私は、スターウォーズなんて興味なし
私は、一般人が好きだというものに
まったく、興味が無い場合が多い
例えば、この「スターウォーズ」
昔、娘にせがまれて、リアル映画館で(笑)
この映画を見たが、全く、興味をひかれなかった
どこがおもしろいのか、さっぱりわからないまま
いかにも、アメリカ人が好みそうな、大人の漫画である
ここでは、かんべえさんまでが、言い訳をしながらも(笑)、馬鹿さ加減を(笑)披露している
私は、そのほかにも、いい大人が、幼稚性を誇示する様に愛情を込めて懐かしげに語る
・ガンダム
・鉄人28号
・巨人の星
・あしたのジョー
宇宙戦艦ヤマト
まだまだあるが
漫画が多いかな
年代の差もあるのかも知れないが
とにかく、ダメである
という事で、スターウォーズが好きな人は、下記の記事を読んで下さって結構
私は、読まない(オイオイ)
ーーー 記事 ーーー
<12月17日>(日)
○見てきましたですよ、『 スターウォーズ Ⅷ 最後のジェダイ』を。まあ、封切りしたばかりなので、なるべくネタバレしないように以下は抽象的な感想だけを。
○スターウォーズって、初期3部作が作られた1970~80年代の明るい時代が物語の基調を作っているんですね。エピソードⅣ「新たな希望」を見たとき、ワシは高校生だったけれども、ルークがレイア姫を抱っこしてジャンプするシーンで憤然としたものである。「なんだよ、これは?!」と。
○当時のワシは理屈っぽくて(今も基本的にそうだが)、たとえ時代劇で「出会え出会え」と言われて出てきて、あっけなく桃太郎侍に斬り殺されるサムライその1であっても、ちゃんとした世界観を作っておくべきだ、と考えるタイプであった。悪漢は簡単に死ぬけれども、正義の味方はどれだけ撃たれても死なない。確率1万分の1みたいな偶然が何回も繰り返されて、最後はめでたしめでたしになる、というご都合主義が許せないタイプだったのである。
○ちなみにエピソードⅣでは、ルークを導いたオビワン・ケノービが死ぬのであるが、ジョージ・ルーカスの最初の構想ではオビワンもちゃんと生き残る予定であった。でも、それじゃあバランスが悪過ぎるでしょう。もっと殺しましょうよ。勧善懲悪もいいけれども、リアリティを維持するためには少しは味方も殺さなきゃ、とこういう思考法は今もあんまり変わってはいない。
○ところが窮地の主人公は万馬券連発で生き残り、あれよあれよという間に大逆転となり、最後はめでたしめでたしになる、というストーリーテリングは、その後はスピルバーグの『インディアナ・ジョーンズ』シリーズなどにも受け継がれ、ハリウッド映画の黄金パターンとして定着していく。今ではどれだけ無茶な設定であっても許されるようになってしまった。これはある種の堕落ともいえるが、それが時代意識というものであったのではなかったか。
○当時のアメリカはレーガン時代。ベビーブーマー世代がどっと労働市場に出てきて、なおかつ女性の社会進出も進んで、それだけの労働力供給をしっかり吸収できるくらいの経済成長があった。しかもレーガンが「悪の帝国」と呼んだソ連も崩壊しちゃうんだから、それで良かったのである。皆で明るい物語を共有することができたのだ。
○その後、ずいぶん経ってからⅠ~Ⅲの3部作が作られるわけだが、あいにく21世紀のアメリカは往時ほど明るい時代ではなくなっていた。なにしろ旧ソ連じゃなくて、中国共産党やイスラム原理主義を相手にしなきゃいけない。国内的にも、無邪気にAmerican Valueを信じることが難しい時代になった。見る人によっては、レイアがヒラリー・クリントンに見えてしまうだろう(まあ、そういう論評は誰かが書くだろうね、近いうちに)。
○おそらく従来のスターウォーズ式世界観は、今の時代には馴染まないものになりつつある。その点、スピンオフ作品として昨年に登場した『ローグ・ワン』は、オリジナルなスターウォーズファンには到底受け入れられないほど暗いトーンであった。なにしろこのワシが呆れるくらい、味方を殺してしまうのである。ところが『ローグ・ワン』は意外なくらいに好評だった。たぶん今の時代には、そっちの方が自然なのであろう。無理もないよね。
○暗い時代に、どうやって明るい物語を続けることができるのか。2017年の『最後のジェダイ』は、そういう課題に取り組んでいるように見える。主人公たちは、エピソードⅤ『帝国の逆襲』と同じように劣勢にある。受難に次ぐ受難、犠牲に次ぐ犠牲。それでも「確率1万分の1以下の偶然」はレンチャンでやってくる。いつものスターウォーズ流なのである。
○そんな中で、昔からのファンを喜ばせるような仕掛けはあるし、昔からのファンを驚かせるような展開もある。あっと驚く映像もいっぱい用意してある。ときどき「こりゃないだろ」というシーンもあって、「これじゃ『宇宙戦艦ヤマト』みたいだな」てなところもあった。それでもこの映画は、『ブレードランナー2049』よりも挑戦している。前作までに敬意を払いつつ、観客に「どうだ、ついて来れるか?」と言っている。とりあえず「もう1回見てもいいかな」と思う。
○もっとぶっちゃけで言ってしまうと、映画館の暗闇の中であのテーマ曲が流れてくるだけで、ファンとしては幸せな気持ちになれるのである。この30年間に、何度聞いたかわからないあのテーマを。これこそがシリーズ最大の魅力の源泉なんじゃないか。シリーズもとうとうあと1作を残すのみ。2年後の年末も、きっと見てしまうだろうなあ。
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