*胡蝶の夢*

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遙かなる時空の中で(PS版)~その1頼久


元絵の美しさは十分味わえると思います。
遙か2・3とプレイしてきましたが、遙か1はやっぱり原点!
なんだかんだ言って、おもしろいです。
以下、キャラクター別に感想等をまとめたいと思います。

《源 頼久》 

‘ベストオブ八葉’の称号をあげてもいいくらい! 大好きです。
遙か2の頼忠もよかった。遙か3のヒノエくんもリズ先生もよかった。
だけど、やっぱり彼の所に戻ってしまう!
何がいいって、普段の寡黙さ・マジメさと、恋愛イベント(特に最終段階)とのギャップがたまらないんですよ!
なんだかんだ言って、ほかの八葉よりも恋愛度高めだと思いますよ。
やるときはやるんです。大胆な行為にも出るんです。
私が遙かシリーズにハマるきっかけになったのは、何を隠そう、この頼久なのですよ。

戦闘でも彼はとても頼りになります。
霊力が低いためか、術は外れることもしばしばですが、全体的に見て安心して任せられます。
台詞への反応もわりとわかりやすいので、ラクでした。



 ☆通常恋愛☆

頼久じたいは生真面目なのですが、バックに広がる背景がきれいなので、
その花の印象の方が強いです。
第1~3段階めまでは、頼久の抱えている心の傷について語るのがほとんどです。
頼久はあくまでも臣下として、一線を引いて接しようとしてくるし、
そんなにラブラブな感じではありません。
でも、普段思っていることを口にも表情にも出さない彼が、感情を露わにしてくれるところなんかは見物。

しか~し! 醍醐味は最終段階にあり!
‘そう、私が求めていたのはこれよ!’ 思わず叫んでしまいそう。
最初はいつものような、ちょっと暗めの神妙なトーンで始まるのですが、
途中で急展開!
あの頼久が、泣いてくれるわ、笑ってくれるは、照れてくれるわ、
しまいにはあの、友雅でもやらなかったような大胆な行動もとってくれる
わ--
もう、口あんぐり。感動を通り越して、衝撃です。
特に声優・三木さんの泣きの演技はすごい! 
完全ノックアウト。やられた。感涙。
あの頼久がここまでやってくれるっていうのは、ホントに仲良くなれたって
ことなんだな~ と感激もひとしお。
このシーン、何度もロードし直して十回くらいは見ました(笑)
ホントにオススメ。 惚れました。


 ☆急展開恋愛☆

急展開恋愛は2段階までしかありません。
シナリオと一体化しているような感じなので、うっかりするとイベントだと
気づかない虞も。

第1段階は、頼久の過去についての話。
通常恋愛第1~3段階を、ギュッとまとめた感じです。
でも、それで十分事足りてる。
第2段階は、ランに襲われたところを助けてもらい、そのままイベントへ。
これも通常恋愛・最終段階を小ぶりにした感じ。
キュンとするような台詞もあり、大胆な行動もあり、選択肢によってはこちらから告白することもできたりしますよ~
通常恋愛に比べると、小さくまとまってるのは仕方ないですよね。
でも、こちらもなかなか楽しめますよ。



 ◎現代エンディング◎

私の目には比較的まともに映るんですけど・・・
でもあえて問うなら、‘頼久よ そなたは 何をする 人ぞ’
あかねちゃんは高校生に戻ってるんですが、その隣にいるあなたは今何をやっているの?
頼忠よりはうまく現代になじめてそうな気もしますが・・・
剣術とか教えてたりするんでしょうか?


 ◎京エンディング◎

台詞だけを聞くと、エンディング前とあまり変わりばえしないような気もするんですが、
スチルの頼久を見ると、えらいリラックスした格好で見守ってくれているので、
ちゃんと恋人同士になれたんでしょうね--たぶん。
「守る」とか「ずっとそばで見ている」とかっていうのは、
もう彼の性格だから仕方がないんでしょうね。
こちらもそれをわかって頼久を気に入ってるんだから、これでいいです。
左大臣家の威光で、神子も頼久もとりあえず今のまんまでいられるのでしょう。
そう信じたい。





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