はなひな~アメリカの子育て日記~

はなひな~アメリカの子育て日記~

4歳児検診、アメリカにて


心臓が口からでるほど、ばくばく言っていた。

いつも能天気な夫も
「訓練生の練習台にされちゃかなわん」といってついてきた。

実は3歳の時点で

「今手術をしてもいいですけど」とも言われていた。

骨の角度が悪いから、骨をけずるのだとか。

でも、私は「いや、絶対1年で成長しますから」と言い切り、
一年待ってもらった。

で、結果は・・・あっさり


「成長してます、よかったですね。
去年は本当にどうなるかと思いましたけど」



うーん、去年は本当に成長してなかったのか、と実感した。
そして、先生、練習しようとしていたわけじゃなかったのね、よかった。


でも、ふと、考えた。

去年は、2-3歳になるとき、うちの子、周りが身長も体重も伸びる中
小さいままだった。

小児科でも「体重もっと増やしてください」と毎回注意を受けていた。


が、3-4歳、周りの成長が停滞する中、うちの子はちょっと多めに成長し、成長曲線からはみ出て小さかったのが、小さいながら、曲線の中に戻った。


それに伴って、骨も、成長したのではないか?と素人考えですが思います。

成長ってその子個人の成長があるから、周りと比べてどう、とはいえないので、親がしっかり見ていくのも大事だと思う。


また、今回の私のように先生の診察に疑問を持ったら、
セカンドオピニオンを受ける勇気も大事だと思いました。

というのも、3歳のとき「手術」と言われて、驚いた私。

佐世保では「今後思春期まで手術は必要なか」と言われていたのに・・・。

で、運よくアメリカ在住の日本人の整形外科のお医者様と話をする機会があった。

彼は、うちの子を診断しての意見ではなく、整形外科医の一般的なご意見を教えてくださった。

日本とアメリカの医療は、アメリカが思うほど、差がないこと。

そして、赤ちゃんの股関節脱臼がひどくての手術はあるけど、
リーメン治療が一旦終了して、経過観察中の
3さい、4歳など、成長期に、骨きり手術をすることは、日本ではあまりないということを教えてくださった。

もちろん、例外はあるそうなので、その子によりますが、
去年よかったのに、今年はだめだから、手術しましょう、は早急すぎる。

実際「来年まで待って下さい」といって「じゃあ待ちましょう」って医者がいうなら、実は手術は必要ないのでは???

悲しいことですが、やっぱり若い医師を育てる必要も病院側はあるので、
練習台というと言い方は悪いが、そういうこともあるのと。


日本で3-4歳児に骨きり手術をあまりしない理由は

「骨の成長がよくないから」といってこの年齢で手術をしたとして、
もしかしたら、その後、成長する可能性は大きいからだそう。


リーメン装着中は、ひたすら先生を信じていた治療でしたが、
この時期ほどお医者様を疑った時期はなかったし、
それと同時に、色々勉強できてよかったと思う。

やっぱり患者にも色々な権利はあるし、親としてしっかり勉強して、
疑問点はぶつけていくべきだと思いました。

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