中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.09.26
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カテゴリ: お茶
どうも沖縄で大汗をかきながら歩きすぎたせいか、ちょっと風邪をひいたっぽい、あるきちです。
#沖縄旅行記、写真もたくさんあるので、少々お待ちを・・・

うー、明日中に治さねば。東方美人の飲み比べに支障が出ます。
こうなりゃ、紅茶と根性で治します(^^;)


さて、唐突ですが、最近、中国茶の学習プログラムとテキストなどを、ちまちま作り始めております。
今のところ、実質”ペーパードライバー”ならぬ”ペーパー中国茶インストラクター”なので、さすがにこれはマズイだろうと。。。

ブログを見ていただいている方には、私、なんだかマニアックな趣味の世界に突っ走っているように映るかもしれませんが、つねづね

こんな美味い飲み物(=お茶)を一部のマニアだけのものにしておくのは勿体ない!

と思っているので、実は一般の方に中国茶・台湾茶を普及させる気、満々です(^^♪
#ただし、現時点で、これをビジネスにする気はありません。画期的なビジネスモデルを思いついて、機が熟せば、話は別なのですが。


・・・え、意外ですか?((((((^^;

そんなことであれやこれやテキストの内容を考えていると、知識は知識で必要なのですが、


・お茶の淹れ方


は、とても大事とあらためて感じたりしています。




”広い広い中国茶の世界を自分の足で歩いていけるようになる”


ことを1つのゴールにしたいと思っているので、どうしてもこの問題を考えざるを得ないのです。
#そこまで連れて行ってあげないと、「お勉強したい!」と思ってくれた好奇心を満たせないと思うのです。
え、そこまで必要ない?いや、是非そこまで行ってください。
二度とお茶無しで生活できなくなりますからw



例えば、岩茶。
岩茶の表現で「このお茶は岩茶独特の岩韻が・・・」などという話をしますが、これ、正真正銘・武夷山の岩肌の茶畑で作られたお茶(正岩茶)じゃないと、出てこない土地の味です。

この岩韻というやつは、言葉を尽くしても説明のしようがありません。
飲んでもらって、体感してもらうしかない。

お茶は、頭で理解することも必要ですが、やはり体験が一番。
そのためには、 ”素性のハッキリした” お茶を ”意識して” 飲むことが必要です。
できれば、半岩茶の驚くべき味の落ち方や州茶の余韻の乏しい感覚も経験できると、同じ岩茶と称して店頭で販売されていながら、驚くべき違いがあることに気づきます。
こういう世界を知ってしまうと、好奇心が湯水のごとく?湧いて出てきます(多分)。




お茶を商業ベースに載せるためには、ブレンドがどうしても発生してしまいます。
そのため、通常のマーケットに並んでいるお茶の素性をきちんと追うのは非常に難しいのです。

ブレンドはマイナス面ばかりではなく、品質を一定に保つ・より安価で美味しいお茶を作る上で大変重要な要素なのですが、お勉強をするときには”余計なお世話”になってしまうのです。
・・・ええ、今まで、さんざん飲み比べをやっているからこそ、確かなお茶の入手の大変さが分かるんです(^^;)

蘊蓄は偉そうに言うけれども、お茶が本物ではない・・・

#嘘はいけません、嘘は。

普段飲みのお茶は安くても良いけれども、お勉強の時のお茶は、きちんとした”本物”を飲んでいただきたいのです。
ちなみに、私の 師匠 のところも勉強会でしか出てこないお茶が、たまにあります。
これ、確かに美味いのですが、生産量が少ない&市販するには高すぎて、商品ラインに加えられないのだそうです。
例えば、10g5000円と言われて、買います?
・・・私は買いません、買えません(^^;)
そんなお茶は怖くて販売用の在庫で抱えられないのです。

(一部の)本物の中国茶って、実際、そんなものなんです。
特に、日本人が求めるのは、中国茶の中でも銘茶中の銘茶。
言葉を換えれば、”スーパーブランド”ですから、現地でももの凄く高いし、稀少なんです。

もちろん、勉強用ですから、本物といっても、最上級品を出す必要はありません。
そのお茶らしさがきちんと現れているお茶を、教材として用意できるかどうか。
これ、お茶の目利きの腕です。
良いものも悪いものも飲んでいないと、それができません。

むーん、結構難しいところですよね。



もう1つが、お茶を美味しく淹れる腕。

例えば、一番分かりやすいのが、単ソウ。

こいつは確かに香りは楽しめるけれども、狙ったところをスパッと切り取るのは、腕が要ります。
ええ、失敗すると渋いんです。
美味しいお茶でも、裏に渋みが潜んでいたりします。
それが単ソウの怖いところでもあり、不思議なところ。

ですので、どう淹れるのかによって、単ソウの印象が全然違ったものになってしまいます。
ある人は「フルーティーで大好き」と言い、ある人は「渋くて好きじゃない」と言う。
その差は、嗜好の差もあるでしょうが、淹れ手の腕の差だったりもします。
#もちろん、茶葉の質もありますけど。

できれば「これがこのお茶の持っている味と香りですよ」というお手本を示してもらえた方が良いわけです。
そうすると、その味と香りを目指して、自分で練習ができます。
これが、自分の淹れる腕の向上に繋がります。

温度を変えてみたり、茶葉の量を変えてみたり、抽出時間を変えたり。
そういうお茶の味を左右する要素をいじって、色々淹れてみて、狙いの味にチューニングしていくわけですね。
あとは練習!


・・・とまあ、実は中国茶をある程度、飲みこなせるようになるには、優秀な淹れ手がガイド役というか、案内役に必要なわけです。

ま、私も勉強中の身ですから、偉そうに言えるほどではないんですがね((((((^^;


結局のところ、お勉強に必要なのは、確かな茶葉と確かなお茶を淹れる腕を持った、知識と経験の豊富な先生。そういう先生がいなくても、ある程度までたどり着けますが、いた方が絶対楽です。お茶の縁も広がりますし♪

そう言いきれるのには、理由があります。
私、この事実に気づくまでに、相当、寄り道をして、無駄な勉強代を払っています(^^;)
多分、妙なことに細かいのは、そういう回り道をしているからですね。
#私、独学で何とかしようとしちゃうんですよねー。あまのじゃくなものでw



そんなことを考えているタイミングで、本日も茶友をお連れして 上海小町さん のサロン yu:yu へ。

9月の装い

そろそろ、

あるきち、どんだけyu:yuに行くんだ?

というツッコミが来そうですが(^^;)、毎回違う方をお連れしているので、こうなります。

普通、

これだけ同じところに頻繁に足を運べば飽きる・・・

ハズなんですが、やはり飲むメンバーが違うと新しい発見があったりします。
あとは、小町さんが、語れるだけの経験・引き出しをたくさん持っているということなんでしょうね。付け焼き刃の知識しかなかったら、こうはいきません。

さらには、次々と新スイーツを繰り出してくるので、私、何度お邪魔していても、同じスイーツやお茶請けだったことがありません。この辺はプロ意識を感じます。


今日も小町さんの観音王を飲んで、安渓鉄観音への印象が180度変わってしまった、お茶友2人。

安渓

いやー、人の固定概念が覆されている瞬間を見るのは面白い! (←え、私、趣味悪いですか?)


さらには単ソウの雪迎春を。

雪迎春

青い! が第一印象。

単ソウのわりには、青っぽい茶葉。
「これは淹れるのが難しい・・・」と直感で分かるのですが、さすがの腕前といいますか。
渋みを出さず、青みがかったマスカットの香りを存分に引き出した一杯を目の前に置いてくれます。

茶水



えーと・・・

前置きの文を読んだ方なら分かると思うのですが・・・

私、頑張らなくても、行ける方は、上海小町さんの お教室 で良いんじゃないの?

と、少々思ってしまったのでした(^^;)
茶葉も申し分ないですし、腕も良いし、知識もある。
スケジュールと都合と気が合えばオススメです。


・・・さて、小町さんばかり持ち上げているようになっていますが、確かな中国茶の先生は、他にもいると思います。
中には、 今古茶籍さん のように、確かな茶葉で、きちんとした知識も教えてくれる、お茶屋さんもあります。
私のお勉強した 華泰茶荘さん も、知識をカチッとつけたいのであれば、割とリーズナブルで良いと思います。

そう、何より私の周りにも個性的な先生が大勢いるんです。

そういう人たちや他のしっかりしたお教室を色々ご紹介できると面白いし、これから勉強したいと思った方にも、役立つと思うのですが、むーん、何か良い手はないでしょうかね。
テキストより、そっちの方を考えようかと思い始めました(^^;)
#私は、いっそのこと、マニア向けに特化するか?(笑)


ちなみに、先生にはそれぞれ、強い(得意)分野があります。
私も経験していますが、1人の先生だけでは、やっぱり偏ります。
できれば、複数の先生から、いろんな考え方を聞いてみた方が良いと思うのです。

というのは、あまりに広い中国茶の世界。不確定な分野もたくさんあります。
それだけに、時には、みんな言うことがマチマチで、「えーい、誰が本当のことを言ってるんだ!」と、ちゃぶ台をひっくり返したくなることがあります(^^;)
#ええ、初期の私は、まさにそれ・・・

でも、最終的には、美味いか不味いか。
あるいは、自分が信じられるか信じられないかです。

もし、納得がいかなければ、徹底的に調べればいい。
裾野の広いお茶の世界。
ニッチな分野だったら、意外とあっさり、その道のエキスパートになれちゃったりするかも(笑)
個性が発揮できる分野が、ものすごく広いんです


これもまた、中国茶を勉強することの楽しみの1つかもしれません。


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やっぱり先達はあらまほしきものなり





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Last updated  2008.09.27 03:19:58
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