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体力の衰えを食い止めようと、せめてと散歩に精出している。
江戸時代以前の日本人はぶらぶら出歩くことは慎んだそうだ。
そう云う事をするのは遊び人かご隠居さんだけだったそうである。
特に武士なぞは外を歩くにはそれ相応の理由が無ければならなかった。
町人農民なぞはそんな暇さえなかった。
その武士の中の例外が勝海舟だそうだ。長崎留学の折、オランダ人から学んだらしい。
散歩を持ち込んだのは明治の西洋人であると言う。
今ではぶらぶらしていても怪しみもせず、散歩しているのだと認知してくれる。
散歩の効用は広く認められ、特に老齢になると色々な事の予防に役立つ。
要するに頭も体も動かさないとイカンのだ。