＊胡蝶の夢＊

《源　泉水》　

一応設定としては主人公よりも年上（１９才）だけれど、
私からしてみれば、随分若いし、それにどうしても異性だと思えない。
どう考えても恋愛対象にはならない。
それでも、コンプリート魂で、とりあえずこのコととことん行くとこまで
行かないと気が済まない、悲しい性。
この辺になると、とっとと済まして次のゲームへ羽ばたきたくなるのですが・・・

私的には、存在の薄いキャラですが、ストーリー的には中核に位置しています。
泉水をお目当てにしなくても、そこそこ絡んできます。
ホントはそれでもう十分なんだけど・・・
（また愚痴っぽくなってる）

出生の秘密なんかがあったりして、このコはお世辞にも明るいコとは言えません。
繊細で傷つきやすく、自分を卑下しがち。
その分、すごく優しいコなんですけれどね。
私がこのコを苦手とするのは、ちょっぴり自分と似ているからかも。
頼忠・翡翠にも自分と似ている部分はあるんです。
彼らの場合は、そこに惹かれるんだと思います。共感できるというのかな。
でも、泉水の場合はイヤな部分ばかり似ているので、
共感というよりも、近親憎悪を感じてしまうんだと思います。
いや、やっぱり違うかな？
似ている？と思う割には、全然彼の気に入るような選択肢を選べなかったし。

彼は霊力が高いので、初めて会った時にも、こちらのちゃんとした霊気を
感じてくれます。
ですが、自分の伯父にあたる院のもとに、すでに「龍神の神子」がいることから、その件に関しては否定的。
だけど、逆に「龍神の神子」云々は関係なく、優しく接してくれます。
ホントにいいコなんだけどね～
どうしても同性チックなんだよな－
むしろ私の方が男？
１、２回目のときは、全然戦闘要員として見なしてはいなかったのですが、
彼を渋々使うようになってから、意外に使えるヤツであることを発見！
術を早く覚えさせると便利ですよ～
最終決戦でも、やり方によってはノーダメージでクリアすることが可能。

　☆大切な恋☆

第２段階で、彼のお仕事についていくんですけど、
恋愛どころか、ダメ出ししたいことばっかり！
さすがに主人公もちょっとキレ気味。

第３段階。泉水なぜ逃げる？
主人公はおかげで目覚めたばかりだというのに、追っかけなくちゃならない。
何かした？　私。
こういうとこ、どうも理解できない。
そしてそのまま、主人公のいた館から遠く離れた社までずっと逃げていちゃうんですよ～
どこまで走んねん。
話を聞くと、泉水がどうしてここまで自分に自信がないのか理解できます。
友達としてなら、なんとかしてあげたい。
優しくしてあげなくちゃなぁ～とは思います。
でも、彼とつき合うには、広い広い慈母のような心が必要。
私にはまだまだ修行が足りません。
だけど、やることはなかなか大胆ですよ。
スチルにはちょっと驚き。
でも、やっぱ、女の子同士？？

第４段階。この時点ではすでに彼の出生の秘密は明らかになっています。
泉水が紛らわしい手紙を出してきたので、また主人公は彼を追いかけることに。
誤解だったことがわかって、一安心もつかの間、
また彼は後ろ向きなことを言い出すんです～
励ましても励ましても、否定され否定され・・・
私がいけないの？　気の利いたことを言ってあげられないのは・・・
でも、やっぱりやることは大胆。
バッチリ告白なんかもしちゃったりして。
もしかして、作戦なのか？　侮れない。

　☆障害のある恋☆

キャラ的には変わらないんだけど、こちらは「笛」にまつわるストーリー仕立て。
暗さ・重さよりも、風流さを感じるのはそのためかも。
最後も、彼にしては結構前向きでいいです。
粋な告白なんかもしちゃったりして。
私はこちらのバージョンの方が好みです。

　◎現代エンディング◎

やっぱりセリフは意味不明っぽい。
彼は京でもいろいろあったので、思い切って現代に来ちゃってもいいのでは？　とは思います。
現代では、なんだろう？　やっぱり演奏家？　
だけど、髪型がいただけません。　切りましょうよ、泰継クンみたいに。

　◎京エンディング◎

彼の心の内は、こちらのセリフの方がよくわかりました。
生きることに前向きになれたようで、よかったね～
出生の秘密が明らかになった彼は、これからしばらくゴタゴタするのでしょう。
どんなふうに収まるか、そちらの方が気になる・・・