独り言だってば。

December 4, 2010
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怖いくらい通じるカタカナ英語の法則




なかなか、おもしろかった。
この人の話は筋が通っていて、わかりやすくて、好きだ。

1970年生まれ、薬学博士。
2002-2005年(アメリカ滞在2年半)  脳研究のために、NYコロンビア大学客員研究員として、渡米した。その時に、自分の通じない英語はどこがおかしいのか、など、真剣に考えるようになり、奮闘してわかったこと、が書かれている。




私はとりあえず英語を専門にしてきたので、音声学も学習したし、アルファベットの文字の音も若い頃練習した(当時は正確にできなかった、今もどうだか)し、子音なのに母音をくっつけて発音する(ローマ字読みのように)ってことが少なかったかもしれない(けど、きっとアメリカへ行ってから学んだんだと思う)。
たとえば、ドッグ dog 最後のgはguじゃない、喉の奥で鳴らす音かな、このgにウの母音をくっつけて発音する。ストロング、これなんかも、strongの単語の中に、母音が挟まっているのはroのところだけなのに、子音のs t gの後ろに必ず母音の音を入れて発音する。付けてはいけないところに母音を付けるから、次の単語や音に移っていくのが難しくなる。日本語のような英語の発音はここから来ている。まずは余計なところに母音をいれないようにすると、少しは英語らしく発音できる。(母音を入れないということが、どういうことなのかが、一般的にわかるのか、わからないのか、私には推測できない。)そして、これができないと、リエゾンができないし、速くしゃべれない。




で、この本の大部分は、、、、

What do you think about it? ちょっとこれを声に出して読んでみてください。


どうなりました?


そうなっている人は、通じます。


(このくらいの文なら、日本語読みでも、たぶんいけると思うけど、程度にもよる。この池谷さんって、問題集とか書くだけの英語勉強で東大受かったんですかね、むちゃ、ベタベタのカタカナ読みしていたんですかね、何を言っても通じないなんて、ほんとに英文にカタカナうって、そのまま、一本調子で読む以外にないでしょうけどね。)



こういう例文と単語をたくさん教えてくれます。




私が発音しても、この本に書かれているような発音になりますね。
私自体ネイティブさんのような発音ができるようになるのは、とーの昔に諦めているので、この本は面白く読めましたよ。

最後は、彼の専門である脳と英語の発音・学習とを関連した理論でとてもおもしろかった。学術的な内容は別として、私が考えてきた内容(それに理論をつけてくれてうれしい)なので、彼のように説明できるようになりたい、と思った。








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Last updated  December 4, 2010 06:45:32 PM コメント(2) | コメントを書く
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