*胡蝶の夢*

*胡蝶の夢*

《イサト》



この方、勝真に少し似てますね。イラついてるところとか。
脇役のときは、やっぱり好きになれなかった。
でも、嫌々ながらも、行動を共にするようになると、印象が変わってきます。
根はやさしい、いい子です。
面倒見がよく、親分肌。ちょっと心配性?
割とすぐに主人公のことを信じてくれ、そうすると、素直に行為を表してくれます。
「守ってやる」って、ことあるごとく言ってくれますし。
迎えに来る時なんかに、ドタドタ走ってくるところなんかも、実は気に入ってます。
だけど、如何せん、若すぎ・・・
そこが彼の魅力といえばそうなのだけど、恋人というよりも仲間だし、
年の離れた弟分ともいえなくもない。
私にはちょっとつらいかな~
いつもは、八葉の台詞に因縁をつけてくるダンナも、彼には余裕をかましていました。
彼曰く、「まだまだ甘いな」。
彼にとっては敵ではなかったようです。
(ちなみに翡翠さんのときは絶句でした。完敗だったみたいです)



   ☆大切な恋☆

第1段階の彼はまだまだぶっきらぼう。
何が何だかわからないまま、一条戻り橋を渡らされます。
‘つきあいきれないな~’なんて思いながら、義務的にイベントをこなしたのですが、
あとになって、彼なりの優しさだとわかって、ちょっとキュン。
可愛らしいじゃありませんか。

彼の抱えている心の傷が露わになってくるのは、第3段階あたりから。
やっと昔の話をしてくれます。
こちらは何回もプレイしてるし、勝真からも話を聞いているので、
もうわかっているんだけど、それでも普段明るい彼の口から直に聞くと、
やっぱりかわいそうに思えます。
彼の持っている死生観は哀しいですよ。
なんとかして、前向きにさせてあげたい。姉心爆発です。

第4段階。やっぱり彼は可愛い。
自分のもってる全てで、主人公のために何かしたいんだけど、気づいてしまったと。
「京を救ったら、お前はオレの前から消えちまう・・・
 お前の力になろうとするほど、お前との別れが近づくなんて、
 オレは・・・どうしたらいいんだ?」
この苦しみから逃れたくて、いろんな人に聞いてくれたんだそうです。
なんて純粋で真っ直ぐなんでしょう!
なんか、新鮮な感動です。やっぱりこれが若さなのかな~
告白もされちゃいましたよ。ストレート、直球勝負ですね。
なんだかまぶしい。
気持ちを聞かれて答えたら、「生まれてきて・・・お前と会えて、
本当によかったぜ」ですって。
そんなに感激されるとは-- ちょっと罪悪感。
それに、主人公が元の世界に帰るかもしれないってことも、
ちゃんとわかってるんですよね。
いじらしい~(涙)
ダメだ、こういうの、ちょっと弱いかも。



  ☆障害のある恋☆

第1・2段階では、恋愛イベントというよりも、彼の気性の荒さが目立ちます・・・
彼のイラつきの原因を知っているので、仕方ないな~ とは思うのですが。
でも、落ち着きを取り戻すと、いい子です。
彼曰く、主人公に甘えてしまうらしいです。
年下の可愛い子だから許すけど、ホントに同い年だったら甘えられるの嫌だな。
個人的な好みを言えば、年下でも甘えさせてくれるようなコが好きです。
(言ってろって?)
彼のよいところは真っ直ぐなところかな。
「お前のこと 気に入ってる」なんて、素直すぎ。
言った尻から照れてるところも可愛い。

第3段階。彼は彼なりにいろんなことを悩み、考えているんですね。
少し幼い気もするんだけど、一生懸命さ・ひたむきさが胸にきます。
これくらいの年頃の男の子で、もし本当にこんなふうに守りたい存在が
できたとしたら、すっごく成長するんでしょうね~
彼のこと、ホントに弟みたいに応援したくなります。



  ◎現代エンディング◎

スチルは微妙と言えば微妙。髪の毛、もう少しなんとかならなかったのかな?
でも、さすが若い! 告白も爽やかですね。
素直に喜べない自分は、もう年をとってしまったのでしょうか?
考えさせられます。
だけど、彼17才でしょう?
運命の人と決めるのには、まだ大分早い気がするんですけどね~
ホントに現代に連れて来ちゃってよかったのかな?
ちょっと心配。



  ◎京エンディング◎

現代エンディング同様、爽やかです。
真っ直ぐな告白。だけど、重さはない。
ホント若いっていいね~
イサトくんは、この後どうするつもりなんでしょうね。
僧兵にはなりそうもないけど。
イノリみたいに何かの職人になったらいいのかもしれないですね。
だけど、いずれにしても、主人公は苦労しそう。
庶民の生活が悪いわけではないけど、今までの環境とは随分違う気がする。
主人公に根性があって、そういうの嫌いじゃなかったらいいけど・・・
愛があれば乗り越えられるのかな。


【PS2】遙かなる時空の中で2 

【PS2】遙かなる時空の中で2&3ツインパック 

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