1年に1度の沼津での巡業公演。3Aの値段にちょっと上乗せするだけで普段なら到底座れない前方席で観られるので 座組みが寂しい・花道がないということも所詮巡業公演だからしかたないと思えるわけですが・・・
昼の部は後方に学生の団体が入っていたものの 夜の部はそれもなくて昨年と同様の役者さんに申し訳ないほどの入りの悪さ。あれなら小ホールで十分の様な・・・
不況なんだなぁと実感します。それでも富士では同じ東コースで昼の部は完売表示だったのに。沼津近辺の住民は 歌舞伎には興味ないのかも。
海老ちゃん襲名の時はキャンセル待ちの満員御礼だったのになぁ・・・
2列目中央から大向こうなんてのも 巡業だから(苦笑)
で、その方がネットで名前をよく見かける人だったようで
声をかけると同時に拍手。1、2度ならいいのですが、それがずっと続くとなると話は別。
拍手にもタイミングが必要ということを痛感しました。はっと息をのむとか ぐっと自分の胸の中にとりこむという余裕or余韻は一切なく
たしかに そこは拍手がきて盛り上がる場面ではあるものの なんていうのかなぁ 余韻余白が全くない拍手がつづくと だんだんイライラしてきてしまって・・・
もともと感情過多な幸四郎の台詞まわしがあまり好きでないこととあいまって 相乗効果(?)で疲れてしまって。飛び六法の頃には なんかもうどうでもいいやな気持ちに(爆)
お芝居を観たという高揚感ではなくて いらいらと疲れとは
歌舞伎を観終わった後で あんな感じは初めてだったかも。この演目は私にはいまいちだったなというのではなくて 観に来なきゃよかったかもという疲労感
昼の部と夜の部の間 ロビーで休憩してたのですが・・・
そこで件の方と 別のお客さんのやりとりが 嘘か真か???
4月~5月に件の方の大向こうに閉口した方々が 高麗屋に質問状を送ったということを某サイトで公表してました。高麗屋サイドからの返答では 件の方に依頼しているとか祝儀云々の関係は一切ない ということでしたが・・・
「大向こうがないと舞台が寂しいですから 旦那に頼まれて巡業についてきてるんですよ。」とはっきりおっしゃっていて
いつからそんなご関係に?とつっこみたいくらいでしたが、もしかすると本当かもしれないと思わせるくらいの堂々たる態度でした。というか、普通嘘をあれだけ厚顔でばらまけないと思うのですが・・・
また、文化会館の職員さんもポスターを手渡しながら「これからもよろしくお願いします」なんて言っちゃってるから
幸四郎さんの熱烈なファンであることはわかりましたが、有難迷惑なファンの部類かと(失礼)
巡業公演の感想などふっとぶくらい 釈然としないものが残る1日となりました・・・
本当に疲れたので もう幸四郎さんの舞台は観に行かないほうがいいのかなぁが結論(笑)