たくさんの「コト」

たくさんの「コト」

2016年02月17日
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カテゴリ: 娘のこととか
そろそろ本年度が終わりますね。
マジで今年度は大変だったなぁ~と思います。
今後、もっと大変な時がくるかもしれませんがとりあえず今は小康状態。
まぁまぁ平和です。
このまま平和な時が続いてくれれば良いな~と思う日々です。

上の娘・ウミちゃん。

3学期も頑張って学校に通っています。
最近の前向き発言

「お友達が同じ同好会に入ることになったんだ。楽しみ~」

「英語の授業で先生に褒められたよ」
「ハリーポッターの本、英語版を読んでいるんだけどなんとなく解るかも」
「今度の期末はちょっと頑張ってみようかな」

って感じで。
去年の夏から考えて信じられないようなステキ発言を聞くことができて嬉しいです。
ついつい涙ぐんでしまうとこをグッとこらえて「良かったね~」「えらいね~」と抱きしめてあげます。
このまま上向きに、2年生になったら楽しく学校に通えるといいな。

1学期、学校に行けなかった彼女は塾に通っています。
個別塾で、塾のテキストを使わずに学校の教科書に沿って一緒に宿題をやってもらったりしてるんですが。
私的には「彼女が受け入れられている感を感じられる居場所の一つ」と思って通わせているので、今までは塾と連絡を取ったことはありませんでした。
彼女が楽しく通えているならいいかな~と。


で、最初からビックリしたのが。
「6年後の受験ですが、早慶あたりを狙っていくとして・・」と話し始めたのです。
・・・・う?ん?

どうやら塾の先生と私の間には長くて深い川が流れているようでした。

先生は

と考えていたようです。

私的には「とりあえず、自分が必要と思った時に勉強をするクセがつくといいな」くらいの願望しかありませんでした。
で、それを話したら
「あ。そうなんですか。はい、わかりました。」
って感じでした。

誤解が解けて良かったです。
とりあえず。
ウミちゃんが気が済むまで塾に通っていればいいじゃーんって感じでしょうか。


以前、他の方のブログで読んだ話です。

たとえば・・・中学受験で言えば御三家だったり。大学受験で言えば東大・早慶だったり。
そういったところに通っている人たちは将来、選択肢が多いと思っていた。
でも、そういったいわゆるエリートの人が言うには「偏差値が高い学校に行っている人も低い学校に行っている人も選択肢の幅は一緒」なんだそうです。
つまり・・・
出来る人は上のほうの範囲でしか選択をしないから「選択する未来の幅」は一緒なんだそうで。

なんとなく解ります。
今、娘が通っている学校は「大学に行く」以外にあるのは「留学する」「浪人する」という選択肢のみだと思うんです。
例え何かの技術を身につけて職人になりたいな~と漠然と思っていても「就職する」「専門学校に行く」という選択肢を選ぶ人はほぼ0だと思います。
洗脳・・・みたいなものだと思います。
ウミちゃんも「大学に行く」ことを「ご飯を食べる」と同じくらい当たり前のことだと思っています。
だから、とても選択肢は少ないような気がします。

私のやることは彼女の選択肢を増やしてあげることだと思っています。
彼女の将来の夢が必ずしも大学に行くとだけが有利だとは限らないと思うんです。
もしかしたら専門学校に行ったほうがいいかもしれない。
もしかしたら働きながら技術を身につけたほうがいいのかもしれない。

彼女が通っている学校では絶対に教えてもらえないことだと思います。
きっと「とりあえず大学を出て・・・それから考えてみれば?」とか言われそう。

実は。
私自身がそうでした。
中学受験をして。
大学に行くのが「普通」のこと。
学校に相談するのは「どこの」大学に行くか。ってことであって、何がしたいからどうすれば良いかではありませんでした。

今考えると。
大学よりも専門学校に行けば良かったかな~と思うこともあります。
でも、高校生の私にとって専門学校というのは違う世界の人が行くところであって私には関係ない世界だと思っていました。
親も私のことにはあまり関心を持っていなかったので、進学については何も聞かれたこともなければ相談に乗ってもらったこともありませんでした。

まぁ今となっては大学もとても楽しく行って良かったとは思っていますが。
(でも行かなくても良かったかも・笑)

中学受験をして進学校に行ったら偏差値の高い大学に行くのが当たり前。
そうじゃないなら中学受験をした意味がない。
そんな風に思って欲しくはないです。

じゃあ、中学受験しなくても良かったんじゃん?娘が希望した時に反対すれば良かったじゃん?って思います?

私が彼女の中学受験を反対せずに応援したのは

●男子ともめることの多い彼女が女子校を希望したから
●先生(大人)受けの悪い彼女が公立中学で内申点を取るのは大変だと思ったから
●思春期になったらきっと荒れるだろうと予想できる子だったので、6年間環境が変わらないことはプラスになると思ったから

って感じでしょうか。
私も夫も中学受験組だったので高校受験の仕組みがよくわかりませんでした。

子どもを持ってから色々と話を聞くようになってビックリ。
高校受験って勉強ができるだけじゃダメらしい。
しかも公立は試験日が一緒でチャンスは「1回」しかないらしい。

地域にもよると思うんですが、うちのほうでは内申点が大きくものを言うようで。
私的には先生の気持に左右される内申点で受験が決まるっていうのはどうなの~って思いますがしょうがないですね。
人付き合いの苦手な上の娘には公立中学で内申点を気にして生活するよりも私立の中高一貫校で6年間を過ごすほうが良いと判断しました。
(逆に下の娘はとっても先生受けが良いので公立向きだと思います)

まぁ、不登校になってしまったのでそれが正しい判断だったかどうかは解りません。
公立中学に行ってたら不登校にならずに楽しく通えていたのか。
やっぱり挫折して学校に行けなくなっていたのか。

でも、今の学校は彼女に合っているような気はします。
きっと仲良しのお友達さえ出来れば楽しく通えると思うんだけどな。
こればっかりはね、どうにもなりませんからね、見守るしかないですね。

これから、彼女の将来はどうなるかわかりません。
でも、私はいつでも「道はたくさんあるんだよ」と教えてあげたいと思います。
どうしても周りの人が進む大きな道しか見えなくなる時期があると思います。
でも、そうじゃないよね~
細い道を進む時もあるし、寄り道したり迷子になったり。
頑張って見つけた道は行き止まりかもしれません。
そしたら私が手を引いって一緒に違う道を探してあげるから。
(いや、彼女が拒否するならひっそりと見守るだけですけどね、笑)

とりあえず。
彼女が笑顔で過ごせる日が少しずつ増えている今は幸せな日々です。










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最終更新日  2016年02月17日 11時55分49秒
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