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ほぼ10年ぶり、2回目の鑑賞。ゴダール風青春映画って感じなんだけど、やっぱり全部は理解出来ない・・・。「 時代はどんどん変わっていくけど、若者ってどの時代もこんなんだよね~ 」ってことかなあ、と思いましたがね。
ピチカート・ファイブ(ボーカルが田島さんのとき)のアルバムで、「女王陛下のピチカート・ファイブ」という作品があるんだけど、このアルバムに入ってる曲と曲の間にあるジングルみたいなのが、「男性・女性」からジャン・ピエール・レオーの「 時代は変わった。これからはジェームズ・ボンドとベトナムの時代だ 」というセリフのサンプリングになっています。
「男性・女性」のことも、ゴダールのことも、レオーのことも全く知らない高校時代、一体何度このセリフを聞いたことでしょう。当時はこれがフランス語だってことも、わかんなかったような気がする・・・。「Les temps avaient chang és 」←(レトンアベシャンジェ=時代が変わった 綴り文法共に適当です・・・ )が、ソラミミで「 ひとり焼死 」って聞こえてて、コレなんだろうな~ってずっと思ってました。 いや懐かしい。
あ らすじはあるようで、ないような感じ。男の子と女の子グループが出会って、街ではしゃいだり、飲んだり、家に泊まりに行ったり、たまに難しい話をした り・・・って言う。しかしゴダールの映画なので、途中でバキューン!と例のピストルの音が入り、頭が良くないと分からないような意味深な文字が出たりす る・・・って言う。
でも、若くて可愛らしいジャン・ピエール・レオーやシャンタル・ゴヤ、マルレーヌ・ジョベール(エヴァ・グリーンのお母さん)がワイワイキャッキャやってるのを見て、「 そうかあ~、60年代パリの若者はこんな感じかあ~ 」って浸れるんです、ふふ。女の子たちの洋服やコートスタイルを見てるだけでも楽しい。この時代はまだそこまでカジュアルな服がなくて、真冬でもみんな膝丈スカートにパンプスとか合わせてて、なんか夢があるって言うか・・・。
現 実でもアイドル歌手だったシャンタル・ゴヤですが、この映画を観たあと彼女のアルバムも買いました。決して唄は上手ではないと思うけど、女の子っぽいポッ プスで可愛いし和むのです。最近知ったんだけど、彼女はカンボジアとのハーフらしい。言われてみると、ちょっとアジアっぽさもありますな。
同じく女友達役でカトリーヌという女の子が出ていましたが、彼女とレオーが共演した「出発」って映画が大好きです。これも観たのは10年以上前だけど、DVD廃盤みたい・・・。もう一回観たいなあ・・・。
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