ペットハウスに住む人々 

ペットハウスに住む人々 

犬のしぐさ

犬の行動を理解する
 舌でペロペロ
大好きな人や尊敬する人に対して、相手の口をペロペロとなめて親愛の情を表しています。
犬も飼い主もリラックスしている時によく見られます。
遊びの途中や散歩中等、犬が興奮している時は少ないです。
 尻尾を振る
尻尾を強く振るほど、喜んでいます。
しかし、緊張、警戒して興奮していても尻尾を振ります。
尻尾をピンと立てて小刻みに振ったり、ゆっくり上げ下げする時は威嚇の意味があります。
 仰向けでゴロゴロ
仰向けに寝転がって顔や背中を地面にこすりつけます。
満足した時にします。
 前足を上げる
体の動きを止めて、前足をちょっとだけ上げる。
犬が興奮している自分を強く自制するためにする。
猟犬の性質を強く残す犬は、散歩中にする事がある。
 臭いをかぐ
不安な時に自分を落ち着かせるために、地面の臭いをかぐ。
 あくび
眠い時でなければ、飼い主に対するサインです。
嫌がっています。
また、飼い主をリラックスさせようとしています。
 体を振る
体を激しく振るのは、犬が嫌がる事を強いられた時に自分をしずめるサインです。
犬がこの行動をしたら、優しく言葉をかけて、我慢出来た事を誉めましょう。
興奮しすぎるのをしずめます。
 前足でタッチ
飼い主の注意を引くためにします。
鼻や前足で飼い主の体の一部に軽く触れてきます。
自分の要求を伝えたい時にします。
 首をかしげる
犬が元々持っている表現ではありません。
聞き慣れない物音を聞いた時や、飼い主の命令が理解出来ない時にします。
また、このしぐさを見た飼い主が喜ぶので覚えたのでしょう。
 お尻を噛む
飼い主のお尻を軽く噛みます。
飼い主の気を引きたい時、遊んで欲しい時、人間の食べているものを欲しい時にします。
 アゴを乗せる
他の犬の首の上にアゴを乗せます。
自分の優位を示します。
服従する側の犬は、余計な争いを避けるために、じっとしています。
 おじぎ
前足を伸ばし、お尻を上げておじぎします。
おじぎをした後に、左右にパッパと移動し、遊びに誘ってきます。
飼い主だけでなく、犬相手にもします。
遊びに誘った相手が乗ってくれば、途端に走りだして追いかけっこを始めます。
 前足を交互に上げ後ずさりする
遊びに誘っています。
急に後ずさりをして、追いかけてくるよう遊びに誘っています。
 道路の臭いをかぐ
散歩中に他の犬に会った時、突然道路の臭いをかぎ始めます。
犬同士が余計は争いを避けるためのもので、相手に興味が無い事を表しています。
飼い主は犬の間に入り、守る姿勢をとると、次第に他の犬に出会う事に慣れていきます。
 膝の上に前足を乗せる
座っている人間の膝の上に前足を乗せる。
遊びや食事を要求しています。
すぐに要求に応じないで、簡単な命令が出来たらご褒美として与えるようにしましょう。
 不安を感じている
グループの真ん中にいる時は、不安を感じている場合が多い。
優しく撫でたりして安心させてあげて下さい。
 手足をくわえる
リーダータイプの犬は、飼い主の手足をくわえたままにする事があります。
 家族を守る
飼い主と来客、他の犬との間に割って入る。
リーダーとして家族を守ろうとしています。
 基本姿勢
尻尾がたれて、口もとがゆるみ、耳は立っている。
緊張した時のように前方を向いていません。
 挨拶
体をくねらせて、お尻の匂いをかぎ合うのは、犬同士の挨拶です。
人間に対しても股間の匂いをかいだりしますが、犬は挨拶のつもりです。
 警戒
口もとをギュッとしめ、尻尾を水平に伸ばします。
耳を前に傾け、つま先立てて、遠くの方に注意を払っています。
 攻撃姿勢・自信家
自信家の犬は、尻尾を立てて、足を踏んばって立ち、相手をにらみつけます。
 攻撃姿勢・臆病
臆病な犬は、姿勢を低くして、尻尾を後ろ足の間にしまいます。
 服従
仰向けでお腹を見せます。
尻尾をお腹の方に引っ込めます。
視線はそっぽを向いています。
臆病な犬は、お腹を見せながら、おしっこをもらす事があります。
人間に対して頭を地面にすり寄せるようにしながらひっくり返り、おしっこをもらすのは、相当その人間を恐がっています。
そのままで唸るのは、脅えながらも服従したくないのです。
この場合はいつ飼い主が噛まれてもおかしくないほど危険な状態です。
 相手を支配
他の犬の上に乗って腰を振る。
人間の足等を前足で抱え込んで腰を振るのは、マウンティングです。
他の犬や人間の周りをグルグル回るのは、マウンティングの前の段階での行動です。
 食器をなめ続ける
ご飯を食べ終えても、食器をなめ続けます。
いつまでも食器をなめているようであれば、食事の量が足りていません。
今までのフードをふやかしたり、カロリーの低く、量の多いフードにしてあげましょう。
 遊び食べ
食事をしても、フードを残したり、残したフードで遊びます。
食事の量が多く、食べきれていません。
今までの量から少しずつ減らして、様子をみましょう。
量が多いと、便もゆるくなりがちです。
 散歩中の匂い嗅ぎ
散歩中に道路や電信柱等の匂いを嗅ぎます。
匂いを嗅ぐ事で、自分の縄張を確立しようとしています。
散歩では、歩行コースだけでなく、匂い嗅ぎを許す区間も作ってあげましょう。
 就寝中に動く
犬が寝ている時に、体をピクピクさせたり、足をバタバタさせたり、唸ったりします。
この時は夢を見ていますが、ちょっとした事で起きてしまいます。
安心して眠られるよう、そっとしておいて下さい。度々起こされると、落ち着きのない性格になってしまいます。
 散歩中の拾い食い
散歩中に落ちているものを拾って食べてしまいます。
自分で食べ物を見つけて食べる楽しみがあります。
また、食事の量が足りていない場合もあります。
 室内での拾い食い
人間がこぼした物を食べたり、食べ物の匂いが残る物を食べたりします。
食事の量が少ない場合もありますが、食べ物以外を食べるようであれば、栄養が足りていない、寄生虫・胃腸の病気、飼い主の気を引くためにしているとも考えられます。
 鼻で飼い主の顔を突き上げる
遊んでいる時、甘えている時にします。
感謝の挨拶としてする事もあります。
 高い所から見回す
高い所や見晴らしの良い所から、辺りを見回します。
リーダー意識の強い犬に見られます。
 嬉しい
歯をむき出して、しかめっ面をします。
嬉しい時や遊びに誘う時は、耳を倒して相手に服従を示しながら、この表情をします。
歯をむき出して反抗していると勘違いしないで下さい。
 人間の敵対関係
飼い主が他の人と並んで歩くと、犬は飼い主とこの人が友好関係であると思います。
反対に、お互いが向き合って話していると、敵対関係であると思い、攻撃を起こしかねません。
 だっこをねだる
後ろ足で立ち上がり、前足を飼い主の腕にかける。
飼い主がすぐに抱き上げてくれない時は、小さくジャンプする。
犬にとって、空中に持ち上げられるのは不安なので、信頼できる、リーダーと認める相手におねだりします。


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