Alice Boy's Pictures

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J-Mac-高機能自閉症の高校生



J-Mac-高機能自閉症の高校生-
バスケットで大活躍


先日TV番組で紹介されていた記事です
奇跡体験アンビリーバボー 小さなバスケットヒーロー


掲載の期間が終わることに備えて転載します。
2008年9月4日放送
小さなバスケットヒーロー

 アメリカ ニューヨーク州、ロチェスター。感動の舞台となったのは、このギリシャアテネ高校。このバスケットコートで人々の心に刻まれる奇跡が起きた。
 それは今から2年前の2006年2月のことだった。割れんばかりの大歓声、その中心にいたのはジェイソン・マクウェルリン君、通称ジェイ・マック。全米が涙したという、彼が起こした奇跡とは!?
 マック君は産まれた時から発達障害である自閉症を患っていた。
人とのコミュニケーションが上手くとれないため、友達が出来ず、いつもひとりぼっちだった。だがある時、マック君は産まれて初めて夢中になれるものと出会う。それは、TVの中でスーパープレイを見せるNBA選手、コービー・ブライアントの姿だった。そのプレーは強烈に脳裏に焼き付き、彼は一夜にしてバスケットボールの虜になったのだった。

 そして、高校に進学したマック君は、念願だったバスケットボール部に入部をはたしたのだ。だが・・・人とのコミュニケーションが苦手な上、身長も小柄だった彼は選手としてではなく、マネージャーとしての入部しか認められなかったのだ。それでも大好きなバスケットボールにたずさわれる、マック君はそれだけで満足だった。そしてマネージャーとしての仕事を終えた後は、毎晩一人でシュート練習を繰り返した。
 たとえ試合に出られなくても、マック君は不平を言うことなく、マネージャー業務を献身的にこなし続けた。試合中は懸命に選手達のバックアップを努め、誰よりも大きな声でチームメイトを応援した。
 ゲームに出ることのないマック君は、いつも白いシャツにネクタイを締めていた。それは試合に出るチームメイトに対する彼なりの敬意の表れだったという。

 そして向かえた2006年。マック君たち最上級生にとって最後になるシーズン、チームは大躍進を続けていた。昨年までとは見違えるようなプレーとチームワークで勝利を重ねっていった。
 そして、2月16日。この日、ギリシャアテネ高校は最後の試合を迎えていた。ホームで迎える最終試合は、『シニアナイト』と呼ばれ、これまで試合に出る機会のなかった控え選手達も出場する恒例のイベントになっていた。
 最後の試合であることはもちろん、全ての選手が出場するとあって観客達が押し寄せ、コートは凄まじい熱気に包まれていた。
だが・・マック君はチームのマネージャーであり、控え選手ではないため、この最終試合にも出場の権利は当然なかった。
 さらに、この時チームはリーグ2位だった。この最終試合に勝てば1位のチームと並び、リーグチャンピオンになれると共に悲願の決勝リーグ進出がはたせるという状況だったのだ。絶対に落とせない大事な試合なため、マック君を出場させる機会など与えられるはずがなかった。

 この重要な試合を目前に、想い迷う人物がいた。 3年間マック君を見守って来た、ジョンソンコーチだった。
 試合の2日前、ジョンソンコーチはチームのメンバーにシニアナイトにマック君を出場させたいと選手達に告げた。この提案にチームメイト全員が賛成した。優勝がかっているこの試合でもマック君を出したい、それは選手達も同じ考えだったのだ。
 チームの気持ちが1つになるなか迎えた最終戦、シニアナイトは始まった。バンダナをつけたマック君はワイシャツではなく、ユニフォーム姿でベンチに座り、出場機会を待っていた。
 『マックを出場させたい』チームメイトの想いはプレーに現れ、徐々にリードがひろがっていく。マック君もいつも以上に白熱した応援をチームメイトに送り続けた。

 そして、残り時間がわずかになったときだった。コーチが立ち上がり、いよいよマック君への交代が告げられる。
その瞬間、観客席は大歓声に包まれた。さらにチームの下級生達が、一斉にマック君の顔写真のプラカードを取り出し大声援!
 コートに立ったマック君に、すぐさまシュートチャンスが訪れた。
しかし、惜しくも外してしまう・・。その後もチーム全員がマック君にボールを廻す。だが、緊張のせいかシュートが決まらない・・。
それでもみんなは思い続けた、『マックなら必ず決めてくれる』と。

 そして!大マックコールが響きわたる中、ついにその瞬間が訪れた!マック君がスリーポイントエリアから放ったボールは、美しい放物線を描きながら見事にゴールリングに吸い込まれたのだ。だがこれは奇跡の序章にすぎなかったのだ!驚くべきことに、マック君は立て続けにスリーポイントシュートを放ち、その全てを決めていったのだ!そして最後のスリーポイントシュートと同時に試合が終了。
 わずか4分の間に6連続でスリーポイントシュートを決めるという、奇跡のプレーは人々の心をがっちりと捉えたのである。この試合の得点王になったマック君は、敵味方関係なく祝福された。
 コーチがマック君に一番嬉しかったことを訪ねると、自分が試合に出場したことではなく、チームが優勝したことだと答えたという。

 この日、マック君が起こした奇跡はすぐに様々なメディアに取り上げられ、彼の存在は一気に全米に知れわたった。さらに、マック君はある人物と出会いを果たした。その人物とは・・・NBA伝説のスーパースター、マジック・ジョンソンだった。
 自閉症というハンデキャップを抱え、これまで1つのことに集中できないでいたマック君が見つけた夢中になれること。それは彼にとって大きな自信となり、そして人々の心に大きな感動をもたらしたのだ。
 2006年3月、ある人物がマック君にどうしても会いたいと訪ねて来た。その人物とは、なんとブッシュ大統領!!マック君の試合に感銘をうけ、直々に会いに来たのだ。
 大統領までもが感動した、小さなヒーロー ジェイ・マック。彼は高校卒業後ベーカリーショップに就職、自分が焼いたパンを『おいしかった』とほめられることが今一番の楽しみだという。


以前にも紹介したのだけれど、その記述がどこに行ったのかわからないのでまた書きます。

2006年2月16日こと、米国ニューヨーク州の高校でバスケットボールの試合があった。
最後の4分間に20得点を挙げるミラクルプレーをした高校生に全米の注目が集まり、数多くのニュースに取り上げられ、ブッシュ大統領にも会見した。



彼(Jason McElwain は。高機能自閉症で、バスケットボール部のマネージャーの小柄(168cm)な少年。
彼が公式の試合に出場したのは、これが最初で最後だった。

自閉症の彼は、選手たちが練習を終えた後にひとりで体育館に残り、シュート練習をしていた努力が実った20得点だった。

彼を試合に出場させるためにチームメートは大量リードをとった。
彼がメンバー交代でコートに出ると、たくさんの観客が手製のプラカードを掲げて応援した。
プラカードには彼の名前や顔写真。
彼がどんなに学校(普通校)の生徒から認められていたかがわかる。

スペシャルエイドという言葉であったから、障害のある学生として入学していたと思われるので、何か援助のプログラムがあったのかもしれませんね。

そして起こった奇跡。
最初のシュートはリングから遠いものだった。
その後に6本の3ポイントショートで20得点をあげ、試合が終了すると生徒がコートにかけより全員でジェイソン君を胴上げするシーンが全米に何度も放送された。



高機能自閉症の彼は、よどみなく話すので、私のもつ自閉症のイメージからは遠いけれど、 自閉症 と言う言葉が良いイメージで広まることはとてもうれしい。

でも、彼が自閉症であること、ないことは関係なくて、3年間マネージャーとして精一杯努めていたから、みんなが応援してくれたのでしょうね。
自分はレギュラーになれなくても、試合に出られなくても、チームのために尽くしたからこそ応援してもらえたのでしょうね。


そして、彼はミラクル起こし、チームは優勝できてよかったです。

Autistic hoops star going Hollywood


Jason McElwain


現在のジェイソン・マクウェルリン君
Jason McElwain continues to do great things
2008/7/21



現在の彼は、自閉症のための資金集めに協力しているようです。
アメリカの自閉症協会の見積もりでは、自閉症者の生涯のコストは350万ドル~500万ドルだそうです。

1ドル120円とすると。。。ギョエ~~!!
私は、次男にどれだけお金をかけてきたかな?
かなりものですけどね。
気持ち悪くなるから計算はしません。

アメリカ合衆国は毎年自閉症関連のことに900億ドル支出しているそうです。
これも1ドル120円としてギョエ~!!ギョエ~~!
日本政府はどれだけ支出してくれているのでしょうか!!<(`^´)>

自分にとって、人の助けになることはとても意味のあることだ。と言う彼は、通信教育のコースをとり、トレーニングキャンプ(自閉症のためのかな?)でボランティアをし、母校の二軍チームでアシスタントコーチをしています。
彼の夢はバスケットボールチームのコーチになることです。
"Having autism doesn't mean you can't live your dreams,"
自閉症だからって夢がかなわないことはない。

と言っています。

気持ちいいですね。(^^)

高機能自閉症と次男のようなカナータイプの違いはあるけれど、嬉しい記事です。
頑張ってほしいです。


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