AMI's HP ブログ別館

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超個人的お役立ちハーブランキング

超個人的お役立ちハーブランキング


ちょいちょい私の日記に出てくる、
我が家のハーブについてランキング形式でご紹介。
(おおっと、エコでハイソな若奥様のサイトのようだ!←どこがだ!)

栄えある第一位!
・イタリアンパセリ

これはねー、重宝するんだわ実際。
特に冬。青物が少なくなるのに、何故か来客が増える時期。
そんな時期なのに、イタリアンパセリはアホのようにたくさん出来ている。
寒さに強いらしく(まあ南国だしね)屋外に置いてあっても気にせず生えまくり。
サラダに!ステーキに!紫蘇の代わりにお刺身や酢の物の飾り付けにも!
紙パックで売っているコーンポタージュを温めて、
クルトンもしくはクラッカーとみじん切りのイタリアンパセリを散らせば、
ほーらお客様にもばれないばれない(母の得意技)。
茎の部分はブーケガルニ代わりに煮込み料理にポイ。

二年草ということで、二年目に花をつけて終わってしまう(らしい)。
我が家でも最初の株が終わりかけている。
新しい種を蒔いてもいいんだけど(実際買ってあるんだけど)、
これがねー、発芽率は悪いし、成長するのに暇はかかるし、移植を嫌うしで、
意外と種から育てにくいハーブだったりする。

今は、夏の終わり頃ガーデニングショップでみかけた二株をプランターに植えて、
(根っこを崩さないように相当気を遣った@移植)
まあうまくいったようなんで、今年の冬はこれでいけるかな。

それでは、第二位!
・ローズマリー

赤丸急上昇中のローズマリー。
急上昇した理由は…英国の彼女からラザニア教えてもらったあたりからかな?
なんとなく使い方のコツがすこしつかめたというか。
あの匂いをどうつかえばいいのかわかったような気がしたとでも言おうか。

チキンカレーの時、ローズマリーをチキンにまぶして焼いたり、
豚肉煮込みの時も、ローズマリーを塩こしょうと一緒にまぶして焼いたり、
驚くほど臭みがとれる。
なんか「レストランでは、きっとこういう感じで使ってるんだろうなあ。」って感じで。

ローズマリーの香りを知っている人は多いかもしれないけど、
異文化な香りだもんで、あれがどう料理に合うのかわからないという人は多いかも(っつーか私のことだ)。
でも、フレンチとか、イタリアンとか食べるのが好きな人は、すぐコツがわかるはず。
とにかくまず、ローストチキンを作るとき、鳥のもも肉の皮のところに、
塩こしょうと一緒に、みじん切りローズマリー(オリーブオイルと絡めてもグー)をすり込んでみよう。
「…お?」と思うこと請け合い。(ホントか?)

我が家のローズマリーは木立性。
歩いて5分の叔母宅から挿し芽の状態でもらってこられたヤツだ。
母がそれを庭に適当に地植えした。
そんな生い立ちなのに、けなげにわさわさ育って、えらく大きくなっている。
ほんでもって、香りがいいのよ、こいつ。
なんか、当たり引いたなーって感じ。
取っても取っても、全然びくともしないぐらい大きくなりつつある。
そもそもローズマリーなんて、一回に使う量はたかがしれてるしね。

そんでもって第三位!
・月桂樹(ベイリーフ)

これはね、以前から知ってたのよ、煮込み料理にかかせないハーブだって。
でもさ、乾燥ベイリーフを使っていた頃は、あれがどう煮込み料理に影響してるか、
全然わかってなかった。
食べるとき「邪魔だなー(っつーか出しとけ)。」と思うだけで。

でもさ、月桂樹の木は欲しかったので(ファッション感覚)、
それこそ楽天のネットショップで買ってみた。
母親に駄々こねて、実家に植えさせてもらった。
成長は遅かったけど(今でも遅いけど)着実に大きくなってきている。

そんで、せっかくあるから摘んでちぎって煮込みに入れてみたらば。
…あれ?嗅いだことのある香り。
レストランなんかでよくある香りだよね。

そう。フレッシュベイリーフから漂う香りで、
ようやく「どんな風に役に立っているか」わかった次第。

乾燥ベイリーフも、きっと役に立っていたんだろう。
ただ、役に立ち方が目立たなさすぎた。
ハーブを使うならフレッシュでという理由がよくわかったハーブ。

第四位
・バジル

非常にお役立ち度の高いバジル。
トマトにバジルを乗せてオリーブオイルと塩をかけるだけでウマー。
モツァレラチーズにバジルを乗せて少しオリーブオイルを垂らしてウマー。
トマト系ソースに入れて煮込んでウマー。
ピザの上に乗せて焼いてウマー。
どっさり収穫できたら、オリーブオイル、松の実(クルミでもOK)、塩、パルメザンチーズとフードプロセッサーにかけて、ジェノベーゼペースト、ウマー。
それをゆでたてパスタに絡めてさらにウマー。
シーフードをニンニクとオリーブオイルで炒めて、ジェノベーゼペーストを加えて、
パスタと一緒に和えると絶品!

なのに第四位のそのわけは!

…だって夏季限定ハーブなんだもん。
寒さに弱くてさ…。
半年しか使用期間がないんだもん…。

暑けりゃ暑い程元気なハーブ。
高温多湿、ガンガンに照りつける夏の太陽が大好きなハーブ。
ある意味ここいらの気候にあったハーブと言えるが、
寒くなってくるとあっさり昇天。あまり根性のあるハーブではない。
庭に温室が欲しいと心底思うのは、バジルがお亡くなりになる頃かも…。
これでオールシーズンで使えりゃなあ…。

第五位
・ロケット(ルッコラ)

ハーブというか、菜っ葉モノと思った方がいいかも。
独特のゴマ風味がおもしろいハーブ。
イタリアンパセリとロケット、それに最近じゃ庭で育てているサニーレタス、
ちぎってさっくり混ぜてフレッシュハーブサラダのできあがり。
これが意外にいける。
柔らかい若葉も頃も、ちょっと育っちゃってちょっと苦みが出た頃も、
それなりにおいしくいただいた。

…が、おいしくいただいたのは人間だけじゃなかった。
地植えにした私がまちがっていたのかもしれないけど、
毎日ロケットの葉っぱから引きはがした青虫の数ときたら…。
面白いように食べられて、真ん中の葉脈だけ残ったような株があちらこちらに。
結構泣けた。
ところが、そのまま頑張っていたら、秋から葉っぱがわっさわっさ。
あ、やっぱり虫がいない季節ならOKなわけか。そんでもって寒さには強かったのね。
秋まきの方がお勧めかも。それか超早春とか。芽が出るのか?

番外
・タイム
イギリスの彼女は使ったのだけど、私としては今ひとつコツが掴めていない。
松っぽい香りはよくわかったけど、それが何にあうんだろ?今後の課題である。

・スイートマジョラム
タイムよりさらによくわからない。これも今後の課題。

・レモンバーム
…長いのよ。もう二年越し生えてるのよ。香りはとても好きなのよ。
それなのにちゃんと使われたことのないかわいそうなハーブ。
優雅にハーブティーを楽しむ体質ならねえ…それかお菓子作りの方が好きならねえ…。
ハーブティーにいいのはわかってるのに、誰も摘む手間をかけて飲もうとしない。
この冬、トライしてみようか。

・オレガノ(「おれがのー」というと広島風)
ハーブの中ではめずらしく、乾燥させた方が香りがいいというハーブ。
昔結構使っていた時期があって、当時は乾燥オレガノを買ってきていたんだけど、
室温で戻したバターにオレガノとすり下ろしたニンニクを加えて、オレガノバターのできあがり。
これをスライスしたフランスパンに塗って、焼いて食べるとウマー。
今、フレッシュを栽培中だが、まだ収穫したことはない。
収穫して、干して、またオレガノバターを作ってみようかな。

・ミント類
…香りはね、好きなのよ本当に。
たださ、レモンバームと同じで、ハーブティーなんて普段飲まないんで…。
時々葉っぱをこすって匂いを嗅いで、
「うーん、いい匂い。」とか言うために育てているようなハーブ。
ちょっとやばい人のようだ。

・ラベンダー
激安でゲットしてきたもの。
今ひとつ元気がないまま一応夏を越した。無理かと思ってた。
これも今のところ、時々匂いを嗅いでいるだけ。
冬になったら、加湿器の水につけておいて、匂いをまき散らしてみるかな。
そううまくいくんだろうか。

現在我が家にあるハーブ類はこんなもの。
当初はそれこそファッション感覚で、適当に遊びで育てていたようなものだったが、
種類が増えたとたんになんだか出番が増えたような気がする。
英国のお客人の影響も大きかった。

初心者にお勧めするハーブは、
やっぱりイタリアンパセリ(苗で購入することを推奨)。
それとローズマリー(意外と水を欲しがる)。
夏季限定でバジル(種蒔いて、日差しのガンガンあたるところに置いて、水だけこまめにやればいくらでも育つ)。

しかしねー、土地があるなら(それか大きめの鉢があるなら)月桂樹いいよー。
月桂樹の葉っぱを収穫してると、気分はまるで英国ガーデナー。
煮込み料理は種類が多いから、使用頻度が高いしねー。
やっぱフレッシュの方が香りがいい。それは確かだと思う。

…まあそんなわけで、ハーブ素人のたわごとエントリ。
実際は楽しむのが一番。葉っぱ摘んで揉んで嗅ぐのも、立派な利用法(と思いたい)。
自分の好きな香りのハーブを、とりあえず育ててみるのも一興である。

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