再臨界防止にホウ酸の注入が始まったそうです
つまり、再臨界の可能性が、1,2,3号機すべてにありうるという大変危険な状況です
さきほど、NHKの朝のニュースでは、国立がんセンターの見解として、年間100ミリシーベルトを浴びても、がん発生率は1.08パーセントにしか上昇せず、200ミリシーベルト以上でも120パーセントにしか上昇せず、運動不足や喫煙、野菜不足と同じくらいと紹介していました。
あらためて、メディアの見識と「専門家」、国の姿勢を問いたいと思います。
問題は公衆の被曝の問題です。国立がんセンターの見解が正しいとすると、福島県の人口の半分の100万人のうち、8パーセントといえば、8万人、20パーセントなら、20万人が原発災害がなければ発症しない、余分ながんを発症するという計算になります。
計画的避難地域になっていないところでも、年間20ミリシーベルトに近い場所は、県内にたくさんあります。4-5年で100ミリシーベルトを超えるというのは、福島県では現実問題です。子供の場合は、この2-3年の問題です。さらに、野菜不足や運動不足は、個人の努力で食い止めることができます。いまの福島県の状況は個人の努力の問題ではないのです。
さて、mini pochiは今日も仕事ですので、その福島にいます。私自身もそうですが、いざとなったとき、職場にいる数千人のひとたちを一人残らず安全に避難、退避させる方法などありません。1号機のメルトダウンが、地震直後に起きていたと報道されていますが、その瞬間にも、多くの人が、福島県内でも職場に来ることを指示され、こばむことができずに、大変危険な中を不安に包まれていました。
時を元に戻すことができるなら、そう感じずにはいられません。自然災害の問題ではなく、これは人権の問題であり、安全な職場ではたらき、安全な学校で学べるという人権をいちじるしく侵害する、人権侵害の問題だと感じます。
今日は中部大学の武田邦彦氏の講演が、福島市と二本松市で行われるので、仕事が終わってから同僚と行ってみたいとも思っています。
先週金曜には、ふたたび関西学院大学の災害復興制度研究会に参加し、福島の状況を伝えてきました。いろいろ、福島でも役立てることのできることを学んで帰ってきました。
福島県のひとりひとりの皆さんの今日1日が、無事なものであるよう祈りと思います。国と「専門家」、メディアの責任は、歴史が明らかにしてくれます。しかし、いま子供と自らの身を守るのは、自分自身でやらなくてはならないことです。子どもたちと自らの健康と未来、尊厳と人権をまもりぬく取り組みに、さまざまなかたちでみなさんが、ただちに立ち上がるよう、こころから呼びかけます。
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