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収納でも書いた通り、レコードは重い。だから枚数を買うのも売るのも躊躇する。昔は30枚でも40枚でも電車移動で売りに行ったが、今はヘタレなので10枚くらいがいい感じだ。最近も10枚売ってきた。そして5枚買って帰ってきた。金額的にはマイナスだが、これはもう興味だから仕方がない。CDで持っている、配信にあると言い出すと話が進まない。(ただ配信でピンとこなかった録音がレコードで化けた経験はないし、CDや配信で良くてレコードはそれを数段上回るほど良かったという経験もあまりない。モノとして欲しいだけ、みたいな)さて、レコードショップでは、〇枚買うと更に〇%引きみたいなことがよくある。これをすることで店の商品の在庫が減り新陳代謝がよくなるので、効果的な売り方だと思う。買う側は値引きに釣られてハズレの1枚を買いがちだ。外れない確率を上げるにはどうするか。自分は枚数合わせのために、邦人Jazzコーナーに行くことが多い。和ジャズが一時的に流行ったが、あれはレコード会社が仕掛けたもので、長続きしたとは言えなかったと思う。邦人ジャズ奏者は実力に関係なく、ソフトは安いのだ。ただ、なにせスタンダード曲の演奏が多いから、盤としては間違いないことが多い。長年 菅野沖彦氏録音盤を見聴きしてきたので、レーベルやエンジニアからもある程度想像がつきやすい。それがない場合はフュージョンからピックアップする。FUSIONとは? 1980年代の大フュージョンブームの流れがありながら、復権できない音楽ジャンルではなかろうか。TVのBGMで用いられていることも少なくないから耳にはしていても、BGMとしかとらえられていないのかもしれない。自分はすごい好きなんだけどな。フュージョンは奏者が邦人ジャズ奏者とかぶることも多いが、これまた輪をかけて安い。スタンダード曲は少なく変な編曲も多いのでそこは注意だが、陽気にさらっと聴ける傾向はある(褒めている)。この日は(数合わせのつもりで)配信で聴いている The Square / 打ち水にRainbow と、見るのも初めての Tokyo Fusion を買ってきた。打ち水にRainbow の2曲目"ハワイに行きたい”は、1983年 私的ベスト5に入る名曲である。別にLIVE盤もあって、SONYの青いカセットテープ AHFに録音してよく聴いたてな。あの時はFMからのエアチェックだったっけ。450円也。未知の盤の場合、自分は参加メンバーを見る。Tokyo Fusion Nightは村上秀一名義で、難波弘之、大村憲司、松原正樹、細野晴臣、中村哲らが名を連ねたフュージョン。大村憲司フリークなので一も二もなく買い求めた。900円也。コレクションが増えた。いい釣果だった。
May 14, 2024
田中伊佐資さん提唱のレコード収納法に従っていると書いた(1,2)。あれから1年経ったが、これが非常に考えられた、そして手軽な収納方法で、本当に記事を目にしてよかった。もうこのやり方を国内標準にしてほしいくらいだ。詳しくは氏のnoteを見てほしい。ただこの方法でも自分の使い方には甘いところがあり、見直しを行った。>一かごに75枚くらいは入っているから、×8で600枚。あま>り詰め込むとパタパタできないし、引き出す時もいらぬ力が>かかってしまう。レコードはすごい重い。実は75枚は詰めすぎだと思った。レコードは本当に重いから、これだと軽快なパタパタができない。自分は箱に合わせてレコードの枚数を調整すると決めたので、またそこそこの枚数を売りに出すことになった。それは売るレコードを決めればいいだけなので、大した問題ではない(以前書いた複数枚持っているやつとか)。それよりも困ったことが。レコードを入れるかごに用いているIKEAのKOSINGEN(クーシンゲン)はサイズは適当だが厚手の布製。強度はもちろんあるし、布製で軽いところも利点として、75枚ものレコードを収める想定はない。布だからレコードを奥側に傾けるとジャケットがたわむことに気づいた。下写真の板との隙間がわかるだろうか。奥のものほど聴かないし、レコードそのものは反っていないので実害はなかったが、気分はよくない。これを防ぐには上写真のようにクーシンゲン奥にたわまない板を入れればよいと考えた。目には触れないので、建築資材用のOSB合板9mm厚を約300×300mmに切り出し、最後部に仕込んだ。8枚で1,500円ほどの出費。これで当面はイケると思う。あとはほんとに詰めすぎないことだ。IKEAも商品の移り変わり(改良)は早い。クーシンゲンと同サイズの商品が色々出ている(DRÖNA ドローナ、BLÄDDRA ブレッドラ)。ドローナは色も豊富だし、499円/個という値段なので強度を含め試してみたい。これら33x38x33cmという大きさは、同社KALLAX/カラックス シェルフユニットに合うサイズなので、当面なくなることはないだろう。
May 12, 2024
時々訪れるレコード減らしたい病。インフルエンザの流行とともに罹患した。一時期結構あったレコードも今や750枚弱(だと思う)が、更に絞りたい。死蔵を避けたい。LPを田中伊佐資さん式収納に変えたときもそう書いた。聴かないものから抜いていけばよいのだが、もっと簡単なのは同じ盤を複数枚持っていることだ。ちょっと気にいると同じ盤を複数枚買う癖は自分にもあった。USオリジナルの方がいいんじゃないか、プレスが若い方がいいんじゃないか、プロモ盤の方がいいんじゃないか。もちろんジャケットがきれいな方がよいのもある。自分も洋楽やJAZZに関しては、外盤サイコー国内盤サイテーみたいな時期はあって、当時はUS/UK>>>JPNで機械的に片付けた。ただ、冷静に聴いてみれば音だけならそうではなかった(ジャケットの作りとかも加味すれば、モノとしてオリジナル盤がいい!はある)。今は聴いて判断するが、それでもジャケットや内袋の程度や盤の傷の有り無しとか流行りとか、もちろん値段とか、価値は常に複合的なので、たとえ二択三択でも簡単ではない。誰だってきれいなものを手元に置きたいだろうし。9つの箱(IKEAのKOSINGEN クーシンゲン)と1つのスタンド(同 OBEGRANSAD オーべグレンサッド)に合わせて枚数は増減させる。自分はレコードコレクターではないのだ。複数枚数を止めるだけで30枚は減らせると思う。例えば写真はオーストラリアのロックバンド Men At Workのデビュー盤で、デビュー先のオーストラリア盤と国内盤だ。別に高録音盤でもなんでもないが、国内盤を気に入って外盤を求めたのだと思う。ここらへんはDiscogsができて検索が非常に楽になった。現地の方が音がいいかと思いきや、オーストラリア盤はナチュラル過ぎて、アタックが強くサックスも映える国内盤のほうが好きだ。問題は 松任谷由実やサザン・オールスターズ、坂本龍一のような国内ミュージシャンの重ね買いの方。複数枚の理由はそれぞれあるわけで、見て・聴いてみなければ。
March 25, 2024
昔自分は北千住に住んでいた。もう15年以上前の話だ。駅前のマルイがなかったころからだから、6年はいたのだな。今はすっかり駅前も変わったが、当時の北千住はきれいな街とはとても言えなかった。自転車置き場に浮浪者のおっさんが寝ていたり、ラブホテルや風俗街があったり、ガラの悪いポン引きがたくさんいたもの。でも自分は好きだった。交通の便もよく、住んでいたい街だった。アパートが取り壊されることになり、転居することになるわけだが、山手線を四分割して、右上方向が自分に合っていると思わせたのは北千住だった。それと家の広さのバランス、だから茨城なのだ。Fandango records(ファンダンゴ・レコード)はその北千住の家のすぐそばにあった。一番近いレコードショップ。だからレコードを買ったことはもちろん売ったこともある。レコードもだいぶ入れ替わったが、YMO系のサンディー&ザ・サンセッツ(Sandii & the Sunsetz)とかシーナ&ザ・ロケッツ(Sheena & the Rokkets)とか長渕剛とかはファンダンゴで揃えたんじゃなかろうか。そのファンダンゴ・レコードのあった場所は今、マクドナルド北千住東口店になっている。2020年にビルごと建て替えられたから、新しいきれいなマクドナルドだ。(今でもここをファンダンゴとするサイトも多い)ファンダンゴ・レコードはそこから徒歩で5分くらい離れた住宅街に移転していた。実は移転後初めてうかがった。開店時間も長い方ではないから、開いててよかった。本当の一軒家で入りにくいかもしれないが、ご店主はお優しい方だ。ファンダンゴはポップス、ロック中心の品ぞろえで、希少盤を集めているとかオリジナル盤があるとか安いとかそういう店ではない。街の一般的なレコードショップだ。ただ、ただこの店には極めて良い点がいくつもある。一つ書くと、品数が多すぎないのが非常にいい。ジャンルも自分に合っている。ディスクユニオンとか大手に行くとレコード枚数が多いのはいいが、最近は探すのに疲れてしまう。迷ってしまって余計な買い物もしがちだ。あと店は全体の枚数に比してシングル盤が多めだから、古いシングル盤を探すにはよい。もう一つは、上の写真のような丁寧な説明。"矢野顕子/峠の我が家"も今ではamazon musicでも聴くことはできるが、外側のビニールに一枚一枚サイドメンバーを書かれたら、そりゃ傷があっても買うでしょ。全てのレコードにそれが書いてあるわけではないけど、峠の我が家は外ジャケットにはミュージシャンの記載がなく、内袋を見ないとわからないのだ。鈴木慶一、井上陽水、大村憲司など、自分は結構参加ミュージシャンで盤を選ぶから、射抜かれた感があった。珍盤ではないので、これから何度も巡り合うとしても。「細いスレ傷多し」のアナウンスはその通り。自宅でDL103でもAT-ART20でも消えることはないが、全然聴けないレベルではなかった。久々訪問の記念の一枚となった。
February 21, 2024
>まずは5月に書いたレコード収納の件。ずっと自作収納棚を床に直置きして>いたのだが、その後に例のタイルカーペット下の床の傷み案件が発覚した。>空気の通り道はもとより、掃除のしやすさやレイアウト変更も考えたら脚を>付けた方がよかろう。特にレコードはウソのように重いので台車の方がよい。床の件はこれまた今度。カビの件と突板の傷み(はがれ)は別件なのだ。突板の傷みは試聴席の機械的刺激による突板の剥がれだから。レコード収納棚はシナ合板の自作品で、いわゆるベタ置きだったが、その下にカビが生えたわけではない。絨毯下が傷んだのはゴムの密閉密着が一因と思っている。オーディオルームは半地下で心配だったから湿度計でモニタリングしており、一年を通じても他部屋と比べて湿度が高いことはない。室温は28度を超えることはなかったし、24時間空調は利いているので居室に比べて湿度は低いくらいだ。快適。そうすると、空気の流れがあることが大事なのかなと思った。そこでレコード収納棚下には耐荷重のある滑車を付けたい。数cmでも高さがあると違うと思うし、引き出しもしやすい。目をつけたのは田中伊佐資式レコード収納でも用いた楽ちんパワフルキャリーの台車4台だ。耐荷重は300kgで十分。amazonでも4台で2,000円強と台車として安いとはいえないが、既に2ヵ月以上長尺台車は使っているので信頼性は高い。棚の数に合わせて4組16台を購入。台車だけが欲しいのに持ち上げ棒がセットというのは何だけど、単品で売っていないのでは仕方ない。レコード収納棚下に敷いてみたら、床との隙間は空くしレコードを詰めても棚を動かせるし、目論見通り。即採用。楽ちんパワフルキャリーの台車を敷くとそれだけ高さが上がるので、レコードの引き出しには高さを稼がねばならぬ。台車に合わせて21mm厚のシナ合板を買うことで解決。
August 28, 2023
少し前。お盆の最中にオーディオルームの大掃除、20畳の床を水拭きした。今回大がかりだったのは、135kgのPass Labs Rushmore LRを除き、オーディオラックも本もAE2 Signatureも机もレコード棚も、すべてを動かし掃除したことだ。普段ここまではやらない。いやぁ重かった。レコード棚を動かすとそこに飾ってある100体以上のウルトラマンのソフビ全てを一端撤去しないといけないので、こんな面倒なことは年末の大掃除か盆休みくらいにしかできない。仮に床板修理をするとしたらどうせまた汚れるのだが、だからといって掃除しない選択肢は自分にはない。そしてこの機に結構なものを捨て、一部オークションや店に売りはらった。あぶれたステレオサウンドが売られていったのは以前記したとおり。というかこの大掃除にそなえて一念発起した側面もある。ケーブルもインシュレーターもルームチューングッズも、複数のブランド品が消えていった。廃棄は大小様々。効果がよくわからないけど興味本位で作ったアースボックスも捨ててしまった。あと、あのタイルカーペットは全廃した。多少使い方に工夫はしてみたが、自分はケチが付いたものを置きたくない性分なので廃棄でいいのだ。床が広がりモノが減ったから部屋が広く感じる。音がどう変わるかはわからない。売り物は金額にして15万円以上にはなった。実はケーブルの予備を持たない我が家では、ないと音が出ない機器があるが、アクセサリー類は新陳代謝がないので新規購入でよかろう。買えばBlogネタにもなるかもしれない。今はケーブルマニアからは脱却し、且つ高額品志向でもないので安価でそろうはず。一方、これを機にACケーブルの自作も止めようと思った。色々なものを処分するときに以外に処分に困るのが自作品で、売りにくいし、捨てにくいし。メーカー品の方が気楽にオークションに出せてよい。さて。オーディオ機器の再セッティングはいずれ記すとして、まずは5月に書いたレコード収納の件。ずっと自作収納棚を床に直置きしていたのだが、その後に例のタイルカーペット下の床の傷み案件が発覚した。空気の通り道はもとより、掃除のしやすさやレイアウト変更も考えたら脚を付けた方がよかろう。特にレコードはウソのように重いので台車の方がよい。
August 26, 2023
LPの整理については前回まで記載の通り。田中伊佐資さんの収納と、自分の部屋に合わせた創意と工夫でなんとかなった。10inchはLPに混ぜた。ではシングルレコードはどうだろう。これまた百数十枚があったが、LP用ラックに収めるとこれまた無駄なスペースが多い。高さも合わない。合わないならばいっそ別スペースということで、床置きしているIKEAのレコードスタンド OBEGRANSAD(オーベグレンサッド)の隣に、同じIKEAのVARIERA(ヴァリエラ)を置くことにした。これにEPを並べたら、取り出しやすくしまいやすい。ヴァリエラは鍋ぶたオーガナイザーという鍋の蓋を置くためのキッチン用品。蛇腹なので枚数に応じた対応が可能な上、オーベグレンサッド同様、800円くらいととても求めやすい。床置き限定だが、現状これに勝る収納が思いつかない。ついでに言うと、またまたIKEAのOSTBIT(オストビット)という竹製のプレートホルダーがレコード洗浄後の乾燥用レコード立てに最適と発見、使っている。お値段はさらに安くて300円くらい。竹だから静電気も起きないし、幅12cmが割と場所も取らず絶妙なのだ。
June 2, 2023
>田中伊佐資式LP収納術はその悩みを解消したので、ありがたいことこの上ない。今まで使っていた自作のLPボックスの大きさが、伊佐資さん紹介のやり方に偶然はまったのも大きかった。自作ボックス以外は、レコードを入れるKEAのかご KOSINGEN(クーシンゲン)も下のローラー(楽ちんパワフルキャリー用長尺台車)も教えにそのまま従った。8ボックス分 3万円弱の出費と板を切る作業は必要だったが、長年の問題解決に比べれば安いものだ。今はクーシンゲン前面に適当なLPをディスプレイしており、見た目的にも大改善となった。これはレコード袋を100均のクリップで止めているだけ。見せるLPは気分によって変えている。飾ったジャケットが、その奥のクーシンゲン内のジャンルやミュージシャンをなんとなく表している。例えば写真ならば、RCサクセション/BLUEの奥は日本のロックやシティポップス、Marty Paich/The Brordway Bitの背後はJazzピアニストのリーダー作、YMO/公的抑圧はYMOファミリーみたいな。店のようにきれいにジャンル順あいうえお順というわけにはなかなかできなかったが、Jazzは楽器順(p、as/ts、tp、tb、b、ds、オムニバス)とGerry Mulligan。以前もBlogに書いたが Gerry Mulliganコレクターだった頃があり、一ミュージシャンとしては図抜けて枚数が多いから。これはCDも同様。日本のロックやシティポップスは、大きくメインが男性か女性かでくくりなおした。山下達郎と竹内まりやを分けたが、シティポップ枠の方がいいかもな。男性の方が多く、かご内の枚数に差が出るため。洋楽は他に収めてある。一かごに75枚くらいは入っているから、×8で600枚。あまり詰め込むとパタパタできないし、引き出す時もいらぬ力がかかってしまう。レコードはすごい重い。それと今まで通りの棚に刺す置き方でざっと75枚。これは大半がオーディオ・ラボ・レーベル他の菅野沖彦録音。単純計算で計675枚か。非常によく聴く、いわゆる試聴版は探しにもいかなくてよいようにIKEAのレコードスタンド OBEGRANSAD(オーベグレンサッド)に収め、傍らに置いた。これが超便利で、結局このオーベグレンサッドの盤ばかり聴く副作用はある。ここに今25枚あるから、総計700枚。これが我が家のアッパーLP枚数の目安か。今回整理したら、少なくともこの家に越してから聞いた記憶のない盤が150枚以上あった。処分したから以前の半分以下の枚数のはずだが、購入もあるから、沈んだものは沈んだままなのだろう。整理は続く。
May 31, 2023
CDやSACD、DVD audioに関しては増える想定はない。自分がこの1年で買ったCDは山下達郎/SOFTLYだけ。娘は押しのジャニーズアイドルのディスクを複数枚買っているが、それでも家で10枚もないだろう。(ジャニーズは基本的にサブスクがないから)特にCDに関しては、ここ2年くらい主にメルカリを通じて数百枚単位で売り払った。今時CDを買う人がいるのか。これが意外なほどいる。特にJazzのCDは、有名盤だろうと無名盤だろうと売れなかったことはあまりない。ましてや未開封盤や寺島靖国氏推薦盤ともなると一発だ。Amazon MusicやTidal、あるいはYoutubeでも音楽を探せる昨今だが、ディスク人気の根強さは感じる。もちろん適切な値付けは必要だが、これで生活しているわけでもないし、儲けが数十円でも店に売るよりは高いのだ。ちりも積もればなんとやらで、売り上げは20万円を優に超える。それが次のオーディオの原資となる。(某Dユニオンで大量にさばいたことを非常に後悔している。手間を惜しまず自分でメルカリやオークションをすればよかった)それでも家には大量のディスクが残る。本当の愛聴盤や好きなアーティスト(山下達郎とかYMOとかGerry Mulliganとか)、それとSACDとDVD audio。SACDとDVD audioに関しては一枚も売っていない。二度と作られず再び巡り合うのも難しいだろうからもったいないもあるし、何よりMulti ch再生は相変わらず楽しんでいるので。それらの枚数については「棚の大きさ」に依存させることにした。紙ジャケか2枚組かでもだいぶ幅が違うとして、今の棚にざっと660枚は収まる。つまりは自分の分はそれが上限。この考えはLPも同様である。入れ物に所有枚数を合わせる。死蔵を避ける。なにせ上記の通りサブスク環境は以前と大きく変わって、聴くことができない曲は極端に減った。通信速度も問題ない。肝心な「音が」はあるとしても、身に余る枚数はまさに"欲"に過ぎぬし、特に大きなLPの所有は、狭くはないこのオーディオルームですら圧迫を感じる。だいたい探せないし持っていることすら忘れてしまう。今でもCDで持っているのか、LPなのか、両方なのか、持ってはいたが売ってしまったのか、買おうとして止めたのか、定かでないものは多いのに。実際レコード屋で結構迷う。ダブリ買いもある。そのLPの収納は、昨年田中伊佐資さんがYouTubeやnoteで紹介してくれた、引き出して上からパタパタする方式に昨年改めた。目線にレコード棚があればジャケットの背表紙を見て引き抜くやり方でもいいのだが、我が家は自作ボックスを組み合わせた二段のロータイプで、以前から取り出しに悩んではいたが解決法が思いつかなかったのだ。田中伊佐資式LP収納術はその悩みを解消したので、ありがたいことこの上ない。
May 29, 2023
コペンハーゲンのお土産。妻にはウエッジウッドの大皿。ウエッジウッドも内外価格差が意外にないので(一般向けはタイ生産だからなw),こちらで買うときは値段を考えないといけませんが,購入は2nd品。円安を差し引いても,まぁまぁお買い得だと思います。 娘と息子にはチョコレートとカラフルな飴。チョコレートは娘のリクエストです。海外チョコは子供の口に合わなかったりするので,そこそこの値段のミルクチョコにしました。前回は洋服を買って帰り,喜んで着てくれていましたが,今回あまりいい服に巡り会わなかったんですよね。あっても数万円クラスでして(汗 デンマークのおもちゃと言えばレゴなのでそれも頭をよぎりましたが,これこそ日本のトイザらスやamazonで買った方が安そうなので断念。 自分用には昨日書いた通りレコードを4枚。ストロイエの中古レコード屋で1枚25デンマーククローネ(約500円)でした。買ったのはリック・アストリー/Whenever You Need Somebodyリック・アストリー/Hold Me in Your Armsスティング/Nothing Like the Sunメン・アット・ワーク/Business As UsualRickはユーロビート時の曲で盤自体は日本でも数百円だと思います。しかもStingとMen at workは国内盤を持っています。わざわざ持って帰るほどのものでしょうか(笑ただRickは聴きたい時にモノはなしでしたし,StingとMen at workは個人的には好録音盤なので,海外盤が更に音が良ければ儲けもの,という感じ。<結果> Rickはオーディオ的には×w Business As Usual は国内盤に惨敗でした。外盤だからなんでもいいわけじゃないという当たり前の結果でした。Stingはさすがですね。
June 13, 2014
社畜だから、東京からパソコンは持ち帰れても、レコード買って帰る根性がない。だからレコード購入はもっぱら近所の柏のディスクユニオンになるのだが、そうするとジャンルがどんどんラウド系に偏っていく。今日はこれwコーネリアス/69/96 ですよ。デビルマンバージョンですよ。発売当時の限定品が今やピカジャケでも500円。ものの相場がわかりませんな。これ2LPで、見開き中はもっとインパクトありますw CDは持っていたけど買い直し。ジャケットのみで買う2枚wレコードスタンドに乗せてオーディオルームに飾っておこう。もっとも音がよいかと言われると、そうでもないのですが(笑
April 11, 2014
2ヶ月くらい前にルタブで買えばよかったと思ったレコードが、今日行ってもまだあったので購入。売れないと思ったよ、The clashのライブは。他のThe Clashはなくなっていた。David Bowieが増えて、The Style Councilも1枚しかなかったから、結構入れ替わるのね。買ったのは THE CLASH / LIVE AT SHEA STADIUM 非常にジャケットがかっちょい。値段の半分はジャケット代。 http://twitpic.com/dcpmx5そのThe Clash、音量を死ぬか生きるかくらいまで上げると大変結構だった。シェイスタジアムはニューヨーク・メッツの旧本拠地。これ、バカげた音量出さないと生きない一枚。その代わり一緒に中指立てながら絶叫すればトリップできるw そのトリップは22時過ぎから。皆寝ている。このTHE CLASHの音量に起きてこないで爆睡する家族に感謝せざるをえない。「オフコース/セレクション1973-78」が私にとってのレコード経験の頂点。それは10年前も6年前も今も変わらない。http://plaza.rakuten.co.jp/afublog/diary/201005310000/ … http://twitpic.com/dd32t5 紙ジャケCDも出ているけどLPでないと聴く気がしない一枚。この間娘にも聴かせたが、まったくピンと来ていないようだった。そりゃそうか。セレクション1973-78、音がいいとかいうわけではなく、普通の1枚。それこそ中学生から今まで30数年間、ことあるごとに聴いているので思い入れがあるだけ。LPがCDになった時、一枚に収まる曲数が増えて作品が薄まり駄作が良作を駆逐する現象が起きたが、配信になって一曲単位で買えるようになって….それはそれでダメだな。思いがけない出会いがない。
September 19, 2013
そもそも長岡鉄男氏の紹介ソフトを(多くはたぶんCDですが)私は何枚持っているのでしょう。ディスクに長岡印を付けて管理していたわけでもないので、今回氏の「外盤A級セレクション」あるいはその後の「レコード漫談」や「ディスク漫談」等書籍を読み直し、ピックアップしました。そうするとあるわあるわ。軽く数えただけで40数枚を発見することができました。例えばこういう盤。Medieval Christmas / Boston Camerata (Nonesuch) Prologue From Mefistofele / Scenes From Salome / Vienna Philharmonic Orchestra (Gramophone)Solo / Gismonti, Egberto (ECM)The meeting / Chick Corea, Friedrich Gulda (Philips)Explorer: East Africa - Witchcraft & Ritual (Nonesuch)(旧Africa - Witchcraft & Ritual Music)Musique de la Grece Antique / Gregorio Paniagua (Harmonia Mundi Fr.)Living in the USA / Linda Ronstadt (Elektra)To Drive the Cold Winter Away / John Sothcott (crd)Musique Arabo - Andalusian / Anonymous (Harmonia Mundi Fr.)Das Rheingold / Vienna Philharmonic Orchestra (DECCA)Mozart: Works for Pianoforte / Jos van Immerseel (Accent)Well Tempered Clavier 1 / Johann Sebastian Bach / Gustav Leonhardt (Harmonia Mundi Deutsch)Stabat Mater / G.B. Pergolesi (Harmonia Mundi Fr.)この中には「Medieval Christmas」や「Musique de la Grece Antique」のように、超A級録音として紹介されているものもあります。ただそれらが愛聴盤にならなかったということは、音はともかく内容が好みに合わなかったのかと。「East Africa - Witchcraft & Ritual」なんてドラムの霊の乗り移った女術師が奇声を上げながら走り回る感じだもんなぁ。(正確には"奇声"ではなく意味ある言葉だと思います。)ところが、様相は一変していました。紹介盤の印象は既に過去の話だったからです。(続く)
April 15, 2013
長岡鉄男外盤A級セレクションにはクラシック、そしてちょっと変わった(30年前の)現代音楽、音楽史、民俗音楽が紹介されています。ポップス、ロックは非常に少ない。我が家のクラシックは「外盤A級セレクション」あるいはその後の「レコード漫談」や「ディスク漫談」等長岡鉄男氏に紹介されたものが多いようです。そうでないと何を買ったらいいかわからなかったもんな。ただし昨日も記したように、私は世代が外盤A級セレクションと微妙に違い、ソフトを買えるようになったのはCDから。手元のソフトはほとんどがCD化されたものです。今般ふと思い立って、それらのリッピングを開始。NAS内に長岡鉄男コーナーを造ることとしました。ソフト整理にもよいでしょう。正直買い集めたものの、あまり聴かないのです(笑 データ化すれば聴くようになるかもしれん。リッピングは Mac mini (2009) / Snow leopard / XLD / AIFF で行いました。(続く)
April 14, 2013
「長岡鉄男外盤A級セレクション」と言えば、1984年に発行された高音質紹介本です。私は世代が少し違うのですが、ネットの無い1980年代はこの本を片手に都内のレコード店を闊歩するオーディオマニアが少なからずいたと想像されます。が、それも今は昔。本自体が絶版でプレミアのついた中古本しか購入することができません(当時の定価は1,200円)。個人的には雑誌のつまらないディスク紹介よりも、読み物として面白く内容もよほど角度の高いので、プレミア金額でも求めた方が良いと思います。(シリーズとして外盤A級セレクション1〜3まであります。今は3の方が更に高いはず。)この本、1970年代〜80年代前半のアナログディスクを取り上げたもの。タイトルに"外盤"とあるように、あえてメジャーではなくマイナーレーベルの輸入レコードを紹介しています。当時ですら流通量が少なかったので、今そのレコードを探すのは至難の業です。外盤A級セレクションの前書きには、発売時「すでに絶版もある」とありますし。ただマイナーと言えども、CD化/SACD化/DVD audio化/データ化されているレコードがあります。そして紹介4枚につき1枚くらいは今でも、いやネットが普及した今だからこそあまり苦労せずに買うことができます。タイトルが変わっていたりジャケットが変わっていたりするものの、それを探すのもまた楽し、でしょうか。1970年代後半は私はまだ小学生で、とてもレコード購入になんて至りませんでしたからねぇ。しかも電車に乗らないと行けない都内の一定ショップにしかないレコードなんぞ。(続く)
April 13, 2013
DWs’会長がJBL DD65000を購入した際に,代理店がくれたガラスCD「BOB JAMES / ALONE」をお借りしました。ガラスCDの音はやはりいいらしいので,家で聴いてみたいですもんね。このガラスCD,基本興味ないので調べていませんが,今でも5~10万円/枚はすると思われます。我々庶民には高嶺の花のわけです。私も買うことはないでしょう。山下達郎氏が今までのアルバム全てをセットにしてガラスCDとして20万円で売り出したら買うかもしれませんがwなにせ素材は本当にガラスなので,持った感じがまるで普通のCDと違います。触った感じがガラスだし,重い。人間モノのイメージがあるのでCDのつもりで持つと違和感ありあり。エッジをもう少し鋭くしたら指が切れそうです。ガラスCDを凶器にした推理小説でも書けそうなくらいに(笑落としてヒビでもいったらと思うと,扱いにも緊張しますね。いやいやそれどころか,EsotericのVRDS-NEOでクランパーを押しつけても大丈夫なんだろうな?と不安になりました。さすがに製造メーカーもその程度の強度の認識は当然あると思いますが,薄く線を付けるとそれに沿って割れるのもガラスです。あぶない危ない。音は確かにいいですね。輝かしいしなめらかです。今までにない音もします。ただ肝心の音楽が私はつまらない(毒 タイトルどおり内容がALONEで、なぜDD65000の購入記念でこれを配るのかよくわかりませんな。もっとリズムを刻むような楽曲にすればいいのに。やはりガラスCDがよいのか,録音がよいのかは,やはり同一録音で2パターンのCDを聴いてみないとわかりそうもありません。それとて1枚5万円だったらナシだな。
January 24, 2013
今年上半期。忙しくて1枚のCDやSACDの購入もダウンロードもしませんでした。9月末に「OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~(初回限定盤) / 山下達郎」を買ったくらいです。最近少し余裕ができたことと,手持ちのSACD/DVDAを聴いて認識を新たにしたこともあり,何枚か買ってみました。またパネライさんのお持ちになったディスクでが非常に好音質で,1枚を除いて購入(ジャケットから手持ちを探したら,1枚はすでに持っていました)。あとは新譜とamazonの欲しいものリストに入りっぱなしになっていたものをいくつか。 Remembering You / Sinne Eeg Beauty of Sadness / Sinne EegDon't Be So Blue / Sinne Eeg Live in Japan (W/Dvd) / Rodrigo Y Gabriela No Angel / DidoLive! / Larry Carlton with Robben FordBelieve: Special Edition / Katherine JenkinsDIS IS DA DRUM / Herbie Hancock松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (初回限定盤)(DVD付) Discipline / King Crimson (DVD audio)Starless & Bible Black / King Crimson (DVD audio) Islands / King Crimson (DVD audio)The Dark Side of the Moon / Pink Floyd (SACD) Piano Man /Billy Joel何回も聴くソフトを好みに寄らせるのもが普通のやり方。でも今回のような初めて聴く(違うか,パネライさんのオフ会で聴いたから2回目だw)ソフトでも,今のシステムだと普通に聴けるのは好印象。録音の差がわかりすぎて高録音でないと聴けないことを良しとする向きもありますが,私は全然そういうのを目指していません。何でも聴ける/没頭できるのが一番良い。欲求がないとオーディオも成長しないにせよ,だいぶ高いレベルでの不満になってきたと感じます。
November 27, 2012
夏の好きな曲はいくつもありますが,山下達郎の「THE THEME FROM BIG WAVE –ビッグ・ウェイブのテーマ」なんて最高じゃないでしょうか。昔から私の夏の1曲。テンションを上げたいときに聴く曲。今般ディスクユニオンで程度の良さそうなEP盤を見つけましたので,600円で購入しました。30年前に700円で売っていたものが今でも600円なのですから,これは大したものです(笑このEP盤で,同曲はCD,リマスタリング盤CD,LPと4種類が揃いましたので,順次聴いてみました。ついでにリマスタリングCDのリッピングによるMac再生(Audirvana Plus)も。CD系の方がシステム的にお金がかかっていること,LPのコンディションがBクラスであること,今詰めたアナログ系の調整は行えていないことを差し引いて,印象順では EP>LP>リマスタリングCD>=CD>PCかなぁ。私全然アナログ至上主義ではないんですが(笑リマスタリングCD以下は一長一短もないわけではないけど、なんつうかアナログは清涼感が違う。スカッとしていて、BIG WAVEが目に浮かぶ。それに45回転と33回転の差が意外に大きかったですね。EP盤の方が早く曲が終わるような印象すらあります。シングル盤は普通はA面1曲B面1曲の2曲入りです。が,この「BIG WAVEのテーマ」はA面1曲B面2曲3曲入りだったんですね。B面は「I LOVE YOU Part1,Part2」。初めて知りました。
July 23, 2012
TVを見てCDを買うことなど滅多にないのですが、TVバラエティ番組で原田真二のスタジオライブを見た(聴いた)時は衝撃を受けました。「これは天才だ」と。いえいえ、彼のレコードセールスのピークは1970年代終盤なのですから、何を今さらなのはわかっています。しかし当時私も10歳そこそこ。原田真二のすごさを理解していませんでした。「キャンディ」や「シャドー・ボクサー」といったヒット曲は知っていても、レコードも買いませんでしたし、当時のヒット曲番組で見聞きしただけ。買ったのは「Feel Happy 2007~Debut 30th Anniversary~」というフォーライフレコードから1978年発売の1stアルバム。ただしこの2007エディションはヒット・シングル「シャドー・ボクサー」「タイム・トラベル」を追加したリマスタリング盤です。リマスタリング盤は当たり外れがありますが、そんなことより原田真二への興味が勝りました。1曲目から聴き始めて...先日のCharのアルバムもそうでしたが、これが10代の、高校卒業直後くらいの若者の成し遂げたことか...驚愕ですな。それに今聴くと相当Jazzyですね。華がある。1枚丸々聴けると言うことは原田真二の作曲力と共に、吉田拓郎のプロデュースも冴え渡っているのでしょう。ボーナストラックで今の原田真二が歌う「てぃーんず・ぶるーす」と「タイムトラベル」が入っています。特に「てぃーんず・ぶるーす」はアレンジが悪いのかオリジナルに比べてイマイチ。とはいえ50歳を過ぎた今の原田真二が悪いわけではないですよ。冒頭に記したように私は今の原田真二のライブを見て衝撃を受けてこのCDを買ったのですから。
March 29, 2012
我が家から時間的に一番近い都会は、つくばでも北千住でもなく「柏」です。柏には高島屋もマルイもそごうもビックカメラもあるのですから、規模だけなら二子玉川にも負けません。負けるのは街の品格だけです。が、駐車場がないので車で出かけにくいこと、電車だと乗り換えが必要なことから、なかなか足が向きません。30分以内に着くのにね。柏にはオーディオユニオンとディスクユニオンがあり、おそらくここも我が家から一番近いオーディオショプでありレコードショップと思われます。(ハードオフ系除く)今般、家族で柏に出向き、高島屋でショッピングするついでに上記2店に行ってきました。本当は売りたいハードもあるのですが、それはまた今度の機会に。車で行かないとね。ディスクユニオンではレコード3枚を1,900円で購入。Charの2ndアルバム「have a wine」と、大村憲司「春がいっぱい」と、矢野顕子の英語曲を集めた「From Japan To Japan」。「From Japan To Japan」は未開封のデッドストック品。「春がいっぱい」は見本盤。それが600円~700円ですから、今や音楽の安価供給メディアとして、レコードはピカイチのパフォーマンスですな。「春がいっぱい」は購入2枚目です。別に手持ち盤に大きなノイズがあるわけではないけれど、見本盤だと音が良いかと思って。もっとも枚数が売れたレコードでもないと思うので、見本盤も市場盤もロットは変わらないかもしれません。ちなみにCDも持っています。家に帰って早速聴いてみました。まずは「have a wine」から。Charはこの77年当時いくつなんでしょう。10代後半か20代前半か。いずれにしても恐るべし。かっこいいぞ、Char! ダサいのはアルバムタイトルだけだ! アコギの「気絶するほど悩ましい」をこのシステムで聴く日が来ようとはね。今風からすると音の鮮度はよくないでしょう。が、コレを聴いて音が悪いと一蹴するようなバカオーディオマニアにはなりたくないものです。80年代テクノの名盤「春がいっぱい」は期待したほどでもなく(笑 元々高音質盤ではないのでしょう。CD含めて我が家3枚目の「春がいっぱい」。タイトル通り、これからの季節ぴったりの愛聴盤です。矢野顕子はいつも通りの安定感(そりゃそうだ、ごはんができたよ、ただいま、愛がなくちゃね、からの寄せ集めなんだから)。多少音がペラいのは、企画ものだからでしょうか。1,800円シリーズだしなぁ。矢野顕子のアルバムは3年に1枚のスローペースで増えています。あと30年くらいしたらコンプリートできるかもしれません(笑
February 22, 2012
シャンゼリゼ通りでヴァージンメガストアを見かけたものの入店しませんでした。そうしたらパリ市内では他CDショップを目にすることができず(特別探してもいなかったが)、海外の行った先でCDを買う記録が途絶えてしまいました。コペンハーゲンでは現地のソフトチェーン TP MUSIK MARKEDで2枚ほど購入。パリよりも多くのCDショップを見かけ、レコードも含めてあまり店頭購入に無理はない様子。本当はこの円高ユーロ安ドル安の今こそCDを買いあさるのが正しいオーディオマニアのあり方のようにも思います。恐らく今回はそのチャンスだったんですが...いかんせん家には聴いていないCDが山になっていることと、聴く時間もそれほどないこと、いろいろなお土産ででかいトランクがすでにパンパンになっていたことが相まって、購入に積極的にはなれませんでした。あと欲しいCDやミュージシャンを事前にチェックして行かないと限られた時間内に店頭で出物を探すのは難しいですね。買ったのはSINNE EEG / SINNE EEG(COPE Records 2003)ADELE / 19(Xl Recordings 2007)SINNE EEGはデンマーク生まれでしょうから、その記念にはもってこいかと。買ったのは2010年のリイッシュー盤ですが、紙ジャケでしたっけ? 聴いてみるとやや乾いた感じの録音も良いですね。またコペンハーゲンにいく機会があったら、他の盤も購入しよう(笑ADELEは店頭でも"21"が積まれていたので人気なんでしょう。私は"21"は持っていたので、店頭にはなかった"19"を奥から探してもらいました。基本的に日本でよく見かけるADELEのようなミュージシャンは、あちらでも目にしました。情報社会ですから、あまり地域差がなくなってきているのかもしれません。値段はSINNE EEGがDKK 99.95、19に至ってはDKK 49.95でした。DKK 1=14~15円くらいなので、日本円でSINNE EEGが1,500円弱、19は750円弱です。帰国して調べると、amazon.jpで同アルバムがそれぞれ1,293円、846円でした。ただしSINNE EEGは海外出品者なので送料分340円が加算されます。そう考えると直接ジャケットを手に取って買った方が微妙にお安い(笑 また、デンマーククローネがユーロに比べて下がっていないこともあるかも。つまりはパリで買ったらもっと安かったのかも。まぁCDなんて枚数買うもの。1枚あたり100円でも安ければ、その差は大きいのかな。やはりもっと買ってくるべきだったか....。
November 15, 2011
CDの売却価格の査定が来ました。買い取り不能もあるので、全82枚で8772円。一枚平均100円強。先日の予想通りというべきか、そうはいっても期待はあるので希望より安かったというべきか....ただ買う時は引かない私も、売る時は予想販売額を下回っても引き上げも面倒なので「了承」してしまうことが多いですね(そういう客の心理も見越しての値付けだとは思う)。今回も了承。これでも通常査定の20%増なんです^^;しかしBeatels関連はUS盤UK盤ばかりでしたが、一枚60~120円程度。まぁこれは枚数が出ているだろうから仕方ない。Eric ClaptonはUS盤メインで一枚24~60円、Holly Coleに至っては全て一枚24円と散々。オーディオマニア御用達とも当然のように関係なく、Eagles / Hell Freezes Overも一枚24円、Enya / Watermarkも同額。Rickie Lee Jones / Pop Popは120円、Linda Ronstadt / What's Newも同額でした。女性Vo.はもっと高値が付くのかと思ったんですが、そうでもないらしい。我が家は輸入盤が多いので、リマスタリング盤やSACDが出ると値が落ちるのと、元値の安さが差し引かれているのかもね。こちらの旧盤の方が音はいいものが多いと思うんですがwそんな中で高値?を付けたCDは何でしょう。それは例えばこういうディスクでした。The Searchers / Love Potion Number Nine Best Hits (VICP5379) サザンもカバーしたLove Potion Number Nineの原曲ですから、この一曲だけは有名だと思います。これが意外な高値で720円。こういう1960年代の、ヒット曲はあるけどマイナーなグループのCDは値打ちがあるのかも。Peter Fessler / Landscape Tapestery (GECH8212) 実はこのCD音がいい。けど甘すぎる男性ヴォイスは好きじゃないの^^; どこで買ったんだろう? 600円。Linda Ronstadt / Hummin to Myself (UCCV1052) 今回売った中で最も高値の780円。これは国内盤。上記したWhat's Newの方が個人的には好きなんですが...。あとは300円台、100円台のCDがちらほらりです。買う時は高くとも、売る時は安いものですな。恐らくもっと高い査定を示すショップもあると思いますが、オーディオ機器ならともかく、ディスク1枚1枚で査定比較なんてできません。オークション出品やAmazonの中古品出品ですら面倒なのに^^ただAmazonで調べて、中古盤の値段が1000円を切らないようなCDは、自分で出品した方が徳だとは思います。時給換算しちゃうと?も付きますけどね。
September 14, 2011
CDはとりあえず洋楽のPops/Rockを90数枚を選び出し、売却することにしました。CDショップに発送です。私はいつの頃からか、聴いたCDにいつ聴いたか(付箋紙に)記しています。今回改めてチェックしてみると、2001年4月とか、2005年4月とか、そんなディスクがゴロゴロ。2001年4月ということは大阪在住時を最後に、東京でも茨城でも聴いていないと言うことです。洋服は2年聴かなかったら廃棄しても問題ないといいます。10年聴かないCDを後生大事に取っておくこともないでしょう。リッピングしましたので、The BeatlesもEaglesもBon Joviも売ってしましましよう。特定の曲を除けばそうそう聴かないし、それにThe Beatlesは44.1/24bit flacもありますし、Bon JoviはSACDもあるのです。レコードもある(笑とはいいつつも、高値が付きそうなMobile Fidelity盤は逆に手元に置いておくことにしました(笑 これらは1枚1枚高値で個別に…(笑輸入盤、国内版、未開封盤あわせた90数枚、はたしていくらになるでしょうか。マニアなのでディスクは大事に扱っており、盤質は問題ないはず。でも古いからケースも入れれば状態Aではないかも。1枚100円だと9,700円、50円だったら4,350円か。これだけ買うのには一枚2,000円としたって、194,000円もかかっているんだけどなぁ。。。
September 6, 2011
今年は大地震があったので、何度も上記写真のようになったのですが^^地震の後遺症は今もあって、その最大のものはCD/SACD/DVDAの整理です。崩れたものを、またあらためてCDラックに入れ直していません。いつ再び崩れるかわからなかったし、ケースは相当数が割れていたし、リッピング途中だったし、元々売却予定で分けていたものと混ざってしまったからです。夏の長期休暇を利用して、おそらく今年最大のディスク整理<Pops/Rock編>に入りました。店頭持ち込みではなく、ディスクユニオンから段ボールを取り寄せての仕分けです。売る枚数はCD中心に200枚を予定。もう2年以上聴いていないディスクに関しては、思い入れがあるもの以外売り払うつもり。コンプリートに近く持っていても、聴くアルバムは限られるミュージシャンについては切り売りすることにしました。今まではそこの思い切りがつかなかった。これでEric ClaptonやThe BeatlesやBoz ScaggsやHolly Coleといったそうそうたるミュージシャンが我が家から姿を消すことになります。って、AIFFでリッピングはしましたけどね(笑Macでは再生可能。ブツがなくなるだけです。もっともこういった有名ミュージシャンは、いざとなったら買い直しが利くもの。もしかして困るのはStevie BとかKaryn Whiteといった、ディスクショップで「その他扱い」の人かもね。でも問題はこれらではなく、<Pops/Rock編>が終わったら行う予定の<Jazz編>かもしれません。そもそもリッピングも進んでいないし、進まない理由の一つに「Jazzは(特に70年代以前の古いJazzは)ディスクでないと聴く気がしない」という自身の性癖が発覚(笑 どうしよう。聴いていないを売却の目安とするなら、数百枚はあろうJazzの方がよほど聴いていないんですが。。。
August 19, 2011
さて、日本に戻って。オーディオ関連の自分へのおみやげは何にしたかというと、CD 7枚+CD-R 2枚です。これは先の電子ランド/チョンジャレンドゥ@龍山のオーディオ用ソフトショップで購入したもの。これらBest Audiophile VOICESシリーズ(by Premium Records)が日本で売っているのは知っていましたし、ネットで買えるのも知っていました。が、音や内容は知りません。正直あまり時間もなかったし、店で一番目立つところに陳列してあったからさぁ(笑 そもそもこれらはシンガポール盤だと思います。本来は韓国のものをソウルで買ってきた方がいいんだけどね。値段は1枚22,900ウォン(現在約1,830円)。後日日本のオーディオ店で見たら3,675円/枚でしたから50%offです。(これが偽物だったら笑うなぁ)H.I.S.あたりだと、シーズンオフならソウル一泊2日24,800円なんてコースもありますから、15枚くらいこの手のハイクオリティディスクを買うならば、ソウルに来た方が安い勘定になります。うーむ。私はここでケチらずに、店頭にあったシリーズ全6枚を大人買い(笑 全然内容を知りませんが、中途半端に買ってよかったら悔しいではないですか。そしたら店員もさるもので「もう1枚似たのがあるから」とオススメ追加してきました。わかったわかった、それもちょーだいな。でも、7枚も買うんだからまけてよ、と交渉開始。ところがこの店は商品に値段表示があったからか、端数は切ったものの大幅割引には応じません。「こんな実績じゃボク日本に帰れないよ」と泣くと、レジの下からごそごそとケースもないCD-Rを1枚出してきました。ハイクオリティディスクのサンプラーだから持って行けと。「サンプラーなんて店にタダで配られるもんじゃん、もう一枚くれ」。そうしたら今度は販売台の下から別のCD-Rを1枚。こっちはもっといいから持って行けと。(ここまでのやり取りは双方怪しい英語)ふーむ。超怪しいCD-Rですが、妻子が待っていたので退散しました。これらディスクはHMVとかで買う予定だったんですけど、ソウルってHMVないのね。CD 7枚+CD-R 2枚をまだ聴いていないんです。CDはともかくこのCD-R、叩き割りたくなるようなものでないといいんですが。
July 6, 2011
私はPADの銀河系エンハンサー SHEERでCDを磨き狂っていたと以前書きました。販売中止で、もう残ってない代物。あぁCDクリーニングしたい!と言う話ではありません。CDケースの話です。私が中古CDをあまり好まない理由の一つは、ケースのすれが嫌いだからです。CDだけでなくケースもきれいであって欲しいもの。メガネ用のクロスでケース拭きもしています。ところが震災最大の被害はCD/SACD/DVDAのケースだったわけですよ。高い場所から雪崩のように落ちたので、まぁ割れた割れた。泣きたいくらいに。その数、ヒビも入れれば、現在確認できているだけで70数枚ですね。元々リッピングしたら処分しようと思っていた、あまり聴かないCDについては、そのまま売り払おうかと思っていました。買い取り価格が数十円安くなるだけですから。が、胸の奥に潜むこのもやもや感。割れたCDケースが数十枚も山積みになっていること自体が気持ち悪いのです。それにケースなんて大した値段ではないと。えぇ、100円ショップで買ってきましたとも。空CDケース。とりあえず3個で100円×10。正直全てを入れ替えようとは思いませんが、我が家に残る可能性があるディスクに関しては、順次入れ替え予定。いらん出費といらん時間です。でもこの程度で済んでよかったのでしょう。問題は・・・SACDやDVDAのちょっと特殊なケース。これらの空ケースもどこかで見かけたような気がするんですけどねぇ。どこだったかな。。。
June 12, 2011
先日いただいたレコードの中に、妙にツボにはまるものが何枚もありました。例えば「ゲルニカの銀輪は唄う」。ゲルニカだよ、戸川純だよ、太田蛍一だよ と興奮する人は少なかろう。例えば「YMO / タイトゥン・アップ」。曲はもちろん知っているけど、シングル化していたとは知りませんでした。例えば「坂本龍一 / Steppin’ Into Asia」。これも曲は知っていましたが、ピクチャーEPが手元に来るのは初めてだなぁ。ピクチャーLPは結構持ってるけど。例えば「EVE / 子供達を責めないで」。若き日の秋元康が日本語詩を付けたあの曲です。なにせ歌詞が私は子供が嫌いです。子供は幼稚で 礼儀知らずで 気分屋で前向きな姿勢と ないものねだり心変わりと 出来心で生きている甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする・・・・・と、大人の本音を4分にわたって、伊武雅刀が絶叫する懐かしのコミックソング。スネークマンショーに慣れ親しんだ人なら聴かないわけにいかないでしょう。爆笑できます。1983年発売なのか、いい時代だったねぇ。この歌詞でオリコン21位。火事の時は足でまとい 離婚の時は悩みの種いつも一家の問題児そんな御荷物みたいな そんな宅急便みたいなそんな子供達が嫌いだ私は思うのですこの世の中から子供がひとりもいなくなってくれたらと大人だけの世の中どんなによいことでしょう私は子供に生まれなくてよかったと胸をなで下ろしています今聴いてもウけるんだから、というか子供ができたからこそ笑える一曲 乱痴気の伊武雅刀が大好きだ。
December 31, 2010
知人がレコードをくれるというので、何も考えずにOKしました。先日それが送られてきたのですが、内容はバラエティに富んでおり、アニメからクラシックから歌謡曲から。中でも70年80年代の歌謡曲とYMO、メンバー3人のソロアルバム、矢野顕子やムーンライダースのLPがギッシリ。LPにして37枚。EPは数えてません。「YMO/増殖」は買いなおそうかと思っていた25cmアルバムだし、BASIAの12inchシングル「New Day For You」なんてあったのか。80年代末は12inchブームだったからなぁ。私の手元とダブるものも10枚くらいあるものの、これはお宝です マニアではなく一般人だから、おそらくさほど聞き込んでいないのでしょう。ジャケットは茶のシミが出始めていますが、盤質は店で買えばA+~A-クラス。ちょっとうれしいぞ。「渥美二郎/夢追い酒」のB面が「おもいで北千住」だと、千住在住時に知っていたら、もっと盛り上がったかも^^盤掃除して、よれた外袋を入れ替えて、順番に聴いています。が、聴き終わる頃は来年の春になりそう^^
December 29, 2010
捜し物とは積極的に行くものと、目の前に現れるのを待つものがあります。今回はこちら。「今だから/松任谷由実、小田和正、財津和夫」です。私が知る限り、CD化はもちろん、LP化もされていないと思います。有名歌手でも必ずCD化されるとは限らないですよね。特にこういう権利関係の複雑そうなものはw積極的に探さなかったのは、特別名曲ではないし、ただ懐かしかった、もう一度聴いてみたかっただけだからw 二十数年前は結構売れた1枚だと思います。こんなEPがポッと目の前に^^聴く側としてうれしかったです。学生時代にトリップできました。盤質もよく、ノイズも極小。この「今だから」、作詞も作曲もプロデューサーも松任谷由実、小田和正、財津和夫の競作なのですが(お互いの曲を歌うのはプライドが許さなかったのかしら)、今聴くと各人の色が薄く、妙にテクノポップっぽいんです。まぁ当時はそういう時代だったけど、少なくとも小田和正や財津和夫のイメージではない。ジャケ裏を見ると、あらら編曲とキーボードは坂本龍一だったんですね。しかもバックはギターは高中正義で、ベースは後藤次利で、ドラムは高橋ユキヒロじゃん! 半YMOで半サディスティック・ミカ・バンドとは知らなんだ。こういう発見も楽しいものです。
December 27, 2010
楽天はCD/DVDの品揃えについてはダメダメで(ついでに値段もダメダメで)、まったく使い物になりません。なので、必然的にHMVやamazon等から、注文になります。そのHMVやamazonは扱い製品数が桁違いに多いので、どうしても注文待ちの商品はあります。中にはHPにはあってもすでに廃盤なんてものも。なので、数ヶ月入手できない商品については、そのまま注文を継続するかキャンセルするかの問い合わせがくるわけですが・・・・。にしても、HMVに2009年7月25日に発注したCDが、先月2010年11月30日に届きました(爆これはよく注文を継続したとHMVをほめるべきか、なぜこんなに時間がかかったか問うべきか悩みますな(笑発注した本人である私が何を頼んだのかだったくらいですから。ブツはCD 2枚。1枚は「Richard Whiteman Trio / Grooveyard」。なぜ買ったのかさっぱりわかりません。誰かも知りません^^ しかも1枚860円と妙に安い。値段に釣られたか。それとも"Plelude To Kiss"が入っているからかな?もう1枚は「Peppi Kamadhatu 2005」。これはうれしい。なにせ昨年Peppi KamadhatuのCDを絶賛して、香港でも探し、手に入らなかったSangaji Musicの1枚ですから。持っているオムニバス盤と曲がダブるものの、内容はすばらしいし、録音も良い。相変わらずのPass Labs Rushmoreとのマッチングの良さ。なんか自分が頼んだんだけど、誰かから送られたみたいな気分ですね。
December 6, 2010
アディロンダック・カフェの奥の中古レコード棚には、Gerry Mulliganのレコードが4枚ありました。いや、カウンター下から1枚出てきましたから、5枚か。実は最近探すのが面倒になり中古レコード/CD屋にも行かないので、なんか新鮮でしたね。しかも皆きれいでオリジナル盤だ! 購入意欲スイッチが急にONになった^^とはいえ、手持ちの現金には制限のある身分です。大人買いもできませんので、2枚をチョイスしました。1枚目はA DIVISION OF R&B RECORDSの「Gerry Mulligan in Sweden」(CAH4003/4)。Made in Swedenですね。発売は1987年ですが、内容は1957年のStockholmでのLiveです。bar/vtb/b/dsの変則カルテットは、Mulliganにとっては目新しいものではありません。vtbがBob Brookmeyerだから人気がないんじゃないか(爆この盤、たぶんジャケ違いで持ってます。内容は全然記憶無し。盤もセンターホールもとにかくきれいだし、安いので購入。誰も聴いていないんじゃないか?2枚目は冷やかしのSweden盤とは違います。Columbiaの「Blues Roots / The Dave Brubeck Trio featuring Gerry Mulligan」(CS9748)です。これは寺島靖国氏の名著"辛口! JAZZ名盤1001"にも紹介された1枚。Paul Desmondと組まないDave Brubeckの評価は低いと思いますが、内容は深く暗くとてもよい。ジャケットも廃線の趣で、Dave BrubeckやGerry Mulliganらしくなくてよい。実はこれ国内版を持っているんですが、ジャケットがややぼろい。アディロンダック・カフェにあったのはオリジナル盤の2 eyesで、しかもきれい でもそれだけなら買いません。アディロンダック・カフェで試聴させてもらった、1曲目"Limehouse Blues"の音が素晴らしくよかったんです。2 eyesの力なのか、ちょっとビックリするくらいに。この音、我が家で再現できるのか即購入決定しました。音でアナログ盤を買うことは極めて珍しいです。家にある国内盤もこんなによかったのかな? これはやはりアナログ盤も聴き返さないとダメだなぁ。。。
April 16, 2010
このBlogもオーディオを全面に出している(つもりな)ので、私が普段どんな曲を聴いているか知る人は少ないでしょう。ましてや私がバリトン・サックス奏者のGerry Mulligan大好きであることなど誰も知らないと思います。あんまりBlogで書いたこともない。(例えばKlangfilm KL43007 Europa Juniorを聴いた時とか)何でMulliganが好きかと言えば、恐らくは入り口はPacific Jazz。西海岸のJazzが好きで、それでメロディアスでわかりやすいMulliganにはまったんだと思います。あとMulliganは名前の割に人気が無く、ディスクが安かったんです^^ただ、もう故人ですので、発売されるのは基本的にリマスタリング、リイッシューのみ。それでもざっと数えただけで、Mulligan関係のCD(SACD/DVDA含む)48枚、LP(10 inch/EP含む)80枚がありますので、そこそこかと思います。最近は以前のような購入スピードはないし、枚数的にも落ち着いたし、コンプリートを目指したわけでもないし、元々(金額の問題で)何が何でもオリジナル盤やリマスタリング盤というスタンスではないので、それを追い求めることもありません。要するにMulliganマニアだったのですが、その勢いは衰えました。正直聴く回数は激減してます。Esoteric UX-1 LimitedとChord DAC64Mk2/QBD76を買って、CDは結構聴き直したのですが、Roksan Xerxes20とChord Symphonicを買っても、Mulliganのアルバムは20枚聴いたかどうか。ということは、残り60枚は・・・この家に来てからの3年半弱で聴いたことがあるのかもう、何のアルバムを持っているかも覚えてません(爆先日、いつものアディロンダックカフェ@神保町に行きました。ここはJazz喫茶ですが、元の店「アディロンダック」は中古レコード屋なので、今も店の奥には中古レコードが売られています。そこで久々に、Gerry Mulliganのオリジナルアルバムを目にしたのです。(続く)
April 15, 2010
耳鳴り(突発性低音障害型難聴)で病院に行くと、原因は"ストレス"と言われます。症状が安定しないというのは、"薬の効果"と"かかるストレス"で相殺されているんじゃないか、そんな感じです。非常に忙しく業務上の悩みは尽きないので、ストレスが無いとは言いません。が、この「ストレス」というのが極めて便利な言葉で、病因としては何にでも使えるから、納得が今ひとつ・・・・。そもそもストレスを受けない生活なんて、皆極めて少ないでしょう。"ストレスを受けない生活はないが、なくすことはできる"、そんな本はありますね。例えば東邦大教授 有田秀穂氏の書いた「ストレスに強い脳、弱い脳」とか。脳内セロトニンの分泌促進が対ストレスに、抑うつに有効だと。ふぅん、そうかもしれません。本によると太陽の光を浴びる動作が単調な運動が有効が効果的なんだとか。あ~そうか。例えば趣味の家庭菜園。半日太陽を浴びで、鍬を入れたり、種をまいたり、複雑で単調な作業の繰り返し。ただ、やっていると妙に落ち着くんです。例えばバスフィッシング。朝日を浴びながら、竿を投げ、ルアーを変え、ただ待つ。複雑で単調な作業の繰り返し。ただ、これもやっていると妙に落ち着くんです。思えば始めたのは昨年の秋。実はこの頃が仕事上のストレスのピーク付近だったなぁ。家庭菜園は収穫時期で作業はなく、身体がセロトニンを求めたのかもしれん(爆そうなると、日も浴びず、運動もしないオーディオからは益々離れる一方ですないやいやそんなこともない。氏によると、感動で泣くのも、脳血流量増加を促しストレス解消に効果的なんだとか。泣ける曲・・・・あるかな?思いつくのは「ヨイトマケの唄」とか。あと「秋桜」とか。年を取ってくると、あるいは子供ができると涙もろくなるなんていいます。私は40歳過ぎて子供ができたので両方に当てはまり、もうヨイトマケの唄なんて聴くともうボロボロです(爆 泣くから聴かない(避ける)なんて状況でしたが、今日はフルコーラス聴いて号泣することにしよう
March 17, 2010
しかしこの手のひらのリンゴに、わずか16GBのメモリにBeatles全曲が収まるとは、すごい時代ですな私も一通りはBeatlesのCDもLPも持ってます。Beatlesマニアではないので、東芝盤のLPに、EMIのCDですけど。対照となる「A Hard Day's Night」をFLACでリッピングし、foober2000で再生することとしました。これでThe Beatles USBとのFLAC勝負^^聴いてみて間違えたなと思ったのは、比較対照。CDのリッピングと比べてもスペック的に勝るBeatles USBが良かったという当たり前の結論しか出てきません。といっても予想したよりは大違いではなく、薄い薄いベールをはいだくらいか。TVでも宣伝(?)していたヴォーカルのダブル・トラックがわかりやすいとか、隠れていたパーカッションが聞き取れるとか、そういう一面はあるかも。そもそもリマスタリングの音質差は大きいかもしれませんが、ビットレートの差の寄与は大きくはないでしょう。これではスペックの差なのかメディアの差なのかさっぱり・・・。dynabookやソフトの取り込み能力の差かもしれませんし。CDはリッピングせずにCDとして再生し戦わせるべきか。いやいや比較そのものに意味がないのか。USBはジャケットもディスクも何もない。リンゴのオブジェと音楽信号のみ。形はあるけど存在感はレコードに比べてイマイチなCDからの取り込み。ピピエコさんのようにリマスタリング盤をリッピングしたならいざ知らず、うちのCDじゃ基準も全然明確でない。こりゃ比較は意味ないな。ということで比較はとっとと止めることとしました。ピピエコさんがおっしゃるとおり、The Beatles USBは非常によい印象。さすが非回転媒体。昨日示したBeatles USB → Toshiba Dynabook (Vista) → Chord QBD76 (USB)の方が、Beatles CD (EMI) → Esoteric UX-1 Limited → Chord QBD76 (TOS)より印象が"やや"良いのです。DynabookとUX-1では、定価ベースで120万円も違うのですから、ソフトそのものの差の可能性は多分にあるにせよ、 心境複雑です。こうなるとやはりUSBメモリトランスポートが欲しいですな。今からBeatlesを買うなら、デジタル媒体に限るなら「USB」だと思います(限定品だけどね)。もっともこれとて44.1kHz/24 bit。元データは192kHz/24 bitだそうですから、5年後に88.2kHz、10年後に192kHzと切り売りされそうですね
February 23, 2010
The Beatlesのリマスタリング盤が発売されて、Beatlesマニアのピピエコさんは"In Mono Box" も "Long Card Box" も "USB(24bit / 44.1kHz)"も買ったんだそうな。で、英国オリジナルアナログ盤もお持ちのピピエコさんに、今回の3つのメディアのうちどれが良いのでしょうかとたずねると、即答で「USB」とのこと。リマスタリング盤をリッピングしても尚USBが良いのでしょうかとたずねると、即答で「USB」とのこと。これは一体・・・。今ピピエコさんは単身赴任先ではCDプレーヤーを持っておらず、CDもPCで再生しているからか?元々The Beatles USBは全世界30,000本限定で、実は「もしかしたら音がいい?」と思った私も昨年米国に発注してました。ところが諸般の事情で購入できなかったのです・・・。(Mixiで報告済み)これが実物。小さいけれどUSBメモリが収められた青リンゴはズシリと重いのです。モノ的にいい感じ^^ピピエコさんが是非ともと言うので、お借りして聴いてみました。我が家のPCオーディオ環境は特別なものではないので、DACまではBeatles USB → Toshiba Dynabook (Vista) → Chord QBD76という流れ。QBD76のUSB入力に久々に活躍の場が^^PCオーディオは全く否定しないのですが、うちのDynabookだとファンノイズが大きすぎて、聴く気がしないのですよ。今回は特別。(続く)
February 22, 2010
だいたいオーディオマニアが注文するソフトなんてマイナーだから、在庫がなくて待たされることもしばし。それでも、発注したこと自体を忘れていたソフトが届くことは、そうある話ではないんですが・・・。昨日USから届きました。LP 2枚とDXD 2枚。Prince And The Revolution / Purple Rain 180 Gram Vinyl LPAllen Toussaint / The Bright Mississippi 180 Gram Vinyl LPTeresa Teng / Forever DXDTsuyoshi Yamamoto Trio / What a Wonderful Trio! DXDいったい、いつ頼んだのか。。。もう1年近く前にPrince / Purple Rainを注文してその在庫がなく待たされて、残りは一括送付になっていたので、一体何のディスクが足を引っ張ったんだか。(改めて調べてみると、他の3枚は7月初旬にオーダーしていました。)えぇ、Princeが欲しかったんです。昔から"Purple Rain"が大好きでした。ただ、180g重量盤とはいえ、ジャケットはペラで写真は滲み、いい出来とはいえません音は正直期待が大きすぎた^^; 普通です。いや、これをサイコー!に鳴るようにアナログ調整すればいいんじゃないのかAllen Toussaintは各オーディオ誌で絶賛の1枚ではあります。ただ録音どうこうより、曲調が好きかどうかが評価を別けるような気もしますが・・・。私はこういったブルース・ジャズは得意ではないです。DXD(Digital eXtreme Definition) は日本ではあまり見かけない新機軸。すごく平たく言えばCDの一種なので、通常のCDプレーヤーで再生できます。実は香港では見かけたのですが、買いませんでした^^ 注文していたとはね。透明感Loverには最適な反面、アナログ愛好者には全く受け入れられないなんてソフトは過去にもありましたが、これもそうですね。Tsuyoshi Yamamoto Trioは内容共に好き。それよりも音よりも、このTeresa Teng、企画物で本人の歌入ってないやんけ
December 10, 2009
1$=87円になってから、世界の音楽産業に貢献しています。えぇ、国内外を問わず大人買いしています。これはその中の8枚。8枚セットのBOXなんですよ。Craftwerk / THE CATALOGUE です。今写真のUS盤だと円高利用で1万円ちょっとで買うことができます。本国ドイツ盤ですら1万6000円程度。(なのに日本盤は20,000円(爆)Oyamaさんから教えてもらい、速攻発注しました。気付いていなかったのでよかったです。紙ジャケリマスター盤8枚でこの値段で、加えてレコードサイズのボックスとジャケット写真が付いてくるのですから、これはお買い得としかいいようがありません。真っ白なボックス、汚れそうだな~。気をつけないと。こういう立派な実物が手元にあると、データだけのダウンロードなんてナンボのもんじゃい!と思いますね。で、肝心な音ですが・・・・比較するものがないので、よくなっているのかどうかわかりません。たぶんいいんだと思います。そんなことより20数年ぶりに聴いたアルバム「Autobahn」が懐かしくって・・・
November 29, 2009
自分のものではない機器が何台か我が家にあって、その試聴を妻にお願いした時のこと。 「最後の春休み」が聴きたいというのです。松任谷由実の名曲「最後の春休み」。アルバム「OLIVE」の4曲目ですよ。私の手元のCDは紙ジャケ仕様の一枚。 試聴なので、最初の2分を聴いて、次を聴いて、みたいなことをしていました。ヴォリュームは普通。女性が夜聴く常識の範囲内です。 すると、妻が、 なんか「ピーピーいってる」と。 ピーピー 松任谷由実の歌声が入ってから、その背後に小さいながらもハッキリと「ピーピー」という甲高い音が右側から聞こえるんだとか。再聴しても、もちろん同じ場所に。リズムは刻んでいないそうなので、楽器ではないと思います。 えええええ 私自身何回もこの曲を聴きましたが、そんなことを感じたこともありません。そんな話も知りません。 ピーピーがわからない私のために、2人(実際は娘が膝の上なので3人)で冒頭1分を繰り返し聴きました。その数10回あまり。ピーピーが聞こえた時に、ほら今!と私の肩を叩く妻。 ・・・・・・さっぱりわかりません。ほんとにわからない。 目視だと、「どこどこ?」みたいなことがありますが、音ってそういうことないですよね。「SP左からじゃなくて?」、「Voとかぶってるの?」。必至になって探す私 なんでも第一小節の間(春休みのロッカー室に~泣きたくなった、まで)でもピーピー聞こえるんだとか。 イヌ笛か!? (爆 それはCHORD QBD76 と DAC64Mk2 2台でも同じです。DACが悪いのかとも疑い、Esoteric UX-1 Limitedのみでも再生しましたが、UX-1のみの方がピーピー音が小さいそう。ただ聞こえるらしい。それはDACが高分解能だってことかな?あまりに妻を問いただしたら、逆にすっかり自信を無くした様子。いや、疑っているわけじゃないんだ。 いずれにしても不思議です。CDなので超高域の話ではないでしょう。というか、妻に聞こえる音があって、私はそれを感知できないというのはショックな出来事。他の人は聞こえるのかしらん。妻の説明が悪いのか、こちらの耳の高域特性が落ちているのか。 「OLIVE」は有名なので、お持ちの方は多いでしょう。是非とも「最後の春休み」を聞いてみてください。 ちなみに。Naruさんからいただいた「OLIVE」のアナログ盤があります。聴いてみましたが・・・・CD同様、入っているそうです。ただその音はピーピーではなく、もっと小さくぴゅーぴゅーという感じだとか。メディアの差でもなし。不可思議。
October 13, 2009
ステレオサウンド社といえば、無く子も黙る日本のオーディオ雑誌界の総本山です。 ステレオサウンド、HiVi、管球王国、ホームシアター等々。よい紙質にきれいな写真、発言に重みのあるの評論家(悪)と、素晴らしい内容の雑誌が並びます。私もステレオサウンドと管球王国は毎号購入し、HiViは毎号立ち読みしています。 そんなステレオサウンド社に『ビートサウンド』という、鬼っ子雑誌があることをご存じでしょうか。 ステレオサウンドだと再生される音楽は、クラシックとジャズに偏りがちです。だけど、ロックファン層はクラシック+ジャズファンの数十倍はいると思われます。音楽ニーズのオーディオのニーズが合っていないわけ。なので、ビートサウンド誌はその取りこぼしを補うため、ロックラバーに向けた雑誌を指向したのではなかろうかと。 ただ、数多くの音楽が好きなだけのロックファンに、オーディオと結びつけて70年代80年代のロックを“まじめに”語ってはいけなかったんですよね。ステレオサウンドの真面目さが仇と出た感じ。何回かリニューアルを余儀なくされ、私もいつの間にか買わなくなってしまいました。最初は面白かったのに。 しかし。 そこにとんでもないお宝が眠っていました。 No.12に掲載された、一つの記事。それが起爆剤。 なぜ誰も教えてくれなかったのでしょう。 しかも別冊として発売されていたなんて。 教えてよ。みんな。 作って、食べて、ロックを感じろ! 本の名前は 『 ROCK! ジャケ弁スタイル 』 キャラ弁が流行っており、妻も娘にアンパンマンの顔を弁当に模したアンパンマン似顔絵弁当を作ったりしていますが、そのロックジャケット盤です。 ジャケットを似せて、弁当を作っているんです。 ステレオサウンド社から、腹から笑える本が出るとは思いませんでしたね。 キャッチコピーの文章が、「ありそうでなかった世界初のROCK系お弁当本の誕生です。」 あるかーそんなもん ロックファンなら、マジで笑えます。 Rob Zombie / Past, Present & Future のあのジャケットが、ホラー・ロックで知られるロブ・ゾンビのあのジャケットが、弁当になってるんですよ。 髪の毛、海苔で切って表現してやんの(爆In the Court of the Crimson King のあのジャケットが、弁当になってるんですよ。 がははははあはははこれを笑わずして何を笑えと言うのか 120ページ余で1500円という値段は一見お高いですが、そういう問題じゃない。 オーディオ雑誌の中で(?)、本年一番インパクトがありました。 作ったのはオパッチさん。 スゲーよ。 オパッチさんスゲーよ。 <オパッチのJacket Lunch Box> http://jakeben.blog111.fc2.com/
October 10, 2009
9月9日に発売になったビートルズのリマスター盤。1987年にCD化されてから初めてのリマスターだったから話題になったのではなく、「ビートルズだから」話題になったのでしょう。全国紙にも取り上げられていましたもの。新聞記事の文化面を見ていると、どの新聞社もリマスター = 音がいいというその一点を疑うことなく記事にしていました。私はオーディオマニアだから、「そんなことないだろ」と斜に構えた見方をしてしまいます。特に古いアルバムになればなるほど“リマスター最強説”が疑わしい盤なんていくつも存在するし。熱狂的ファンのいるビートルズです。オリジナル盤LPが一番いいという体験を、ビートルズでは何度かさせていただきました。そんな人が、リマスターとはいえCDを受け入れるかね? 批判的なんじゃないの? なんて思っていまして・・・・。評判が良かったら、バラで買おう。(一応ビートルズ・アルバムの旧CDは全部持っているし)とりあえずピピエコさんに音質質問メールをしたのが前日の9月11日。絶対に黒箱(ステレオ盤)ボックス、白箱 (モノ盤)ボックスも注文していると思ったし、オリジナル盤もお持ちだから。昨日朝一で釣りをしていたら、ピピエコさんから電話が入りました。朝早いなぁ。電話がではありません。電話の後ろからは朝も早から、ガンガンにビートルズが^^ やっぱりCDはダメですね、と言われるのかと思いきや、これはいい、買え。オリジナル盤に匹敵する良さだ、買え。全部じゃなく、2枚組の「PAST MASTERS(パスト・マスターズ)」だけでもいいから、買え。意外でしたね。我が家にもオリジナルLPを持ち込んだ当人が、リマスターCDをそんなにほめるとはhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pippin/pippin01.html(2009/09/12の日記参照)急いで、【輸入盤】PAST MASTERS(2CD/REMASTER)を発注。「ペイパーバック・ライターはPass labs Rushmoreのためにリマスターされたようなもんだ」とまで言われちゃなぁ 買わないわけにもいかないでしょう。今まで一番音のいいビートルズのCD/DVDは、DVD Audio盤「LOVE」だと思っていました。ただ、これはオリジナルアルバムではないし、マルチチャンネルで本領を発揮する一枚だから、数に含める方が無理があろうというもの。楽しみだなぁ
September 13, 2009
我が家の7月(6/16~7/15)の電気代は、税抜き9,093円(332kWh)。うちオーディオ電気代は、先に計算したオーディオルームの待機電力とさほど変わらないと思います。8月分は数日使った寝室のクーラー代のせいか、やや高いくらい。この夏はとにかく聴けていませんでした。忙しかった。(昨年はそうでもなかったと思いますが)元々夏場はオーディオルームにこもらないこともあります。理由は暑さではなく、外が明るいうちにオーディオルームにこもるのはもったいないと感じるからです。おかげで、聴いていないCD/SACD/DVDはたまる一方。香港で買った20数枚を含めれば、未聴は40枚くらいあるかもしれません。そんな中、香港購入盤は7~8枚聴いた今まで外れなし。すごいぞ、これは。下記はそんな1枚です。最近は紙ジャケやデジパック仕様が流行で、私も好んで買います。ただこの「FEMALE VOICE」はジャケットが「缶」(爆 缶を開けると中は中で結構立派な作りになってます。驚くべきはその値段で、日本円で1,000円以下でした。あの香港オーディオビルの店で購入したものです。レーベルは漢字で読めません 会社は Guangdong Hi-Fi Liang Pin Development Music Ltd.Coかな? ネット検索してもよくわからず、詳細不明。ジャケットのAccuphase DG38に意味はないと思います。許可も取っていないでしょう。というのも、ライナーにはAvalonやらなんやらの他の機器の写真もちりばめられているからです。もっともこのDG38のおかげで「あぁ超オーディオファイル向けCDなのね」と私にもわかったくらいですから、それはそれなりの意味があったのですが^^録音がまた非常によい。声が出た。内容も良い。これはオムニバス盤で誰が歌っているかも書いていない(あるいは中国語でわからない)ようなディスクなのですが、一方オーディオ的なこだわりやうんちくらしきことは書かれています。"らしき"なのは、ほぼ中国語の記載しかないからです。WISORやSRSの単語を見ると、ちょっと特殊な録音をしているのかもしれませんね。このシリーズ、実は何枚もあったに買ったのは1枚だけ。なぜかというと中国語で歌われていたからです。香港でたくさんのソフトを買いましたが、歌詞が英語のディスクをメインで選んでいまして・・・・だって中国語の歌に馴染みがなかったんだもの。こんなに良いなら、シリーズ全て買い占めてくるんでした。言葉の壁を超えた良さ。またまたAmazonやらHMVやらで買えないかと探してはいるのですが、見つけられません。誰か教えて欲しいです。香港盤CD/SACDは実にネタが極めて豊富でして、これだけで2週間くらいは書き続けられそう^^
September 8, 2009
そんなにまでしても、結局肝心のPeppi Kamadhatuのソフトは見つけられませんでした。Sangaji Musicレーベルのディスクで、限られた時間の中で手に入ったのはオムニバス盤が2枚だけ。Audiophile Jazz By Various Artists(SM023:右写真)と Audiophile Love Songs By Various Artists(SM035)です。2店舗当たった香港のHMVでは、これらの取り扱いがないのではなく在庫がないだけとのことですが、取り寄せられるまで待つわけにもいきませぬ。大きな店なのに、タイミング悪かったかな 他の店にはきっとあったのでしょう。 というのも、実はSangaji Musicは香港に事務所があるんですよね。そこに行けば(直では買えなかったとしても)販売店くらい紹介してもらえたかもしれなかったのに。。。行けませんでした。心残りだ。またメールでも出して問い合わせるか。 OSCARで手に入れたPeppi Kamadhatuと共に、オムニバス盤を聴いています。Audiophile Jazzの中には、聴いたことがなかったEden AtwoodのMasquenadaやDesafinadoも入っていましたし、Audiophile Love Songsには手元になかったPeppi Kamadhatuの曲もあります。その他のアーティストもいいですね。値段も15香港$(現在のレートで2000円弱くらい)でしたので、よい買い物をした感じ。やはりこのインドネシアのディスクは音が良いし、何より好みです。いい意味で凝っていないんじゃないかなぁ。いい感じの薄化粧で止めたように感じます。香港ではハイクオリティ・ディスク(たぶん)は買えたものの、Peppi Kamadhatu & Sangaji Musicに関しては目的達成とはいかず。今後も探してみようと思います。 その他に香港で買った来た20数枚のソフト、まだ全然聴けていません音楽がストレス発散源という方もいらっしゃいますが、私の場合音楽は生活の余裕を表すバロメータのようです。今の仕事の状態だと、聴き終わるのに今年いっぱいかかりそうな・・・・
August 15, 2009
香港ではオーディオ店の話を中心に書きましたが、実はその倍近いの数のソフト店に足を運びました。 DVDに押され、10年前に比べて香港のCD屋は相当減ったそうですが、それでも町中にはチラホラり。見つけると飛び込んで「Peppi Kamadhatuはないか」、「Sangaji Musicレーベルのソフトはないか」と聞いて回りました。日本のようにきれいに人名でソフトが分けられている店は多くないし、英語が通じない店も多々あるので探索は難航。中古店では更に難航。レーベルでソフトを買うという発想もなさそうです。旅行という限られた時間なので、一店一店時間をかけて探すことはできません。結局はオーディオショップ、オーディオショップ周辺のCDショップ、検索ができたHMV等の大型店で探すことにはなるんですが・・・・。 にしても、香港のCD/SACDを含むハイクオリティ・ディスク(でいいかな?)は数が多く、しかも値段が日本で買うより安いです。香港は音質を追求する人が多いのかしら。当初そういうCD/SACDを見つけ次第買っていたものの、すぐにとても追いつかないことが判明。慎重にならざるを得ませんでした。(「High Resolution Disc」とか書かれていると、すぐに飛びつきたくなる^^)好きな歌手の新盤を買ったら、2日後にそのSACD盤があることが判明し、買い直したりとか(爆 ディスクそのものの種類も豊富で、CD、DVD、SACDはもとより、Blu-ray、DVD 24/96、HDAD 24/192、Dual Disc、HRxまでHMVで買えます。日本とエライ違いですね。内容はクラシックと女性Vo.が多そう。欲しかったJazzトリオを探しましたが見あたらず(またはわからず)です。知っている歌手もあまりいないし、記載が中国語のためわからず、最後はオムニバス盤ばかり購入になりました^^; オムニバス盤をカタログ代わりにし、気に入った人を後で買い求めようと思いまして。あとはオーディオ雑誌には必ずディスクレビューが載っていましたので、それで高評価だったCDを買ったりだとか。(続く)
August 14, 2009
そのOSCARでは珈琲や軽食だけでなく、(おそらくお店で買われて聴かなくなった)CDが中古として売られています。それを試聴して、気に入れば1枚1,000円くらいで購入できるのです。 私もその日、Avantgarde Acoustic DUOで聴かせていただいて、3枚ほど購入を決めました。 その中の1枚に“You don’t know me”(SM017)というタイトルの女性ヴォーカルがありまして。歌っているのはPeppi Kamadhatu。まったく誰それ?ですね。読み方もわからん レーベルもSangaji Musicというインドネシアのレーベルで全然知りません。曲がスタンダードだったので購入したわけですが・・・・ まぁ家で聴いてビックリしました。「おぉ」と声が出ました^ ^生々しいというか、オーディオ的に優れたというか、とにかくPass Labs Rushmoreにジャストフィットではないか、という1枚だったからです。世のハイエンドスピーカーは、花に例えればいかに美しいか、無駄がないか、立派かを競い合っているようなものだと思いますが、Rushmoreは違います。他のハイエンドスピーカーが無駄だと切り捨てた馥郁たる香りがあるのです。その馥郁が“聴けた”感じ。スペックでも性能でもなく、Rushmoreの天才性が音になって現れた 声色も曲調も内容も1枚通して全曲良い。珍しいディスクです。これはOyamaさんが上京されて、一緒にJazz喫茶巡りを計画しなければ出会わなかった1枚。 なぜこれが売りに出たのか。でもよく考えれば私自身DUOで試聴して買ってきたわけで、店では「ふ~ん」程度だったもんなぁ。ソフトとハードのはまるはまらないの出会いというのはありますね。我が家ではホーンではまったディスクなんて1枚もないし。 そうなると、Peppi Kamadhatuという歌手にも、Sangaji Musicというレーベルにも興味が出てきます。もしかしたら他にもすごいディスクがあるんじゃないの? 早速AmazonやHMVやDisk UnionやAcoustic Soundsを当たるも、目立った収穫はありませんでした。ただ、Sangaji Musicは、あのEden Atwoodの幻のアルバム“MY IDEAL”を発売したレーベルなんですね。 これは益々興味深い! 実はここまでまだ香港に行く前の話です。(続く)
August 13, 2009
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000000-maiall-musi 小山田圭吾が第51回グラミー賞受賞を逃したんだそうな。それはいいとしても、グラミー賞に「最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞」なんてジャンルがあることを知りませんでした。ちなみにノミネート作品はこちら。 候補対象となった、「Sensurround+B-Sides」でも買ってみるか。 ちなみに本年の同賞受賞は、 Mussorgsky: Pictures At An Exhibition; Night On Bald Mountain; Prelude To KhovanshchinaMichael Bishop, surround mix engineer; Michael Bishop, surround mastering engineer; Robert Woods, surround producer (Paavo Järvi & Cincinnati Symphony Orchestra) [Telarc] です。
February 8, 2009
ここ何ヶ月間の音楽ソフト購入代金は23,000円/月くらい。1枚1,000円のCDや105円のLPもあるけれど、一方で4,000円近いSACDがあったりもするので、毎月10~12枚平均くらいのソフトを買っているんだと思います。1年間に100枚以上か。その割に増えていかないのは、今は新陳代謝がうまくいっているんでしょうね。コレクターではないし。(引っ越してきてコレクターにはなれないと痛感しました。場所はあっても整理ができないからです。)多少買い過ぎと思わないこともないけど、最近の円高が購入に加速を付けましたし、ン百万円のオーディオ機器を使いながら、年に5万円しかソフトに投資しないなんてほうがよほど気持ちが悪い。円高に話を戻すと、$1=89円になると、送料を考えても海外から直のソフト購入に拍車がかかります。特にSACD/DVDAは国内販売されていないソフトが多いですから。例えば、生前長岡鉄男氏が「玉石混合で玉はすごい」と絶賛していたEVERESTレーベル。(「長岡鉄男の外盤A級セレクション」にも何枚か紹介されています)国内でそれを探すのは意外に困難なのですが、海外ではHDADとして発売されています。 HDAD?HDADとは、Hybrid DVD Audio Discのこと。つまり片面は192kHz/24bit/2chのDVD Audioフォーマット、もう片面は96kHz/24bit/2chのDVDフォーマットのDualディスクなのです。前者はDVD Audioの最上位フォーマット、後者はDVD Videoの音声最上位フォーマットで収録されています。すでに何枚かのHDADソフトを手に入れて試聴したところ、これが結構な優れものでした。もちろん、Esoteric UX-1 Limitedで両面とも再生できますし、CHORD DAC64Mk2でのD/A変換も可能。いかようにも楽しめます。EVERESTレーベルから長岡鉄男氏オススメのSir Eugene Goossens - Villa Lobos: The Little Train of the Caipira (右ジャケット)Sir Malcolm Sargent - Respighi: Pines & Fountains of RomeもHDAD化されており、ただ今お取り寄せ中。だって長岡氏のディスク評に、「録音は非常に古いのだが、最新録音をはるかに凌ぐものすごいエネルギーと情報量を持っており、ボリュームをいくら上げても歪みっぽくならない」、「音場は広大で三次元的、最新録音でもこれに匹敵するものはない。マニア必聴盤。」とか書いてあったら、聴かないわけにいかないでしょう。クラシック門外漢だけどね^^ 期待大。
February 2, 2009
実家の倉庫をがさごそと漁っていたら、EP盤が出てきました。例えばこんなレコード。ピンキーとキラーズ / 恋の季節青江三奈 / 池袋の夜和田弘とマヒナ・スターズ / お座敷小唄青山ミチ / 男ブルース水前寺清子 / いつでも君は弘田三枝子 / 人形の家橋幸夫 / 涙の小窓島倉千代子 / 今日からは二人村田英雄 / 赤城の子守歌その中に「美空ひばり / 真っ赤な太陽」がありました。レコードマニアのものではないし、どんな針で聴かれていたのかもわかりませんので盤は傷だらけです。ただそれでも超有名なこのタイトルには目が止まりますね。レーベル面には「流行歌」とあります。時代的にも一体型ステレオで聴くようなレコードだったのでしょう。1967年6月の発売は、私とほぼ同年代。作曲は原信夫氏だったんですね。この頃原信夫とシャープス・アンド・フラッツは美空ひばりの専属バンドのはずですから、それも意外ではないのかな。ただ「真っ赤な太陽」の演奏は原信夫とシャープス・アンド・フラッツではなく、ジャッキー吉川とブルー・コメッツでした。(原信夫氏は片面の「やさしい愛の歌」で演奏。)コレはぜひ我が家のRoksan Xerxes20 / Shiraz/MC & Pass labs AlephOnoで聴いてみたい予想通りの程度の悪さです。ただそれはスクラッチノイズが多いということであって、傷の中からでも十分に音楽性が聴いて取れます。まず主役ありきの録音は、この頃は国内外を問わずですね。いい声です。最近アナログの優位性というか、45回転の優位を感じることが多いのですが、少なくともRoksan+Passで鳴らす傷だらけのEP盤の「真っ赤な太陽」は、手元のノイズのないCDよりもダイレクト感や臨場感があり好きです。(それでも音が新しすぎる感はある。難しい。)知らない人のいない曲な上、ノイズの多いこの1枚は、オフ会の時に流すのによさそうです。聴いていただいた後の態度を見ていたら、あっち系の人なのか、こっち系の人なのか、即わかりそうじゃないですか。おお、村田先生もいいな
January 22, 2009
サラウンドするCD/LP、つまりはステレオ再生で上方展開、左右展開、後方展開するソフトが好きで、普段も良く聴くし、オフ会の時もよくかけたりします。ところがこの手のサラウンドディスクというヤツ、中央の一点で聴かないと効果がわからないのか、元々こういった音場効果に興味を示さないのか、反響が薄いのです。こちらが拍子抜けするくらいに。なぜでしょう。今年のベストディスクは「EXTREME / III SIDES TO EVERY STORY」にしました。実はコレ、11月のCHORD QBD76試聴の際に5555の島さんが我が家に持ってきてくれたCDです。なので、EXTREMEはこの1年よく聴いたというよりも、もっともインパクトがあったという意味合いで選びました。雑誌で評判になった記憶もなく、とにかく驚いた。こんな気ままにSEが宙を背後を駆け回るディスクは久しぶりで、即日注文したくらいです。まさかこんなハードロック/メタル系のソフトに、よもやこのような好音質が隠れていようとは。Rushmoreではもちろん何度も聴き、Wilson Audio MAXX3やAvalon Isis、B&W 800D、JBL DD66000といった名高きスピーカーでも聴いて、Rushmore(とこの部屋)にできることとできないこと、得意なことと不得意なことをわからせてくれました。天井が高く広い、オーディオ専用ルームでよかったなと思わせた1枚でもあります。SEだけでなく曲も良いのですが、オーディオマニアがコレを持ったら、まず検聴用でしょうね^^;ただ、曲のジャンルがジャンルなので、ある程度音量が出せる環境でないと十分には楽しめないかもしれません。そういう意味では万人向けではないでしょう。(妻はコレを聴いて、すごいすごいと大喜びでした^^)今ならSHM-CD盤(カタログNo:UICY93682)を購入することができます。私はSHM-CDを購入。ただUK盤やUS盤も買い求めて、比較したくなりますね。これだけの盤なのに、サラウンドだとかSEの効果だとか録音の良さだとか、そういったことはライナーノーツ等にも一切触れられてません。そういう意味でも、オーディオマニアの盲点の1枚かもね。
December 30, 2008
今まで傷以外で、つまりは予備としてアナログ盤を買い足したのは、オフコース/SELECTION1973-78だけ。その時書きましたが、この1枚のためにアナログプレーヤーRoksan Radius2を買い、それが脈々と今のXerxes20につながるのです。 ところが最近、買い足したアナログ盤がもう一枚増えました。先日ユニクロコラボTシャツを発売したZTTレーベルのUK版12inchシングル「Frankie Goes To Hollywood/Two Tribes」(12 ZTAS 3)です。私が高校の頃触れた曲なので、やはりそこは刷り込みというか、こういうpreユーロビートのような曲調からは逃れられません。 加えて、このラウドでやかましい1枚が私的には極めて録音良く感じます。バカバカと前に出る音像は、これぞアナログ盤で聴くRemix Dance Tuneでしょう。 でも安い。 人気ないから。 なので、ディスクユニオンからレスキューしてきました。お値段600円也。 我が家の1枚と見比べると盤の程度は同程度。ジャケの痛みも同程度。正に予備の1枚ですね。 ちゃんちゃん。 のはずだったのですが、聴いてびっくり。家のものと鮮度が違う! もちろん中古品なので、それまでの所有者の試聴環境にも寄るとは思いますが・・・それでも傷はともかく盤そのものの本性は変わらないでしょう。 レコード盤をよくよく見ると、A面内周部の刻印が異なります。 12 ZTAS 3 A-2U-1-2-7 (手持ち品)12 ZTAS 3 A-1U-1-1-3 (今回購入品) ZTTレーベルの刻印の読み方など知りませんが、素直に番号を読みとれば今回ディスクユニオンで購入したモノの方がロットが若そうです。 にしても、これは音が違う。あぁ、こういうことからオリジナルとかUKモノにこだわるハードなレコードマニアが生まれるのかしら。
December 22, 2008
1年に買うソフトの数は0~100枚程度と差があります。中古ソフトはもっと差があって、最近はへたれだから、アマゾンやHMVから新品ネット購入することが多く、中古を探しに行かないのですよ。本当は店に行けば時を忘れるほど、ソフト探しに熱中できるんですが。で、久々にディスクユニオンでソフト探し。この3連休は3枚買うと10%OFFなのです。思わぬ出会いがあるのも、店頭で中古品を買う大きな魅力の一つです。今日だったら、コレ。 クイーン・ソングス・フィーチャリング・矢野顕子、Queenのバラードカバー集のようです。こんなの知らなかったなぁ。1993年にCD化され、以後再発されていないみたい。洋楽のバンドで誰が好きかと問われれば、即答でQueen。世代的にはYMOズッポシなので、矢野顕子や大村憲司と言ったそのファミリーも好き。まさかそんなQueenに対し、矢野顕子や大村憲司らピットインのメンバーがトリビュート・アルバムを作っていたとは知りませんでした。このアルバム、何がいいって8曲入りなのに、全体で27分と非常に短い。1曲あたり最長でも4分50秒^^内容は、(まだPCとLINNでしか聴いていませんが)希少性という意味では非常によい Queenファンとしては贔屓目で合格点です。Queenはどうアレンジしても、元の楽曲が美しい。もっとフリーな、Jazzっぽい仕上がりだと思ったらそうではなかった(ストリングス重視の矢野誠プロデュースだから?)のと、何もこんなに豪勢なメンツが集まらなくてもこの程度ならできたんじゃないか(毒)と思える点は、ちょっと残念。ちょっとじゃないか^^;
November 22, 2008
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