代は、300円x63ガロン=約2万円!! 対して、アパート代は月に約5万円。 ルームシェアと言っても、各人にベッドルームは独立してあるので、けっして安くはない。ガソリン代を考えても3万円ほど余計にかかる。 しかし、一日2時間の時間を考えると、この差し引き月に3万円の差額は妥当なものに思える。 とか言いながら、これはやっぱり痛い出費だ。 話を元に戻すと、今週、この息子が帰ってこなかったのは今週は期末のテストで、勉強に専念しているから(らしい)。 すでに、一年は留年が確定しているので、大学を5年以内には出られないことは確実なのだが、少し手を抜くと、また成績が悪くて、さらに一年、ということだって有りうる。 この辺は日本の大学とかなり違って、「一生懸命勉強しても」単位を取れない(らしい)。 うちの会社にも、このジョージア工科大学のOBが何人かいるのだが、皆口を揃えて、そんなものだ、と言う。 入ってから知ったのだが、このジョージア工科大学というところは、卒業が難しいアメリカの大学の中でも、堂々と、卒業が難しい大学NO.1なのだそうだ。 とにかく、息子よ、テストを頑張ってくれ! さらに一年在学期間が延びたら、オヤジのスネが細くなりすぎて、卒業までの学資は保証できんぞ!
2011.12.13
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恥ずかしい話だが、山折哲雄氏の著書を初めて読んでいる。氏は、 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』山折 哲雄 (やまおり てつお、1931年5月11日- )は日本の宗教学者、評論家。専攻は宗教史・日本思想史。国際日本文化研究センター名誉教授(元所長)、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、 平城遷都1300年記念事業評議員。角川財団学芸賞、和辻哲郎文化賞、山本七平賞選考委員。 という人らしい。 大学で宗教哲学を学ぶ人の多くがそうであるらしいが、氏もまた仏教の寺院の息子として生まれた。 ひろさちや氏によると、大学のインド哲学科などに来る学生はほとんどそんな生い立ちらしく、ひろさちや氏はその点、異色だったらしい。 山折氏もインド哲学科を卒業したが、臨死体験やその後の「絶食」による非日常体験を経て、ご自身の考え方がかなり変わった、と著書に書かれている。 そんな氏の「宗教の力」)(PHP新書)というのを、先日日本に行った時に仕入れてきたのでそれを読んでいるのだが、さすがに、というか、なんと言うか、宗教というものを長年見つめてきただけのことはあって、浅学の私など及びも付かないようなことを書かれている。 書かれているが、氏の生い立ちや関心は、やはり「仏教」からの視点で語られている事が多く、一部には見解を異にすることも当然ある。 この本の一部に、なぜキリスト教が日本に根付かないか、ということが書かれていて、その考えられる理由を三つ挙げておられる。 その三つのうち、二つは、「そおかなあ~」という感じだったが、一つはなかなか鋭く、「うん、そういうことは有りうるなあ」と思えるものだった。 考えてみると、クリスチャンでもない私が、教会に通い、そこに来られるクリスチャンの方(日本人)と話をしていても、やっぱり欧米人のクリスチャンとは違う、と感じることが多々ある。 この辺の違いを、日本人に深く根付いている「霊魂感」とか「先祖崇拝」に求め、この深い部分で、キリスト教とは相容れない「感性」を日本人は持っている、という論法だ。 仏教の発祥の地はインドである。 そして日本は、大方、仏教の国である、とみなされている。 しかし、ここで言う「仏教」はインドの「仏教」か、というとそうではない。 もちろん、お釈迦様に発することは間違いないとしても、仏教というものは、その後の弟子達によって、どんどん変化、あるいは発展してきたし、それが中国を経て日本に入ってくると、この「仏教」は劇的な変化を起こしている。 日本人の信じる「仏教」は、インドの仏教やチベットの仏教、あるいは東南アジアの仏教とは根が同じでも、全く異なる。 ひとつには、法然、親鸞、道元、最澄、空海、日蓮など、今の日本の仏教の基礎を確立した宗教家がなぜかほぼ同時期に輩出し、日本独自の「仏教」を生み出してきた。 こういった「仏教」の流れと、キリスト教の有り方を比較すると、その違いは歴然としている。つまりキリスト教は、今にいたるも「中央集権」的な体質があり、すべては「聖書」に戻り、すべては「西洋神学」に則っている。 それが正しい、間違っている、という議論ではなく、仏教が日本独自に変化を遂げて、深く日本人の間に根を下ろしたのとは対照的に、キリスト教は、日本独自の「日本キリスト教」に発展はせず、今もなお、「世界」のキリスト教(そんなものがあるのかわからないが)に合わせて教えが説かれ、神学が研究されている。 元に戻ると、山折哲雄氏が書いている「キリスト教が日本に根付かない理由」というのも、こういったところに関係している、と思われる。 まだ読み始めたばかりだが、先学の思索のあとを、謙虚に学びたいものだ。
2011.12.11
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日本ではあまりないので、これを何と言うのかよくわかりませんが、今週の土曜日に、娘の「大学に入るための面接」があります。 日本的な言い回しだったら「大学入試面接」と言うのでしょうけれど、入試の「試」って、「試験」の「試」ですよね。 こちらの大学は「試験」そのものがないので、なんと言っていいか・・・ とにかく、高校の成績、活動記録、全国一斉テストのSATやACTの成績、それに、大学ごとに課せられる「論文」というか「エッセー」を提出し、なおかつ、学校によってはこのような「面接」がある。 もちろん、無い学校もある。 娘が「願書」を出した大学の中では、この第一志望校だけがこの「面接」がある。娘に、エッセーではどんなことを書いたのか、を聞いたところ、「パパのこと!」(驚!!)「え、前は、お化粧とか肌の手入れについて書く、って言ってなかったっけ?」と聞いたところ、「うん、言ったよ。 でも、パパのことを書いたエッセーも書いて、先生に見せたら、こっちの方がいい、と言われたんで、そっちにした!」だと。 おいおい、何を書いたんだ? 見せろよ、と言ったが見せてくれないだいたい、大学の入学申し込みのエッセーに父親のことなんか書くかあ? その先生もいい加減なものである。 しか~し、その面接が今週の土曜日!面接官が、「あ、お父さんもいらっしゃっているんですね、一緒にどうぞ!」なんて言われたらどうしよう? 念のため、ほこりをかぶっているスーツでも着てゆくか・・・・・
2011.12.09
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デジタルデバイドとは、ご存知の方も多いと思いますが、ある程度説明すると「パソコンやインターネットなどの情報技術(IT)を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差。個人間の格差の他に、国家間、地域間の格差を指す場合もある。若者や高学歴者、高所得者などが情報技術を活用してますます高収入や雇用を手にする一方、コンピュータを使いこなせない高齢者や貧困のため情報機器を入手できない人々は、より一層困難な状況に追い込まれる。いわば、情報技術が社会的な格差を拡大、固定化する現象がデジタルデバイドである。」というもの。まあ、簡単に言えば、あまりにも機械の進歩が早くなっているので、それを使える人と使えない人の間で格差が出てくることはままあるが、この情報通信の時代、ITの時代になって、いろいろなIT機器が出てくるに従って、この差がどんどん広がっている、ということだ。 だいたい、我が家にしても、TVにケーブルTVのセットトップボックス、それにDVD兼ブルーレイプレーヤーが繋がっていると、そこに三つのリモコンが置いてある。 これを前にして、すでにTVもみようとしない人が居る(笑) かく言う私にしても、iPhoneは使っていないし、音楽はいまだにCDで聴き、PCはまだ仕事で使っている分、多少使い方は知っているが、それでも今の若いやつらには負ける。 先月、日本に帰国して電車に乗っていたら、横に居た若い女性二人がなにげにパソコンの話をしていたのだが、どちらも「ほとんど使っていないし、使い方もよくわからない」というような話をしていたのを聞いて驚いた。 どちらもせいぜい20代後半か、30歳前後だろうと思えたので、そんな若い人でも、こんな人がいるんだあ、と。 もちろん、このココマネを使い、この日記を読まれている方は、そんなレベルでは当然ないわけですが、それにしても、なかなか「新しい」ことをやるには勇気も努力も必要な世代が多いのではないか、と思っている。 若い人、というのは「勇気」も「努力」も必要とせず、単純に「興味」「面白さ」でなんでも新しいことをこなしてゆく。 今でさえこんな状態なんだから、今後ますます機器やシステム、ネットワークが高度化され、ますます便利になってゆく時代になると、一方で、どんどん取り残され、知らない、使えない、という人は増えていくんでしょう。 究極的には、もっともっとマン・マシンインターフェース、つまり機械と人間の間を取り持つ「操作」あるいは「取り扱い方」が洗練されて、それがどう動くのかはわからないけれども、とにかく使える、というぐらいになるまで、これが続くんでしょう。 もっと洗練されたインターフェースというのは、例えば、機械の方が、もっともっと人間に歩みよって、人間側としては「機械」を相手にしているのではなく、「人」を相手にしている、というレベルのこと。 たとえばAI(人工知能)機能をすべての機械が備え、人間の言葉、身振り、その他、人間と人間のコミュニケーションに使われている手段を、そのままの形で受け取れる、というようなことが考えられる。 そうなれば、人間の方は「TVをつけて」とか、「ブルーレイでxxの映画を見たい」、あるいは、「〇〇を買いたいんだけど、どこかに売っていない?」とか機械に向かって聞いたり命令したりすると、機械の方が「かしこまりました」とか言って、TVをつけたりDVDを再生したり、パソコンの電源を入れて、必要な情報を検索して、ディスプレーに表示し、命令した人間はその「結果」だけを受け取る、というような形が考えられる。 技術的にはもうすでにこれくらいのことは出来る。 後は、それがどれだけ「誰でも使える」レベルになるか、だけだろう。 私が、もっと歳をとって、まったく世の中の進歩についていけなくなる前に、このくらいのことは実現しているんだろうか?
2011.12.08
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今日は愚痴です(笑) 会社って、普通は、ビジネスにふさわしい環境を整えているじゃないですか。 つまり、PC,FAX、プリンターは言うに及ばず、ステーショナリーというか、文房具というか、つまり「仕事」に必要な備品類はだいたい備えて有りますよね。 ところがうちの会社は・・・・・なんと言うか、極小企業なんで、「庶務」とか「総務」とか言う人が居ない。 受付はあっても、受付の人は居ない(笑)というか、女性もいないんですが・・・・ で、今日も、書類をファイルしようか、と思って、パンチを探したら、結局どこにも見つからず・・・・ 会社での私の肩書きは、「営業部 アジア地域担当ディレクター」です!ディレクターですよ、ディレクター! 偉そうでしょ(笑) 実は、偉いんですが、部下は居ません。上司が二人居るだけ^^;まあ、平たく言えば、「平」つまりペイペイなんですが(笑)、営業という職種柄、肩書きだけは「偉そう」なものになっている、というわけです。 なんで、商品の荷造り、発送、メールの発送なんかも全て自分でやるわけですが、いつも、「はさみがない!」 「はかりはどこだ?」 「物差しは?」と探し回っている有様。商品の宣伝チラシを作る ⇒ 代理店に送る ⇒ 商品を売りこむ ⇒ 売れる ⇒ 注文書ももらう ⇒ 商品を準備する ⇒ 商品を発送する ⇒ 請求書を送る ⇒ 商品の到着を確認する ⇒ 不良品があった場合の処理をする ⇒ 送られてきた不良品の対応をする ⇒ 治った商品を返送する ⇒ 修理記録を取る ・・・・ すべて、自分一人でやる。 これだけやると、いろいろと要るわけです、秤とかメジャーとか、はさみや封筒、今日なんか、梱包用のダンボール箱を注文しちゃいました。 それも自分のクレジットカードで・・・・。 あとで会社に請求しますが・・・・。しかし、この会社、何にもない! 自分の家で仕事した方がよっぽどいろいろな道具が揃っている。 はさみもあれば、パンチもあり、もちろん、PC、FAX、コピー、スキャナー、すべて揃っているし。 会社に行かずに、家で仕事をしていようかな、明日から・・・・・
2011.12.07
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楽天の取り扱い流通量が1兆円を突破した、という。 確かにすごい。ただ、ここではAmazonとの比較において、Amazonのとてつもなく大きな「野望」と比較して話をしてみたい。 話が若干長くなるが、まずは、アップルのiPadの話をしなくてはならない。(なんでこれがAmazonの野望と関係があるのかは、後でわかります) 今、タブレット端末の中ではやっぱりアップルのiPadが圧倒的に売れています。たぶん、全世界で、65%から70%はこのiPadでしょう。 その他、日本のP社、S社、あるいは韓国のS社や台湾のH社などなど数え切れないPCメーカや電機メーカー、あるいは携帯電話のメーカーが、打倒iPadを目標にいろいろ新機種を出しているが、全然歯が立たない。 しかし、その中で、唯一シェアを伸ばしているのがAmazonのキンドルだろう。Amazonのキンドルと言えば、日本では電子書籍用の端末という印象があるかもしれないが、それは過去の話。 今、iPadも売っているAmazonの全取り扱い製品の中で、最も売れているのがこのキンドルである。 はっきり言って、アップルのiPadと、このAmazonのキンドルに対抗できるタブレット端末は、恐らく出てこないんじゃないか、と思える。 そう思う最大の理由は、この二社と他のメーカーとの決定的な違いにある。極論すると、この二社は、iPadなりキンドルを無料で配っても、恐らくビジネスとして成り立つビジネスモデルを作り上げている。 他者がいくら高機能端末を安く供給しても、「ただ」にはかなわないし、機能も高機能、と来ているから太刀打ちもできない。 アップルは、このiPadだけではなく、iPhone, iPodなどの端末を通して、アプリケーションのビジネスを拡大し続けている。 一つ一つの機械を買うのは一度きりだが、これらのアプリケーションのダウンロードは、その後ずっと続き、アップルの収入で有り続ける。 つまり、アップルにとって、この端末たちは、アプリケーションを売る「売り場」でもあり「購入の動機付けをする手段」なのだ。 一方、Amazonのキンドルはどうか? これは、このアップルの「アプリケーション」の販売を、一気に全商品に広げている、いわば「携帯型の総合デパート」だ、と言ってもいい。 この二社の違いは、たとえばアップルストアではAmazonのキンドルは買えないけれども、Amazonでは、アップルのiPadが買える、ということに端的に表れている。 この最新のキンドル端末、すごい端末である。 とにかく、なんでもこれさえ有れば買える。 PCで一々ネットショップを回って検索したりする必要もない。 価格もほぼ市場最低価格に抑えられていて、買ってあとで損をした、という後悔をする可能性も少ない。Amazonなどのネットショップでのひとつの欠点は、実物を見て買いたい、という場合だが、これにしても、そのうち、バーコードリーダが付属して、実際に店で見た商品のバーコードを読み取れば、すぐに同じ商品が注文できるようになるらしい。 もちろん、その店で買うのではなく、Amazonを通して買うわけです。安いし、配達も無料とあっては、一々持って帰る手間も省ける。 つまり、アマゾンの野望というのは、このキンドルという端末を利用して、というか、このキンドルを、誰でも携帯できる「何でも買える携帯型のスーパーマーケット」にしてしまい、この購入方法になれてしまったユーザーは、いつもここから物を買う、という習慣が出来てしまう、という恐ろしいものだ。 実際、うちの息子や娘などは、だいだい買い物に行かずにネットで検索したのち、目当ての商品をAmazonで買う、というのが恒常化している。 これが、つまりはAmazonの狙いなのだ。 それに比べると楽天は、確かに店舗数も増え、商品もそろい、安全性も確保されてきているとは言え、その実態は以前として今までの「ネットショップ」の寄せ集めにすぎない。 アフィリエートでお小遣い稼ぎをしている方も結構多いと思うが、それは結局は商品のコストになって帰ってくる。 どこかで、必ず・・・ 対して、Amazonは、あくまで直接取引だ。 ここにも究極的なコスト力の差が出てくるだろう。 しかし、こんなことを「夢想」しているんじゅなく、着々と現実のものにしていっているところが、アップルやAmazonなどの企業のすごいところだなあ、とつくづく感じる。
2011.12.06
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今日も、午前中、教会へ。このところ、「伝道」とか「教会の役割」と言ったテーマの話が続いている。 今日の「聖書勉強会」の中でも、「一度、教会を離れてしまった人に対して、教会は、私たちは何ができるか」「どういう態度で接するべきか」と言ったテーマで話が進んでいた。 最近は、あまり私自身の考えは言わないようにしているが、この課題設定そのものに問題がある気がしてならない。 つまり、教会、あるいは、教会員から見たときの「教会に来なくなった人」というのを「その挫折から、如何に救うか」という観点での議論になっているからだ。 私などから見ると、それは「挫折」でもなんでもない。もしかしたら、その人なりの「魂」の発展に沿って、自然に教会を離れる、ということだって十分に有りうるはず、という立場。 なので、一方的に、教会へ来なくなった人=キリスト教信仰に挫折した人、という切り口で議論しても、実際の教会離れは止まらないだろう、と思う。 ヨーロッパを初め、アメリカでも、今の協会は本当に年配者が多い。 若い人は、ことキリスト教に関しては、どんどん離れていっているのが現実だ。 私などから見ると、それは当然の成り行きに見える。 が、しかし、教会の中に居る人にとっては、それが「外界」からのいろいろな雑念によって道を見失った人、あるいは、信仰そのものに「挫折」した人、という見方をする。 たぶん、こうした見方をしているから、どんどん教会離れが加速するんだろうな、と私には思えるのだが、当のクリスチャンたちはそうは考えないようだ。 これも、よく考えずに、ふとしたきっかけで、あるいは何の疑問も持たないままに信仰に入っている人の持つ弱点だろうか。
2011.12.05
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今日は、朝からひそかに、ピアノ開始11ヶ月目の動画をアップしようと計画していました。予定では、練習を2時間! 動画撮影に1時間!! ということで、計3時間も練習しよう、という意欲的な計画でした。 ところが、ところが・・・・・・ 始めて見ると、練習の2時間はいいとして、動画撮影、撮っても撮っても満足な演奏が撮れません。 いやあ、練習ではうまくいったからビデオを撮ろう、ということにした「ハズ」なんですが、ビデオを撮っていると、柄にもなくキンチョウしてしまうのか、なかなか上手く弾けません。 これは今回に限った事ではないのですが、何回も取り直しが出来るビデオでこれなんだから、一発勝負の「発表会」なんて、絶対に出来ないなあ、と思うわけですが・・・・・ とにかく、動画撮影が2時間もかかってしまい、おまけに、今回リベンジしようと思っていた「子供の集会」はとうとう、腕が疲れて、弾けば弾くほどひどい演奏になってしまい、結局見送り^^; 結果、こんな動画になりました ↓ ブルグミュラー 25の練習曲から 「無邪気」、「牧歌」+おまけやっぱり、何度弾いても、スケールやハノンをやっていない身にとっては、この早いところはダメ!弾けるところだけ速くなり、最後のところだけ遅くなる、というダメの見本みたいな弾き方になってしまう。 ま、しかし、この動画アップは、言ってみれば自分の足跡の記録なんで、昔はこんなだった、と後で振り返れればいい、ということで割り切って・・・・ 「牧歌」の方は、もう少しゆったりと、情景を思い浮かべながら、という感じで弾けば良かったんですが、弾いている時は、弾いても弾いてもなかなか満足できないもので、段々と杓子定規に弾くようになってしまった気がする。 これで再アップなので、もうこの曲を弾く機会は当分ないだろうけれど、まあ、これもこれが今の限界、ということで記録に残すつもりで。。。 次回は、先週練習し始めたギロックの叙情小曲集から「秋のスケッチ」をアップ予定。 その時に、ここ3ヶ月取り組んで、未だに満足に弾けていない「子供の集会」もリベンジしたい、と思っていますが、こちらは保証の限りではありません、ということで(笑)
2011.12.04
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どなたか買ってくれませんか? お安いですよ~。と、不動産屋を片手間にやっている私のところにはしょっちゅうこの手のメールが来ます。アメリカの不動産市場は、あのリーマンショック以降、ずっと低迷していて、未だに売り物件があふれ、買い手がなかなか居ない、という完全な「買い手市場」が続いています。 買い手が居ない、というのは、「買いたい人」は居るんですが、ローンの条件が厳しくなって以来、ローンを組める人が少ない、ということです。 結局、この「買い手市場」の中、売りに出ている物件は、早くさばくために値段を下げなくてはならなくなり、かなり「お買い得」な物件も多くなっています。 例えば、これ⇒ この家、ゴルフ場の隣接し、「Golf Course View」と言って、昔だったらかなり高額だったと思います。敷地は600坪以上、家の床面積はおそらく300平米以上。地下室付き。 車のガレージ(当然、自動のガレージドア付き)が三台分。 内装も、キッチンから居間から、なかなか豪勢なつくりです。さて、これでおいくらでしょう?? いくらだったら買いますか????? この物件、売り出し価格は40万ドル。 つまり、今の日本円換算では3200万円以下。 当然、家と土地の所有権です。 借地権ではありません。 こんなものも⇒ こちらは、家の内装がより豪華で、地下室もフィニッシュ(きちんと居住できるようになっている)ので、価格は50万ドル、約4000万円。 こちらも、一層ステキなGolf Course Viewです。 こんな家がごろごろしています。誰か買ってくれませんかあ? 値段は、この上記の価格から、もっと交渉しますよ!(笑)
2011.12.02
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昨日の勉強会で、この一年を振り返って、というテーマでちょっと書かなければならなくなり、まだちょっと12月末までには間がありますが、一度振り返ってみました。 この一年・・・・・・・・・ 特に例年と比べて際立っているのは、1.一昨年の7月に始めた勉強会に、一年を通して参加2.一月に始めたピアノ、いまだ挫折せず(笑)3.夏の間だけの目標でしたが、クロールで泳げるようになる、という目標を一応達成(25mだけですが・・・^^;)4.生まれて初めての「翻訳」業に挑戦。 一応、幾分かの収入に貢献。5.アメブロを開始。 これはピアノ/音楽に特化して、少しずつ世界が広がっている。 と、まあ外面的には結構、新しい挑戦、新しい状況というものが多かった年でしたが、さて、人間として、内面的に、ということでの成長は?と考えてみると、はなはだ心もとない。 日々成長してゆく子供たちを見るにつけ、親だから、あるいは大人だからもう成長なんて、という「固定観念」は持ちたくない、という気持ちが常にある。 歳をとったら歳をとったなりの「成長の仕方」があるハズ。それは、肉体的、あるいは脳力的なハンデを抱えながらも、やはり「経験」というか「見識」というか、単なる「知識」の吸収に終わらない「智慧」みたいなものへの発展をこそ、望むべきなんだろうな、と思う。 さて、あと残すところ一ヶ月。 今年の一年を、より前向きな年とし、これからの人生のスタートの年、とするために、まだまだ出来ることはあるんだろう。
2011.12.01
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まだまだ時差ぼけが治らず、今朝も4時ぐらいから何度も目が覚めてしまい、とうとう6時には起きてしまいました。 トータルの睡眠時間は十分なのですが、いかんせん、2時間置きぐらいに目が覚めてしまうので、日中はボーとしています。 で、今日は日曜日。 3週間お休みしていた教会に、久しぶりに顔を出しました。皆から、「あれ、久しぶりじゃないの!」と言われ、そのたびに、「いえ、日本に出張しておりまして・・・」と言い訳をするのですが、「お土産」も買ってきていないのでちょっと小声で・・・(笑) ボーっとしながらも頑張って説教を聞いていたのですが、聞いている間、目を閉じているもので、ともすると睡魔が・・・・・。 でも、なんとか持ちこたえました^^: 今日のテーマは、「逃れの町」というテーマだったんですが、これは置いておいて、またまた考えたことのメモ書き。 「信じること」と「伝えること」 そして「子供の教育」についてというメモ書きが残っているんですが、信じることと伝える事、というのは「福音」と「伝道」の話から来ているのでまあわかるんですが、ここでなんで「子供の教育」というのが出てきたんだっけ?と今となってはよく覚えていません^^; 毎年、5千人もの宣教師がアメリカから世界中へ「宣教」と「伝道」のために派遣されているのですが、今はその寄付集めの月間。 これがあるたびに、「福音」=「Good News」=「良い知らせ」と それを「宣教」=「伝える」=「伝道」 のことについて考えさせられるのですが・・・ 人に伝えるには、伝える本人がその「福音」を理解し、信じていることが前提であることは言うまでもありません。 その「福音」というのは当然、「皆救われている」というイエスのメッセージだと思うのですが、そう考えると私には、この伝道とか「宣教」なんて絶対に出来ない、と思ってしまうわけです。 まず、理解していない。 次に、だからこそ、信じている、とも言えない。 そんな状態で人に伝える責任を取りようがない。 自分がそんな状態だから、この「宣教」する人がどうして「理解」出来て「信じる」ことが出来ているのか、そこが不思議になってしまう。 人に説くからには、その人自身は完全に納得しているんでしょうけれど、どうしてそう出来るのか、不思議でならない。 ただ、福音=いい知らせ、と考えて、それを「伝える」いや「伝えなければ」と思う気持ちは理解できる。 もし、私がある「教え」を受けて、自分自身がそれによって「救われた」と感じたら、恐らくそれを自分以外の人にも伝えたくなるでしょう。 その気持ちはわかる。 でも、その反面、この「救われた」⇒「伝える」には、ある程度の「独善性」がついて回る。 つまり、「聴いて、聴いて。 私はこれで救われたんだよ」という「思い込み」だ。ある人にとっては「そう、それは良かったね。でも、その『救い』を、さも真実の教えみたいに、人に押し付けないでね」ということにもなり得るだろうし。 なんてことを考えていたはずなんだが、なんで「子供の教育」というのが出てきたのか・・・・・・・、う~ん、ここまで書いてきてもまだ思い出さない・・・・ やっぱり半分寝ていたのかな?
2011.11.28
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今日、11日間の滞在を終了し、アメリカに帰国。 先ほど、やっとアメリカの自宅に到着しました。 帰りはジェット気流に乗るので飛行時間は短いはずなんですが、日本の実家を出てから24時間かかっちゃいました。 だいたい乗り継ぎが悪い。成田からのJAL便が、シカゴ国際空港に到着が朝の7時。 で、乗り継ぎ便のアトランタ行きが11時半の出発、ということで4時間以上の待ち時間。 なので、また朝食を兼ねて、アメリカン航空のラウンジに入り、朝っぱらからカクテルをもらって(当然無料なんで。笑)ネット三昧。 ところが腕時計は、アメリカ時間と言ってもアメリカ東部時間になっていました。シカゴはそれから一時間遅れ。 例えば、腕時計だと10時でも、実際の時間は9時、というわけです。 で、全然寝ていないせいか、はたまた朝からアルコールなんぞを飲んでしまったせいか、ふと気が付くともう搭乗開始時間はとっくに過ぎていることが発覚!! あせって搭乗ゲートに駆けつけたのですが・・・・・乗せてもらえませんでしたまだ出発時刻前だったので、なんとか乗せろ、と言ったのですが、もう締め切りました、の一点張り。 まあ、確かに出発5分前でしたから・・・^^; これはこちらのミス。仕方がないので、次の便を探すと、はるか離れたゲートから2時間後。 荷物はすでに、乗り遅れた飛行機に載せられてアトランタまで一足先に行ってしまうし、この次の便も乗れなかったら大変、ということで、あわててそのゲートまで行き、搭乗手続きをし、搭乗券を発行してもらって一安心。 またラウンジで飲んだくれていると寝込んじゃう危険性があるので(笑)、そのゲートでまたさらに2時間待つはめに・・・・。 結局、このシカゴで乗り継ぎのため合計6時間も待つことに(泣)皆さ~ん、搭乗口には、出発30分前には必ず行きましょう! しかし、疲れた・・・・・
2011.11.25
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