1. 市民ケーン CITIZEN KANE (1941) どんなランキングでも上位の定番。やはり名作だと思う。 監督のオーソン・ウェルズは天才。しかし容貌怪奇。 「第三の男」で主役ジョセフ・コットンの親友にして悪漢という男を演じているからごぞんじの人も多いはず。
H・G・ウェルズの小説 "The War of the Worlds"(1898年)の邦題は「宇宙戦争」だが、これが彼によってリメイクされたラジオドラマが聴衆にパニックを引き起こしたことで有名。 そのラジオドラマは、1938年10月30日に、アメリカのCBSネットワークにおけるマーキュリー劇場という番組で放送された。 宇宙人が地球(アメリカ)に攻めてきたという内容である。 現場からの報告など、実際のニュース放送のような形で放送された。 そのため、多くの市民が現実に起きている出来事と勘違いし、パニックを引き起こした。 そして、その作品をプロデュースしたのは、オーソン・ウェルズである。 また、このパニックを題材にしたTV作品(アメリカが震撼した夜)も作成されている。 こんどトム・クルーズ主演でリメイクされるという。 トムはこの映画の興行収益の10%を出演料として捕るという契約を結んだ。 予想される興行収入は約1900億円と言うから、彼の取り分は190億円となるはず。