詩と映画と日記

詩と映画と日記

幸福の条件

監督
エイドリアン・ライン


キャスト
ロバート・レッドフォード
デミ・ムーア
ウディ・ハレルソン
シーモア・カッセル
オリバー・プラット
ビリー・ボブ・ソーントン





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持てあますほど富を持ち
功なり名遂げ洗練された大富豪を
ロバート・レツドフォードが
目が吸い寄せられる素敵さで演じています

初老にかかろうとする男が
どこか寂しさを匂わせて魅力的です

ロバート・レツドフォードには
『追憶』
『夜霧のマンハッタン』
『華麗なるギャツビー』
『スティング』
『愛と哀しみの果て
』など
大好きな映画がたくさんあります

監督としては
普通の人々』
でアカデミー賞を獲得
制作者としても活躍しています



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美しい妻のデミー・ムーアは
若さに輝いて富豪の目を捉えます
デミー・ムーアには
『夢の降る街』
『ゴースト/ニューヨークの幻』
大ヒットしましたね
『スカーレット・レター』 も好きです


ロバート.jpg

高校時代の同級生だった夫は
貧しい建築家ですけど
夢を持っています

破産の危機に瀕したふたりは
一攫千金を求めて
有り金を持ち
ラスベガスにやってきました

そこで

あなたの奥さんを
一夜百万ドルで貸してくれませんか?


こんな言葉に廻りあったのです

ただの二枚目がこんなことを言えば
鼻もちならないですけど

ロバート・レツドフォードが言えば
いやらしく思えないのは
彼の品格のなせるものと思います

さぁ~
そこで、ふたりは、どうしたでしょうか

もちろん最初は
もってのほかの悪い冗談という感じでしたけど

だんだん考えてくるのですね
貧乏から脱出できて夢が適う
千歳一隅のチャンスを
逃すのが惜しく思えて来たのです

とんでもない失礼な奴だと断っていれば
映画にはならなかったでしょう

私は、受けるか断るかの選択ではなく
許せるか許せないかの話だと思いました

究極、愛とは相手を許すことかも知れません






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