LAST MESSAGE

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リストカット


リスカを始めてもう2年以上たつけど、少しづつエスカレートしていった。

今では、肉(脂肪?)が見えるくらい切ってしまう事もある。つまり深く。たまにだけど。
本数も一回につき10本以上は切る。それが当たり前になってきた。
切りすぎて皮膚がパックリ開いてしまうと治りが遅くなり、できればやりたくないのだが、
つい、やってしまう。お風呂に入るのが困難になるのに。

血が流れるくらい切ると不思議に安堵感がある。
何故なんだろう。
リスカをする人は、血を見て安心したり落ち着いたりする人が多いようだけど…
何故なんだろう…。
分からないのに…安心するんだ。落ち着くんだ。

たぶん。自分が嫌いだから、醜いから、憎いから。
だから、切って憎たらしい自分に罰を与えたいのかもしれない。
血を流して自分の嫌いな部分を抹殺したいのかもしれない。


私は、辛くて苦しくてその痛みをどこにもぶつけようがない時、切る。
やりきれなくて、心に余裕がなくて。淋しくて仕方がなくて。
いやな事があってその怒りやイライラを感じた時とか。
…切る理由はたくさんある。
上記にあげた、自分が嫌い、憎い、という考えも抱いている。


リストカットは早めにやめるべきだというのは分かる。
一歩間違えば、血が止まらなくなって死亡したり、間違って神経切ってしまって手が動けなくなったり。
だけど、そんなのは分かってる上で切ってしまうんだよね。
切らなきゃどうにもならないんだよね…。
誰かに分かって欲しいと願う…。
…リスカをする人達の心の内を理解するのは、病気じゃない人には難しいだろうと思う。
だけど、分かってあげて欲しいと思う。
当人は、自分を傷付けてしまうくらい苦しい思いをしているんだという事を。




【2005年7月】
2005年。今年の春前からか、リスカの回数も切る本数も酷くなってきた。
血も沢山流すようになった。

それ程自分が苦しい状況下にある事は実感している。

以前より切るようになって、この先、もっと切るようになったりしたら…
血管切るようになってきてしまったら…

どうしよう。

今の時点ではまだ縫った事はない。
縫わなきゃいけない傷をつくった事はあるけど、自力で治した。
そのかわり、ひどい傷跡になって今だ少し痛むし、もう半年以上たつのに跡は消えない。


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