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クエンティン・タランティーノが放つエンターテイメント大作「ジャンゴ繋がれざる者」の試写会に一足先に行ってきた。『イングロリアル・バスターズ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ、『Ray/レイ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、カート・ラッセル、サミュエル・L・ジャクソン、サシャ・バロン・コーエン、そしてレオナルド・ディカプリオが映画史上最悪の極悪人を演じる。タランティーノ自身も映画に参加し、彼らしい豪華で個性豊な実力派俳優陣をそろえた。暴力や犯罪を他映画作品へのオマージュを用いながら描いた西部劇という感じで、解放された奴隷が賞金稼ぎと手を組み、生き別れになった妻を取り戻すために生死を賭けた戦いに挑んだ復讐劇。まぁ良くも悪くもタランティーノさながらの血しぶきが、銃口からリアルに吹き出すという映像。フランコネロとジュリアーノジェンマの男臭さのオリジナル版ようなギトギトした感じはないが、その分とにかくリアル。この人の手にかかるといつもながら血が多い。活劇ではあるものの、なにか復讐するは我にありといった、分かるけどリアル過ぎて個人的にはあまり好きな映画とはいいがたい。単に小生の好みの問題。しかしこの映画がアカデミーにノミネートというのは、これはちょっと首を傾げたくなる。3月からの日本上映、話題になることは確かでだろう。
2013/01/27
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あまりにも遅いので、時間をカウントダウしてた。 再電話を掛けようした今、11時59分に郵便は届いた 確かに12時までとはあるがあまりにもあまりにも 汗だくの自分と、配達する郵便屋さんを汗だくを見て、文句も言わず、ただただご苦労様でしたと、言う他なかった。
2011/08/10
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髪を切りにパーマ屋さんにきた。震災前に来て以来だが、今回は伸びか早かった(^^; 小生1年に多くて三回以内と髪に関しては(それ以外も…)とりわけ頓着がない。洗髪後も、そのまま。自然乾燥をもう40年くらいやっている。況してや髪に何かを付けるとか、ドライヤーをとか、久しく40年程自分としては行なっていない。つまりはパーマ屋さんに来たときだけ、自然以外が起きてる。 でもって、びっくりするのは、髪が抜けなく、減らない。驚く程、髪が多い。小生の年齢からすれば、かなりしっかりとした髪地帯を形成してる。だから髪に関するCMなんぞを見ると、信じられない説明がなされ、あまり意味のない話に、つくづく不必要と思ってしまう。とは言え、少なくなる兆候の方には必要なのかも。 結論、髪をしっかりさせるには、放っておく事が最も重要。それが出来る方は頭髪は目減りしない。これが小生の50年髪を見てきた考察だ。
2011/06/27
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先だって他のサイトで楽天と同じように自分のブログを作っておりましたが、中々更新することも出来ずで、そちらのサイト「獅子舞さまの音楽観」「獅子舞さまのページです」は終了させていただきました ちなみにオートページサイトと、エキサイトの二つです^^”長らくご覧くださった方には申し訳ないのですが、今後は当、楽天オンリーで行こうと思ってます。 今後ともよろしくご購読ください^^
2011/01/22
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全米映画批評家協会賞発表 8日、全米映画批評家協会賞が発表され、作品賞には「ソーシャル・ネットワーク」が輝いた。主な受賞結果は以下の通り。この後は、GD、アカデミー賞の2大賞となります。個人的には「ソーシャル・ネットワーク」になるのでは?と思ってます^^・作品賞 「ソーシャル・ネットワーク」・監督賞 デヴィッド・フィンチャー 「ソーシャル・ネットワーク」・主演男優賞 ジェシー・アイゼンバーグ 「ソーシャル・ネットワーク」・主演女優賞 ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 「勝利を」・助演男優賞 ジェフリー・ラッシュ 「英国王のスピーチ」・助演女優賞 オリヴィア・ウィリアムズ 「ゴースト・ライター」・ドキュメンタリー賞 「Inside Job」(Charles Ferguson監督)・脚本賞 アーロン・ソーキン 「ソーシャル・ネットワーク」・外国語映画賞 「Carlos」「コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト」映画版)・撮影賞 「トゥルー・グリット」
2011/01/14
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再度のあけましておめでとうでございます。今年もよろしくでございます^^昔の仕来りでは、今日までは3日正月。もっと昔は7日正月といって、ゆっくりしたものです。最近は、ここ20年くらいでしょうか、さすがに7日正月という風潮はほとんど無くなりつつあるという状況になっているの普通です。暦の繋がりもあるのでしょうが、今年は近年最も休みの少ない年になったんじゃないかと思います。今日は1月3日の月曜日、本来なら今日からが仕事初めというのが暦でしょうが、それはあまりにもという日本の風潮から、今日までお休みで明日4日火曜日からの仕事初めになっていると思われます。これも3日正月という古くからの伝統というか、せめて3日間ぐらいはというお正月人情からだと思うのですが。とは言えお仕事をされている方々も多いのでしょうが、現代ではそれも中々罷り成らん時代になっています。せめて3日正月くらいと思うのも人情、ゆっくりのんびりしたいものですね^^
2011/01/03
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新年あけましておめでとうございます(^^)今年も年が開け、無事2011年を迎えました(^^)2011年はどのようになるか、未定ではありますが、今年も皆さまにとって、よいお年になることをお祈りしております(^^)もちろん小生にとってもよい年になる事を願ってます(^^;今年もよろしくお願いします(^^)
2011/01/02
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残すところ今年も3日、カウントダウンとなりましたね^^”2011年はウサギの干支、それぞれの人たちが自分が思う事に結び付られる年になるといいですね^^小生も成せるようにしていきたいと思ってます。とは言え、「成るようにしてなった」という1年を勝ることはないのですが^^”今年も様々な方たちにお世話になりました。来年もまた、相変わって本年以上のよろしくをお願いしたいと思ってます^^ それでは皆さま、よいお年をお迎えください^^
2010/12/28
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今日は12/25クリスマス聖誕祭ですね^^世界各地のクリスマスの映像を載せてみました^^一人のクリスマスも良し、恋人とクリスマスも良し、家族とのクリスマスも良しですね^^イマジネーション膨らむ映像でも見ながらの素敵なクリスマスもおつなものです^^
2010/12/25
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2010/12/24
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12月は世界映画祭の各賞が決まり始める時期で、年明け2月末の最終アカデミー賞までどんどん出てきます。その皮切りが「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」でスタートとなりました。今年2010年の世界の映画、どんなものが選ばれるかが楽しみ^^納得、否これは?など、自分の映画セオリーと照らし合わせるも興をそそります^^皆さんはどうですか?ヨーロッパ映画賞。「ゴースト・ライター」が圧勝 12月4日、ヨーロッパ映画賞が発表され、ロマン・ポランスキー監督の「ゴースト・ライター」が作品賞・監督賞・男優賞を含む6部門受賞の圧勝となった。主な受賞結果は以下の通り。・作品賞 「ゴースト・ライター」・監督賞 「ゴースト・ライター」・男優賞 ユアン・マクレガー 「ゴースト・ライター」・女優賞 シルヴィー・テステュー 「LOURDES」・脚本賞 「ゴースト・ライター」・音楽賞 「ゴースト・ライター」・美術賞 「ゴースト・ライター」・編集賞 「CARLOS」・撮影賞 「レバノン」・アニメ賞 「イリュージョニスト」・ドキュメンタリー賞 「NOSTALGIA DE LA LUZ (Nostalgia for the Light)」・ディスカバリー賞 「レバノン」・観客賞 「ミスター・ノーバディ」ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞発表 12月2日、賞レースの本格スタートを告げるナショナル・ボード・オブ・レビュー(NBR)賞が発表され、「ソーシャル・ネットワーク」が作品賞を含む最多4部門を受賞した。【作品賞】 「ソーシャル・ネットワーク」【監督賞】 デヴィッド・フィンチャー 「ソーシャル・ネットワーク」【主演男優賞】 ジェシー・アイゼンバーグ 「ソーシャル・ネットワーク」【主演女優賞】 レスリー・マンヴィル 「Another Year」【助演男優賞】 クリスチャン・ベイル 「The Fighter」【助演女優賞】 ジャッキー・ウィーヴァー 「Animal Kingdom」【外国語映画賞】 「神々と男たち」(モロッコ)【ドキュメンタリー賞】 「Waiting for Superman」 デイヴィス・グッゲンハイム監督【アニメーション賞】 「トイ・ストーリー3」【アンサンブル・キャスト賞】 「ザ・タウン」【ブレイクスルー演技賞】 ジェニファー・ローレンス 「ウィンターズ・ボーン」【新人監督賞】 セバスチャン・ユンガー&ティム・ヘザリントン 「レストレポ ~アフガニスタンで戦う兵士たちの記録~」【スポットライト賞】 シルヴァン・ショメ&ジャック・タチ 「イリュージョニスト」【オリジナル脚本賞】 「[リミット]」【脚色賞】 「ソーシャル・ネットワーク」【特別賞】 ソフィア・コッポラ 「サムウェア(原題)」◆トップ10作品(アルファベット順) ・「Another Year」 マイク・リー監督 ・「The Fighter」 デヴィッド・O・ラッセル監督 ・「ヒア アフター」 ・「インセプション」 ・「英国王のスピーチ」 ・「シャッター アイランド」 ・「ザ・タウン」 ・「トイ・ストーリー3」 ・「トゥルー・グリット」 ・「ウィンターズ・ボーン」◆トップ5外国語映画(アルファベット順) ・「I Am Love」(イタリア) ルカ・グァダニーノ監督 ・「Incendies」(カナダ) デニ・ヴィルヌーヴ監督 ・「Life, Above All」(南アフリカ) オリヴァー・シュミッツ監督 ・「ソウル・キッチン」(独・仏・伊) ・「White Material」(仏・カメルーン) クレール・ドニ監督◆トップ5ドキュメンタリー(アルファベット順) ・「A Film Unfinished」 Yael Hersonski監督 ・「Inside Job」 Charles Ferguson監督 ・「Joan Rivers: A Piece of Work」 Ricki Stern & Anne Sundberg監督 ・「レストレポ ~アフガニスタンで戦う兵士たちの記録~」 ・「The Tillman Story」 Amir Bar-Lev監督◆トップ10インディ作品(アルファベット順) ・「Animal Kingdom」 David Michod監督 ・「[リミット]」 ・「フィッシュタンク~ミア、15歳の物語」 ・「ゴースト・ライター」 ・「Greenberg」 ノア・バームバック監督 ・「Let Me In」 マット・リーヴス監督 ・「Monsters」 Gareth Edwards監督 ・「Please Give」 ニコール・ホロフセナー監督 ・「サムウェア(原題)」 ・「Youth in Revolt」 ミゲル・アルテタ監督
2010/12/13
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年の初めに元旦から年始念頭を志す≪それが今月もと月の名残を言葉に表し≪今月は早今年も残すところ一月となった。一年が過ぎるのは振り返ると早い速い。この時期になると毎年そろそろクリスマスバージョンに変える季節だなぁと感じる。街行く人の服装も冬へと衣替えしている。そして数々の映画の賞が発表になるのもボチボチだ。今年の映画賞はどのような作品が選ばれるのか、楽しみな時期でもある。メディアに左右されることのないように、その辺もボチボチ掲載していきたい。さてもうこんな時間、そろそろ寝ますかな^^”
2010/11/17
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尖閣映像を一昨日朝、ネットニュースで驚いてYOUTUBEのサイトで全部見た。その後8時過ぎには削除されていた。小生は午前6時半くらいに観覧した。赤裸々にまでに映りだされた事実映像、一目瞭然である。小生は政治に関しての掲載はあまりしたいとは思わない人間だが、この映像を見て、そして今日のニュースを見て、読んで...思わず何かを呟かずにはおられない心情になった。普通流出というとあまり良いイメージは沸かない。だが今回の尖閣ビデオの映像は、世界の誰しもが本当はどうだったのか?異常なまでの隣国との見解の相違に真実はと、どれほどか困窮しているに違いない。だから本当の事を知りたい訳である。ゆえに流出させたことは、むしろ流出してくれた事に感謝すべきで、御礼を言うものである。事実たいへん勇気のある行動であり、世界中の人に真実を見てほしいという願いを込めての流出という感じがした。いずれ誰かが何かしらの事をするのではとは思っていたが、こういう形として表出された。様々な感想が飛び交う中で、石原都知事の「結構なこと」は、小生とまったく同じ考えだ。そして今日のニュース。自分で名乗り出た海上保安官は本日まで覚悟の整理をしていたかのような落ち着き、そしてその言葉は真意をついていた。その真意を貫き通してほしいと思った。眼に余るほどの現日本政府の軟弱さと無指向性、その場限りの答弁行動。小学生の学級会レベル以下の政府は、逆立ちしても政治家たちとは言いがたい。国民のほとんどが辟易するほど救いがたい政権に相当うんざりしているのが実情だろう。本来政府がまともだったら、彼はこのような事はしいですんだ。民主党内閣の全責任といっても言い過ぎではない。これは立派な内部告発である。故に「彼の行動は何ら非難されるものではない」と主任航海士の行為を擁護する声が相次いでるのは当然の良識ある見解、声であり、正しい判断だと思う。海保には毎時のようにメールや電話が殺到している。その大半は主任航海士を激励するものだ。掲示板「2ちゃんねる」には「命がけの行動に敬意を表する」「即時釈放を求める」などの書き込みが殺到している。「この人は英雄」「問題のない映像を公開しなかった民主党政権が悪い」などと支持が繰り返し書き込まれている。この激励こそ日本国民の本音ではないだろうか。小生もそう思う。こういう気持ち、こういう行動、そして多くの励ましは、世代を超えて日本人が日本人としての大きな繋がりを感じるものである。昨今の人間同士の希薄化が進む社会に於いて、本来の民主国家日本の啓蒙の一途になっていけばと思えた。
2010/11/10
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先週末から夕べ夜中まで、いやはや5年振りにパソコンのリカバリをした。小生DeLLのPCを使っているのだが、最近のシルバーライトの更新が出来ずで、なんと50回くらいトライしたがダメだった。涙ものですインストールはされているのに、見れない映像ニュースが多々¥¥。マイクロソフトにもメールで問い合わせ、回答をもらったが出来ず。またネット上でも様々な知恵を拝借しながらトライしたが、結局できなかった。そこでシルバーライトを再インストールするために、既存のものをアンインストールした。ご存知Internet Explorer 8にシルバーライトは在るが、今度はインストールが出来ないという現象が起きた。二進も三進もいかず、詳しい知人友人にも相談したが、最後はリカバリしかないと...。てな訳で5年振りにPCをリカバリした。ちなみにDeLLのリカバはディスクがないので付属のXPを再インストールすることでリカバリするのだが、これがやたらタイミングが難しかった^^”まるで瞬間芸で且つ間髪を入れずというところに小生はだいぶ苦労しました^^”おかげで完全リカバをして(ホントなんも無くなる。入れ込む時もまさにスッピン^^”ゴミ箱だけしかない。それから諸々を再インストールするのに、そうね8時間くらいかかったかな。インストールをし直すということは、その分またUPデートの波がドーンと押寄せた。ということで、何だかんだで昨日中に何とか復活。やっとスムーズに動き始めた次第。まぁ、こういう作業は何度もやりたいとは思わないが、DeLLのPCをお使いのユーザーは大なり小なり有りえないとも限らないので、脳裏の片隅に留めて擱かれた方が良いのでは?と思ったり。最近は簡易イメージ・リカバがあるので、そちらを推奨します^^"
2010/10/17
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数年前にピカソ展以来の美術鑑賞に出かけた。小生のところから上野の芸大までは約30分ととても近いのに、7月からの美術展に馳せ参じたのが、やっと一昨日だった。重い腰を上げるまで随分と時間を要した。今回の展示は「シャガール―ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」というテーマだ。鮮やかな色彩と幻想的な作風、それがまさしくシャガールなのだが、今回展示された絵画と1900年代初頭のロシア・アヴァンギャルドの関係は、見るまで知らない部分が多かった。そしてコンセプトは「シャガール自身と故国ロシア、彼の世界観、家族、想像の世界とのつながりを検証し、20世紀の巨匠シャガールへの理解を深める」。 今回展示された作品は、シャガールが手元に残していた特別な作品を死後に遺族が寄贈したものや、生前作家本人が寄贈した代表作が中心らしく、かなり充実したコレクションだと思った。初期にサンクト・ペテルブルグで制作された作品から南仏の晩年の大作と軌跡を辿ることができる。特にロシアをテーマにした「ロシアとロバとその他のものに」の大きさにも驚いた。また初めて見た生涯の朋友、ゴンチャローワとラリオーノフの作品も印象的だった。 それに1964年のメトでのオペラ「魔笛」の舞台美術、衣装をシャガールが受持ち、当時の歌い手(ルチア・ポップ、ヘルマン・プライなど)が着た衣装絵柄や舞台絵画も一緒に展示され、これには驚と興奮が隠せなかった。たぶん初めて見る人が多かったのだろうか、たいへん混雑していた。彼は生前「私がロシアで描いた絵画が、ヨーロッパの画家の作品の隣に展示されるのは奇妙なことでしょう。私の作品は、むしろ20世紀初頭のロシア美術のための美術館に展示されるべきものなのです」と話したらしいが、今回の展示は本人が望んでいたとおりになったのではないかと思った。今週末でシャガール展は終了するが、これだけすごい展示は中々できないことだろうと感心した。なによりも本物を見るということの素晴らしさ、醍醐味を味わうことが出来た。多くの方に眼に留めて頂きたい、そう思うシャガール展だった。
2010/10/05
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今年も恒例ではないが、昨年同様この時期に風邪をひいてしまった。奇しくも先週、実家でCDレコードの整理をして、埃で咽喉をやられた。揚句の果てに風邪をひいた。何十年ぶりにレコードを棚から引き出し、ビニール袋を雑巾で拭いた。大雑把だが全部拭くのに2日程かかった。CDも同じように棚から抜き出してはジャンル別区分別に整理した。延べ約3日かかった。今思えば、マスクぐらいすればよかった。況してや先週はまだ暑かった。汗びっしょりになって整理したのが原因だと思う。それはともあれ、来月10月1日からタバコが値上げになる。小生、ショートピース一筋に今日まで吸い続けてきたが、この先どうしようかと正直悩んでいる。これは自論だが、タバコを吸うという行為、選ばれしタバコの銘柄は、「その人の生き方であり、生き様である」というのが小生のモットーである。でもって美味い。生きていて良かったと実感できることが最大の要素だ。小生はショートピースでそれを味わった。それ以来、変わることなく一筋、35年欠かさず吸い続けている。で、そのタバコは今回140円値上がりする。これはかなり厳しい。本当に値上げする必要はあったのか...。疑問視されるが、致し方ない。そこで最近少し工夫し始めた。小生が吸っているSピースは両切りなので、半分に切ってフィルターに付けて吸う。こんなことを考えながら、実は実際に吸ってみた。結果、実に不味い¥¥非常に不味い。やはり知られざるフィルターが付く事により味は最悪に下がり、間違いなく不純物のような化学成分が体に入っていく感が拒めない。これではより弊害をもたらす。たぶんにまだ半分に切って短くなったタバコをそのまま吸ったほうが遥かに美味い。もともと健康には良くないのに、承知の上、半分に切ったタバコは、よりニコチン、タールが増徴する。これまた百害あって一利なしである。まぁ徐々に減らしていくのが最も適切かとは思うが、意志薄弱な自分に出来るかどうか。とは言え、少しでも吸えればとりあえず良しとするか、当面値上がり後は半分に切って数噴するつもりである。いずれにせよ近い将来、電子タバコや無煙タバコなど愛煙家に主流になるものが増えてきている。自分がそういう代物を吸うかどうかは解らないが、お世話になる日がないともいえない。タバコの値上げは、予想遥かに超える大きな打撃になりそうである。
2010/09/25
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9月21日が記念日◆国際平和デー,世界停戦日1981(昭和56)年、コスタリカの発案により国連総会によって制定。当初は国連総会の通常会期の開催日である9月第3火曜日でしたが、2002(平成14)年からは9月21日に固定されました。2002年から、この日は「世界の停戦と非暴力の日」として実施され、この日一日は敵対行為を停止するよう全ての国、全ての人々に呼び掛けています。◆ファッションショーの日1927(昭和2)年、銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが行われました。一般から図案を募集した着物のファッションショーで、初代水谷八重子ら3人の女優がモデルとなりました。◆世界アルツハイマーデー1994(平成6)年、国際アルツハイマー病協会(ADI)の国際会議で、患者やその家族への支援を進めること等を謳った宣言が採択されました。アルツハイマー病及び関連の諸障害に関する世界的普及を図るとともに、地球規模での理解と把握につとめ、患者と家族への支援を推進するための努力と働きかけを行う日。日本では呆け老人をかかえる家族の会が実施。9月21日 の出来事 -019年 ローマの大詩人ヴェルギリウス没。 0727年 神亀4年 渤海王の使節高斉徳ら24人が出羽の海岸に着く。しかし、蝦夷のため16人は殺害され、入京できるのは8人。 1334年 建武元(南)/建武元(北)年後醍醐天皇の石清水八幡宮への行幸がおこなわれ、尊氏軍が強大な兵力で同行する。 1353年 正平8(南)/文和2(北)年 尊氏・義詮が後光厳天皇を奉じて入京する。 1435年 フランスのアラスで和約が結ばれてブルゴーニュ支配の諸国がフランス国王に服する。 1494年 明應3年、足利義材が挙兵する。 1507年 [明の正徳2年8月15日]明の武宗正徳が、宮城内の西華門近くに遊行の場所の豹房を作らせる。 1550年 [明の嘉靖29年8月11日]モンゴルのアルタン・ハーンが騎馬軍団を率いて北京を包囲する。 1558年 神聖ローマ帝国の皇帝だったカール5世没。58歳。 1576年 イタリアの数学者カルダーノ没。74歳。 1594年 文祿3年 秀吉が伊勢検地を行わせる。 1600年 慶長5年 関ケ原に敗れた石田三成が北近江伊香郡高時村の古橋にある岩窟に身を潜めているところを田中吉政の兵に発見され逮捕される。 1600年 慶長5年 関ケ原の6日後、加藤清正が小西行長の宇土城を攻め落とす。 1606年 慶長11年 豊臣秀頼が東寺金堂を再建し、落慶供養を行う。 1643年 [清の崇徳8年8月9日]清の太宗ホンタイジ没。51歳。5歳の息子が皇帝に選出され、順治帝として即位する。実権は叔父の執政ドルゴンが掌握する。 1652年 承應元年 承応事件の別木、林、藤江、三宅、石橋が浅草で磔になる。 1673年 延寶元年 「延寶」に改元する。 1741年 バイエルン軍が、オーストリアのリンツを占領する。 1747年 延享4年 桃園天皇が即位する。 1832年 歴史小説の創始者の作家、ウォルター・スコット没。61歳。 1860年 ドイツの哲学者ショーペンハウワー没。72歳。 1862年 文久2年 朝廷が、攘夷を決定する。 1864年 トリノで、首都移転に反対する暴動が起こる。 1868年 明治元年 明治天皇一行が草津に着く。 1874/09/21~1911/09/16 明治7年 日本画家の菱田春草誕生。 1883年 明治16年 三池炭坑で就労中の囚人395人が大暴動を起こす。 1890年 明治23年 日本法律学校(のちの日本大学)が開校する。 1896年 イギリス・エチオピア連合軍がドンゴラを占領し、イギリスはスーダンを再び占領する。 1898年 [清の光緒24年8月6日]西太后が光緒帝に対してクーデターを起こし、実権をにぎる(戊戌の変)。 1908年 明治41年 日本美術研究家のフェノロサ没。数え56歳。 1911年 明治44年 アメリカの宣教師のヘボン没。96歳。 1918年 大正7年 米騒動で寺内首相が辞表を提出する。 1931年 昭和6年 西埼玉地震。マグニチュード6.9、死者・行方不明者は16人、家屋損失は206戸。 1931年 イギリス議会が、金本位制停止を決定する。 1933年 昭和8年 宮沢賢治、没。37歳。 1934年 昭和9年 室戸台風が上陸する。911.9ミリバール、最大瞬間風速60m。死者行方不明3066人。教員・児童の死者が多く、694人にのぼる。 1938年 チェコスロバキア政府が西側の要求を受入れたという発表があり、政府を倒すことを要求するデモが起こる。 1943年 昭和18年 閣議が、国内必勝勤労対策を決定する。14歳から25歳の未婚女子を勤労挺身隊に動員して、車掌など17の職種で男子の就業を禁止する代りに女子を充てることとする。 1946年 昭和21年 映画監督・伊丹万作没。 1949年 中国、国都を「北京」と改称する。 1950年 昭和25年 第2次シャウプ税制勧告が発表される。 1952年 昭和27年 大相撲、本柱を廃止して吊り屋根式にする。1年4場所制になる。 1954年 昭和29年 真珠・御木本幸吉没。 1954年 昭和29年 閣議が、内閣に輸出会議の設置を決定する。 1959年 昭和34年 小沢征爾が、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで第1位となる。 1964年 マルタ共和国が独立する。 1964年 マッハ3のスピードの超大型爆撃機XB70が試験飛行を行う。 1968年 昭和43年 作家・広津和郎没。 1973年 昭和48年 酒と貧乏と借金の名落語家、5代目・古今亭志ん生、没。83歳。 1973年 昭和48年 日本と北ベトナムが、国交樹立の交換公文に調印する。 1974年 昭和49年 映画監督・山本嘉次郎没。72歳。 1975年 昭和50年 天皇がニューズウィークとの単独会見で終戦の決断に言及する。 1978年 昭和53年 東北・上越新幹線の建設に東京都が許可の方針を固める。 1979年 国連総会が、ポル・ポト派をカンボジア代表とする決議を採択する。 1981年 昭和56年 新自由クラブと社民連が統一会派「新自由クラブ・民主連合」を結成する。 1981年 アメリカ、アリゾナ州判事のサンドラ・オコーナー(51)が、女性初の連邦最高裁判事に任命される。 1982年 昭和57年 歌舞伎・中村翫右衛門没。81歳。 1982年 昭和57年 北の湖が通算873勝を達成し、大鵬を抜く。 1990年 平成2年 「私は泣かない」の女優の初井言栄、没。61歳。 1991年 ソ連アルメニア共和国で独立を問う投票が行われる。 1992年 平成4年 協和埼玉銀行が「あさひ銀行」と改称する。 1993年 ロシアのエリツィン大統領が、大統領令で憲法を改正し、最高会議と人民代議員大会の活動を停止させるという声明を出す。 1993年 平成5年 プロ野球のフリーエージェント制の実施が決まる。 1994年 平成6年 人類の祖先としては最も古い約440万年前の猿人とみられる化石がエチオピアで見つかり、日本、アメリカ、エチオピアなどの研究者により「アウストラロピテクス・ラミダス」と名付けられる。 1994年 平成6年 大相撲秋場所11日目、大関武蔵丸と前頭1枚目琴の若の対戦が、1980年初場所14日目の北の湖と若乃花の横綱対決以来14年ぶりの水入りとなり、琴の若が上手投げで勝つ。 1995年 平成7年 「よど号」乗っ取り犯の小西隆裕(51)の母親が、北朝鮮側から出された小西の長女(18)と次女(16)の出生証明書を添付して2人の出生届を練馬区役所に提出する。 1995年 肉食恐竜ティラノサウルスを上回る史上最大の肉食恐竜の化石がアルゼンチンで発見されたことが「ネイチャー」に発表される。「ギガノトサウルス・カロリニ」と命名される。 1995年 平成7年 富山県魚津市と長野県大町市で見つかった遺体が、DNA鑑定とスーパーインポーズ鑑定の結果坂本弁護士の妻都子(当時29)と長男龍彦(当時1年2カ月)であることが正式に確認されたことが発表される。 1995年 平成7年 河野外相が、外務省でモンデール駐日米国大使と会談し、沖縄県での米兵による女子小学生暴行事件について抗議するとともに、再発防止を強く申し入れる。モンデール大使は現在の地位協定の枠の中で解決できると思うと述べる。 1995年 平成7年 ニチレイ女子テニスで、沢松奈生子が吉田由佳を退け、日本人でただ1人ベスト8に勝ち残る。 1995年 平成7年 井上嘉浩の逃走を助けた犯人隠匿の罪に問われたオウム真理教信者で元三重県立高校教諭の平野聡(42)の初公判が東京地裁で開かれる。平野被告は起訴事実を全面的に認める。 1995年 平成7年 社会党の臨時党大会が開かれ、新党結成の活動方針が採択される。 1995年 平成7年 横浜市議会で「ポイ捨て禁止条例」が可決される。 などなど^^
2010/09/20
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日本を代表するピアニストの一人、園田高弘誕生(1928~2004)ライフワークはベートーヴェン演奏近衛秀麿・園田高弘・森 正日本ピアノ界の重鎮であり最年長のピアニスト、園田高弘。東京に生まれ、ピアニストだった父の清秀に幼少から早期音感教育を受ける。その後、日本に亡命していたユダヤ系ロシア人の名ピアニスト、レオ・シロタの薫陶を受け、東京音楽学校卒業後の1948年に19歳で正式にデビュー。若き日の園田がヨーロッパにはばたくきっかけを作ったのは、名指揮者カラヤン。1954年に初来日したカラヤンと共演したとき、「お前、ヨーロッパに来い」。後でカラヤンに手紙を出すと、すぐに推薦状を書き送ってくれた。その推薦状を手に園田が渡欧したのは1957年、28歳。1959年には世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルの演奏会にもデビュー。この成功によって、ヨーロッパ各地へと活動が広がる。園田を語る上で、何よりライフワークであるベートーヴェン演奏。ピアノソナタ全32曲を、納得のいく音を残したいという一心で3回も録音。これはあるドイツ人指揮者から「日本人に一番遠いのはベートーヴェンだろう。」と言われた屈辱が、バネになっているとのこと。楽曲の研究を重ね、CD録音には園田自身が「陰影が柔らかで音色に暖かみがある。」と言うヤマハピアノを多く使用。3度目の録音は1997年に完成、次なる目標の協奏曲全集に取り組む。また、日本にも世界に通用するコンクールをとの思いから、1985年以降大分県で園田高弘賞ピアノコンクールを開催。同コンクールは、ピアニストの国際的な登竜門として海外でも認められ、ヤマハピアノも公式ピアノとして熱戦を支えている。人生のすべてをピアノとピアノ教育にかけ、その姿勢と情熱には衿を正さずにいられない。
2010/09/16
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二日連続、こんなのも有りか...◆モノレール開業記念日東京モノレールが制定。1964(昭和39)年、浜松町~羽田空港(現在の羽田空港駅とは別)の東京モノレールが開業しました。日本初の旅客用モノレールでした。遊覧用のものでは1957(昭和32)年に上野動物園に作られたものが最初でした。◆キュートナーの日キュートな大人、粋な大人、いつまでも若々しさを失わない愛すべき大人をキュートナーと呼ぶことを提唱する作曲家中村泰士氏が制定した日。◆台風襲来の特異日統計上、台風襲来の回数が多い日。◆神嘗祭明治7年から明治12年まで実施。明治12年からは10月17日。《9月17日 の出来事》 0791年 延暦10年 朝廷が、伊勢などの農民が牛を殺し漢神を祀ることを禁止する。 0879/09/17~0929/10/07 フランス・カロリング家のシャルル3世(単純王)誕生。 1062年 康平5年 源頼義が厨川柵を破り、安部貞任(44)を討つ(前九年の役の終結)。 1248年 聖王ルイの第7回十字軍がキプロス島に上陸し、8ヵ月滞在する。 1577年 フランスでベルジュラック和約が結ばれて第6次ユグノー戦争が終わる。 1583年 天正11年 本願寺の顕如が秀吉に物を贈り、使者が秀吉に謁見する。 1595年 文祿4年 浅井長政と於市の方の娘の於江与が、徳川秀忠に嫁ぐ。 1600年 慶長5年 小早川秀秋らの東軍が石田三成の居城であった佐和山城を攻める。 1627年 寛永4年 幕府が、オランダ国王の書簡を拒否する。 1631年 スウェーデン軍が、ザクセンのブライテンフェルトの戦いで、ティリの神聖ローマ皇帝軍を破る。 1634年 寛永11年 将軍家光が日光東照宮に参拝する。 1665年 スペイン国王フェリペ4世、没。子のカルロス2世が即位する。 1701年 イングランド王・ジェームズ2世没。67歳。 1705年 ハンガリー議会が、ラーコーツィ・フェレンツ2世を摂政大公に選出する。 1792年 カナダで、アッパー・カナダ議会が開会する。 1818年 文政元年 日光東照宮五重塔ができる。 1826/09/17~1866/07/20 数学者リーマン(Riemann,Georg Friedrich Bernhard)誕生。 1848年 フランクフルト市民が議会の態度に反発して共和主義者や共産主義者とともに一大示威行動を起こす。 1854年 マッターホーン初登頂。 1867/09/17~1902/09/19 慶應3年 俳人・正岡子規誕生。 1868年 明治元年 庄内藩が新政府軍に謝罪降伏する。 1868年 明治元年 会津軍が、政府軍の攻撃を受けて一ノ堰から福原に後退する。 1868年 明治元年 上ノ山藩が降伏する。 1875年 明治8年 江戸最後の町火消「お組」の頭、新門辰五郎没。75歳(83歳説もある)。 1887年 明治20年 条約改正交渉の行き詰りを理由に井上馨外相が辞任する。 1894年 明治27年 [清の光緒20年8月18日]黄海で日本艦隊が清国艦隊を撃破する。 1914年 大正3年 自民党のドンとなる金丸信誕生。 1928年 昭和3年 歌人、若山牧水、没。 1931年 昭和6年 作家の曽野綾子誕生。 1938年 昭和13年 俳人村上鬼城、没。 1939年 ソ連軍がポーランドに侵入する。 1940年 ヒトラーがイギリス本土上陸の「あしか作戦」を延期する。 1941年 ショスタコービッチが第7交響曲の第2楽章を完成させる。 1944年 昭和19年 「寛容」で直木賞を受賞した神崎武雄、没。38歳。 1945年 昭和20年 枕崎台風。死者行方不明2400人。 1946年 昭和21年 住友財閥令嬢の住友邦子が誘拐される。 1948年 「菊と刀」の女流人類学者、アメリカのルース・ベネディクト(Benedict,Ruth Fulton)没。61歳。 1948年 エルサレムで、国連調停官ベルナドットが、ユダヤ人のテロリストに射殺される。 1952年 昭和27年 八丈島南方に海底噴火が起り新島が誕生する。明神礁と命名する。 1964年 昭和39年 羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレールが開通する。 1965年 昭和40年 台風24号が愛知県に上陸し、死者、行方不明100人以上をだす。 1966年 昭和41年 紀元節復活反対国民集会が開かれる。 1968年 昭和43年 種子島宇宙センターで、初のロケット打ち上げに成功する。 1970年 アンマンのパレスチナ・ゲリラを、ヨルダンの政府軍が攻撃する(黒い9月事件)。 1972年 ウガンダのオボテ前大統領が、亡命先のタンザニアからウガンダへ侵攻するが撃退される。ウガンダは報復としてタンザニアを爆撃する。 1974年 エチオピア臨時軍事評議会は、軍事政権に反対する者すべてを罰する旨の声明を出す。 1975年 昭和50年 政府が第4次不況対策を決定する。公共事業費追加投入、金利水準の引き下げなど。 1978年 サダト・エジプト大統領、ベギン・イスラエル首相、カーター米大統領の3首脳キャンプデービッドの中東和平会談が終了する。エスラエルはシナイ半島の撤兵を約束する。 1980年 韓国で金大中に死刑判決が下る。 1982年 昭和57年 イギリスのサッチャー首相が来日する。 1983年 昭和58年 革新自由連合が解散する。 1988年 ソウル・オリンピックが開催される。 1990年 サウジアラビアとソ連が52年ぶりに国交を回復する。 1990年 カンボジア問題で、バンコクで最高国民評議会(SNC)準備会の初会合が行われる。 1991年 フランスのヴァイオリニストのジノ・フランチェスカッティ(Francescatti,Zino)没。86歳。 1991年 第14回国連総会が開かれ、南北朝鮮、バルト3国などの国連加盟が承認される。 1991年 ユーゴスラビアで、マケドニア共和国が独立を宣言する。 1992年 平成4年 PKOカンボジア派遣部隊の第1陣が広島県呉市の海上自衛隊呉基地から出発する。 1993年 平成5年 河野洋平が、自民党総裁に無投票で再選される。 1993年 平成5年 政府が、小選挙区比例代表並立制を盛り込んだ政治改革4法案を国会に提出する。 1994年 ウィーン生まれのイギリスの哲学者で歴史法則主義を批判したカール・ポパーがロンドン郊外クロイドンで没。92歳。 1994年 ミス・アメリカに、初の聴覚障害者、ヘザー・ヒワイトストーン(21)が選ばれる。 1995年 平成7年 正午ごろ、戦後最大級の台風12号が関東地方の東、三宅島付近を通過する。千葉県、茨城県の鉄道が運休するほか、各地で交通が乱れる。 1995年 平成7年 関越自動車道上り線の清瀬付近で、千曲バスの高速定期バスが台風12号の影響による雨でスリップして防音壁に激突し、運転手と乗客数人がバスの外に投出される。運転手は死亡する。 1995年 平成7年 村山首相がイスラエルを訪問し、ラビン首相と会談する。村山首相は中東和平への支援を約束する。 1995年 平成7年 横浜市港南区港南台の住宅街の路上で、店の売上を夜間金庫に運ぶ途中の釣り具店の店長と店員が2人組の男に拳銃で撃たれて売上金の一部100万円を奪われる。宮武店長は死亡する。後に廣瀬良一らの犯行であることが判明する。 1995年 平成7年 反オウムの活動の拠点となっているモスクワにあるロシア正教の教会で異臭騒ぎが起こる。 -4000/09/22~2001/09/17 英国王室天文学会のスミスによる人類の歴史誕生。
2010/09/16
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たまにはこんな掲載も...有りかと^^マッチの日1948(昭和23)年、配給制だったマッチの自由販売が認められました。日本のマッチは、フランスに留学していた清水誠が1875(明治8)年に東京で黄燐マッチを製造したことが始まりです。また安全マッチ(マッチ箱の摩擦面に擦らないと発火しないマッチ)は、1879(明治12)年から製造し、翌年からは輸出するまでになっていました。 国際オゾン層保護デー1995(平成7)年の国連総会で「9月16日を国際オゾンデーとする」ことを決議。国際デーの一つ。1987(昭和62)年、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が採択されました。1999(平成11)年までにフロンガス等の消費量を半分にする方針が決定され、日本等24か国が議定書に調印しました。競馬の日,日本中央競馬会発足記念日1954(昭和29)年、日本中央競馬会(JRA)が農林省(現在の農林水産省)の監督の下で発足しました。それまでは、農林省蓄産部が運営する国営競馬でした。ハイビジョンの日通商産業省(現在の経済産業省)が制定。ハイビジョンの画面の縦横の比率が9:16であることから。この日とは別に、11月25日が郵政省(現在の総務省)とNHKが制定した「ハイビジョンの日」となっています。 ロスチャイルド (実業家 1777年) 渡辺崋山 (蘭学者 画家 1793年) 竹久 夢二(茂次郎) (画家・詩人 1884年) ローレン・バコール (女優 1924年) 古橋広之進 (水泳選手 1928年) ミッキー・ローク (俳優 1954年) そのまんま東 (タレント 1957年) 1620年 - メイフラワー号が北アメリカを目指しイギリスのプリマスを出港。 1890年 - 和歌山県串本沖でオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が遭難。 1898年 - JR片町線の新木津駅~木津駅が開業し、全通。 1945年 - 枕崎台風上陸。 1954年 - 国営競馬を引き継ぎ、日本中央競馬会が発足。 1975年 - パプアニューギニアがオーストラリアから独立。 1985年 - 3月17日から開催されていた国際科学技術博覧会(つくば科学技術博)が閉幕。 2000年 - シドニーオリンピックにて野村忠宏と田村亮子が金メダル。 2003年 - 新幹線100系電車が「ひかり309号」をもって東海道新幹線から引退。 2006年 - 中日ドラゴンズの山本昌広投手(登録名:山本昌)がナゴヤドームで日本プロ野球史上最年長記録となる41歳1ヶ月(史上73人目)でのノーヒットノーランを達成。 2006年 - スウェーデン議会の総選挙が行なわれ、フレドリック・ラインフェルト率いる穏健党を中心とする中道右派連合が勝利。 忌日・命日1923年 - 伊藤 野枝 (イトウ ノエ)-婦人解放運動家。(* 1895年) 1923年 - 大杉 栄 (オオスギ サカエ)-アナキスト(* 1885年) 1932年 - ロナルド・ロス (Ronald Ross)-マラリアに関する研究でノーベル生理学・医学賞した内科医。(* 1857年) 1977年 - マリア・カラス (Maria Callas)-ソプラノ歌手。(* 1923年) 1999年 - 市川 右太衛門 (イチカワ ウタエモン)-日本の俳優。戦前・戦後を通じての時代劇映画スター。(* 1907年)
2010/09/16
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トム・クルーズとキャメロン・ディアスが「バニラ・スカイ」以来の再共演を果たしたアクション・エンターテインメント。随所にコメディ的な要素もあり、かなり楽しい作品。平凡なヒロインがスパイの男と出逢ってしまったことから世界中をめぐる壮絶な逃走劇に巻き込まれていく。それに2人の間に芽生えるロマンスの行方をコミカルかつスタイリッシュに描く。監督は「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。映画の展開もかなりスピーディでテンポ良く、たぶん最後まで一気に観れてしまう映画だと思う。10月9日からの上映だが、上映に先立ち、何と!この2大トップスター、トム・クルーズとキャメロン・ディアスが9月下旬に2人揃っての来日が決定した!楽しみですね、盛り上がちゃいますよ^^『ナイト&デイ』ジャパン・プレミアの開催開催日:9月28日(火)予定会場:レッドカーペット・セレモニー ⇒ 六本木ヒルズアリーナ 舞台挨拶付き上映会 ⇒ TOHOシネマズ 六本木ヒルズ参加ゲスト:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス(予定)公式U-TUBE ロング版
2010/09/14
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最近ほれ込んでるJAZZボーカル、ニッキー・パロットを今日は紹介したい。この2年ほど前から急上昇し、いきなり2年連続スイング・ジャーナル・ヴォーカル・ディスク大賞受賞を受賞!たぶんうたごえをを聴いたら忘れられない声質。いろんな特長があるけど、彼女はホントいい。こういうチャーミングで不思議な魅力の声の持主は非常に少ない。この最高にいいヴォーカリストの一人、ニッキ・パロットのセカンドアルバムとライブ映像、特とご覧あれ!映像はセカンドアルバムから「I love the way you're breakin' my heart」。これはむちゃくちゃ良いです^^”第3弾も既に発売され、こちらもめちゃくちゃ良い!ジュリー・ロンドンとペギー・リーに捧ぐロマンティック・ジャズ・ヴォーカル・アルバムの名品です。 Fly Me To The MoonNicki ParrottNicki Parrottvocal & bassJohn Di MartinopianoLisa Parrottbaritone saxophone & soprano saxophoneMark SgangaguitarHarry Allentenor saxBilly DrummonddrumsRecorded at The Avatar Studio in New York on June 17, 18 & 19, 20082009.3.18 release¥2,8001. Bei Mir Bist Du Schoen2. I Love The Way You're Breakin' My Heart3. Do It Again4. Fly Me To The Moon5. La Vie En Rose6. Waltzing Matilda7. I Never Had A Chance8. Evil Gal Blues9. For All We Know10. Charade11. I Never Dreamed You'd Leave In Summer12. Them There Eyes13. Two For The Road下にあるのは、「Chuck Braman Trio featuring Nicki Parrott」と題したライブ映像。こんな感じでベース弾きながら歌ってます^^ホントいいですね^^”
2010/09/09
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待望!ブーレーズのマーラーチクルス、遂に完結。偉業最後を飾るのは交響曲10番からのアダージョと、歌曲集「子供の不思議な角笛」。岐宿も今年はマーラー生誕150年、それに相応しいチクルス全集となる。オケはクリーブランドOに歌い手がマグダレナ・コジェナーとクリスティアン・ゲアハーヘルという理想的な声楽陣だ。御多分にもれず、今年のアカデミー賞、筆頭与力ではないだろうか。音を聴かずとも高鳴るのは小生だけではあるまい。期待の1枚だ。9月22日発売!ピエール・ブーレーズ/マーラー:子供の不思議な角笛、交響曲第10番からアダージョマーラー:歌曲集《子供の不思議な角笛》(1)番兵の夜の歌、(2)むだな骨折り、(3)不幸のときのなぐさめ、(4)誰がこの歌を作ったのか?、(5)この世の生活、(6)レヴェルゲ、(7)さかなに説教するパトバのアントニオ、(8)ラインの小伝説、(9)塔の中の囚人の歌、(10)トランペットが美しくひびくところ、(11)高き知性をたたえて、(12)少年鼓手マーラー:交響曲第10番から アダージョマグダレナ・コジェナー(メッゾ・ソプラノ(2,4,5,8,10,11))クリスティアン・ゲアハーヘル(バリトン(1,3,6,7,9,12))クリーヴランド管弦楽団、指揮:ピエール・ブーレーズ録音:2010年2月 クリーヴランド 1995年に始まったブーレーズによるマーラーの交響曲シリーズがこの交響曲第10番で遂に完結。下記にピエール・ブーレーズ(京都賞2009受賞者)のメッセージ映像があるので、ご覧頂ければと思う。彼の音楽に関するコンセンスが鏤められ、芸術と音楽と文学の繋がり等が良く見渡せる。
2010/08/29
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9月からの上映、久々に中身の濃い映画です。上映に先立ち、世界三大悪妻と呼ばれたトルストイの妻、ソフィアの真の姿がこの映画に描かれているといえるでしょう。本当は悪妻なんかじゃなかったと、観て思われる人も多いんじゃないかな^^理想に燃えたトルストイの若き助手を「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイが好演。ホント、いい役者です。大作家の一番弟子、そして一般的には悪妻として知られるトルストイの妻の確執と共に描かれていくのですが、年老いた夫婦の長年にわたる強いきずなに心動かされます。先ずはご覧あれ。小生は二足先に観てきます^^
2010/08/29
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2006いつの間にかこんなに大人になって!そう感じるほど、彼女は天性の才能と稀に見る芸術家の資質を備えている。先ずは2006年の映像だが、ご覧あれ。下は2007年のバッハのコンチェルト。確実に今後のクラシック音楽界をリードし、頂点に達しゆく人材だ。2007
2010/08/28
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ジェリー・ブラッカイマー製作、ニコラス・ケイジ主演でジョン・タートルトーブ監督のトリオで贈るファンタジー・アドベンチャー大作を観ました。ディズニー・アニメ「ファンタジア」の“魔法使いの弟子”をモチーフに、現代のニューヨークを舞台に善と悪の魔法使いによる最終決戦の行方と、そこに巻き込まれた一人の青年の運命を描いた中々のアドベンチャーです^^。共演はジェイ・バルシェル、モニカ・ベルッチ、アルフレッド・モリナというメンバー。大凡のあらすじは、善と悪の魔法使いがいた。善なる魔法使いマーリンの弟子バルサザール、そして今は亡き恋人の魔法使いヴェロニカ。彼女の犠牲で邪悪な魔法使い“モルガナ”は幽閉されたが、ある日世に再び現れてしまう。悪の魔法使いを根絶させる戦いが新たに始まる。この戦いを終わらせることができるマーリンの後継者となる“選ばれし者”を丁度探していた時に、現代のニューヨークで“選ばれし者”を発見する。それはテスラコイルの研究に没頭する気弱な物理オタクの大学生、デイヴだった。バルサザールは混乱するデイヴを強引に自分の弟子にして彼の秘めたる力を覚醒させるべく特訓を開始する。 ジェイ・バルシェルはこの映画で大抜擢となった。さほど顔が良い訳でもなく、ヘアスタイルが少し陳腐な時代設定かと思える質の容貌だ。魔法使いもあのようにして訓練するんだと思うシーンがけっこう楽しく描かれている。大人も子供も十分に楽しめる娯楽ファンタジーで、先のエアベンダーの100倍面白い^^”先ずはご覧あれ、オススメの1本なり。
2010/08/17
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このところ7月あたりから毎日のように猛暑が続いている。随分前になるが、日本の二季と掲載したことがある。日本は四季折々の美しさが昔はあった。昨今は夏と冬の二季と、季節感は変化している。北半球の国々ではこの異常気象が今年は特に目立っている。ロシアの猛暑はニュースに暇がない。南半球では例年に無いほど大寒波で、ペルーやチリではあのアルパカが寒さで死んでいるほどだ。たぶんに今年の日本の冬は厳寒となりそうだとの事。今回は真夏の眼で見る猛暑対策として、万年雪のマッターホルンに変更した。かき氷ではないけど、少しは涼しさを味わうことができそうだ皆様も熱中症等十分に気をつけて、くれぐれもご自愛ください^^
2010/08/07
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ここ数日来、長男の転勤がらみで引越しがあった。小生は体調の関係であまり手伝えないが、それでもけっこう草臥れた。でもって今日は、こちら(今住む東京の家)、自分の取巻きの中からCDやDVDの整理をした。以前よりは大分枚数も少なくなったが、それでもここには千枚以上のCDやDVDがある。本日の整理で、聴かなくなったCDやDVDをダンボール箱に詰め替えた。たぶん数百枚。捨てたものが100枚くらいはあったかと思う。残りの半分くらいを近々実家に移動させる予定。かく言う実家でも整理が毎日のようにし続けられ、捨てたビデオが500本、今や過去の遺物となってしまったレーザーディスクが150枚、聴かぬCDやDVDを300枚以上捨てた。それでも5000枚以上のCDがたんと有る。物が有ることはその分野に関して時に有り難く、ましてや文化に順ずるものだけに重宝がてられる。否心情的にそうなる。ところが整理され綺麗になると、それ以前の時よりも遥かに気持いいものである。狭い我家に置くには、気がついたら多すぎるということだ。如何せん器に合わせるしかないのが現状、まだまだ苦闘が続きそう。
2010/07/29
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SF映画史上人気キャラクターの「プレデター」を鬼才ロバート・ロドリゲスが製作したシリーズ幕開け作品、「プレデターズ」。進化を遂げたスーパー・プレデターたちが待ち受ける惑星を舞台に、ハンティングの獲物として放り込まれた人類最強の殺し屋たちの究極のサバイバルを描き出した。主演は「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、共演にローレンス・フィッシュバーン、アリシー・ブラガ。監督は「モーテル」「アーマード 武装地帯」のニムロッド・アーントル。戦闘機から落下する祭に意識を失うも取り戻し、墜落死を免れた傭兵のロイス(エイドリアン・ブロディ)。ジャングルの中に着陸する。同じように放り出された数人の男女。彼らはCIAの凄腕スナイパーやロシア特殊部隊の隊員、あるいはヤクザや死刑囚といったいずれ劣らぬ戦闘と殺しのエキスパートたちという設定で始まる。やがて一同は、自分たちが謎の地球外生命体によって彼らの惑星に拉致された。実は彼ら自身がその地球外生命体の獲物だったことに気づき、そこから人類最強の殺し屋集団を率いて、新種のプレデターたちと人類史上最凶の壮絶バトルを繰り広げる。観ていてドギモギするほど、緊張感溢れる映像だ。況してやエイドリアン・ブロディがこういうハードな作品を演じるとは想像もつかなかった。かなりハードな役柄を抜群にこなしているのに驚愕する。スゴイ!!最後に上空からまた見知らぬパラシュートが降りてくる。生き残ったのは唯一の2人だが、この行末はパート2になるのか?そんなクエッション?を抱かす映画だった。
2010/07/29
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M・ナイト・シャマラン監督の久々の新作は、初めて原作のある物語のファンタジック・アクション・アドベンチャー、「エアベンダー」。如何せん、今までの作品はすべてオリジナル脚本仕立てのものなので、シャマラン監督にとって初めての試みだ。今作は米ニコロデオンの人気TVアニメ「アバター/伝説の少年アン」を実写映画化したもので、秩序崩壊で戦乱が続く世界に調和をもたらす最後の希望となった一人の少年の活躍をスペクタクルに描き出したものである。主演のノア・リンガーはテコンドーで黒帯という武術の実力が有り、この大役に大抜擢となった。あらすじは、「氣・水・土・火」の4つの王国によって均衡が保たれていた。でもって各王国には、それぞれ国の要素“エレメント”を操る使い手“ベンダー”がいて、その中でも4つ全てのエレメントを操ることができる者は“アバター”と呼ばれ、世界に調和をもたらす唯一の存在といわれていた。アバターは輪廻転生により各国順番に現われ、今世そのアバターとして生まれたのは、氣の国の民で“エアベンダー”の少年アンだった。ところがアバターの重責に堪えきれず逃げ出したアンは氷の中に閉じ込められてしまう。ちょうどその時、火の国が反乱を起こし、氣の国は全滅、世界の秩序は崩壊する。100年後、水の国の兄妹カタラとサカによって発見され、救い出されたアンは、アバターとしての宿命と向き合い、世界に平安を取り戻すためにさまざまな試練に立ち向かっていくというお話。SFX搭載、ふんだんに使った特撮は中々面白い。お子さんたちと十分楽しめるファンタジー映画です。
2010/07/22
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文明が崩壊した終末世界のアメリカ大陸を舞台に「フロム・ヘル」のヒューズ兄弟がデンゼル・ワシントンを主演に迎えて描いたSFサスペンス・アクション。文明が崩壊した終末世界のアメリカ大陸を舞台に、世界に一冊だけとなったある本を襲撃者から守り、西へと運ぶ謎めいた男の姿を、ハード・バイオレンスでスタイリッシュに描かれた映像だ。共演に「ダークナイト」のゲイリー・オールドマンと「マックス・ペイン」のミラ・クニス。イーライという名の謎の男は、崩壊したアメリカ大陸の荒野を西に向かって歩き続けていく。唯一世界にただ一つのある本を携えて。彼はその本に近づこうとする者は容赦なく斬り捨てていった。「見失うな目的の地に向って」と自分に言い聞かせながら行動をとってきた。歩き続ける中、有る街に辿り着く。そこはカーネギーという男が独裁者として君臨していた。彼もまたある本を探していた。その本があれば世界を支配できると考えていたのだ。崩壊後の世紀末的な映画だが、唯一なかったものが「聖書」という発想が実に分かりやすい設定である。最終的に一つの書籍を残すとすれば、「聖書」という声は古今東西太古の昔から選ばれる書物だが、イーライという主人公の頭の中に記憶されたものを完全に一字一句写譜をするが如く、書き綴る最後は観ていて圧巻だった。マッドマックスの砂漠化した荒野に繰広げられるバイオレンスアクションはけっこう凄まじい。
2010/07/19
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このところ、時間が豊富にあるのに、何故か忙しく、映画を観ることをしていない。週明けぐらいから見始めないと、身も心も錆付いてしまうかもと最近少し思うようになった。3月の中旬から体調を崩し、意気消沈の中から少しずつ這い上がり始めたという現状。まだまだ道は遠かりきだが、30%くらい動けるようになったか。時間は有り過ぎても無いに等しく、足りないくらいの方が人間窮して物事に当たる。無いもの強請りが有る時にこそ忘れるものだ。暫し都合のいい生き物である。少なくとも自分は感じた。
2010/07/02
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ジェリー・ブラッカイマー製作で放つ古代ペルシャ舞台のアクション・アドベンチャー、「プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂」を観た。父王殺しの濡れ衣を着せられた王子が、その真相を解く鍵となる“時間の砂”を求め繰り広げる未知の冒険を壮大なスケールでファンタジックに描き出す。主演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール。共演は「007/慰めの報酬」のジェマ・アータートン、名俳優のベン・キングズレー。監督は「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェルという顔ぶれ。史上空前の繁栄を極める古代ペルシャを舞台に親のないスラムの少年ダスタンは、友人を救うための勇気ある行動が王の目に止まり、養子として王宮へ迎え入れられる。それから15年、第3王子として“ペルシャのライオン”と異名をとるほどの勇者に成長する。後に彼は兄や叔父ニザムと共に聖なる都アラムートを征服、ある1本の短剣を戦利品として手に入れる。父王に贈ったアラムートの法衣に毒が塗られていたことから王が絶命、暗殺の容疑者となってしまう。そんな中、捕虜の身に甘んじていたアラムートの姫タミーナが彼の逃走を助ける。実は彼女の目的はダスタンの短剣にあった。それは、時を戻し、過去を変え、世界をも支配する強大な力を得ることができる伝説の“時間の砂”を操る唯一無二の代物だった。また彼女は、“時間の砂”を邪悪な者から守る一族継承の使命を担っていた。こうして、ペルシャ帝国軍と闇の暗殺者集団ハッサンシンに追われることとなったダスタンとタミーナは、父王殺しの真犯人と“時間の砂”を求め、過酷な冒険に旅立つ。まさに「時間の砂」。映画の創りも時間を過去に現代にも往来する特殊撮影が面白い。ファンタジーでありながら、アクションも楽しめる。最近のこの手の作品の中では、かなり良く出来ていると思う。インディJのようなところも有って、こういうラインの映画が好きな人には十分に楽しめる1本だ。先ずはご覧あれ!!
2010/06/16
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今日は息子といっしょに、夕飯を食べながら、黒澤作品「どん底」を観た。黒澤作品は、椿三十郎など、小生の心機一転・起死回生の作品を除き、重量感のある名画が多いが、「どん底」、いや~重かったの何のって、むちゃくちゃ重い(>_<)この映画、ホント救いようのない重さだった見終わって、椅子に座ってパソコンのマウスを動かすのがやっとなくらいの疲労感と虚脱感である。夕飯が完全に消化不良となった。成るようにしか成らない真実も、このくらい暗くのしかかってくると、やるせなさと辟易さえも感じてしまう程だ。しかし強烈だった。たぶんご覧になった方は、小生のこの感覚を十分に察して頂けるのではないだろうかと思う。
2010/06/06
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長い間、そう、11年くらい前に国内盤で発売になり、1年もしない内に遺族の意向により販売が中止となり、廃盤になったあの名盤。リヒテルが弾くインスブルックライブのバッハの平均律クラヴィーア全曲。何とその名盤が遂に遂に発売になった。奇しくも中国盤での正規ライセンス盤である。いやはや何処から発売になったのかと思ったら、何と中国。これには驚いた。入手できなかっただけに、小生を含め、多くのファンが待ちわびた「インスブルック・ライヴ」JVCライセンス盤である。ドイツとイタリアを繋ぐこの風光明媚な都市にあるバロック式の教会、ヴィルテン修道院付属教会での収録だったと思うが、リヒテルはどちらかと言うと狭いこじんまりといたホールを好んだ。当時58歳のリヒテル、たぶんにコンディションも良く、驚くべき集中力でバッハの作品に改めて挑んでいる。確信に満ちたアプローチと説得力、微塵も揺るがない完結の演奏芸術。平均律の演奏では、リヒテル盤が最も個人の好みを問わず、聞かれる1枚だと確信する。このインスブルック盤は、以前の名盤よりもテンポの緩急や表情の起伏が大きい。トータル・タイムが約19分も短いのだ。かなりハイテンションといえる。その疾風のごとく引かれるフーガは恐ろしいほどの躍動感が漲る。澄明な明るさを見せて表情豊かに太い流れを生み出し、実に感動的だ。まさに巨人と呼べる演奏である。録音はすっきり明晰なサウンドであるが、ORF(オーストリア放送)提供の音源を、JVCが20ビット・リマスタリングでさらにクオリティ・アップされている。小生には国内盤が発売になった時試聴した印象からすると、今回の正規中国盤はかなり硬質な響きに聴こえる。残響の限りなく少ない硬質さである。正直この点は残念に思えた。それにアルバムの装丁だが、CD4枚を収めたプラケースと92ページの分厚い解説書。何と全部中国語¥¥”これは正直シンドイ。せめて英語は載せてほしかった。とわいえ一重にこのリヒテルの名盤がまた確実に聴けることになったことの方が遥かに重要だろう。多くのバッハファン、そして音楽ファンがあらためてバッハの平均率クラヴィアの真髄に触れることが出来ることは、音楽を聴く人間の至極の喜びであると言っても過言ではない。偉大なる音楽家リヒテルの演奏芸術の真価を、また偉大なる20世紀最大級の巨人の事績を伺うにも、この名盤の存在価値は計り知れないものだと思われる。J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻 BWV.846-893 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)録音時期:1973年8月7日(BWV846-857)、8月10日(BWV858-869)、7月26日(BWV870-881)、7月28日(BWV882-893)録音場所:インスブルック、ヴィルテン修道院付属教会録音方式:ステレオ(ライヴ)プロデューサー:オトマール・コスタ、テオ・ペーアエンジニア:ハンス・ヒムラー
2010/05/27
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タイトルを最初に見たときは、ガメラ対レギオンの続編かと思った。まさか!と思って覗いたところ、これが新作映画で、神と天使軍団の脅威から人類を守るため一人の大天使が立ち上がる異色のホラー・アクション映画だった。人類を見限り堕落した世界を一掃しようと神が放った天使の大軍“レギオン”に対し、唯一神の命に背いた大天使ミカエルが人間の味方となって繰り広げる壮絶な戦いと人類存亡の行方をスリリングに描き出す。本作は、人類に祝福を与えるはずの神と天使が、人類を滅ぼすために襲いかかってくるという、これまでの常識を覆す状況を描いている。レギオン(新約聖書に登場する悪霊の名であり、人間を滅ぼすために襲いかかる軍団の名でもある)ミカエルを演じるのはポール・ベタニー。主演は「ギャングスター・ナンバー1」のポール・ベタニー。監督はこれまで主に視覚効果を務め、本作で長編初メガホンとなるスコット・スチュワート。老婆が突然の凶暴化、リアルに焼肉を食べるところなんぞ、これはホラーだと思いしや、ゾンビ!襲いかかる群れをなす人間を滅ぼすために襲いかかる軍団はどうみてもゾンビである。大量の銃弾を浴びせ、それでも尚執拗に襲いかかる。どんどん増え続け、最後は大天使ミカエルが....。小生この手は苦手な映画だが思わず観てしまった。SFアクションホラーとしてはまだ軟らか目の映画だと思うので、楽しめるのかもです。
2010/05/16
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先だって国際フォーラムでのラ・フォル・ジュルネ2010、大音楽祭の入場者の数字が5月6日に発表された。小生は5/2に行ってきたのだが、行き交う人込は昨年より少ないような気がすると前記した通り、今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010は丸の内・周辺エリアの関連イベントと合わせて、80万7千9百人の来場者だったとの事。地下2階 展示ホール「ヴァレ・ノワール広場」や野外ステージ「ミュージックキオスク」は今年の方が多かったと思う。NHKBSの10時間放送とかの相乗効果もあったろうと予想されるが、館内のロビーを歩く人の数は微妙に少ないようにも感じた(昨年は歩きながら人にぶつかったくらい)。今年もそうだが、世界の一流音楽家たる人たちのコンサートが通常のコンサートの約1/4で聴けるのはたいへん有難い。有名無名に金額の大小はあまり優劣がないのがまた良い。それ故に殆どのコンサートチケットが完売するのは当然の成行きだろう。かのボゴレリッチでショパンのピアノ協奏曲のチケットがS席で4000円、Aは2000円である。通常コンサートなら15000円前後が相場となる。ミッシェル・コルボ指揮のモツレク(ショパンは死の直前、モツレクで葬儀をしてほしいと遺言を残している)でもチケット代は同じだ。Aホールは5000人収容の国内最大級の大型ホール、それがあっと言う間に完売御礼。それだけに全国から目的意識で聴きに来る人たちが増えてきている事は確かだ。来年も開催されるだろうけど、テーマのアンケートがhpに載っていた。1位はブラームス、確かに未だ契機がないが、モーツアルト、ベートーベン、バッハ、ショパンと続けば分かるような選択でもある。小生は個人的には後期ロマン派以降から近代辺りを焦点にしたテーマを望んでいる。ブルックナー、マーラー然り、ラフマニノフ、チャイコフスキー、スクリャービン、ヴィーン学派と限がない。もしこのような作曲家をモティーフに選択できたら、大方が予想するより入場者は増えると思う。コアなファンもかなり多いのがこの時代の作曲家である。気持託して来年また聴きにいきたいが、マルタンさん、何とかこんなテーマで開催してもらえないだろうか”と思っちゃう^^
2010/05/07
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世界で最もエキサイティングなクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」フランス発 日本で進化し続ける奇跡の音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)は1995年、フランスの港町ナントにて誕生し、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンが創出したのは、まさにこの世で最も驚きに満ちたクラシックの宝石箱である。その勢いはフランス国外にも広がり、2005年に東京に上陸。2007年には来場者数100万人を超え、世界でも最大級のクラシック音楽祭に成長した。今年はショパン生誕200年。それを機に盛大に催しが本日よりスタート!!行ってきました~^^”人人人、スゴイ人出で、こういうお祭音楽祭はこの[ラ・フォル・ジュルネ]で日本に於いて、毎年のように来場者数は更新され定着化してきている。岐宿もショパンの生誕200年、シューマンも生誕200年の今年、大人気のある(一般的な)作曲家故にも多くの人出が予想される。初日なのである程度は予想していたけど、時間的な比較では、昨年のバロック音楽祭の時の方が混んでいた(106万人の来場者)ようにも思えた。でもってこのショパン、「のだめカルテットやベト7のアウラ」も出ている。とにかく座るところがなく、既に座られているので立ち通しで歩きっぱなし。天候に恵まれたGW、結構疲れた。今年のメインプログラムは明日のボゴレリッチのショパンのピアノ協奏曲だろうか、あっという間のソールドアウト”小生は聴けないけど、今年のハイライトだろう。お祭は始まったばかりだが、来年はマーラーの没後100年、後期ロマン派以降を主体にした音楽祭を開催してくれたらいいなぁなどと思って帰宅した^^。5/4日までの催し、音楽文化酣の有楽町、国際フォーラムまで足を伸ばしても良いかもです^^
2010/05/02
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先だっての東京芸術劇場でのクリス・ボッティのコンサートの模様は前記の通り。まだ脳裏に焼きついていていて、ほんとスゴカッタなぁという印象が残っている。カテゴリーを越えたジャズ音楽、世の様々な分野に彼の音楽は啓蒙を博している。今日はその折に並んで並んで、いやはや何人くらい並んだのか相当数だった。階段をぐるぐると上へ上へと数百人はいたでょう。小生もミーハーな気分で並びました^^”押すな押すなで購入したCDに、クリス・ボッティのサインをもらってきた^^”昨今ショップやネット販売でも、CDやDVDの売上は激減している。どれほどかの話題性のあるものでも数字は高々しれているのが現状であり世界の実情だ。ところがコンサートが良かった場合の即売は、驚くほど売れる。素直にその感動を手元にもっていたい、また聴きたい、そう思う気持がCDやDVDを購入させる。大きなファクター、感動がそうさせる。それが実力の証なのだろう。反対に面白くなかったライブやコンサートでは購入率は低い。クリス・ボ一ティの即売光景は、世界の不景気を吹き飛ばしていた。また今年年末あたりに来日するようなので(五郎兵衛さん情報^^)、また聴きに行ってしまうだろうと思っている。
2010/04/29
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はたまた観てきました!興味津々で、「タイタンの戦い」ドキドキしながら観てきました^^「アバター」「ターミネーター4」のサム・ワーシントン主演で放つアクション・アドベンチャー。特撮映画の巨人レイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた1981年の同名作品を最新の映像技術でリメイク。ギリシャ神話の世界を舞台に、人類の存亡をかけ冥界の王ハデスとの戦いに挑む勇者ペルセウスが繰り広げる決死の冒険を迫力のスペクタクル映像で描く。監督は「インクレディブル・ハルク」のルイ・レテリエ。3D版も同時公開。神と人が共存していた神話の時代。そこでは、欲望のままに行動する神々が熾烈な抗争を繰り返していた。ある時、ゼウスの息子でありながら人間として育てられたペルセウスは、冥界の王ハデスに家族をなすすべなく殺されてしまう。ハデスの暴虐に、このままでは地上が地獄と化す危機に直面する中、復讐に燃え、失う物のなくなったペルセウスは、命知らずの猛者たちを率いて、ハデス打倒の旅に出る。しかしそれは、巨大な魔物クラーケンや見た者を石に変える妖女メドゥーサが待ち受けるあまりにも過酷な冒険。結末はご覧になって頂いた方が良いので記載しないけど、サム・ワーシントンはホントいい役者だ。この人の眼を見てもらえば、悪役はまず出来ない純粋無垢な眼をしている。どこにも穢れがない眼だ。T4の時にもそう思った。主役はクリスチャンベールなのだろうけど、映画を観れば、どう見てもサム・ワーシントンンが主役である。そこでも彼の眼は純粋なTを演じていた。アバターでは、脚本の中にある樹の精霊が集まってくるところは、この人の人柄そのものを映していた。で、このタイタンの戦いでもまったく印象は同じ。珍しいくらいの人間像である。神話と人柄が絶妙に重なっていた。先ずは観て損なしの1本だ。1981年のオリジナル版は、神話的な趣と威厳があった。新作はそれに現代解釈を織り交ぜた、よりSF的な要素が入っている。GWで混雑する映画館は疲れるかもしれないけど、大いに観る価値のある作品だと思う。
2010/04/28
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観てきました。「アリス・イン・ワンダーランド」。ティム・バートン監督が、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を基に、19歳に成長したアリスの新たな冒険を最新の3D映像技術で鮮やかに描き出した冒険ファンタジー大作だ。ヒロイン、アリス役には新星ミア・ワシコウスカ、共演にジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ。 アリス役のミア・ワシコウスカ、こういう顔立ちの俳優が今好まれるんだろうなぁと思いながら観てきた。若い時のケース・ウインスレッドに似ていてびっくり!。こういう作品を創り上げるとバートンの御家芸といえるほど、最良の力が発揮されていると思えた。ジョニ・デップとのコンビもいい。映画のスタート間もなくに、アリスの幼少の夢の話を父親に話す場面、同じ夢の内容を話すのだが、父はアリスに「狂っている。でもスゴイ人は皆狂っている」と言うのが印象的で、それを聞いているアリスの微笑が天才とは紙一重の譬えになっていた。その点はジョニ・デップも勝るとも劣らずで最適役だ。彼はそのまま地でやっているのが末恐ろしい天才の証だが、映画の作品の違いで、これだけ多用な演技を見せることのできる俳優は中々居ない。アン・ハサウェイの白の女王もはまり役だ。アリスが大きくなりすぎて(ケーキを食べて)、容姿を小さくさせるために妙な薬を作る場面がある。あのアン・ハサウェイの顔立ちは適役はまり役の最たる表情だった。 この映画はたぶんに今年何本かの中に入る大ヒット大作ファンタジーだが、子供を対象にした作り方をしていないところに好感がもてる。本日からの上映、大々的にお楽しみあれの1本である。ちなみに3Dで観ると、字幕を追うのに目が追いつかない。3Dは映画を観ているという感じより、より映画に参加している、自身が映画の中にいるというリアルな錯覚を起す。一度経験をすると、堪らない魅力を感じることだろう。次世代のスタンダードになりつつある映像革命の最有力システムを存分に楽しんでいただきたい。
2010/04/17
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久々に懐かしい日本映画を存分に観た。一つは「大江山酒呑童子」もう一つは「妖僧」。ともに市川雷蔵主演作品である。この時代、大映、東映、松竹と日本映画界を3分する配給会社の全盛期。歴史劇文芸作品は大映で、時代劇娯楽作品は東映、青春群像は松竹と大きくそれらのカラーが色濃く出ていた時代でもある。この二作品はともに市川雷蔵が主演(大江山は長谷川一夫主演)で、どんな役をこなしても雷蔵は最高の役者を演じている。現在では絶対といっていいほどの居ない稀有な俳優だった。随分前に書いた「眠狂四郎」シリーズといい、どれをとっても桁違いの名役者である。酒呑童子は日本最強の鬼と言ってよく、玉藻前で有名な白面金毛九尾の狐と、恨みによって大天狗と化した崇徳天皇と並んで、日本三大悪妖怪と謳われるようになった。京都に上った酒呑童子は、茨木童子をはじめとする多くの鬼を従え、大江山を拠点として、しばしば京都に出現し、若い貴族の姫君を誘拐して側に仕えさせたり、刀で切って生のまま喰ったりしたという。あまりにも悪行を働くので帝の命により摂津源氏の源頼光と嵯峨源氏の渡辺綱を筆頭とする頼光四天王により討伐隊が結成され、姫君の血の酒や人肉をともに食べ安心させた上、酒盛りの最中に頼光が神より兜とともにもらった「神便鬼毒酒」という酒を酒呑童子に飲ませて体が動かなくしたうえで寝首を掻き成敗した。しかし首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いていたといわれている。頼光たちは討ち取った首を京へ持ち帰ったが、老ノ坂で道端の地蔵尊に「不浄なものを京に持ち込むな」と忠告され、それきり首はその場から動かなくなってしまったため、一同はその地に首を埋葬した。また一説では童子は死に際に今までの罪を悔い、死後は首から上に病気を持つ人々を助けることを望んだため、大明神として祀られたともいう。これが現在でも老ノ坂峠にある首塚大明神で、伝承の通り首から上の病気に霊験あらたかとされている。大江山(京都府加佐郡大江町)の山中に埋めたとも伝えられ、大江山にある鬼岳稲荷山神社の由来となっている。こういう時代背景がある日本古来の伝説に着眼した作品で、たいへん面白く観た。茨木に扮する左幸子の美しさと怖さがスクリーンに映え渡る。長谷川一夫の酒呑童子役も良かったけど、何よりも雷蔵の演じる源頼光は最高である。この作品は「酒呑童子、大江山の鬼退治」を題材にした映画で、戦前・戦後と数本製作されているが、1960年に大映京都で製作された『大江山酒天童子』は、当時の大映オールスターキャストの豪華超大作だ。監督:田中徳三、出演:長谷川一夫(酒天童子)、市川雷蔵(源頼光)、勝新太郎(渡辺綱)、本郷功次郎(坂田金時)、山本富士子、中村玉緒 他 。それに「妖僧」。奈良時代に実在した道鏡と孝謙天皇の悲恋伝説を脚色した異色の伝奇時代劇だ。市川雷蔵演じる道鏡はぼろ布とひげに包まれた修行僧として登場するが、宮廷へ招かれた後は剃髪した美僧となるなど、雷蔵の魅力を趣向を凝らして上手く引き出している。100人のうち唯一、厳しい山嶽仏教の修業に耐え抜いた行道(市川雷蔵)は、恐るべき魔力を秘めた法力を会得。生き物を白骨に変え、竜巻を起こすなどが、下山後は衆生の救済に力を注ぎ、その噂から宮廷に招かれて女帝(藤由紀子)の病を治す。さらには藤原良勝(城健三郎)率いる反乱軍をもその法力で撃退し、女帝からの信任を厚くしていくが、最後は妙力も衰え、刺客によって殺害されてしまう悲恋。しかし雷蔵は美しくカッコいい。これまた機会あればとオススメの作品だ。ちなみに雷蔵出演の映画は下記に掲載したものだが、長髪、髭姿は他にはない。出演眠狂四郎悪女狩り(1969) 博徒一代 血祭り不動(1969) 陸軍中野学校 開戦前夜(1968) 眠狂四郎人肌蜘蛛(1968) ひとり狼(1968) 眠狂四郎女地獄(1968) 若親分兇状旅(1967) 華岡青洲の妻(1967) ある殺し屋の鍵(1967) 陸軍中野学校 竜三号指令(1967) 陸軍中野学校 密命(1967) ある殺し屋(1967) 若親分を消せ(1967) 眠狂四郎無頼控 魔性の肌(1967) 若親分千両肌(1967) 新書・忍びの者(1966) 陸軍中野学校 雲一号指令(1966) 眠狂四郎多情剣(1966) 陸軍中野学校(1966) 若親分あばれ飛車(1966) 若親分喧嘩状(1966) 眠狂四郎無頼剣(1966) 忍びの者 新霧隠才蔵(1966) 若親分乗り込む(1966) 大殺陣 雄呂血(1966) 新鞍馬天狗 五条坂の決闘(1965) 若親分出獄(1965) 眠狂四郎魔性剣(1965) 眠狂四郎炎情剣(1965) 若親分(1965) 忍びの者 伊賀屋敷(1965) 剣鬼(1965) 赤い手裏剣(1965) 新鞍馬天狗(1965) 新鞍馬天狗 五条坂の決闘(1965) 新鞍馬天狗 五条坂の決闘(1965) 眠狂四郎円月斬り(1964) 眠狂四郎勝負(1964) 忍びの者 続霧隠才蔵(1964) 剣(1964) 無宿者(1964) 昨日消えた男(1964) 眠狂四郎女妖剣(1964) 博徒ざむらい(1964) 忍びの者 霧隠才蔵(1964) 妖僧(1963) 影を斬る(1963) 手討(1963) てんやわんや次郎長道中(1963) 雪之丞変化(1963) 続忍びの者(1963) 第三の影武者(1963) 新選組始末記(1963) 第三の影武者(1963) 眠狂四郎殺法帖(1963) 新忍びの者(1963) 女と三悪人(1962) 江戸へ百七十里(1962) 忍びの者(1962) 陽気な殿様(1962) 破戒(1962) 婦系図(1962) 剣に賭ける(1962) 長脇差忠臣蔵(1962) 中山七里(1962) 斬る(1962) 殺陣師段平(1962) 秦・始皇帝(1962) 江戸へ百七十里(1962) 鯉名の銀平(1961) 花くらべ狸道中(1961) 釈迦(1961) 沓掛時次郎(1961) 花の兄弟(1961) 大菩薩峠 完結篇(1961) 水戸黄門海を渡る(1961) かげろう侍(1961) 新源氏物語(1961) おけさ唄えば(1961) 濡れ髪牡丹(1961) 好色一代男(1961) 花くらべ狸道中(1961) 大江山酒天童子(1960) 忠直卿行状記(1960) 歌行燈(1960) 切られ与三郎(1960) 安珍と清姫(1960) 大菩薩峠 竜神の巻(1960) 二人の武蔵(1960) ぼんち(1960) 続次郎長富士(1960) 濡れ髪喧嘩旅(1960) 大菩薩峠(1960) 蛇姫様(1959) 山田長政 王者の剣(1959) 薄桜記(1959) 初春狸御殿(1959) かげろう絵図(1959) 若き日の信長(1959) 次郎長富士(1959) 千羽鶴秘帖(1959) ジャン・有馬の襲撃(1959) 浮かれ三度笠(1959) 人肌牡丹(1959) 濡れ髪三度笠(1959) お嬢吉三(1959) 遊太郎巷談(1959) 遊太郎巷談(1959) 命を賭ける男(1958) 七番目の密使(1958) 旅は気まぐれ風まかせ(1958) 忠臣蔵(1958) 化け猫御用だ(1958) 弁天小僧(1958) 濡れ髪剣法(1958) 伊賀の水月(1958) 花太郎呪文(1958) 女狐風呂(1958) 遊侠五人男(1958) 月姫系図(1958) 日蓮と蒙古大襲来(1958) 人肌孔雀(1958) 炎上(1958) 大阪物語(1957) 弥太郎笠(1957) 源氏物語 浮舟(1957) 鳴門秘帖(1957) スタジオはてんやわんや(1957) 朱雀門(1957) 桃太郎侍(1957) 鬼火駕篭(1957) 万五郎天狗(1957) 桃太郎侍(1957) 二十九人の喧嘩状(1957) 稲妻街道(1957) 花頭巾(1956) 続花頭巾(1956) 花の渡り鳥(1956) 柳生連也斎 秘伝月影抄(1956) 浅太郎鴉(1956) 又四郎喧嘩旅(1956) 花の兄弟(1956) 又四郎喧嘩旅(1956) 月形半平太(1956) 銭形平次捕物控 人肌蜘蛛(1956) 喧嘩鴛鴦(1956) あばれ鳶(1956) 弥次喜多道中(1956) 編笠権八(1956) 薔薇いくたびか(1955) 踊り子行状記(1955) いろは囃子(1955) 「美男剣法」(1955) 綱渡り見世物侍(1955) 綱渡り見世物侍(1955) 新・平家物語(1955) 怪盗と判官(1955) 次男坊判官(1955) 鬼斬り若様(1955) 銭形平次捕物控 幽霊大名(1954) 銭形平次捕物控 幽霊大名(1954) 歌ごよみお夏清十郎(1954) 潮来出島 美男剣法(1954) 花の白虎隊(1954) 千姫(1954)
2010/04/11
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先々行で二足早く観てきました。9 <ナイン> ~9番目の奇妙な人形~。2005年度アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた同名タイトルの長編化作品だが、映画界の新星シェ―ン・アッカー監督製作。東欧のパペットアニメーション、ティム・バートン譲りのダークでファンタジックなディティール、そしてハリウッドメイドの圧倒的なアクション・シークエンスが奇跡的に融合した。まさに「未だかつて見たことのない」世界。ティム・バートンはこれに惚れ込み、プロデュースも手掛けている。人類滅亡後の未来に、背中に1から9までの番号を付けた小さな麻の人形たちは、破壊兵器と化した機械との戦いを続けていた。そして“ザ・マシーン”と呼ばれる最強の世界が目覚めてしまった。智恵と勇気と友情、信頼、そして助け合い。中々の優れものだった。
2010/04/07
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既に完結しているシリーズだが、このダレン・シャン、実に良く出来ていた。そして面白い。「アメリカン・パイ」「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ監督で映画化したファンタジー・アドベンチャーで、好奇心からハーフ・バンパイアとなり、バンパイアの助手をするハメになった少年が、バンパイア同士の抗争に巻き込まれながら、バンパイアとして成長していく姿を描いた。主演はクリス・マッソグリア。共演にジョシュ・ハッチャーソン。ジョン・C・ライリー、渡辺謙、ウィレム・デフォー、サルマ・ハエックら実力派だ。極々平凡な16歳の少年ダレン・シャンは、親友のスティーブと一緒に<シルク・ド・フリーク>なる奇怪な見世物小屋を訪れる。蜘蛛マニアのダレンは、ラーテン・クレプスリーという男が操る巨大な毒蜘蛛に魅せられ、思わず楽屋から盗み出してしまう。しかし翌日、スティーブがその蜘蛛に噛まれてしまい、昏睡状態に。解毒剤を求めてラーテンを再訪したダレン。彼はそこで交換条件として、ハーフ・バンパイアとなり本物のバンパイアであるラーテンの助手をすることになった。ファンタジーであって、ちょっぴりキモイ作品。ハーフバンパイアと、バンパイアの抗争が平穏の掟を破り、開戦となる。そのスタートでこの映画は終わってしまう。善と悪の戦いのようにも見えるが、親友同士が両極の先端に位置していく有様は嫉妬と羨望の絡み合う観点からの戦況を上手く表現していた。たぶん第二作が出来るだろうと予想する。況やどうみても次の展開を探りたくなる映画であった。続に期待したい。
2010/04/01
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ギリシャ神話の世界を現代と融合させた奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。全米ベストセラーの人気シリーズノベルを壮大なスケールで映画化した。神と人間のあいだに生まれた“デミゴッド”の少年が、神々の争いに巻き込まれ、仲間たちと冒険を繰り広げる姿を迫力の映像満載で描く。監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス。主演は「3時10分、決断のとき」「ナンバー23」のローガン・ラーマン。これはけっこう楽しめる作品だった。未だ父親の存在を知らずに母親サリーと暮らしてきた17歳のパーシー・ジャクソンは、学校に溶け込めない落ちこぼれ。ある日パーシーは、“ゼウスの稲妻”を返せ!と叫ぶ恐ろしいクリーチャーに襲われ、母がさらわれる信じがたい事態に遭遇する。学校のブルナー先生や親友グローバーらがそれぞれ“デミゴッド”というギリシャ神話の神々と人間のハーフであること、そして自分自身も海の支配者ポセイドンを父に持つデミゴッドだという衝撃の事実を知らされる。さらに彼は、全能の神ゼウスから何者にも勝るパワーを秘めた最強の武器である“稲妻”を盗んだ犯人と見なされてしまっていた。“稲妻”を2週間後の夏至までにゼウスのもとへ戻さなければオリンポスの神々が決裂し、地上は破滅の危機に追い込まれることから、パーシーは一刻も早く真犯人を突き止めて母を救い、“稲妻”をゼウスに返すため、仲間と共に重大な使命を背負う旅へ出る。観客が微動だにするような緊張感の維持やカリスマ性にはどこか欠如した流れがあった。映画としてはたいへん面白いのだが、タイタンの戦いを少年少女向けに作った感じの印象が残った。
2010/03/30
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アカデミー賞、栄冠は「ハート・ロッカー」遅ればせながら、今日は一昨日のアカデミー賞受賞の作品を掲載したい。このところのあまりにも忙しい時期で脳裏には常に有ったものの、掲載する時間がとれなかった。7日、アメリカ映画の祭典、第82回アカデミー賞授賞式が行われ、キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」が作品賞に輝いた。歴史的ジンクスの通り、ゴールデンG賞を受賞するとアカデミーは受賞できないという、その名の通り、今回は「ハート・ロッカー」が受賞。実話に基づく重い作品である。キャスリン・ビグロー監督は女性としては史上初となる監督賞も獲得、同作品は最多6部門を受賞した。また主演賞には、共に初受賞のサンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所」)とジェフ・ブリッジス(「クレイジー・ハート(原題)」)が輝いた。【作品賞】★「ハート・ロッカー」 「アバター」 「しあわせの隠れ場所」 「第9地区」 「17歳の肖像」 「イングロリアス・バスターズ」 「プレシャス」 「ア・シリアス・マン(原題)」 「カールじいさんの空飛ぶ家」 「マイレージ、マイライフ」【監督賞】★キャスリン・ビグロー 「ハート・ロッカー」 ジェームズ・キャメロン 「アバター」 リー・ダニエルズ 「プレシャス」 ジェイソン・ライトマン 「マイレージ、マイライフ」 クエンティン・タランティーノ 「イングロリアス・バスターズ」【主演男優賞】★ジェフ・ブリッジス 「クレイジー・ハート(原題)」 ジョージ・クルーニー 「マイレージ、マイライフ」 コリン・ファース 「シングル・マン」 モーガン・フリーマン 「インビクタス/負けざる者たち」 ジェレミー・レナー 「ハート・ロッカー」【主演女優賞】★サンドラ・ブロック 「しあわせの隠れ場所」 ヘレン・ミレン 「The Last Station」 キャリー・マリガン 「17歳の肖像」 ガボレイ・シディビー 「プレシャス」 メリル・ストリープ 「ジュリー&ジュリア」【助演男優賞】★クリストフ・ヴァルツ 「イングロリアス・バスターズ」 マット・デイモン 「インビクタス/負けざる者たち」 ウディ・ハレルソン 「The Messenger」 クリストファー・プラマー「The Last Station」 スタンリー・トゥッチ 「ラブリーボーン」【助演女優賞】★モニーク 「プレシャス」 ペネロペ・クルス 「NINE」 ヴェラ・ファミーガ 「マイレージ、マイライフ」 マギー・ギレンホール 「クレイジー・ハート(原題)」 アナ・ケンドリック 「マイレージ、マイライフ」【オリジナル脚本賞】★「ハート・ロッカー」 「イングロリアス・バスターズ」 「The Messenger」 「ア・シリアス・マン(原題)」 「カールじいさんの空飛ぶ家」【脚色賞】★「プレシャス」 「第9地区」 「17歳の肖像」 「In the Loop」 「マイレージ、マイライフ」【音楽賞】★「カールじいさんの空飛ぶ家」 「アバター」 「Fantastic Mr. Fox」 「ハート・ロッカー」 「シャーロック・ホームズ」【歌曲賞】★「クレイジー・ハート(原題)」 ("The Weary Kind") 「幸せはシャンソニア劇場から」 ("Loin de Paname") 「NINE」 ("Take It All") 「プリンセスと魔法のキス」 ("Down in New Orleans") 「プリンセスと魔法のキス」 ("Almost There")【撮影賞】★「アバター」 「白いリボン」 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 「ハート・ロッカー」 「イングロリアス・バスターズ」【編集賞】★「ハート・ロッカー」 「アバター」 「第9地区」 「イングロリアス・バスターズ」 「プレシャス」【視覚効果賞】★「アバター」 「第9地区」 「スター・トレック」【音響調整賞】★「ハート・ロッカー」 「アバター」 「イングロリアス・バスターズ」 「スター・トレック」 「トランスフォーマー/リベンジ」【音響編集賞】★「ハート・ロッカー」 「アバター」 「イングロリアス・バスターズ」 「スター・トレック」 「カールじいさんの空飛ぶ家」【衣装デザイン賞】★「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 「ブライト・スター(原題)」 「ココ・アヴァン・シャネル」 「Dr.パルナサスの鏡」 「NINE」【美術賞】★「アバター」 「Dr.パルナサスの鏡」 「NINE」 「シャーロック・ホームズ」 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」【メイクアップ賞】★「スター・トレック」 「イル・ディーヴォ」 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」【長編アニメ賞】★「カールじいさんの空飛ぶ家」 「コララインとボタンの魔女 3D」 「Fantastic Mr. Fox」 「プリンセスと魔法のキス」 「The Secret of Kells」【長編ドキュメンタリー賞】★「ザ・コーヴ」 「ビルマVJ 消された革命」 「Food, Inc.」 「The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers」 「Which Way Home」【短編アニメ賞】★「Logorama」 「French Roast」 「Granny O'Grimm's Sleeping Beauty」 「La dama y la muerte」 「ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢」【短編ドキュメンタリー賞】★「Music by Prudence」 「China's Unnatural Disaster: The Tears of Sichuan Province」 「The Last Campaign of Governor Booth Gardner」 「The Last Truck: Closing of a GM Plant」 「Kro'lik po berlinsku」【短編実写賞】★「The New Tenants」 「The Door」 「Istallet for abrakadabra」 「Kavi」 「Miracle Fish」【外国語映画賞】★「The Secret in Their Eyes」(アルゼンチン) 「Ajami」(イスラエル) 「白いリボン」(ドイツ) 「Un prophete」(フランス) 「La teta asustada」(ペルー)
2010/03/19
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なが~いトンネル伝いの道程を昨日やっと通り抜けた。思えば様々な事象に日々を忘れがちな幾年だったように感じる。この先、光が射すか積乱の雨雲の日々に突入するかは、未だ未明ではあるものの、無造作に用意された千変万化の明暗と錯綜が織成す扉はまだ開けていない。だが一つの終焉と開花が眼前にはあることだけは確実だ。たぶん最も人生の中で大切な時間の到来と頭の整理や身体の整理が今を除いての原点回帰は有り得ないと思っている。牧水匠ではないが、「白鳥は悲しからずや、空の蒼、海の藍にも染まず漂う」そう謳った趣は今の心境を代弁してくれている。ほんの少し、そう瞬きほどの浮遊する時間が訪れてくれたことに、深く感謝している。小生はこの状態を最大限にポジティブに享けとめたい。
2010/03/17
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今日は3月14日、ここに来てやっと長いトンネルを抜けるような辛辣な世界から脱却できるような心持ちである。こういう感覚はここ数年来味わっていない。身体にもずいぶんと負担を掛け酷使してきた。そろそろ佳境、少しは休ませないと....。2010年、2010という数字はあながち区切りという点から様々な事象が起こりやすい時でもある。長く短い人生、そんなに急いでどこに行くという心境だ。まだまだ道半ばだが、休むという時もあって良いだろうと自らに諭している。
2010/03/13
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世界で最も愛されている推理サスペンスドラマ、シャーロック・ホームズがついに上映になる。小生早々とまでいかないまでも観て来た。如何せんこの作人の主役が「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr。ホームズの優秀な助手、ジョン・ワトソン医師には演技派のジュード・ロウという最高の組合せ。この春最も関心が寄せられる映画だと太鼓判を押したい。観てみればサスペンスという以上に、完全なるアクション・エンターテイメントという仕上りだ。監督は「スナッチ」のガイ・リッチー。19世紀末のロンドンを舞台に若い女性が次々と不気味な儀式を思わせる手口で殺される連続殺人事件が発生。ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)も捜査に手こずる中、名探偵シャーロック・ホームズがこの難事件解決に立ち上がる。持ち前の超人的な観察力や記憶力、推理力でたちまち犯人の居所を突き止める。だがその犯人、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿は、巨大な闇の力とのつながりをほのめかし、すぐ復活すると言い残して処刑される。やがて、ブラックウッドが本当に甦ったとの報せが届く。そしてブラックウッドは、ある秘密組織の頂点に立ち、全世界を支配するという野望の実現へ暴走し始める....小刻で自在なテンポ感、緩急も有るが、それ以上に怒涛のエネルギーを蓄えた映画として出来上がっている。観ていて弛緩がなく、緊張感とスリルが合い混じっていて淀みない。実に時間を忘れる2時間10分だった。今週末からの上映、特とご覧あれ!
2010/03/07
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ゴールデン・グローブ賞は「アバター」と「ハングオーバー」が受賞 18日、ゴールデン・グローブ賞が発表され、作品賞には「アバター」と「ハングオーバー」が輝いた。これにより、日本ではゴールデン・グローブ賞作品賞受賞作が劇場未公開となる事態を迎えることとなった。主な受賞結果は以下の通り。(受賞=★)【作品賞(ドラマ)】★「アバター」 1/18現在、歴代3位の興行収益 「ハート・ロッカー」 「イングロリアス・バスターズ」 「プレシャス」 「マイレージ、マイライフ」【作品賞(ミュージカル/コメディ)】★「ハングオーバー」 「(500)日のサマー」 「恋するベーカリー」 「ジュリー&ジュリア」 「NINE」【主演男優賞(ドラマ)】★ジェフ・ブリッジス 「Crazy Heart」 ジョージ・クルーニー 「マイレージ、マイライフ」 コリン・ファース 「ア・シングル・マン(原題)」 モーガン・フリーマン 「インビクタス/負けざる者たち」 トビー・マグワイア 「マイ・ブラザー」【主演女優賞(ドラマ)】★サンドラ・ブロック 「しあわせの隠れ場所」 エミリー・ブラント 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 ヘレン・ミレン 「The Last Station」 キャリー・マリガン 「17歳の肖像」 ガボレイ・シディビー 「プレシャス」【主演男優賞(ミュージカル/コメディ)】★ロバート・ダウニー・Jr 「シャーロック・ホームズ」 マット・デイモン 「インフォーマント!」 ダニエル・デイ=ルイス 「NINE」 ジョセフ・ゴードン=レヴィット 「(500)日のサマー」 マイケル・スタールバーグ 「ア・シリアス・マン(原題)」【主演女優賞(ミュージカル/コメディ)】★メリル・ストリープ 「ジュリー&ジュリア」 サンドラ・ブロック 「あなたは私の婿になる」 マリオン・コティヤール 「NINE」 ジュリア・ロバーツ 「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」 メリル・ストリープ 「恋するベーカリー」【助演男優賞】★クリストフ・ヴァルツ 「イングロリアス・バスターズ」 マット・デイモン 「インビクタス/負けざる者たち」 ウディ・ハレルソン 「The Messenger」 クリストファー・プラマー 「The Last Station」 スタンリー・トゥッチ 「ラブリーボーン」【助演女優賞】★モニーク「プレシャス」 ペネロペ・クルス 「NINE」 ヴェラ・ファミーガ 「マイレージ、マイライフ」 アナ・ケンドリック 「マイレージ、マイライフ」 モニーク ジュリアン・ムーア 「ア・シングル・マン(原題)」【監督賞】★ジェームズ・キャメロン 「アバター」 キャスリン・ビグロー 「ハート・ロッカー」 クリント・イーストウッド 「インビクタス/負けざる者たち」 ジェイソン・ライトマン 「マイレージ、マイライフ」 クエンティン・タランティーノ 「イングロリアス・バスターズ」【脚本賞】★「マイレージ、マイライフ」 「第9地区」 「ハート・ロッカー」 「イングロリアス・バスターズ」 「恋するベーカリー」【歌曲賞】★「Crazy Heart」 「アバター」 「マイ・ブラザー」 「Everybody's Fine」 「NINE」【音楽賞】★「カールじいさんの空飛ぶ家」 「かいじゅうたちのいるところ」 「アバター」 「インフォーマント!」 「ア・シングル・マン(原題)」【アニメ賞】★「カールじいさんの空飛ぶ家」 「くもりときどきミートボール」 「コララインとボタンの魔女 3D」 「Fantastic Mr. Fox」 「プリンセスと魔法のキス」【外国語映画賞】★「The White Ribbon」 ミヒャエル・ハネケ監督 「抱擁のかけら」 「Baaria」 ジュゼッペ・トルナトーレ監督 「La nana」 Sebastian Silva 監督 「A Prophet」 ジャック・オーディアール監督【作品賞(TVムービー/ミニシリーズ)】 「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」
2010/01/20
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