詩と映画と日記

めぐり逢い

監督
レオ・マッケリー

キャスト
デボラ・カー(テリー)
ケリー・グラント(ニッキー)

「めぐり逢い」

「生きるためには楽しまなきゃ～」
という生き方の名高いレディ･キラー
ニッキー・フェラント（ケリー・グラント）は

散々浮名を流した末に今度こそはと
富豪の令嬢と身を固める決心をしました

そして婚約者の待つニューヨークへと
豪華船コンスティテュウション号の
客となったのでした

船客ひとりのテリイ（デボラ・カー）は
置き忘れたシンガレット・ケースが縁で
ニッキイと知りあいました

上品な美しさと機知にに富んだテリィに
ニッキーは目を見張ります

けれどもテリイには
「どんな男性に逢っても心を動かされることはない」
と思うほどの恋人が待っています

航海の途中で

ふたりは一緒に
美しい島に連れ立って上陸をし
ニッキーの叔母さんに逢いに行きます

夢のような景色と
ロマンチックな暮らしを共に味わい
心は次第に近づいていきます

入港の前日
ふたりの抑えに抑えていたものが
爆発します

お互いのフィアンセに出迎えられながら

人目を避けて
慌ただしく激しく愛を誓ったふたりは

日時とエンパイアステートビルでの
再会を約して別れました

ニッキーは自立して生活するべく
頑張りました

テリィも恋人の援助を退けて
仕事に励みます

そして約束の日
エンパイアステートビルばかりを見て
こころ急いたテリィは
事故にあってしまいます・・・・

何度もリメイクをされる
恋愛映画の決定版ですが

女優を美しく見せる名人の
ケリー・グラントとの共演で
デボラ・カーの典雅な美しさが
花ひらいています

しゃれた会話も楽しく
数あるリメーク版の中で
断然一押しと思います

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