「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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仲井博武について
仲井博武
プロフィール
名前:仲井博武(ナカイヒロム)(本名は仲井陽浩(ナカイアキヒロ))
出身:広島県呉市(実際は広島県安南郡鴬野町)
性別:男
生年月日:1987年10月18日
年齢:23歳
血液型:AB型
性格:明るい、情け深い、正義感が強い
特徴:思った事が顔に出やすい
好きなモノや事:読書(歴史関連の小説や概説書)、軍艦を見ること、ネットサーフィン、ゲーム(主に野球ゲーム、たまに恋愛シュミレーションゲーム)、漫画
嫌いなモノや事:
憧れ:仲井沙世、仲井弘康、稲葉明元
所属:甲州稲葉家天心流剣士(剣術士)
腕前:上流系得司(別称:五大衆筆頭、腕前はうちより3段階上)
愛刀:龍神刀(稲葉家神器十二宝具の1つ)
家族
両親:父親・喜一郎、母親・カナコ(かなこ)
祖父母:祖父・忠隆(旧姓:日向)、祖母・沙世
兄弟:弟・孝寿
妻子:妻・実(旧姓:稲葉)、長女(養女)・結衣(旧姓:坂下)、次女・藍奈、長男・康陽、三女・愛璃
備考
身長179cm
博武の生い立ち
『稲葉真正記五大衆列伝博武列伝』本作の主人公。外伝『D.C.』宣明編、うち編『D.C.II』智畝編にも登場。
「博武」は、家出後の名前で本当の名前は「陽浩(あきひろ)」。
1987年10月18日、仲井喜一郎の長男として生まれる。父喜一郎こそその道を離れていたが、人間だが祖母仲井沙世は、亜族との仲立ちに立つ、安芸仲井家の力を西日本の広範囲に知らしめた著名な剣術士(剣術と法術を操る者)であった。
博武は、剣術士としての素質を大いに受け継いでおり、跡継ぎに期待されたが、両親(父親の喜一郎も十分素質は備わっていたが、跡を継ぐのが嫌で、沙世の元を去っており、母親はそうオカルト的な事は全く信じていなかった)がそれを大変嫌い、沙世に近づかない様にしていた。
だが、博武自身親とは仲が良く無く、更に大のお爺ちゃん・お婆ちゃん子だった事や、剣術士として活躍している事などを知って、沙世を尊敬しており、そんな沙世の様になりたいと思い、彼女の下で修行をする様になる。
それ以外では極平凡な生活をおくっていた博武だが中学2年の時に幼馴染の時原姉妹を守るため、魔法解放戦線の藤村亮と戦い、辛うじて勝つも、負(闇)の呪術を埋め込まれた。さらにその時に、博武と想いを寄せ合っていた時原由紀子が、博武を庇って刺し殺されており、大切な人を守れなかった事は、これから長く博武の心の傷となって残る事になる。
この事件で沙世との修行が母親カナコ(かなこ)にバレ、元々良くなかった母親との仲が更に悪化。中学3年になると精神的苦痛が植えつけられていた闇の力を増長させ、耐え切れなくなり、無意識に暴走し数々の問題を起こす。事態を聞いた沙世が治療に当たろうとするも母親が精神病だと言い張り(父親の喜一郎は、息子の変異が精神病などでは無い事に気付き、沙世を頼ろうとした)、治療を断り、精神病院に入院させ様とする。
それに気付いた博武は家を飛び出し、彷徨い暴走した所を偶々広島へ視察に来ていた稲葉天心流本家当主稲葉明元に保護される。博武の力を見抜いた明元は博武に稲葉家に来るよう薦め、稲葉家や天心流について、実際関わっていた沙世から聞いて知っていた博武は、明元について行き本家に入る。ちなみに名前が「博武」となったのはこの時。
本家に入ってすぐ博武は植えつけられ膨張していた負の呪術を取り払う治療を受け次第に元の明るさを取り戻していった。そして、自分を見込んでくれた明元のために奮闘し、沙世から仕込まれていた剣術の腕前に更なる磨きをかけ、ついには、稲葉家神器十二宝具の一つ「龍神刀」にも主として認められた。
その後は、親友の稲葉光・明野うち・四条明・一ノ瀬義輝・芝田紫と共に活躍し稲葉六剣士と言われて、木根高義の「安倍家転覆未遂事件」鎮圧に参加し、さらに稲葉家の権力を牛耳っていた五大衆筆頭:山田源蔵を倒している。
山田を倒した後は、全天心流剣士をまとめる5人衆、その筆頭である稲葉天心流五大衆筆頭になり、同年、病気で倒れた女性剣士纏め役大森知絵子に頼まれ、当時山田源蔵の政策の影響で対立関係にあった女性剣士達との関係修復にあたり、色々あるも見事に回復させている。
女性剣士達との問題が解決した後は、混乱が続く亜道が正常化するまで亜門から抜け出てくる亜族(妖・幻・魔人(獣)の総称)達から人々を守るため、5年ぶりに故郷に戻り、現在は養女の結衣や手伝いの松田秀紀と共に暮らし、表だっては小学校の教師をし、何かあると稲葉光と共にその対処にあたる。
ルームメイトだった明野うち、四条明、一ノ瀬義輝、さらに稲葉明元の弟稲葉光とは自他共に認める親友。さらに博武は外伝『D.C.』の安倍宣明(稲葉五家安倍家)とは、沙世が彼の師匠をしていた関係で、家出をする以前から交流があり、兄の様に慕われている。塚本総一(稲葉五家塚原家)とは、ネット友達。親族に列伝『秋色優華~本家仲井物語~』の仲井真広(仲井宗家)がおり、仲井騒動で面識がある。従兄には、仲崎久士(稲葉五家仲崎家)がいるが両人とも面識は無く、その関係も知らない。他にも親族に、列伝『中一族★奮闘記』の主人公仲家弘文、仲家裕樹がいる。
なお、博武は大の軍艦好きでミリタリーマニアであるが、これは元帝国海軍軍人だった高祖父の仲井弘康(元中将)やその弟の仲井定和(元少将)が海軍について話を色々していたのが原因である。弘康は博武が10歳、定和は博武が12歳になるまで存命している。
ちなみに『博武』と言う名前についてだが、『博』の字は、博武が祖母の沙世が与えていたモノ。仲井家には、嫡男が必ず名に“ヒロ”(読みが“ヒロ”なら漢字は自由)を付けると言う風習がある。最もこれは、沙世の祖父満大の実家、相模仲井家の話で、安芸仲井家(元々安芸仲井家と相模仲井家は、全く関係の無い一族。それが関係したのは、2代前の満大が、相模仲井家の人間だったから。ただ、追放(実際には違う)されて来た満大の家を相模仲井家が分家扱いする訳無く、安芸仲井家も分家してもらおうとは思っていない)には、全く関係無い。
しかし、博武は沙世の下で修行を始めた時に、沙世の跡を継ぐ決意をしていたため、喜んだ沙世が跡継ぎの証として、祖父の実家の嫡男に“ヒロ”の字を与える風習にあやかって、『博』の字を与えた。
無論、改名前は『博』の字を使う事は出来なかったが、尊敬する沙世から認められ、字を貰えた事を博武は大変喜んでいた。改名時もすぐにこの字を使う事を明元に言っている。
『武』の字については、明元が付けている。この『武』の字は、稲葉家初代稲葉(藤原)武明(いなば(ふじわら)たけあき)(895年~988年)の名前から来ている。稲葉武明とは、天照大神から神器十二宝具を賜り、民の平和、亜族との仲立ちを命じられ、稲葉家の大元とその精神を作り挙げ人物。なお、稲葉家では、その敬意から『武』の字を名前に使わない様にとの暗黙の了解がある。ちなみに、稲葉当主は、天心流剣士の子どもの名付け親になる事が多いが、その際にも、『武』の字を付ける事はかなり珍しく、付けた場合その子は、かなり期待されている事になる。
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