「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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アオイナミダ
COUNTDOWN JAPAN 04/05 3日目(04.12.31)
COUNTDOWN JAPAN 04/05 3日目
12月31日、大晦日。
この日は16時半にSとその友人のAちゃんと、海浜幕張駅で待ち合わせ。
私は電車がちょうどいいのがなく、15分ほど早く着いてしまい
改札の外で二人を待つ。
それにしても寒い。
寒い。
寒い。
ホントに笑えないくらい寒い。
二日前は雪が降っていて、この日幕張では雪は降らなかったのだが
二日前よりも明らかに寒い。
足元から体の芯まで寒気が伝わってくる。
二人とも早く来てくれ~~~と切実に思うものの、
何せ早く着いてしまったのは私。
少なくとも待ち合わせ時間までは待つしかない。
時々「寒っ」と思わず口に出しながら、行き交う人々を観察する。
この日はメッセの別のホールでGLAYのライブがあるらしく、
明らかにそっちに向かう人だよね、という感じの人をちらほら見かける。
あの頭はどうやってセットするんだろう?
スプレーはどれぐらい使うんだ?
など、素朴な疑問を感じつつ、ひたすら待つ。
待ち合わせ時間の少し前に、Sがやって来た。
「とにかく寒い!」とお互いにそればかり話す。
待ち合わせ時間を過ぎても、Aちゃんは現れず。
次の電車で彼女が来なかったら、申し訳ないけど先に行こう、
そういうことで瞬時に話がつく。
電車が着いた。
無事Aちゃんは現れ、共にメッセに急ぐ。
前二日に倣って、まずはクロークに向かい荷物を預け、腹ごしらえ。
昨日Sが「美味しい!」と言って一日に2回も食べていた飲茶セットを3人揃って食べる。
Sは計3回それを食べたことになる。食べすぎ。
しかし彼女の言ったとおり、とても美味しかった。幸せ。
くるり
今日のトップバッターはくるり。
EARTHに向かう。
くるりの登場の前に、ロッキンオン社長の渋谷さんがステージ上で挨拶。
「岸田くんにツェッペリンの『移民の歌』の雄叫びをやってくれと言われたのですが、
それはできません」
というセリフに笑いと「えー」という声が上がる。
その後、「くるりです!」と紹介されて出てきたくるり。
最初に何をやるのかと思いきや、
岸田くんが「アアア~~~~アッ!!」と叫び、会場が沸く。
自らやってくれました「移民の歌」。
その後、昨日いい曲だなーと思った新曲が演奏される。
次いで「ばらの花」。
けっこうセットリストは前日とかぶってる。
それでもやっぱり盛り上がった。
どこかのタイミングで、観客の一人が
「Tシャツ似合ってる」と言った(岸田くんはツェッペリンのTシャツを着てました)。
それに対し、「俺はロバートやから」
「今度から俺のことはロブって呼んでくれ」と答える岸田くん。
すぐさま「ロブーーー☆」という声が上がる。
岸田くんは笑って「みんないい子やね」と言った。
あったかいいい雰囲気だ。
くるりの曲は、意識せずとも耳に残るものが多いと思う。
「HOW TO GO」のイントロとか。
2月に発売されるらしい新曲の「BIRTHDAY」もそんな感じでした(メロディが)。
MCで唐突に模擬カウントダウンをした後で、
「来年はこれをやりたい」と岸田くんは言っていた。
くるりで年越しか。それもステキ。
ぜひ来年はそうしたい。
最後に「虹」をやった後で、くるりは去って行った。
名曲だよね、これもまた。
二日続けてくるりを見、年の瀬に得した気分になりました。
つばき
くるりを見終えた後、SとAちゃんは勝手にしやがれを見に行くという。
私は二人と別れ、つばきまでしばし暇をつぶす。
ふらっと寄ったHMVでは、ライブが終わったばかりのくるりと
ポリシックスのCDの宣伝がされていた。
何かCD欲しいなあ、そんな気分になって売られているCDを見つめる。
すると、店員さんが
「今ならポリシックスの直筆サインがつきま~~~~~す!」
と大声で叫び始めた。
見ると、確かにサインが積まれている。
間近でまじまじと見つめていたら何だか欲しくなり、
以前からポリをちょっと聴いてみたいなと思っていたこともあって
CDを買おうかどうか本気でしばらく悩む。
しかし、サインの枚数も限られていることだし
ここは本当にサインの欲しいファンに譲るべきだろうと考え、
その場を去る。
その後、つばきを見にMOONへ。
夏にSからつばきのCDをもらったのがきっかけで好きになったバンド。
ギターロック勢の中では、捨て曲のなさという点でいうとかなり群を抜いているのでは、という気がする。
ドラマーが女性というところもカッコイイ。
この日は人が多く、MOONもなかなかの人の入り。
そんな中、比較的いい位置を確保。
ライブ開始までちょっと待つ。
ほぼ定時につばき登場。
私の位置からはVo.一色くんはよく見えるものの、
Dr.岡本さんは見えず。うう。
スタートは「踵」。
始まりを告げる感じがピッタリ。
その後「雨音」「アセロラ」と続く。
私はつばきの曲を全て知っているわけではないのだけど、
この日は知ってる曲&好きな曲ばかりで嬉しくなる。
続いて演奏されたのは「サヨナラ」。
前に日記で触れたこともあるこの曲はホンットに好き。
冬が過ぎて春の足音が聴こえてきたら、
きっとこの曲はまた痛く響くんだろう。
「サヨナラ」の後に(確か)MCを挟み、
「新曲をやりたいと思います」と言って披露されたのは
「昨日の風」という曲だった。
歌詞はあまりよく覚えていないけれど、いい感じだったことは覚えている。
次に「君のヒゲ」、最後は「冬の話」で締め。
彼らの曲は季節感があっていいですね。
しかしライブの最後が「もしも僕が死んだら 笑って忘れてくれよ」
って歌詞で終わるのって……。
Salyu
続いて、GALAXYに移動。Salyuを見に行く。
彼女は声の力がすごく、ここのところ注目していた。
GALAXYに入る前に、喉が渇いたのでカクテルを買うためにGALAXY側の店に並ぶ。
これがすごい混んでる。なかなか列が進まない。
他の店行ったほうがいいかなと思い、飲食フロアの方の店を見に行ったものの
これまた混んでる。
この日は動員数が一番多かったらしく、基本的にどこもかしこも混んでいた。
そうこうしている間に、Salyuが始まってしまった。
あ~もう始まっちゃったようと思いつつもしばらくの間元の店に並んでいたけれど、
やっぱりGALAXYの中で見たいと思い、列を離れる。
Salyu、やっぱり声がいい。
よく伸びるし、ただうまいってだけじゃなくて何か迫ってくるものがある。
堂々たる歌いっぷりと比較すると、MCの初々しさはほほえましいものがありました。
ライブそのものが初に近かったらしい。
私は冷たい床に腰を下ろしながら何曲か聴いていた。
たまにはこういう楽しみ方もよい。
「Dialogue」が一番よかったかな。
しばらくSalyu独特の世界に浸っていたが、やっぱり喉が渇いて仕方ない。
しょうがないのでGALAXYを出て、元並んでいた店に並ぶ。
何とか手に入れたジントニックは、やや辛かった……。
LOST IN TIME
続いてはロスト。ジントニックで軽く酔いながら再びGALAXYの中へ。
去年、この場所で初めてロストを見たけれど、
その時の衝撃と言ったら。
曲じゃなくて(曲はもちろんいいです)MCが。
何と言うか……
いたたまれなくなる感じ
。
「このMCはどこに着地するの??」と思ったことをよく覚えている。
ロスト好きのSによると、MCは相変わらずらしい。
今日はどうなることやら。
Salyuの時にちょっとだけSとAちゃんと合流したものの、
彼女らはSalyuが終わった後すぐGALAXYに入っていったため
この時は再び別行動。
私は軽く酔っていたのと、あと3日目ともなると足腰がかなりボロボロになっていたため
後ろの方で大人しく座ってロストが出てくるのを待つ。
まもなくロスト登場。
「ヒカリ」から始まる。
ロストを見ていていつも思うのは、
ベースボーカルってすごいなあということ。
私はへなちょこながらも一応ベース弾きなのですが
ベース弾きながら歌うのはかなり難しいと思う。
ギターと違ってリズム楽器だからね。
ベースボーカル、憧れる。
そして海北さんの声もいい。
切迫している感じ。
「あの頃はよかったなんて 言いたくはなかったのにな」
というフレーズが胸に刺さる。
ロストも喪失感や欠落感を歌うバンドだと思う(そればっかりじゃないけど)。
その点でバインとも共通点があるかな。
バインよりももっともがいてる感じがするけど。
色のイメージでいうと「蒼」。
「昨日の事」をやってこの日のライブは終わり。
歌をきちんと届けてくれたと言う感じを受けました。
ちなみにこの日のMCは、ごくごく普通でした。
いたたまれない思いをするのもちょっと楽しみだったのに(←失礼)。
小休止。
この日は見たい人たちがとても多くて、ほとんど空きがなかったのですが
この時間帯は当初からお休みタイムに当てられる予定だった。
まだジントニックによる酔いが残っており、
その上腰がとにかく痛い。
これはやばい。そう思い、リクライニングスペースへ。
リクライニングスペースは、EARTH STAGEのすぐ隣にあった。
このとき、EARTHではTHE MAD CAPSULE MARKETSがやっていて、
リクライニングの方にもかなり音が聴こえてくる。
マッドをバックに、少し休む。
周りのリクライニングチェアーも結構埋まっていた。
サンボマスター
しばらく休息を取ったおかげで、かなり体力回復。
年越しはサンボを見ながら過ごすことに決めていたので、
GALAXYに向かう。
そこでSとAちゃんと合流。
「腰大丈夫?」「もう若くないんだから☆」と言われ、
内心ムッとしながらもサンボを待つ。
確かに若くないですよ、もうそんなにね。
同時間、MOONではビートクルセイダーズがライブをやっていたのですが
そちらは入場制限がかかっていたようで。
見られなかった人もいるのかな。
サンボと言えば、私はとにかくVo.の山口隆のギターのポジションの高さが気になっていた。
あんなに上じゃ弾きにくくないのか?とかねてから思っていた。
それをSと話していたら、
「でもレミオの前田さんも結構上でベース弾いてるよね」とSが言う。
言われてみれば確かにそう。
そして、私たち二人の間では
「おなかが出てる人にとっては、あんまり下に楽器があるとかえって弾きにくいのではないか」
という結論が出る。
激しく失礼である。
そうこうしているうちに、サンボ登場。
サンボを見るのはこれが初。
のっけから尋常でない盛り上がり。
「愛しき日々」「さよならベイビー」「美しき人間の日々」と
畳み掛ける畳み掛ける。
サンボのメンバーも、こんな調子で最後まで持つのか?
と思わせるほどの渾身っぷり。
私も腰が痛かったことなど忘れて飛びまくる跳ねまくる。
それほど熱心なファンじゃなくても、ここまでテンションをひっぱりあげる
サンボはすごい。
とにかくすごい勢いのまま、カウントダウンに流れ込む。
その時の曲は「そのぬくもりに用がある」!
60秒前からモニターに数字が映し出される。
その映像と、ステージの様子を交互に見ながら、
壊れたように飛び跳ねながらカウントダウン。
やがて「10!」「9!」と数える声が上がりだす。
「8、7、6、5、4、3、2、1……」
「0!!」
2005年の幕が明けた。
何だかみんなめちゃくちゃ。
そしてめちゃくちゃ楽しい。
その後も、「朝」「青春狂騒曲」と続く。
「今年俺たちがくだらない音楽をやったら、みんな必ず俺たちを潰してくれよな!!」
とMCも大変熱い。
後ろ髪をひかれつつ、DJハヤシを見るためにDJブースへ移動。
サンボ最後まで見たかったなー。
DJハヤシ(POLYSICS)
年明けすぐのDJブースでは、おととい話題に出たキャプテンストライダムの
「マウンテン・ア・ゴー・ゴー」がかかっていた。
この曲盛り上がるなあ。
DJを楽しみながら、ハヤシの登場を今か今かと待つ。
去年、同じ場所でくるりを捨ててまでもハヤシのDJを見てから、
私は彼に魅せられていた。
も~何と言うかばかばかしくてくだらなくてステキ☆だったのだ。
しばらく経って、ハヤシ登場。
ハヤシの場合は、見て楽しむ部分がかなり大きいので
できれば前の方で見たかったのだけれど、
途中で抜けられなくなると困る(グループ魂を見に行くため)ので
後ろの方で大人しく見る。
Xジャンプをしたり、クイーンの曲で拳をこれでもかとかざしたり
とにかくくだらなくて楽しい。
「歯ーが抜けーるー、歯ーが抜けーる、大事な歯が抜ける~♪」
という曲は前も聴いたけど、あれって誰の曲なんだろ。
耳にすごい残るんだよね、あの曲。
ハヤシの当てぶりがあんまり見えなかったのは残念だったけど、
新年早々彼のDJを見れてめでたい感じ。
グループ魂
DJブースに予定よりも長居してしまったため、
GALAXYではグループ魂がすでに始まっていた。
実は、私にとって彼らは今回のフェスの裏目玉。
少しでも前の方へ行こうと、人の群れを縫う。
にしてもすっごい人入ってるよコレ。
彼らのライブは、期待した通り、とにかく笑わせられるものだった。
役者集団なだけあって、ちょっとした演劇のような感じもあり、
でも思いのほか演奏がうまくてビックリ。
破壊(=阿部サダヲ)のしゃべりはすごかったし。
「東北の魂」「竹内力」と、曲も徹底してくだらない(いい意味で)。
個人的には、「ホテル三日月」のCM曲がコール&レスポンス的に使われたのがツボでした
(千葉県民なので。)
あの曲思いのほか知ってる人多いんだね~。
とにかく終始笑いながらライブは終了。
見事に時間は押してました。
さすが。
ランクヘッド
グループ魂に捕まり、最後まで見てしまった結果、
予定よりも遅れてMOONへ移動。
ランクヘッドはCDを持っておらず、
私が知っている曲といえば「白い声」だけなのですが
今気になっているバンドのひとつであり、
この日のライブも楽しみにしていた。
しかしこんなにグループ魂が押すとは計算外だった……。
行ってみたら既に始まっており、私が見れたのは3曲ぐらい。
当の本人たちも見てる人もとてもライブを楽しんでいる感じがした。
最初から見たかったなあ。
最後の曲の「千川通りは夕風だった」がよかった。
偶然遭遇
ランクヘッドが終わって、私の中ではシロップを残すのみ、
とりあえずHMVにでも行ってCDの物色でもしようかなあ。
そう思い、MOONを出てHMVのテント方向へ移動。
カウントダウン神社の側を通ったところ、何故かスタッフに誘導される。
「前から座ってください」と言われ、「?」と思いながら
神社脇のスペースにつめる。
前の人から順番に座り、視界が開けた。
そしたら目の前に人がいた。
アコギを持っている。
「誰だ?」
見たことあるような気がするが、誰だか分からない。
まもなく、彼はギターを弾いて歌い始めた。
この声もどこかで聴いたことある気が……。
しばらくその歌声に聴き入っていたが、
やがてハッと気がついた。
ロストの海北さんだ!!!
まさかこんな至近距離でその歌声を聴けるとは。
あわててロストファンのSにメールする。
こんな機会そうそうないぞ、見てるかー!?
「今日はこういう機会を作ってもらって……
今は自分たちの曲をやりましたが、他のバンドの曲もやりたいと思います」
と言う海北さん。
次に披露されたのは、どこかのライブハウス(名前忘れた)で働いている
男の子の曲。
みんなじっくり聴き入っている。
「アンプでもあればいいんだけどね、後ろの方の人聴こえますか?」
と気を使いながら声の限りに彼は歌っていた。
やっぱりいい声だなあ。
「えっと、次はロストインタイムの前にやっていたバンドの曲をやります」
と言って披露されたのは「泣き笑い」という曲。
確か高校卒業の時に作ったとか言ってた気がしますが、
これがとっても名曲。
鳥肌が立つ感じ。
「いつかロストインタイムでもやりたいと思っているので、
覚えていてくださいね」
と海北さんは言っていた。
CD化された日には買おう。
しかし、彼はこの時どうやらかなり酔っていたようで、
海北「酒は飲んでも?」
客「飲まれるなー!」
というコール&レスポンスが繰り広げられた。
あなたは確実に酒に飲まれてますよ、海北さん。
そのせいかこの時の彼はよくしゃべってました。
最後にHOLSTEINの曲をやったのですが、
その前にHOLSTEINやそのスタッフのこと、
音楽をやるということについての思い(?)を語る語る。
あんまり喋りはうまくないな、というのは普段と一緒だったけれど
この人は熱い思いを秘めた人なんだな、ということはよくわかった。
HOLSTEINの曲を熱唱し、海北さんの弾き語りは終了。
いい歌い手だということを再認識した。
ちなみにSは私よりも少し遅れて弾き語り現場に遭遇したらしく、
無事見れたそうで。
合流したときには彼女はかなり興奮しており、
「泣き笑い」で泣いたとのこと。
ホントにいい曲だったので、いつか必ず音源化して欲しいな。
Syrup16g
海北さん弾き語りにひとしきり盛り上がった後で、
リクライニングスペースで休んでいたAちゃんとも合流。
GALAXYに向かい、シロップを見に行く。
年明け早々シロップを見るというのは、めでたいんだか何だかよくわからない。
GALAXYに入ってまず感じたこと。
結構人入ってるなということ。
人の波を縫って前へ移動。
五十嵐がよく見える場所をゲットしたところ、まもなく
「NEXT ARTIST Syrup16g」の表示がスクリーンに映る。
案の定SEもなく、シロップ登場。
一曲目は「パープルムカデ」。
「好きな言葉 何? 好きな人は 誰」と始まるこの曲は、
変拍子が印象的だ。
ここで私はあることに気がついた。
暗い。
歌詞が暗いとか曲調が暗いとかではなく、
極めて暗いのだ、
照明が
。
まあ別に今に始まったことではない。
去年のカウントダウンジャパンでもこんな感じだったし。
しかし……それにしたって暗いよ。
さっきまでの出演者がみんな照明をかなり駆使しており、
それを見ていたせいか、シロップのライブがことさら暗く感じる。
スクリーンに顔映ってませんよー。
これシロップのことをよく知らない人が見たら、照明の故障かと思うのでは……。
それぐらい暗い。
そんな私の困惑は放置され、続いて「空をなくす」。
この曲はライブには欠かせませんね。
「『もっと上へ』だって 上なんて何もないけど」
という歌詞がとても好き。
最近のシロップはサポートギターを入れて4人構成でライブをやっていたので
今日もそうかな、と思っていたら
この日はギターは五十嵐だけ。
元の3ピースに戻っていた。
しかし新年だと言うのに祝福ムードはまるでゼロ。
「年明けちゃったねー」と五十嵐は他人事のように言うし。
「いい年にしよう、生きてたら」と言ったあとで
「あんまり死ぬとか生きるとか言っちゃいけないんだよ、本当は」と続ける五十嵐。
明けたばかりの2005年、「死ぬ」と言う単語を初めて聞いたのは五十嵐の口からでした。
「新曲作った」と言う言葉に沸くオーディエンス。
披露された曲は、それはもうシロップらしい曲。
「俺は狂っちまったけれど 俺は狂っちまったけれど
何もかもは失わない」という歌詞で始まる(うろ覚えですが)。
シロップは、メロディアスな曲と後ろ向きな歌詞が特徴とよく言われる。
この評価は間違っていないと思う。
メロディはホントにキレイなものが多い。
そして歌詞。
確かに後ろ向きだ。
「君は死んだ方がいい」「夢 叶えてしまった」など、
ちょっと聴いただけではびっくりするような歌詞がシロップの曲には多い。
けれど、五十嵐が書く歌詞は、どうしようもない現実を見つめつつ
最終的には「それでも生きる」ということにつながっていると思う。
二重否定的な歌詞と言うか。
この新曲にしたってそう。
どんな状況になったって、残るものは残る。
そういうことだと思う。
新曲の後は、「真空」「もういいって」と『delayedead』からの曲が続く。
「I.N.M」は比較的静かめな曲だけれど、それ以外は全体的に激しい曲で構成されたライブだった。
ラストは「リアル」。
しかしここで五十嵐はやってしまった。
ギター間違えた。
私はそこまで耳が肥えているわけではないので、
演奏の上手い下手はそれほどわからないのですが、
シロップに関しては……
大変言いにくいのですが……
「五十嵐、ギターもうちょっと頑張ろうよ」と常々思ってきた。
CDだと別に気にならないんですけども、ライブだとよくわかってしまうんですよね。
サポートギターが抜けて、「やっぱりシロップは3ピースが似合うなあ」と思いつつ
実はこの日も心配しつつ見ていた。
ここまでは安定しており、
「五十嵐ギター少し上手くなった?」と思っていたのに、
最後の最後でやってしまった。
「ごめんもう一回」と言い、「次失敗したら死ぬ」と言ってやり直したのに
次もちょっと間違えてるし。
五十嵐…………(遠い目)
でも上手くなくてもいいのです、伝わってくるものがあれば。
ちなみにこの日、中畑さんのドラムが上手いことに初めて気がつきました。
「リアル」はそこまで好きな曲ではなかったけれど、
この日の「リアル」はかっこよかった。
『delayedead』を出して第一期シロップは終了したらしいが、
第二期シロップも楽しみだ。
曽我部恵一
シロップが終わり、私の中では今フェスは終わったようなものとなった。
満足満足。
その後の大トリは何を見よう?
それがタイムテーブルが発表されてからの課題だった。
BAZRAを見ようかと思っていたのだけれど、グループ魂が押した影響もあったのか
既に終わってしまっていた。
最後はまったりするのもいいか、そう思いGALAXYで曽我部さんを見ることに。
GALAXYに戻ると、あっという間にセッティングが終わり、曽我部さんが出てきた。
彼のライブは始めてみる。
すごい歌うまいですね。
何でもこの日はセットリストは前もって決まっていたのではなく、
その場その場で何を演奏するか決められたそう。
ゆったりした時間が流れる。
しかし……α波が発せられるような歌声と、まったりした空気の相乗効果か
突然眠気が襲ってきた。
ライブを見ながら寝るわけにはいかん、そう思ったものの
生理現象には勝てず。
付近の人も次々と脱落。
コンクリートの冷たい床の上に寝転がる人も現れる。
ごめんなさい、途中からあんまり覚えてません……。
「大人になんかならないで」がとってもいい曲だったのは何とか覚えてますが。
SとAちゃんも隣で睡魔との闘いを繰り広げていたらしい。
まああれだけ飛んだり跳ねたりしていたら、
最後には体力が尽きて当然なのですが。
曽我部さんごめんなさい。いつか元気なときに見てみたい。
というわけで、ゴーイングに始まり曽我部さんに終わった
カウントダウンジャパンは幕を閉じました。
去年に比べ動員数はかなり増えたようですが、
ステージも増えた結果、飲食スペースに人が溢れかえることもなく
3日間快適に過ごせました。
ホントに楽しい空間なので、今年も是非行きたい。
2005年もいい年になりますように。
音楽的にも、その他の面でもね。
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