口の中で、知らない味がする日





0000000000そら0000000000

「口の中で、知らない味がする日」



かなしくても 心の中に雨は降らない

ただ 霧がたちこめるだけ

かなしいけれどね

雨なんて降らないんだよ

僕たちは  とっても都合よく

僕たちは  とってもひんやりとできている


愛はいつか壊れるもの?
形がなくても壊れるもの?


空のブランコ 風のシーソー

ゆれているのは 僕じゃない

口の中で知らない味がするんだ

そんな日は

雨は降らず 霧がゆっくり舞い踊る


形ないものは 壊れることさえできなくて
霧の中をさまようんだよ


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