真夏の果実

旅日記 第3部

イザリー~シパダン旅行記 第3部~イザリー2


部屋で器材やウエットを出していたら
『ひろどるふぃん、ランチだよ~』って明るい声でトムが呼びにきてくれた。
ランチを食べたあと、14時からシオンとチェックダイブ。
ウエイトのチェックをするだけでファンDIVEとあまり変わらない。
シパダンに来る時に一緒だったメンバーと一緒に潜った!
ポイントは”ドロップオフ”&”タートルケイマン”
”ドロップオフ”とはその名の通りビーチから数m泳ぐだけで
いきなり海底600mまで断崖絶壁になっている。
フランス人とはフィジーでバディを組んだけど
イタリア人とバディを組んだのは初めて。
水の中では言葉は関係ないからしっかりコミュニケーション取れたよ★
水中でのジェスチャーは世界共通だから良いね♪(笑)
チェックDIVEとは言えどもさすがシパダン!!
噂の海ガメは早速出会えたし、魚影の濃さはピカイチ☆
でも透明度が良くないのが残念。透明度は12~15mくらい。

サンセットDIVEとナイトDIVEはイントラがつかないセルフDIVING。
サンセットもイタリア人グループと一緒に潜った。
このグループのイタリア人たちは庭で大トカゲを発見したらしく、
『ひろどるふぃん、珍しい生き物発見したよ!』と
私をわざわざ呼びにきてくれて、大トカゲの写真撮影をしまくった。
ナイトDIVEは透明度も良くないので潜らなかった。
ディナーを食べて、この日は3杯ワインを飲んだ。

2日目。
早朝DIVEは波が荒れてて中止だということだったので
7時30分から朝ごはんを食べて8時から潜る。
水温27度。あったかい。
ガイドはチンさん。噂のチンさん。
前半はどんどん進んで水泳の練習みたいだ・・・
ちょっとバテ気味になってきて岩をつかんだら
バラクーダ&ギンガメアジのトルネードを発見し、後半はゆったりDIVE。

11時から2本目。今度も”バラクーダポイント”
カメもナポレオンもバラクーダも出迎えてくれた。
ランチを食べたら14時から3本目”ウエストリッジ”&”ハンギングガーデン”
ソフトコーラルが集中している。
なんだかしんどくなってきたのでサンセットDIVEとナイトDIVEはパス。
ハンモックでお昼寝をして、夜はビールで乾杯。
今日はイタリア人の老夫婦のバースデーで、みんなでお祝いをした。
スタッフが用意した大きなマリンブルーのケーキ。
シパダンソングにのせて、おばさんとスタッフが踊っていた。
おばさんのダンスが面白くって、笑いがとまらなくてお腹を抱えて大いに笑った★

3日目。6時からの早朝DIVEはリクエストで”バラクーダポイント”
この旅行でのBEST DIVEになった♪(^-^)/
透明度も抜群だったし、何度観てもバラクーダの渦は凄かった!!
渦の中で囲まれていると自然の凄さを身をもって体感。

朝ごはんを食べて、8時から2本目。”コーラルガーデン”
食堂にぶら下がっているモンキーバナナを食べて
11時から3本目。”バラクーダポイント”
ランチを食べて昼寝をして、14時から4本目”バラクーダポイント”
イタリア人は毎日6本潜っていてビデオを撮影してたんだけど
私は潜行する時に1度大失敗をしてしまう。
なんと海ガメの上に乗っかってしまった。
下を見ていなかった私が悪いんだけど
大きな大きな海ガメに乗っかってしまった私の姿を
イタリア人の彼はしっかり撮影していた・・・(>_<)

毎晩、ディナーのあとは彼のビデオを食堂に唯一あるTVにつないで
DIVINGの上映会。ほぼダイバーしかいないので
スタッフ&宿泊客全員でそのビデオを鑑賞して最後は大拍手で終わる。
『カットしてね』と頼んだはずなのに しっかり私の姿も上映されていた。
全員に名前と顔を覚えてもらったけれど
それから毎日会う人会う人『ひろどるふぃん、カメには気をつけて!』と言われるハメに。
しかも海ガメ保護区ということでスタッフからは
『ひろどるふぃんは明日からDIVING禁止!軍の人に連れて行ってもらう!』
と冗談を言われたけど冗談になってないと思った。
なぜなら・・・

                            ⇒第4部に続く。ハタタテハゼ





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