Soak Up the Sun

1回目の手術

再会・最初の手術・ICU


りくの最初の手術とその経過です。

H14.7.30 母、退院・りくに面会

産後、発熱などに苦しみましたが 「早く退院しないとりくに会えないー!!」 と思い頑張りました。大学病院の先生も私の気持ちを汲んでくれていたようでかなり積極的な解熱をしてくれました。

退院後、NICUで再会したりくは保育器に入り、オムツ一枚でバスタオルをかけてもらっていました。
バスタオルをめくると胸にはモニターをつけ左腕には血圧計、右腕には大きなシイネと点滴(プロスタグランディン)をつけ、テレビで見るようなまさに病気の赤ちゃんでした。
それでも空の乳首に綿を詰めたものを一生懸命すっているりくはとてもかわいく、愛しい存在で後から後から涙が溢れました。

先生からの説明では
・ミルクを飲むだけで心臓に負担となるので、ミルクは経管で直接胃にながしている。

・あまり泣かないように、お薬で眠らせている。

ということでした。また、なるべくはやく手術できるように準備と調整をいそいでいるそうでした。

その後、毎日搾乳した母乳を持ってNICUに通いました。

H14.8.6 生後13日 最初の手術

前日に外科の主治医からノーウッド手術の説明を受けました。
体重もギリギリで危険な手術になるということでした。

当日、朝、面会をして8時30分ごろ手術室に入室。長い一日になるはずでした
お昼過ぎごろ、外科主治医の先生が出てきました。
先生の説明では、
さまざまな問題がありノーウッド手術ができないので 両肺動脈バンディング術 を行うということでした。
問題とは・・・
・心臓に触れると不整脈が起こる為心臓に触れられない。

・人工心肺装置をつなぐ血管に異常があるため細く、装置をつけることができない

ということでした。その後手術は無事に終わり、りくはICUに移りました。

その後、約1ヶ月間りくはICUで過ごしました。
初めての抱っこも、オムツ替えもICUの中でした。ICUの看護師さん達はとてもやさしく、しっかりとりくを看護してくれました。でも、一日3時間ほどしか会えない私は、 りくを育てたい!早く病棟に移って付き添いたい! そう強く思っていました。

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