ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

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Feb 19, 2023
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グルテンフリー・カゼインフリーで健康寿命を全うしよう​ ​​
健康に長生きするためにはグルテンフリーおよびカゼインフリーダイエットを実践すべきことを繰り返して指導しています。グルテンとは小麦粉タンパク質、カゼインは牛乳タンパク質、両者が腸粘膜上皮にこびり付いてリーキガット症候群を引き起こします。腸粘膜上皮の分別機能が低下して身体に入るべきでない蛋白質が血中に入ってしまい、その蛋白質に対する抗体が出来るのです。それが自己免疫疾患として難病を引き起こすことが証明されつつあります。私の患者でも難病を発症している方の食生活を聴取するとパン、麺、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを大量に摂取していたことが分かっています。
糖尿病にも​成人型自己免疫糖尿病が報告されています。 ​成人型2型糖尿病はリーキガット症候群により膵臓インシュリン産生細胞に対する抗体が生じて糖尿病を発症すると考えれます。当クリニックでは糖尿病患者にグルテンフリー実践を指導しています。リーキガット症候群を考えて同時にカゼインフリーも指導しています。グルテンはモルヒネに似た構造をしており、中毒性があるため食欲を抑えずらくなります。グルテンはアミロペクチンAという血糖値を上昇させる成分も入っています。グルテンフリーの食事ならアミロペクチンAの摂取量も抑えられます。血糖値への影響が少ないグルテンフリーは、糖尿病患者さんには非常に適した食事法なのです。
グルテン(小麦粉)食、たとえば、朝がパン食、昼夕が麺食という方が中性脂肪が上昇、脂肪肝、皮下脂肪貯留、後にHbの糖化が起こり、HbA1c上昇=糖尿病となるのです。糖尿病の方に認知症の方が多いというのは、グルテン過多の方がリーキガット症候群となり、自己免疫疾患である糖尿病と認知症を合併するのは必定なのです。当クリニックではグルテンフリー食を勧めていますが、糖質制限食は勧めていません。糖質制限を1年以上続けると寿命を短くするという論文報告があるからです。日本の旅館のような食事、朝食であれば、白米、味噌汁、納豆、卵、鮭、海苔というような食事、朝昼夕食すべて白米と高タンパク食(肉、魚、卵、大豆)を中心に摂取するように勧めています。

参考文献:
​​ 症例報告
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​治療のポイント​
1.フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒による認知症治療
フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は軽度認知障害(MCI)の状態で投与すると認知機能改善および認知症発症予防に有効です。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑制行為抑制および認知機能改善に有効です。興奮性があり抗認知症薬(ドネペジル/レミニール/リバスタッチ)を投与すべきでない場合に第一選択の選択肢です。金銭的にサプリメント購入不可の場合、フェルラ酸代替品としてガンマオリザノール50mgを処方します。
2.赤ミミズエキス粉末による妄想に対する治療
赤ミミズエキス(ルンブルクス・ルベルス)粉末は糖尿病、高血圧、高脂血症を患っている人に適応があり、特に脳梗塞や心筋梗塞を起こした人に再発作の予防に効果があります。頸動脈エコー19名で有意なプラーク(内膜肥厚)の減少(投与前 vs. 3ヶ月後で有意差、3ヶ月後 vs. 6ヶ月後で有意差)(日本東洋医学雑誌66(4)278-281,2015)を認めました。血圧降下作用、収縮期圧12mmHgの血圧降下作用(投与前 vs. 8ヶ月後で有意差 P<0.001)、拡張期圧5mmHgの血圧降下作用(投与前 vs. 8ヶ月後で有意差 P<0.01)を認めました。筆者は頭部CTで脳血管性認知症(VD)(境界領域梗塞や白質梗塞を含む)を認めた場合、特に物とられ妄想、嫉妬妄想などの症状が見られる場合に適応としています。脳血流改善作用、頸動脈、椎骨動脈、冠動脈など全身血流改善を認め、褥瘡治療にも有効です。赤ミミズエキスを投与して血圧を高めに維持しても妄想が続く場合にはセレネース0.2-0.4mgを開始します。
3. 味覚低下または亜鉛欠乏症
亜鉛欠乏症に対してはプロマック75-150mgを開始します。亜鉛欠乏症は栄養および薬物補充療法により認知機能改善が見込めます。プロマックを投与することで興奮状態となる場合があるため注意が必要です。興奮状態になった場合は直ちに中止して、ノベルジン25mgを開始します。ノベルジンは吐気のため食欲低下を招くことがあり、興奮を伴う場合のみ投与します。食事栄養療法(牡蠣、あさり、アーモンド、レバー、ほたて、卵、鶏・牛・豚、しじみ、納豆など)および経管栄養剤(エネーボ、イノラス、エンシュア、ラコールなど)を投与します。
4. 脳血管性認知症(VD)/妄想に対する治療
高血圧治療薬を投与して収縮期血圧130mmHg以下、すなわち過降圧にすると脳血流低下による認知症/妄想の原因になるという論文報告がされています。 降圧剤投与する場合は、収縮期血圧(年齢+50 ) -(年齢+70 )mmHgを目標にするように指導しています。血圧は1年の中でも2月が最高、8月が最低になるため春から秋は降圧剤を減量する必要があります。 春先から初夏にかけての被害妄想の出現は過降圧が原因ですから、降圧剤を減量して脳血流低下を改善する必要があります。降圧剤を投与していない場合は、OS-1などのイオン飲料を飲むことで血管内圧を上げる必要があります。
5. スタチン中止
高齢者(65歳以上)に対する高脂血症治療薬の投与は認知症の原因になるという論文報告があります(Statin withdrawal in people with dementia. Cochrane Database Syst Rev. 2016 Sep 9;(9))。総コレステロール、HDL、LDLに関わらず、スタチンは全員中止すべきです。総コレステロール(TCL)200以下の場合、特に150以下の場合に高度認知症の頻度が増します。スタチンを投与してもプラークは増加すると論文報告されています(N Engl J Med 2008 Jul 31;359(5):529)。従ってコレステロールが下がっても動脈硬化は進んでいると言い換えることが出来ます。スタチンはミトコンドリア毒であるという報告もあります(Expert Rev Clin Pharmacol 2015; 8(2):189-99)。


知り合いからの紹介である。既往歴:R4/10アジルバ10mg/ロスーゼットLD、おおくまクリニック。来院2日前に予約のために御家族が来院された際にお薬手帳を見て、認知症誘発剤であるロスーゼットLD中止を指示した。物忘れ、易興奮、薬物過敏、振戦、小刻み歩行、右>左歯車様固縮軽度を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、⑥その他  右淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:0、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患/脳血管性認知症(VD)   DLBを呈するDNTC類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:22/30、近時記憶5/6と軽度低下していた。家族からロスーゼットLD中止から少しずつはっきりしてきたと伺った。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR1Capを勧めた。アジルバ10mgは継続するように指示した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1週間後、中核症状は改訂長谷川式:23/30(+1)、近時記憶5/6(+-)と軽度改善、小刻み歩行、右>左歯車様固縮軽度以外上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb4.1,TCL264,TG221,Zn58以外異状なし。VitB1=30,VitB12=732,葉酸=14.3。亜鉛欠乏症にプロマック37.5mgを開始した。中性脂肪高値に小麦粉製品であるパン麺を減らすように指導した。2か月後、改訂長谷川式:25.5/30(+2.5)、近時記憶5/6(+-)と更に軽度改善した。
​治療のポイント​
1. スタチン中止
高齢者(65歳以上)に対する高脂血症治療薬の投与は認知症の原因になるという論文報告があります(Statin withdrawal in people with dementia. Cochrane Database Syst Rev. 2016 Sep 9;(9))。総コレステロール、HDL、LDLに関わらず、スタチンは全員中止すべきです。総コレステロール(TCL)200以下の場合、特に150以下の場合に高度認知症の頻度が増します。スタチンを投与してもプラークは増加すると論文報告されています(N Engl J Med 2008 Jul 31;359(5):529)。従ってコレステロールが下がっても動脈硬化は進んでいると言い換えることが出来ます。スタチンはミトコンドリア毒であるという報告もあります(Expert Rev Clin Pharmacol 2015; 8(2):189-99)。
2.フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒による認知症治療
フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は軽度認知障害(MCI)の状態で投与すると認知機能改善および認知症発症予防に有効です。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑制行為抑制および認知機能改善に有効です。興奮性があり抗認知症薬(ドネペジル/レミニール/リバスタッチ)を投与すべきでない場合に第一選択の選択肢です。金銭的にサプリメント購入不可の場合、フェルラ酸代替品としてガンマオリザノール50mgを処方します。
3.赤ミミズエキス粉末による妄想に対する治療
4.味覚低下または亜鉛欠乏症
亜鉛欠乏症に対してはプロマック75-150mgを開始します。亜鉛欠乏症は栄養および薬物補充療法により認知機能改善が見込めます。プロマックを投与することで興奮状態となる場合があるため注意が必要です。興奮状態になった場合は直ちに中止して、ノベルジン25mgを開始します。ノベルジンは吐気のため食欲低下を招くことがあり、興奮を伴う場合のみ投与します。食事栄養療法(牡蠣、あさり、アーモンド、レバー、ほたて、卵、鶏・牛・豚、しじみ、納豆など)および経管栄養剤(エネーボ、イノラス、エンシュア、ラコールなど)を投与します。
5.中性脂肪高値/成人型糖尿病
糖尿病にも成人型自己免疫糖尿病が報告されています。 ​成人型2型糖尿病はリーキガット症候群により膵臓インシュリン産生細胞に対する抗体が生じて糖尿病を発症すると考えれます。当クリニックでは糖尿病患者にグルテンフリー実践を指導しています。リーキガット症候群を考えて同時にカゼインフリーも指導しています。グルテンはモルヒネに似た構造をしており、中毒性があるため食欲を抑えず楽なります。グルテンはアミロペクチンAという血糖値を上昇させる成分も入っています。グルテンフリーの食事ならアミロペクチンAの摂取量も抑えられます。血糖値への影響が少ないグルテンフリーは、糖尿病患者さんには非常に適した食事法なのです。グルテン(小麦粉)食、たとえば、朝がパン食、昼夕が麺食という方が中性脂肪が上昇、脂肪肝、皮下脂肪貯留、後にHbの糖化が起こり、HbA1c上昇=糖尿病となるのです。糖尿病の方に認知症の方が多いというのは、グルテン過多の方がリーキガット症候群となり、自己免疫疾患である糖尿病と認知症を合併するのは必定なのです。当クリニックではグルテンフリー食を勧めていますが、糖質制限食は勧めていません。糖質制限を1年以上続けると寿命を短くするという論文報告があるからです。日本の旅館のような食事、朝食であれば、白米、味噌汁、納豆、卵、鮭、海苔というような食事、朝昼夕食すべて白米と高タンパク食(肉、魚、卵、大豆)を中心に摂取するように勧めています。


ケアマネージャーからの紹介である。既往歴:S63/12乳癌、丸茂病院。H6/8腰椎脊椎管狭窄症、はちや整形外科。R4/9狭心痛、ニトロ屯3回。すみた整形外科リウマチクリニック①ノイロトロピン8単位②メチコバール1.5mg③リリカ150mg④オパルモン15μg⑤サインバルタ20mg。やすかわクリニック①タケプロン15mg②クレストール5mg③エゼチミブ10mg④ルセフィ2.5mg⑤パントシン400mg⑥酸化マグネシウム1000mg⑦ハルシオン0.25mg⑧センノシド12mg⑨ニトロール5mg胸痛時。物忘れ、幻視、幻聴、妄想、徘徊、語義失語、難聴、夜間せん妄、夜間不眠を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③左>右側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:6、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:14/30、近時記憶0/6と高度低下していた。認知症誘発剤であるリリカ150mg/タケプロン15mg/クレストール5mg/エゼチミブ10mgを中止するように指示した。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR1Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1週間後、中核症状は改訂長谷川式:23/30(+9)、近時記憶2/6(+2)と著明改善、上記周辺症状はすべて消失した。夜間せん妄/夜間不眠にロゼレム4mg/インチュニブ1mgを開始した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.8,TCL237,Zn68以外異状なし。VitB1=56,VitB12=2690,葉酸=7.3。
​治療のポイント​
1. 神経障害性疼痛治療薬中止
整形外科で出される神経障害性疼痛治療薬に「リリカ(プレガバリン)」、「タリージェ(ミロガバリンベシル)」は眠気が強く認知機能を低下させます。中枢神経系において電位依存性Caチャネルの機能に対し補助的な役割をなすα2σサブユニットとの結合を介して,Caチャネルの細胞表面での発現量及びCa流入を抑制し、グルタミン酸等の神経伝達物質遊離を抑制することが示唆されています。さらに,鎮痛作用には下行性疼痛調節系のノルアドレナリン経路及びセロトニン経路に対する作用も関与しています(今日の診療プレミアム Vol.32)。
2. スタチン中止
高齢者(65歳以上)に対する高脂血症治療薬の投与は認知症の原因になるという論文報告があります(Statin withdrawal in people with dementia. Cochrane Database Syst Rev. 2016 Sep 9;(9))。総コレステロール、HDL、LDLに関わらず、スタチンは全員中止すべきです。総コレステロール(TCL)200以下の場合、特に150以下の場合に高度認知症の頻度が増します。スタチンを投与してもプラークは増加すると論文報告されています(N Engl J Med 2008 Jul 31;359(5):529)。従ってコレステロールが下がっても動脈硬化は進んでいると言い換えることが出来ます。スタチンはミトコンドリア毒であるという報告もあります(Expert Rev Clin Pharmacol 2015; 8(2):189-99)。
3.プロトンポンプ阻害薬(PPI)/H2レセプター阻害薬 (H2RAs)中止
プロトンポンプ阻害薬(PPI)が認知症のリスクを1.44倍に高める(JAMA Neurol.2016 Apr;73(4):410-6)、PPIがコリンアセチルトランスフェラーゼを阻害し、結果としてアセチルコリンの生成が低下する(Alzheimers Dement.2020 Jul;16(7):1031-1042)という論文報告があります。状態が許せばPPI中止すべきです。一旦、PPI中止して嘔吐や食物逆流など逆流性食道炎の症状が出なければ中止のままとします。H2レセプター阻害薬(histamine-2 receptor antagonists (H2RAs))も認知症のリスクを高める(Am J Geriatr Psychiatry. 2018 Nov;26(11):1175-1183)という論文報告があります。
4.フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒による認知症治療
フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は軽度認知障害(MCI)の状態で投与すると認知機能改善および認知症発症予防に有効です。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑制行為抑制および認知機能改善に有効です。興奮性があり抗認知症薬(ドネペジル/レミニール/リバスタッチ)を投与すべきでない場合に第一選択の選択肢です。金銭的にサプリメント購入不可の場合、フェルラ酸代替品としてガンマオリザノール50mgを処方します。
5.赤ミミズエキス粉末による妄想に対する治療
赤ミミズエキス(ルンブルクス・ルベルス)粉末は糖尿病、高血圧、高脂血症を患っている人に適応があり、特に脳梗塞や心筋梗塞を起こした人に再発作の予防に効果があります。頸動脈エコー19名で有意なプラーク(内膜肥厚)の減少(投与前 vs. 3ヶ月後で有意差、3ヶ月後 vs. 6ヶ月後で有意差)(日本東洋医学雑誌66(4)278-281,2015)を認めました。血圧降下作用、収縮期圧12mmHgの血圧降下作用(投与前 vs. 8ヶ月後で有意差 P<0.001)、拡張期圧5mmHgの血圧降下作用(投与前 vs. 8ヶ月後で有意差 P<0.01)を認めました。筆者は頭部CTで脳血管性認知症(VD)(境界領域梗塞や白質梗塞を含む)を認めた場合、特に物とられ妄想、嫉妬妄想などの症状が見られる場合に適応としています。脳血流改善作用、頸動脈、椎骨動脈、冠動脈など全身血流改善を認め、褥瘡治療にも有効です。赤ミミズエキスを投与して血圧を高めに維持しても妄想が続く場合にはセレネース0.2-0.4mgを開始します。


施設からの紹介である。既往歴:H19脳梗塞、呂律不全、宮崎脳神経外科。博報会いのこし病院①アローゼン②コニール8mg③ガスター40mg④バイアスピリン100mg。物忘れ、妄想、夜間せん妄、歯車様固縮、語義失語、生真面目を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③右>左側頭葉萎縮軽度、④右>左海馬萎縮軽度、⑤左尾状核梗塞、境界領域梗塞、⑤その他 脳梁欠損症。以上から、レビースコア:4、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:6/9、改訂長谷川式:20/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒2錠を勧めた。認知症誘発剤であるガスター40mgを中止した。脳血管性認知症(VD)にバイアスピリン100mg継承した。BP137/70とBP140-160mmHg目標値と比較して低血圧であり、コニール8mgから4mgへ減量した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。14日後、中核症状は改訂長谷川式:17/30(-3)、近時記憶3/6(+-)と軽度悪化、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.4,Hb10.1,Zn64,Ferritin27.5以外異状なし。VitB1=22,VitB12=374,葉酸=2.3。鉄欠乏性貧血にフェロミア50mg、ビタミンB12低下症にメコバラミン0.5mgを開始した。1か月後、改訂長谷川式:23/30(+6)、近時記憶3/6(+-)と著明改善した。胃痛のためガスター20mgを再開した。

治療のポイント​
1.フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒による認知症治療
フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は軽度認知障害(MCI)の状態で投与すると認知機能改善および認知症発症予防に有効です。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑制行為抑制および認知機能改善に有効です。興奮性があり抗認知症薬(ドネペジル/レミニール/リバスタッチ)を投与すべきでない場合に第一選択の選択肢です。金銭的にサプリメント購入不可の場合、フェルラ酸代替品としてガンマオリザノール50mgを処方します。
2. プロトンポンプ阻害薬(PPI)/H2レセプター阻害薬 (H2RAs)中止
プロトンポンプ阻害薬(PPI)が認知症のリスクを1.44倍に高める(JAMA Neurol.2016 Apr;73(4):410-6)、PPIがコリンアセチルトランスフェラーゼを阻害し、結果としてアセチルコリンの生成が低下する(Alzheimers Dement.2020 Jul;16(7):1031-1042)という論文報告があります。状態が許せばPPI中止すべきです。一旦、PPI中止して嘔吐や食物逆流など逆流性食道炎の症状が出なければ中止のままとします。H2レセプター阻害薬(histamine-2 receptor antagonists (H2RAs))も認知症のリスクを高める(Am J Geriatr Psychiatry. 2018 Nov;26(11):1175-1183)という論文報告があります。
3. 脳血管性認知症(VD)/妄想に対する治療
高血圧治療薬を投与して収縮期血圧130mmHg以下、すなわち過降圧にすると脳血流低下による認知症/妄想の原因になるという論文報告がされています。 降圧剤投与する場合は、収縮期血圧(年齢+50 ) -(年齢+70 )mmHgを目標にするように指導しています。血圧は1年の中でも2月が最高、8月が最低になるため春から秋は降圧剤を減量する必要があります。 春先から初夏にかけての被害妄想の出現は過降圧が原因ですから、降圧剤を減量して脳血流低下を改善する必要があります。降圧剤を投与していない場合は、OS-1などのイオン飲料を飲むことで血管内圧を上げる必要があります。
4. 鉄欠乏性貧血に対する治療
TIBC(トランスフェリン、鉄結合性糖蛋白質=受容体を介して鉄の受け渡しを行う蛋白質)が正常範囲内(250-440μg/dL)で鉄備蓄フェリチン(Ferritin)が低下(50ng/mL未満、特に20ng/mL未満)している場合は、毎月フェジン80mg/生理食塩水100mL点滴静注、フェロミア100mgまたはフェルム100mg(吐気、便秘に注意)、ヘム鉄などを投与します。低アルブミン血症に伴うTIBC(トランスフェリン、鉄結合性糖蛋白質=受容体を介して鉄の受け渡しを行う蛋白質)低下で鉄備蓄フェリチン(Ferritin)が正常範囲内(50-100ng/mL程度)の場合は栄養補充のみでよい。
5. ビタミンB12低下症
ビタミンB12欠乏症は栄養および薬物補充療法により認知機能改善が見込めます。ビタミンB12=500μg/dlを目標にメコバラミン0.5-1mgを開始します。胃癌に対する胃2/3-全切除術の既往がある場合は、ビタミンB12吸収障害のため毎週シアノコバラミン1Ap筋注を1ヶ月間、翌月からは毎月シアノコバラミン1Ap筋注とします。


インターネット検索で来院された。既往歴:H24意識消失発作、名古屋記念病院。R4/7意識消失発作、愛知医科大学。物忘れ、暴言、昼間傾眠、夜間不眠、夜間せん妄、意識消失発作、振戦、歯車様固縮軽度を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:8、ピックスコア:5、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)/自閉症スペクトラム障害(ASD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:11/30、近時記憶0/6と高度低下していた。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール100mgを開始した。夜間せん妄にロゼレム4mg/抑肝散加陳皮半夏2.5g/リボトリール0.125mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。10日後、中核症状は改訂長谷川式:20/30(+9)、近時記憶4/6(+4)と著明改善、いらいら以外上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:BUN23.6,s-Cr1.12,Na122,Alb4.0,Hb10.9,Zn52以外異状なし。VitB1=21,VitB12=455,葉酸=3.8。低Na血症に対して梅干し1日3個開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+4)、近時記憶3/6(-1)に更に中等度改善、いらいらも軽減した。
​治療のポイント​
1.フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒による認知症治療
フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は軽度認知障害(MCI)の状態で投与すると認知機能改善および認知症発症予防に有効です。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑制行為抑制および認知機能改善に有効です。興奮性があり抗認知症薬(ドネペジル/レミニール/リバスタッチ)を投与すべきでない場合に第一選択の選択肢です。金銭的にサプリメント購入不可の場合、フェルラ酸代替品としてガンマオリザノール50mgを処方します。
2.プレタール先発品:認知症改善効果
シロスタゾール製剤の先発医薬品(プレタール)と後発医薬品(シロスタゾール)におけるアルツハイマー型認知症に対する臨床効果の比較すると先発品プレタールのみ認知症改善効果が見られたと報告されています(PLoS One. 2014 Feb 26;9(2):e89516、認知症治療研究会会誌5(1)15-18)。プレタール(変更不可)で処方して頂ければと存じます。プレタールは心不全に伴う両下肢浮腫、頻脈がある場合には25-50mgの少量投与、心不全が悪化したらバイアスピリン100mgなどへの変更が必要です。
3. せん妄に対する治療
夜間せん妄に対してはロゼレム4-8mgから開始して2週間-1か月様子を見ます。2週間-1か月経過しても改善が見られなければリボトリール2.5mgを追加します。夜間せん妄に幻視が加わった場合は抑肝散加陳皮半夏2.5gを追加します。夜間せん妄に夜間不眠が加わった場合はクエチアピン12.5mgを追加します。それでも夜間不眠が続いた場合にはクエチアピン12.5mgをレンドルミン12.5mgへ変更します。
​今年の中日ドラゴンズを占う~今年は優勝を狙える戦力はある~​
内野手はレギュラークラス2名がトレードされたためレギュラー争いは激化しています。怪我から復帰の石川 昂弥内野手、高橋 周平内野手との三塁手争い、ダヤン・ビシエド内野手とソイロ・アルモンテ選手との1塁手争い、溝脇 隼人内野手、土田龍空内野手、田中 幹也内野手、村松 開人内野手、福永 裕基内野手らが繰り広げる、2塁手と遊撃手争いがあります。
外野手は大島 洋平外野手がレフト、岡林 勇希選手がセンター、アリスティデス・アキーノ選手がライトで決まりでしょう。代打の切り札/外野手レギュラー争いには鵜飼 航丞外野手、細川 成也外野手、ブライト 健太外野手、オルランド・カリステ内野手(外国人枠でアリスティデス・アキーノ外野手との争い)です。捕手は木下 拓哉捕手で決まりですが、郡司 裕也捕手、石橋 康太捕手が控えですね。新人の山浅 龍之介捕手を1軍に帯同させて育ててほしいですね。
元々、投手を中心とした守りのチームですから、先発ピッチャー(中5日)は小笠原 慎之介、髙橋 宏斗、鈴木 博志、勝野 昌慶、梅津 晃大、先発ピッチャー(中6-7日)は涌井 秀章、大野 雄大、柳 裕也、松葉 貴大、中継ぎはジャリエル・ロドリゲス、祖父江 大輔、藤嶋 健人、根尾 昂、砂田 毅樹、抑えピッチャーはライデル・マルティネスで決まりですね。
上手く行けば優勝争いも充分に出来る戦力があると思います。1年間レギュラーで出続けた選手が少ないため、1年間、試合に出続ける体力があるかどうかが一番大切です。練習して身体を鍛える以外方法はありません。選手の皆さん、優勝に向かってがんばって下さい。「俺はすごい選手だ」と自己暗示をかけて、リラックスして全力が出せるようなメンタルトレーニングも併せてやって下さい。今年こそ優勝だぜ!!!
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Last updated  Jun 18, 2023 04:02:54 PM
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