しあわせ子育て日記

しあわせ子育て日記

その2、流産、、決してあなたを忘れない。


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2、流産、、あなたが存在したこと決して忘れないよ。tori


不妊治療開始をした早々、なんと生理が来ない!

「もしや、もしや・・。」

検査薬を買って、トイレへ。。。

ドキドキドキ。。。

なんと! 陽性反応!

「陽性!ねえ!妊娠したよ~~~!」

泣きながらパパさんに報告!
うれしくってうれしくって喜び合う。
そして早速病院へ行く。

「陽性ですね。反応が出てます。
4週と6日。予定日は1月18日ですね。
おめでとうございます。」

予定日の書かれた紙を渡された。ジ~ン!
しかし、

「まだ、時期が早いので胎嚢のみの確認ですね。。
来週また来てください。」

はいはい♪行きますとも~~!!
卵管造影検査はキャンセルし、
本屋に立ち寄り「妊娠」の本を買って帰る。
お腹に命がある。不思議。
報告を双方の親や兄弟、友人にするとみんな喜んでくれた。
早く一週間後にならないかなあ。。
職場の人たちも介護の力仕事をカバーしてくれた。

そして1週間後、検診に行く。
そこで、耳を疑うような先生の言葉が。。

「この時期になって確認できるはずの胎芽が見えませんね。。」

「もう1週間後にまたきてください。」

まさに天国からおちようとしている状態、不安が襲ってきた。

パパさんにその話しをすると、
「まだ、育ってないって決まったわけではないんだから、
お腹の赤ちゃんの生命力を信じてみようよ。
自分たちがだめって思ったら、
お腹の赤ちゃんだってかわいそうだよ。」

そうだよね、そうだよね。。信じよう!大丈夫!
お腹をさすりながら一生懸命励ました。

。。。。。。。。。。。。。。。。

でも、1週間後の検査でも、胎芽確認されず。。
稽留流産 と診断された。

淡々と明日手術するとか言っている。。
ちょっと待ってよ!そんなこと言わないでよ!

「先生、、、明日じゃなくってもう少し時間ください。。」

先生、「時間も何もないんですよ!現実を受け止めて下さい!」

人気のある産婦人科、忙しいのは分かる。。
けど私の心も考えて欲しい。。
先生の口調がとっても荒く、
流産と同時にショックで涙が出た。
そして、せわしない感じで看護師さんから
手術の説明を受け、紙をもらう。
待合室にいたパパさんはすべてを察したようで、
待合の妊婦さんたちに目立たないようにカバーしてくれた。

「あきらめたくない!!」

そう思い立ち、実家の近くの産婦人科へそのまま急いだ。

先生に経緯を話す。そして先生は、

そうですね。。まだ黄体ホルモンの数値が高いので、
ホルモン剤を処方してみますから内服して様子見ましょう。
あなたがまずは納得がいくこと。それが一番です。
出来ることからやってみましょう。また1週間後にきてください。
不安ならいつでもきていただいて結構ですよ。」

心が救われた感じがした。先生の温かい言葉、今でも感謝している。
仕事もその間お休みして、
胎嚢の写真を見ながら
お腹の赤ちゃんとお話しをいっぱいした。
その後、奇跡的に胎芽確認!トカゲみたい♪
でも、でも、、お腹の赤ちゃんそれ以上にならなかった。。
9週までよく頑張ったね。ありがとう。。
少しの間だけど、あなたをお腹で感じ、とっても幸せだったよ。
手術の前の日は パパさんと2人で
いっぱいいっぱいお腹をなでた。
そして、手術当日、麻酔で意識がなくなった。
目が覚めたときは何か自分が叫んでいた。
ハッとわれに返ると、パパさんと付き添ってくれた両親が泣いてた。

「ごめんね、ごめんね、、産めなくってごめんね。。」

と、とな子がうわごとで 言ってたらしい。
もういないんだ。。しばらく、ショックで何も出来なかった。
でも、時間と共にこう思うようになった。

「あなたのことは決して忘れないよ。
今度授かった赤ちゃんをあなたの分も2人分愛するからね。見守ってってね。」

って。

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