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ここ数年、大晦日は必ず雪が降っている気がする。今年も、昨日までの穏やかな天気とはうってかわって、朝からチラチラと雪模様。ときおり、激しい風とともに舞って、結晶の小さい硬い雪は、夜になるにしたがって積もっていきそうだ。雪がないほうが、それは毎日の生活は楽だ。でも、やっぱり北国の冬に雪がないのは変だ。暖かすぎる冬は気持ちが悪い。新しい年。新しい1歩の年にしたいのはもちろんのこと、暑い季節に暑くなり、寒い季節に寒くなり、雨が降るべきときに降るような、そんな、当たり前の季節がめぐる年になってほしいな、と切に願う。今年も一年、ありがとうございました♪
2009年12月31日
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少し食欲が戻ってきたと思っていたら、また、カクッと食べられなくなった。ああ、恋煩ってるね~(^_^;)試合前のドキドキは、明らかに緊張だし、特に、全日本はそんなにプレッシャーの大きい試合じゃないから、(← 絶対4回転跳ばなきゃ勝てない!とかだと、多分、食べられないくらい緊張する)ドキドキで体力使っておなかがすく、みたいなのもあったけど。(← ユカリちゃんの応援のために、力つけとかなきゃ!とか、もあるしw)終わった後は、キュンキュンする。特にエキシビジョンの演技終了後の笑顔に撃ちぬかれる。ああ、今回もやられちゃった。。。とは言え、もともとが食べすぎだったし、少なくとも来月いっぱいくらいは心穏やかに過ごせる予定(本当か!?)なので、どうぞ、ご心配なく♪さてさて。今季、ダイスケが何よりも”大人になった!”と思うのは、演技終了後に舌を出さなくなったことだ。特に07-08シーズンは、少しでもミスがあれば、「そこまで振り付けか?」と思うほど、舌を出していた。あれは、プライドが高いゆえ、が、その表現方法が幼くて、やってたことなのだと思う。「失敗したのは自分でわかってますよ」「こんなんじゃ、全然満足してませんよ」というアピール。方法として、とても間違っているけれど。今季は、そんなこと、絶対にしない。どんな出来であろうとも、演技プランどおりの顔で終わり、一呼吸置いてから、力を抜いてニコッとする。(← ああ、撃ちぬかれる。。。)(← が、全日本は、この”ニコッ”が5割減で残念だったわ)演技の出来に対する自己評価が表情に表われるのは、そのあと。とても正しい、自尊心の示し方だ。モロゾフの元を離れ、「これからは、全部自分でやらなくちゃならないんだ」と、曲選びはもちろん振り付けにも意見を出し、衣装や髪型も自分のこだわりを見せるようになって、まさに、今年のタカハシダイスケは、セルフプロデュースの集大成。(← やりたい放題ともいうw)オリンピックシーズンに悔いが残らないようにと、自ら作り上げた「タカハシスタイル」だから、舌を出しちゃったりするなんて、今度は逆にプライドが許さないのだろう。あの舌出し、すっっっごくイヤだったから、ホント改善されてよかった。そして、インタビューでのおとなっぷりに驚かされる。ケガ前までは、(← あるいは、モロゾフ問題も、ひとつの契機だったかな?)滑ってる間はかっこいいのに、終わったとたんアホっぽくなる残念な人だったんだけど、今季、あのアホっぽさのかけらも見受けられず、まさに奇跡。彼のアホっぽさの元は右ひざにあったのかと思うくらいw表情がひきしまり、(← 前は、ぽかんと口をあけてるのが常だったのに)率直に語っても、言葉の選択を間違えることはなく、さらに、語ってる内容がかっこよすぎて、本当にこれが、あの”大ちゃん”と同一人物なのかと、多分、このあたりで恋に落ちたんだな、私。この変わりようは「本当に辛い思いをしたのだな」と、しみじみ。そんでもって、前から、アホっぽさの目立たない英語インタビューなんかでは「ひょっとして…」と思ってたんだけど、日本語でもアホじゃなくなった今季、あら、いい声♪と気がついちゃった。これなら、引退後、解説の声だけでも萌えられるじゃないですか!wきっと、よほどのことがない限り、試合でダイスケを見ることができるのは、オリンピックの1回を残すのみなんだな、と、寂しい気もするのだけれど、そのあたりの気持ちの準備もしておかなくちゃって、思う日々なのでした。
2009年12月29日
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その昔、受験生だったころ、試験に緊張して臨むから、肩がバリバリにこって、で、試験が終わったとたん、収縮してた血管が一気にゆるんでどっと血が流れ出した結果、頭の神経に血管が触ってひどい頭痛をおこすという偏頭痛持ちだったんだけど、本日の私、久しぶりにそんな感じwああ、他人事なのに、他人事なのに。。。ホント、オリンピック終了後の自分が心配。さて、四大陸選手権はやっぱりコヅカくんもパスだそうで、男子は、全日本4位、5位、7位が出場するというびっくりな事態。(← 6位はジュニアのハニュウくんゆえ。彼はまだ出られる年齢に達してない)今回の男子3強の出来を見る限り、「四大陸は全員パスか?」とは思ったけど、さ。となると、北米の方々もパスしてきそうな予感。まさかまさかの、オリンピック代表選手がことごとく出場しない大補欠選手権決定か!?そして、意外な人の世界ランク上位進出が見られるってことね。女子は、マオ、ヨナが出るっていってるから、オリンピック前哨戦として注目されるだろうけど、これで、男子は地上波での放送はなしってことだね。がっかり。※ うるさいでしょうが、解説です フィギュアスケート四大陸選手権は、 ヨーロッパ選手権の対となる大会として1999年に設立。 ヨーロッパ以外の各国の選手対象の大会。 世界ランクのポイント算出基準の大会としては、ヨーロッパ選手権と同等に扱われる。 が、歴史が浅いゆえ、世界選手権補欠クラスの選手が集まる大会という傾向あり。 近年、国内大会上位の選手が派遣されるようになってきてはいるが、 オリンピックシーズンは、日程の都合上どうしても軽んじられる懸念が強く、 当初、予定されていなかったヨナの出場に関しては、 開催ホスト国として、ヨーロッパ選手権並みの格が欲しい連盟から、 強く要請があったためと伝えられている。さて、エキシビジョン。我が家の今日イチの盛り上がりは、やっぱりユカリちゃん。つーか、彼女以外のときは、どっかに行っちゃった両親。おい。アンチアンドウであると同時に、ユカリちゃんラブな一家であることを再確認。今季のユカリちゃんのエキシビジョンプログラムは本当に素敵。あわせて、振り付けのミヤモトケンジさんは、本当にすごい。ダイスケ、アキコさんのSPも彼なんだけど、他に手がけてる選手のプログラムをみても、情熱的で色気ある演技を選手たちに与えてくれてる。しかも、その選手のいいところを伸ばしてくれてて、ホント「うまいな~」と思う。どうも、”タンゴ好き”だけどw(← というか、今季フィギュアスケートはタンゴが流行ですね。 オリンピックでも注目ポイントです)元アイスダンスの選手で、まだまだお若いのだけど(← 私より年下(/_;))オリンピックで、あのダイスケとアキコさんのSPが決まったら、世界的に注目される振り付け師になること請け合い。要チェックな方です。同時に、以前、ダイスケの演技の解説を、最初から最後まで「かっこいいですね~(はぁと)」で通したことのあるすごい人wで、それを思い出すと、にやにやしちゃうんだけど。(← 以前のエントリーで、その動画をご紹介♪)で、アンドウさん。「昨日の演技については、反省してます」と、言っておられました。ふ~ん。アナウンサーも解説のアラカワさんも、「昨日は、他選手とは違ったプレッシャーがあったようで」とか、「後半、前回のオリンピック前の全日本を思い出してしまって演技に影響がでたらしい」とか、しきりとかばうようなコメントをしていたので、予想を超えて、抗議、バッシングにあったんだろうね。演技の内容だけなら、ともかく、ホント、キス&クライでの態度がなぁ。。。グランプリファイナルで、ダイスケの点数が出る前に、「なんだ、これなら勝ったじゃん」というような笑顔を浮かべてしまってたオダくんといい、どうも、チームモロゾフは、わざわざ人の神経を逆なでするような行動が多い。実は、ダイスケだって、チームモロゾフ時代は、イマイチ、キス&クライがかわいげなかったんだよな。なんだろう、このモロゾフマジックwそして、ダイスケ。ダイスケ!ダイスケ!!最後のマオちゃんを見るために戻ってきた両親に邪魔されながらも、(← 萌えてるのを悟られないために、すごい労力使ったよ。。。)アンコール前に、「こっからがいいところだから!」とがんばって主張。思えば、07-08シーズンは、ダイスケが表彰台の真ん中にいるのが当たり前で、だから、エキシビジョンでアンコールがつくのが当たり前で、客を黙らせるほどのヌメヌメした(そして、エロい)ビョークを踊ってみせたあと、ヒップホップのストレートラインステップを披露して、会場大熱狂ってのが当たり前で、でも、それって贅沢なことだったのだと、つくづく思う。エキシビジョンの早い時間に登場して、アンコールなしで引っ込んじゃって、そんな状態が続いているのに、実は、すごくフラストレーション感じてたんだなって、今日になって、あらためて確認。※ やっぱり、ちょっとだけ解説 フィギュアスケートの国際大会のエキシビジョンでは、 通常、各種目1位の選手の演技にアンコールがつく。 下位の選手から登場して、 (例えば、ペア3位、アイスダンス3位、男子3位、女子3位、 ペア2位、アイスダンス2位、男子2位、女子2位…みたいな感じ) 最後の1位の皆さんで大盛り上がりな演出なのです。 今回の全日本は、オリンピック代表選出と言う特別な意味があったので、 代表選手はみんなアンコールをつけたみたいね。そう。私は、「Luv Letter」をしっとりと流れるように舞ってみせた後、アンコールでギラギラな(そして、エロい)SPのサーキュラーステップを披露してくれる日を、すごく、すごく、待っていた。「これが、史上初満点出したステップなんだよ~」と解説してみたが、うちの親ったら、全然きいてないし(怒)(← 「満点出ちゃったよ」という先日のエントリーを読んでくださって、 ここで、一緒にみているご家族に「これって、満点出したんだって」と 自慢してくださった方がいたら、すごく光栄♪)どうも、父はライサチェクをすごく評価してたので、オダくん派の気配が漂い、(← うまいんだけど、よく言えばクセがない、悪く言えば印象に残らないw オダくんが、ミニライサとか言われちゃう由縁。 が、世界選手権とってからのライサチェクは、貫禄が出てきて、だいぶ好き♪) 母は、ダイスケの顔が濃すぎてイヤだと批判的。(← 所詮、そこかよ!)が、今までは、一目見て「くどい!」と切り捨ててた母も、今日は、「もうちょっとで、かっこいいのに」「フィギュアスケート顔じゃない気がする」と、態度が軟化wもう一押し。ああ、どっと放心中なので、簡単に書こうと思ったら、また長文。。。男女シングルオリンピック代表選手の中で、ひとりだけ、アンコールがテレビで流れなかったコヅカくんがせつなすぎるというまとめで、おやすみなさいませ
2009年12月28日
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実は、女子フリーが始まる前に投稿しようと書いてたんだけど、結局、途中で余計なことはじめちゃって間に合わなかったもので、「本日のまとめ」からすると、時系列がおかしな表現もありますが、今さら直すのもなんなので、そのままの文章で投稿いたします====今晩の方が、絶対に精神的にきつい試合を見ることになるというのに、昨夜のネットの速報を見てるときの緊張のすごさに、すっかり消耗しております。映像なしの文字情報だけで結果を待つって、想像を絶して心臓に悪い。。。久しぶりに神に祈ってしまいました(^_^;)そんなこんなで、ロシア対日本のエースの点数激あげ対決も無事(?)終了。(← え?そんな大会だったの?w)結果、プルシェンコ271点、タカハシ261点でロシアの圧勝でした。ひざ傷めてて本来のジャンプ跳べてない人の演技に対して、すごいことするな~wさらに、演技構成点9点台でそろえるって、ロシアのジャッジのはじけっぷりはすごい。日本も負けずに、ひとりくらい「音楽との調和10点満点」とか、悪ふざけしてみればよかったのに。(← ウソ。そんなことしたら、国際的な信用なくす)なんて、ロシアの点数意識しながら採点してるジャッジはいなかったでしょうが、あのフリーの点数の出し方は、「あれ?この出来は、微妙にオダくんの方が上じゃない?」「でも、どうせSPの点差逆転できるほどの差はつかないんだから、 タカハシ完全優勝でよくない?」「まあ、復帰おめでとうボーナスってことで」「だね。モロゾフ黙らせたいし」(← かえって何か言いそうな気もするが)「客盛り上がりすぎて、ヘタな点数出すと怖そうだし」「私もダイスケ萌えだし♪」「そうそう。さっき魔法にかかっちゃったし♪」なんて会話が、ジャッジの脳内で交わされたとみたwいや、もちろん、ダイスケの演技はよかったですよ。SPと同じ表現になりますが、すごすぎないのが何よりよかったですw4回転は、まだ完成していなくて当たり前。ループの成功率は、ケガ前からこんな感じ。いっそのことこのプログラムだったら、着地が不安定なのも振り付けにしてしまえwルッツのコンビネーション抜けはもったいないが、無理に次のルッツにコンビネーションをつけず、スピンのタイミングを優先させたところに、今季のダイスケのおとなっぷりを見た。最後のストレートラインステップは、今までで一番よかったし、ね。(← そこで感動させなきゃ意味のないプログラムだと、私は、思う)それにしても、モロゾフ問題も含め、オダくんはどうも国内で嫌われる要素を重ねすぎてる。「嫌われる」というのは言い過ぎとしても、「イマイチ信頼がおけない」というか。。。あまりに有名な飲酒運転の件もひとつ。謹慎期間も全日本に間に合うように設定して、世界選手権の道を残してあげたのに、「精神的重圧」を理由にパスしちゃったしね。(← 当時の私は、すごく彼に同情的だったのだが)んでもって、ダイスケ抜きで挑んだ今年の世界選手権、オリンピックの枠取りがかかるなか、またもやジャンプ跳びすぎでガクッと点数を落として7位。コヅカくんの6位に助けられて、なんとか3枠獲得という結果。もちろん、他選手でも、ジャンプの計算を間違って0点ってのは、ないわけじゃないけど、(← 2008世界選手権のダイスケも、やらかして4位だったからね。 それがなきゃ、銅メダル。せつなすぎ)ことごとくコンビネーションが入らなくて、最後の最後に意地で入れたら跳びすぎだった、みたいな、「あ~、その気持ちはわかる」というケースが多いんだけど、オダくんは、「何でそこで跳んだ?」というやらかし方をする。しかも、学習しないwトリノ前の全日本で、まさしくそのジャンプ跳びすぎでダイスケに勝てなかったと言うのに。大事な局面でおかした痛恨のミスだったんだから、普通の人は、肝に銘じて2度と同じことしないと思うんだが。あの時も、最初のジャンプで、「3-3-2」の予定をなぜか「3-3-3」で跳んで、結果、最後のジャンプがノーカンになるという、まさに「何でそんなことした?」のお手本のようなミスでありました。※ またもや、つたない解説 フリーの場合、4回転、3回転のジャンプで同じジャンプを繰り返していいのは2回まで。 しかも、同じジャンプを跳ぶ場合、 1回はコンビネーションジャンプとして跳ばなくてはならない。 そして、ひとつのプログラムの中でのコンビネーションジャンプは、 3回までと決められている。(3連続は、1回だけ) というわけで、具体的に今年の世界選手権でオダくんのジャンプ構成を見ると、 最初に4トゥループ(以下、T)-3Tのコンビネーション。 次が3アクセル(以下、A)-3Tのコンビネーションを予定していたところ、 着氷が乱れて、単独の3Aに。 そして、次のジャンプである3サルコウに、とっさに3Tをつけてしまう。 もうひとつ予定されていた3Aは、最初の3Aが単独になってしまったため、 必ずコンビネーションにしなければならないのだけど、なんの迷いもなく3Aで終了。 と、この3Aは、自動的に「セカンドジャンプが抜けたコンビネーション」と判定される。 つまり、この段階ですでに規定の3つのコンビネーションジャンプを跳んじゃった判定。 なのに、もともとのプログラムにあった「3ルッツ-2Tー2ループ」を跳んじゃった。 そして、このジャンプ0点。。。 本来は、10点を超える点数が稼げるジャンプなだけに、かなり残念な判断ミス。だからこそ、このときのコヅカくんはえらかった!本当は4回転に挑戦して、自らの順位を大きく上げる可能性にかけたいところを、五輪3枠の死守のために、(← なにしろ、2枠に落としちゃったら、わり食うのは自分だってわかってるからさ)ミスの怖い4回転を外して、なんと2Aにかえたのだ。※中途半端な解説。 前述のようなルールゆえ、男子のトップ選手のプログラムには、 規定いっぱいっぱいまで3回転ジャンプが組み込まれている。 練習期間があれば、4回転を回避して、 3回転中心のジャンプ構成を作り直すということもできるが、 急遽、変更と言うことであれば、 4回転のかわりに跳んで規定に抵触しない3回転がもはやないので、 2回転の中で、最も点数の高い2アクセルを入れるしかない、というお話。 それにしても、4T→2Aって、他じゃ見たことない割り切った大変更。そして、オダくんと同様、コヅカくんもコンビネーションを予定していた3Aで、着氷が乱れて単独になるというミス。しかし、ちゃんとジャンプの計算ができるコヅカくんは、次の3Aをコンビネーションにして、無事、成功。つーか、普通は、そうするのよね。オダ…(--〆)(← なぜか、今になって無性にあの時のオダくんに腹をたてている私)4回転からのコンビネーション組み込んでおいてミスがあった場合、おそろしく計算が難しくなるので、オリンピックまで、彼には、なにより算数をがんばってほしかったり。(← もう一回やらかしたら、さすがに。。。)そんなこんなで、今回の全日本で、「日本男子3枠獲得の功労者」とコヅカくんが称えられていたのは、そのような経緯があったから。「タカハシくんと来た去年は楽だったのに(怒)」と、きっと、思ってたはずだわ、コヅカくん(^^ゞ(← いや、本当のところは、全然わかんないけど、さ)ホンダくんの現地入りしてからのケガにより、ひとりでトリノの枠取りしなくちゃならなくなった2005世界選手権で、見事にへたれて15位に沈んだ当時18歳のダイスケに比べても、19歳で冷静に分析して判断して、さらに演技をまとめたコヅカくん、立派すぎ。なんだか、このたびの全日本で、私の中のコヅカくん株急上昇。ああ、まさか、コヅカくんがジャッジにアピールするようになるなんて!オリンピック前に、ダイスケに、魔法ならっておくべきだわwフリーでは、ほとんど助走なしに跳ぶ3サルコウ-2トゥループがツボでした。4回転回避の結果、最後のジャンプを2Aに変更したのを、今までどおりルッツの助走で入ってしまって、が、危ないところで気がついて、シングルになったもののアクセルを跳んだのもすごかった。ここに、はっきり書いておいてしまいますが、ダイスケ引退後、油断してたら、ノブナリくんはあっという間にコヅカくんに抜かれてしまうよ。アテンション。んでもって、男子フリーで、私が最も感動したのは、実は、体調不良を押して出場したムラくんが、フラフラになって、意識もとんでるんじゃないかって状態ですべりきったとこでした。ダイスケの色気路線継承は彼ですwコヅカくんも、だいぶみせる演技を覚えてきたけれど、好青年オーラが強すぎるので、がんばっても”爽やかな色気”でおさまってしまって、胸焼けするようなダイスケの濃さは、キャラにないもんね。なので、ムラくん、このたびはグランプリシリーズを前にした腰の故障とか、全日本当日の体調不良とか、いろいろ重なったようだけど、ソチ待ってるよ。体型もダイスケ路線だしwでも、まだそういうのが似合う顔になってないから、ひげはそろうね(^_^;)しかし、こんなに強くなって世界に注目されてるのに、男子シングルのテレビの扱いがひどいよ~(>_
2009年12月27日
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まず、一番言いたいことは、首相のお母様の資産をもってしてなら、どっかの国で余ってるフィギュアスケート女子シングルオリンピック代表枠一枠くらいだぶん買い取ることが可能と思われるので、至急、手配をお願いいたしたく。…というのは、冗談としても(^^ゞ「オリンピックに出るまでが一番厳しい」ってのは、ホントその通りで、今回もやっぱり、すごかった。4年前は、「男子の枠、女子に譲ればいいのにね~」なんて言っておりましたが、(← 当時の、私のダイスケに対する評価の低さがありあり。 間違ってました。ごめんなさい)今回は、男子の枠も譲るわけにいかないもんな。。。(← 海外メディアによれば、3人ともメダル候補だってさ)(← って、そもそも譲れないからw)マオが戻ってきた。やっぱり、全日本女王は彼女じゃなきゃ落ち着かない。踏み切った瞬間に、「決まった!」と思えるシャープな3アクセル。そして、なんて軽やかなフットワーク。「暗い」「重厚すぎるのでは」「マオちゃんに似合わない」と否定的な意見が多かった今季のフリープログラムだったけど、私は当初から結構好きで、「これが完成したら、すごいものになる」って楽しみだったんだけど、今回、滑り込んできてるのがよくわかる仕上がりで、表現面で一皮も二皮もむけた感じがした。今後が、さらに楽しみ。そして、アキコさんには泣かされた。グランプリファイナルのフリーも素敵だったが、今日はさらに素敵。あんな転び方をしたら、普通は気持ちが切れちゃうもんだと思うんだけど、さらに動きも笑顔も大きくなり、最後のストレートラインステップなんて、本当に本当に…(涙)今の彼女だったら、どんな舞台でもやってくれそうな気がする。彼女がオリンピックに行くことに、異論を唱える人なんていないはずだ。ブラボー。そして、ユカリちゃんも素晴らしかった。今季の不調ぶりからしたら奇跡的な建て直しで、跳んでも跳んでも回転不足だったジャンプも見事に決まり、得意だったはずが、レベル1なんてこともあったスピンもきれいだった。ステップがとても慎重で、やや勢いにかけるかな?とも思ったけど、その丁寧さが、今日はとても魅力的だった。我が家では、スタンディングオベーションw最初のジャンプのステップアウトが気になったのか、本当は3アクセル跳ぶつもりだったのか、全体的に慎重すぎたと思ったのか、演技終了後も硬い表情をしていたけれど、思わず「もっと笑っていいんだよ」と、テレビに声をかけていた。本当に、素敵でした。そして、アンドウ(-_-;)なんだ、それ。。。音がかかったとたん、「あれ?やる気ない?」と思う気の抜けた演技で、でも、昨日とのあまりの落差に、「ひょっとして、またどっか傷めたとか、体調崩したとか。。。」と、少し心配してみていたのだけど、キス&クライで、モロゾフと一緒にカラカラ笑ってる姿にがっかり。本当に気が抜けてたんだ。。。(--〆)確かに、今日にオリンピック代表がかかってる3人と同じような緊張感を持つことは難しいだろう。しかし、「内定者は、全日本出場が代表決定の条件」ってのは、単に出ればいいという意味では、ないはずだ。「さすが、この人がオリンピック日本代表」と納得させてくれなくちゃ。直後のインタビューで、「今季、フリーではスピードが出なかったので、 そこを意識して前半つっこみすぎて、後半崩れてしまった」とうようなことを言っていたが、それならそれで、かまわない。それは、きちんとした挑戦と、課題の発見だから。だったら、もっと悔しそうな顔してよ。納得いかないって顔してよ。コーチも、一緒になってガハガハ笑ってないで「笑ってる場合じゃない」っていさめようよ。そんなの、「今日は、私は関係ないもんね♪」に見えちゃうよ。少なくとも、オダくんは、代表内定者の責任を果たしていた。SPで逆転不可能と思われる大差をダイスケにつけられて、なお、フリーでは、プログラムの難易度をあげて挑み、転倒はあったものの、今季1、2という素晴らしい演技をみせてくれた。「この日本代表には期待できるね」って、思わせてくれた。SPでは僅差だったのに、オリンピック代表を逃したユカリちゃんに、最終的に10点以上の差をつけられて4位というのは、もっと重く受け止めるべきだ。せっかくクリアな代表選考にしようと連盟ががんばっても、肝心の選手の意識がこれでは、またもや、代表選考をめぐって、批判・異論続出の予感。4年前と同様、アンドウは、自らを「あんまり応援したくない日本代表」に貶めてしまったのではないか。ジャンプのミスは目立ったものの、最後まで気迫を見せてくれたスグリさんや、演技構成点はまだまだ稼げなくても、滑るのが楽しいと全身で表現してくれたカナコちゃんに、露骨でもいいから、甘い採点して、アンドウにお灸をすえてほしいと思ったのは我が家だけ?wまあ、そんなこんなで、だんだん調子をあげてきて、本当の意味での表現力がわかってきた感のあるアンドウを、せっかく応援する気になってたのに、家族そろってアンチに逆戻り。んでもって、オリンピック代表発表の中継で、アンドウが長々としゃべるもんだから、(← 実は、アキコさんも長かったことは、この際無視)ダイスケにマイクが渡る前に、放送時間終了しちゃったじゃん(怒)(← え?実は、そこが一番の怒りポイント?www)
2009年12月27日
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「この恋におちて」のカテゴリーで、延々とフィギュアスケートの話をする自分が、そろそろ自分でおもしろくなってきてしまってるもよう。(^_^;)さて。昨日のダイスケはよかった。何がよかったって、すごすぎないのがよかったw点数だけ見たときには、どんなにとてつもないことがおきてるのかと思ったが、実際見てみたら、まあ、無難って感じで、よかった。グランプリファイナルの時みたいに、なにかにとりつかれたような演技をされると、自分でも、何がなにやらわからないまま競技してる状態になっちゃってるようで、またフリーが心配になっちゃうけど、すごく冷静で、終わった後も落ち着いていて、ああ、きっと今日も大丈夫だな、ってところにおさまってた感じ。「ここにピーク持ってきて、どうする!」っても思うしね。本当にすごい演技は、オリンピックまでとっておいてもらいたいもの。全体的におとなしくて、おもしろくはなかったけどね。ジャンプも鋭さに欠けたし、だいぶ音を外していたし。でも、まあ、それは今シーズンの彼の演技を穴のあくほどみてきたがゆえ、「ここは、あの試合の方がよかった。これは、この前の方がいい」って、贅沢言うようになってるんだと思うけど。この試合に限って、他選手との比較で言えば、まあ”圧巻”なんでしょう。しかし、最後のサーキュラーステップ、ついに満点出しちゃいましたか。これから、どうするのさ。し~らないっと。ジャッジ悪ノリっていうか、悪ふざけっていうか、自暴自棄っていうか。。。(← 微妙に、しっくりくる日本語が思いつかないんだけど)※解説なんておこがましいと思いつつの解説 このたびの全日本のダイスケのサーキュラーステップは、 レベル4の基礎点3.9に加点3の6.9点。 これは、レベル4のでにくいステップでレベル4を出した上に、 できばえの加点で最高の+3がつくという、 つまりはこれ以上高い点数を出すことはできない”満点”評価。 現行の採点ルールで審査される限り、 今回のダイスケのステップより素晴らしいと思われる演技がなされたとしても、 絶対にこれ以上の点数をつけることはできない。 ステップのレベル4はごくまれにお目にかかれるけど、 他のどの技であったとしても、加点3なんて初めて見ました。あ、魔法かw国際大会では、「魔法にかかるので、ダイスケと目を合わせてはいけない」とジャッジ間でもっぱらの噂なんだけど(← ウソ)、昨日は、むしろみんなで魔法にかかりに、積極的に目を合わせに行ってたもんな。魔法なら、しかたがない。※自分の言葉に自分で解説。 今季のダイスケのジャッジに対するアピールはすごいし、演技構成点も暴騰中。 なので、リハビリ中に、目の合ったジャッジは高得点を出しちゃう魔法を身につけたかも、 と、ひそかに思っているというお話。 (← 多分、そんな魔法はない) (← でも、ジャッジに好かれることは重要)というのはともかく、全日本レベルでは、今後しばらくは、これに匹敵するステップを見ることはないだろうっていうことなんでしょう。あと、サーキュラーのところは、最近、客席がおもしろすぎるwダイスケが近づいていくと、ぐわ~っと拍手が盛り上がって、全員目がハートだし、昨日は、2、3人もだえ死にそうになってました。お客さん、それ、全国的にテレビで流れちゃってますよ~(^_^;)まあ、自分がその場にいたら、同じような顔しちゃうんだろうなと思うので、あまり厳しいことは言えませんが。文句があるとすれば、衣装かな。男子は黒が多いんで、派手にしておいたほうがはえるって考え方もあるんだけど、体を作り直した結果、上半身の筋肉がきれいについてるので、シンプルな方が色気3割増だと思うんだけど。公式練習のときの、黒長T一枚の下に浮き出る筋肉に、秘かに萌えてるもので。。。(← つまり、恋煩ってるものの戯言ってことだ!)少なくとも、ひげ有の時はシンプル衣装の方がよくないか?ひげ+派手衣装だと、そもそも演技が濃いんだから、くどくて胸やけ起こしそう。派手衣装にしたいんなら、ひげなしでお願いします。コヅカくんも、よかったですね。プログラムの内容が、すごくよくなったと思う。本当にスケートがよく滑っていたし、上半身も柔らかくなったし、スピンの安定感は本当にすばらしい!最後のロングスピンは、これこそ圧巻。おまけに、最後のポーズで「ああ、もう!」って言っちゃうおまけつきwあれは、確かに本当にちょっと悔しかったってのもあるんだろうけど、失敗しまくったNHK杯で、無意識に「ああ、もう!」って叫んでたのが、いい具合の写真に撮られてて、あちこちに掲載された結果、ちょっと有名な”一言”になったというお話。つまり、ちょっとしたサービス。余裕があるってことですね。オダくんも崩れたわりに、終わった後の顔がよくて、むしろ転んでふっきれた感じ。ちょっとフリーの4回転コンボ期待します。ではでは、すっかり長くなってしまったので、このへんで。
2009年12月26日
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今日も、結局のところ、放送を待てずに、ネットの速報で結果だけ先に見ちゃったわけだけど、またもや、ダイスケがすごい点数を出している。これでリラックスしてテレビが見られるってもんなんだけれども、こりゃ、もう、ロシア選手権でプルシェンコのSPが100点越えしたからって、ジャッジが遠慮しなくなったとしか思えない。いったん世界中のジャッジ集めて、「ちょっと落ち着こうよ」って話合った方がいいんじゃないかwなんか、そのうち出す点数が足りなくなりそうな気がするよ。。。で。その「プルシェンコ100点越え」のニュースを見て、またもや激しく動揺して、体の震えがとまらず、どんなにすごい演技だったのかと、動画サイトにすっ飛んでってみたんだけど、申し訳ないが「なぜ100点?」という、逆の意味で驚きの演技。ロシア杯で見たときより、さらに怖くないかも。確かに4回転-3回転は跳んでいるのだが、単発の3回転で着氷が乱れているし、全体的に抜群に出来のいい演技ってんでもない。左ひざを傷めてるっていうし、なんかその影響が見える感じなのだ。この前のグランプリファイナル、後半4人のほぼパーフェクトなSPに比べて、なぜにこれが。。。どうも、ロシア国内戦だと、特別ルールでボーナス加算とかあるらしいんだけど。動画の感想も、皆さん、「なぜ、この出来にこの点数?」「ジャッジに不信感を覚える」「正確でもなければ、おもしろくもないプログラムだ」という散々な内容ばかり。最も辛らつなコメントでは、「もしも、彼がオリンピックで勝ったなら、 それは彼がプルシェンコだから勝ったのであって、 演技が素晴らしいということではないだろう」なんてのまであった。皆さん、言いますな~。って、全部英語のコメント拾い読みだから、あってるかどうかは…(^^ゞさすがに、ロシア語のコメントは、ちっともわからなかった。(← 当たり前)でも、つなぎやステップは、ロシア杯の時より丁寧で気持ちがこもってきてると思ったし、「最近のルールじゃ、それはシットスピンと言わないんだよ(怒)」と思ったスピンも、低いポジションをとろうとすごくがんばってるし、宇宙人と呼ばれた彼も、やっぱり人間だったのね、と、見てるうちに、だんだんかわいらしく思えてきた。まあ、オリンピックも、男子はいい戦いになりそうってことだわね。さてさて、話変わって。(← もしくは、戻って)今回の全日本の放送でも、ダイスケのステップのところで、アナウンサーが「世界一のステップです」と言うと思われるのだけど、これは、まあ、それなりに根拠があって、新ルールに移行してた後、男子で初めてステップの最高評価レベル4を出したのがダイスケだったからってことなんだと私は理解。スピンのレベルは、比較的簡単に4が出るんだけど、なぜかステップはレベルが出にくくて、得意な選手でも3でそろえられれば上出来ってところ。あ、今日の点数だと、今回4出してるかもしれませんね。まあ、どこをどうしたらレベルを取れるのかってのは、これは職人技で足元を見てないと判断できないわけだけど、(← ちなみに、私はさっぱりわかりません)何の知識なくみても、ダイスケが最も氷の上で踊ってる人であることは一目瞭然。プログラムへの取り組みなんかを聞かれて、他の選手だと、「これこれこのように滑りたいです」と答えるところを、ダイスケはときどき、「これこれこのように踊りたいです」って答えてるときがあるくらいだから、そもそも、意識から違うのかもしれないけど。ダイスケが他の選手と大きく違うのは”耳”と”首”だと思う。以前、ミュージカルの振り付けをしてくれてたダンサーさんが、世界的なダンサーの踊りを指して、「あの人は、他の人が16分の1で聞こえてる音を32分の1で聞いている」と言ってたことがあるのだけれど、まさに、ダイスケにあるのは、それだ。まず、とても耳がいい。だから、ものすごい細かさで動きを音にあわせてくる。今年はさらに、ジャンプの踏み切り、着氷、スピンの回転まで、音にあわせようとしてきてるので、特にフィギュアスケート好きの人でなくても、見て楽しいプログラムになっているかと。そして、氷上であんなに首をぶんぶん振る人は他にはいないwそう、他の選手が滑ってるのに比べ、ダイスケが踊って見えるのは、首が使えるかどうかが、最も大きいのだと思う。普通、あんなに首を振ってしまったらバランスを崩して転ぶだろうし、そもそも、陸上で踊ってたって、首をきる、残すができるのはセンスの問題だったりして、肉体的なバランス感覚と、天性のダンスセンスを併せ持たないと、あれはできない。以前から、結構首を使える選手ではあったのだけど、ヒップホップで、止まる筋肉の使い方を覚えて、より一層進化したねって感じです。氷の上でためを作るという、すごい技まで習得したしね。と、べた褒めしておいてなんなのですが、「世界一のステップ」と言われ、解説者も「深いエッジワークが素晴らしい」とかほめてるのに、踊ることに夢中で、足元の要素が抜けて「レベル2」とかやらかしがちなのも、ダイスケのいい(!?)ところ(^_^;)まあ、踊りこんでいけば、取りこぼしもなくなることでしょう。というわけで、そろそろテレビの前に行かなくちゃだわ♪
2009年12月25日
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恋煩って目が曇ってる分を差しひいても、なんだかんだでマオとダイスケは天才だ。そりゃ、他のトップ選手だって、才能がなけりゃこの位置で戦っちゃいないんだけど、通常の理解の範囲を超えて頭抜けてる。(← どんな日本語だよ!)だって、「あの技って難しいですよね?」という質問に、「いや、やってみたらできちゃいました」的な答えを返しちゃうおふたりだもの。(← 一度、言ってみたいですね)フランス杯で、初めて今年のノブナリを観たときは、ずいぶん踊れるようになったもんだと感激し、「ノブナリがこのくらいやってくれるんだったら、 ダイスケが間に合わなくても、オリンピックシーズン楽しいかも」と思ったもんなんだけど、その後、未完成ながらもダイスケの演技を観てしまったら、「やっぱりノブナリでは物足りない」と思っちゃったわけで。(← 注:この段階では、まだ恋に落ちていない。もしくは、自覚していない)でもって、ファイナルでふたり並べて観てしまうと、努力やプログラム構成なんかじゃ超えられない、どうしようもない力量の違いが見えてしまう。もちろん、最終的な順位や点数はノブナリの圧勝だったわけだけど、それだけでは表せない決定的な差が、ある。(← この時点では恋煩ってるので、異議を認めますw)マオとミキを並べたときも、「女王対決!」みたいなフレーズを掲げられても、どうもしっくりこなくて、歴然とした差があるのに、同列に並べていいものやら?と首を傾げちゃう。こちらは、まだ、点差もあるし、ね。(← ノブナリ&ミキ、いちいち引き合いに出してごめんなさい あなたたちも、じゅうぶんに素晴らしいスケーターです。がんばれ、日本!)その天才ふたりが、オリンピックだっちゅーのになかなか上がってこない今シーズン、それでも、ダイスケを見ていて「これなら大丈夫」と思えるのは、(← 「大丈夫」ってのは、「金メダルとれるよ」ってのとは、ちょっと違うんですけどね)常に彼の顔が明るいからだ。あんなに勝ち続けた07-08シーズンだったのに、試合を重ねるごとに追い詰められたような顔になっていって、肝心の世界選手権に現れたダイスケは、体もひとまわり小さくなってしまって、げっそりとやつれ、それをみた瞬間、「終わった。。。」と思ったものでした。スケートから離れたことによって、単純にリンクにたつ喜びを再確認できたということもあるだろうし、「彼は復帰したばかりなのだから」と、周囲が勝つことを期待しすぎない気楽さもあるだろう。なにより、毎日、少しずつよくなっていく感触が、彼の中に確かにある証拠なのだと思う。(← 身体的能力がアップしてるのは、見ててわかるし、ね)いみじくもダイスケが、「ケガをした瞬間、実はちょっとホッとした」と、語っていたのだけれど、そういう休憩を与えられずに、勝つことを期待され続けたマオは、逆に、今季、ずっと追い詰められたような暗い顔をしている。3アクセルがどうこうより、私はそれが心配。もちろん、10月の会見以降、彼女の顔を見ていないので、全日本には、本当にふっきれた顔で登場してくれるかもしれないけど。そして、それを期待してはいるけれど。優勝はしたものの、ひどい転び方で3アクセルをしくじった2008世界選手権から、すでに、彼女のこの大スランプは始まっていたように思えてならない。早いうちに泣き言いって、息抜きできればよかったのかもしれないけど、マオの発言は、いつでも前向きで、だから余計に周りも期待しちゃって、どんなに苦しかろうと、思う。あ、ただ、今季いいなと思ったのは、プログラムに片手ビールマンが入ってて、以前は簡単にやってたのに、いつの間にかしなくなっちゃったな、と思ってたのが、テクニック的なところで”原点回帰”みたいなのがあるのかな?と、ちょっと、そこに光明をみた。普通の人ならば、どんなに優れていても100の能力しか持たないものを、神に愛されたために、200を与えられ、自分に厳しく、向上心にあふれた結果、200を出し切らなきゃとがんばるんだけど、残念ながら気力は平等に100しか与えられてなくて、それでも、瞬間的に120出してみたりはできて、でも、そんなことを続けていれば、そりゃ疲れるだろうと思う。無理が続けば、100:100の範囲で無難に戦える人の方が勝つこともでてくるし。すると、負けた自分を責め、200を出し切れずにいる自分を責め、ずば抜けた能力と、それを支えるだけのプライドを持つがゆえに苦しむのだろう。天才が天才として、輝く日を今は、ただ、待っている。(← あ、全然、全日本じゃなくて。オリンピック間に合えば、いいんで)で。非公式練習での囲み会見にて、4回転について聞かれたダイスケったら、「ケガをする前は2本入れていた。だから、4回転は挑戦ではない。 1本に減らしたんだから、楽なプログラムなんです」って。。。…かっこよすぎる。。。ああ、また、さらに恋煩っちゃったよ。
2009年12月24日
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ディズニーシーに向かう車内や、東京で友だちと飲みに行ったときや、恋煩いっぷりを散々披露した後、「ダイスケ、オリンピックでやめる気でいるし」というような話をすると、たいがい、「え?何歳だっけ?23歳で引退するの?」という反応をされた。彼の場合、ケガで一年のブランクがあるので、せっかくリハビリでここまで戻してきたのに即引退はもったいないってのはあるんだけど、実は23歳で引退ってのは、(← 細かいこというと、すぐ誕生日がきて24歳になるし)フィギュアスケート選手にとって、決して早すぎるわけではない。トリノで金メダルをとって引退した時の、アラカワシズカが24歳。それでも、女子選手の金メダリストとしては最年長だったのだ。同時期に引退したホンダタケシも確か24歳で、まあ普通、そんなもの。女子24歳、男子25歳ってのが、ギリギリかなってのが今のところの平均。柔軟性が落ちていくし、規定時間を滑りきる体力がなくなっていくし、他のスポーツに比べて、実は、活躍できる期間が相当に短いスポーツなのだ。なので、今回の全日本選手権最年長となる男子ナカニワケンスケ、女子スグリフミエの28歳ってのは、これは、もう、驚異的にすごい。いや、褒めてるんじゃないんです。もちろん、ただ続けるだけだったら何歳になろうが滑っててかまわないけれど、オリンピック目指しちゃうってのは、正直、端で見ていて痛々しい限り。他のスポーツ同様、確かにフィギュアでも選手生命って延びてきていて、グランプリシリーズに出場するクラスの外国の選手でも、28歳、29歳って人もいないではない。が、それは、後進が伸びてこないから、いつまでの第一線でがんばり続けてるって背景もあるわけで、(← それでも、国際大会での成績はずるずる落ちていくことは否めなく)次から次と、強い選手が育って来ている今の日本では、自分を抜き去っていく後輩たちの背中を見送り続けることになるだけだ。トリノのアラカワシズカ金メダルに置いてきぼりにされたスグリが、「この借りはバンクーバーで」と、やめられなくなったその気持ちは、わからないわけではない。しかし、しかし、全盛期と比べて、自分の力がガクンと落ちているのは、彼女自身もわかっているはずだ。そして、時代はかわってしまった。絶対条件として、5種類の3回転ジャンプ+確実な2回転以上のアクセル。勝つためには、3回転+3回転のコンビネーション。ジャンプ以外の要素でだって、多彩なポジションのきれいなスピンや、スピード感のあるステップは、トップ選手ならみんな持っている。全盛期の力を持ってしてでも、彼女が世界のトップに立つことは、もはや難しいことなのだ。あちこちケガをしたこともあって、今季は特に調子があがらず、得意のはずのスピンでさえ、レベル1を並べてしまう始末。トリノのころまでは、本当に好きな選手で、心から応援していただけに、今の彼女の姿は、見るに耐えない。が、それでも、スグリはまだいい。一度は世界のトップを見た人なのだし、昨年の全日本のような奇跡をときおりおこして見せるし、それは、自分でも夢見ちゃってあきらめきれないってのはあるよね、と思うけど。ナカニワには、ちょっと驚かされる。(← つーか、この段階で「誰?」と思う人大多数と思われ。 つまりは、そのクラスの選手ってことです)私の好きなタイプのスケートを滑る選手で、だからこそ、オダのいない2007全日本では、ぜひ3位になって、初の世界選手権出場をもって気持ちよく引退してもらいたいと、(← この時、すでに26歳だったからね)だいぶ思い入れをこめて応援していたのだけれど、わずかの差で4位となり、号泣する姿にもらい泣き。が、何と彼は、その後、「これが、バンクーバーオリンピック選考会でなくてよかったと、今は思う。 オリンピック出場に向けてがんばります」と、言い放っていた。えーっと。。。(-_-;)どんだけ現実が見えてないドリーマーなんだって話です。そして、本当に今年までがんばっちゃってるんだから、もう。世界選手権の3枠目を争うことができたのだって、それはたまたまオダが欠場したからであって、3強がそろった大会で勝とうなんて、なんというか、竹やりで戦闘機にむかって行くかのような。。。だって、今季のオリンピック男子シングルはおそらく250点あたりの勝負になりそうな気がするわけで、国際大会でのパーソナルベストがようやく180点そこそこという彼が、260点台という世界最高点を持つタカハシ、コンスタントに240点台を出してくるオダ、230点台からさらに伸びようとしているコヅカをさしおいて、どうして代表になれるわけがあろうか。さらに、下が伸びてきちゃってるので、補欠選考会も苦しいと思うのよね。そして、フィギュアスケートは、勝てなければどんどん試合に出られなくなっていく。国内を勝ちあがれなければ国際大会に出場できず、世界ランクがさがっていけば、グランプリシリーズの出場権を失う。現に、世界ランクを落とし続けているナカニワは、今季、とうとうグランプリシリーズにでることができなくなった。サッカーや野球のように(← プロと比較するのもなんだけど)ポジションを替えたり、新しいチームにうつったり、自分なりの居場所を探すことで、やろうと思えばいつまでも現役を続けられるってのとも、ちょっと違う。勝てなくなり、試合に出られなくなれば、自然に現役続行の道が絶たれるのだから。そんなわけで、全日本終了後のふたりの動向に注目。「自分はもう無理だ」と認めるのこそ、勇気だと思うのだけど。ふたりとも、好きな選手だけに、これ以上ジタバタしてるのを見ていたくないのだ。
2009年12月23日
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今日は、近所のドラッグストアまで、母に同乗してもらって、雪道運転練習。東京から戻って来てみたら、ウソみたいにどっさり雪が積もってて、「うっすら雪が積もってる状況」「前日の雪がとけ残ってる状況」「そろそろ根雪になりそうな状況」なんて感じに、段階的に練習しようという計画が、あっさり無に返されてしまいましたよ。でも、まあ、おっかなびっくり乗ってみたならば、思いのほか怖くもないし、難しくもないし、焦らず慎重に行けば大丈夫ってことがわかった。にしても、肩がバリバリ。やっぱり、私ったら、変に力入ってるのね。さてさて。またもや、フィギュアスケートな週末が近づいてきたわけです。皆さん、(私の長いひとり言につきあっていただく)準備はよろしいでしょうか。それにしても、まず驚いたのはこのたびの全日本選手権の地上波放送時間で、19:00からのゴールデンタイムにあわせてきている女子に比べ、男子SP23:00~24:00、FS翌23:25~24:40って。。。それって、本気でフィギュアスケート好きの人(←オタクと言い換えてもよし)しか見ない時間じゃないですか!まあ、そりゃ、所詮”補欠選考会”ですけど。なんて、いじけていたら、そもそも実際の競技会の時間割が、こんな無茶苦茶な放送時間で組むしかないほどビッチビチなのね。男子SP17:25~21:15、FS翌18:05~22:00って…いじめ?いじめなの!?ジュニア上がりの子とかもいるんだから、早く帰してあげようよ。。。そもそも、男子なんて、滑る前からオリンピック代表なんて決まってるんだから、もめそうな女子のほうを先に済ませちゃって、男子が競技してる間、じっくり話しあうって方がいいような気もするんだが。まあ、どんなに男子が強くなったところで、一般的な人気は女子の方が数段上だから、女子をゴールデンで放送できる時間に持ってくるってのは、何かと仕方がないんだろうけど。え~と、話の順番としては、”補欠選考会”と言い切ってしまった男子なのですが、オダ、タカハシ、コヅカの3強がずば抜けてるんだから、そりゃ仕方がない。今年前半くらいなら、あるいはタカハシが戻ってこれないことを期待する選手もいたかもしれないが、ここまで戻ってきちゃったからには仕方がない。全日本前に、3人のうちの誰かが足折るくらいのレベルで、よほどのことがない限り、他選手は補欠狙いでいくしか、仕方がない。例え、タカハシ、コヅカがNHK杯なみのグダグダ加減だったとしても、到底手が届かないんだから、仕方がない。が、しかし。しかし、この”補欠選考会”は、とっても重要。まずは、1月末に行われる四大陸選手権。オリンピック出場選手の調整をまず念頭に置くため、3強たちの出る出ないは、これからの話し合い。ファイナルを逃したコヅカ、1シーズン国際大会のなかったタカハシは、全日本の出来および体調と相談して、もう1試合大きな大会に出ておこうと思うかもしれないけど、そこそこの仕上がりを見せているオダは、パスしてくる可能性が高いと思う。ここで、1枠もしくは2枠が全日本4位以下の選手にまわってくる。(← 3枠全部ってのは、いくらなんでもないような気がするけど)んでもって、オリンピック後3月の世界選手権では、オリンピックで引退しそうなタカハシの枠があく。そして、意外と私は、オダが金メダルとって世界選手権辞退ってのも、可能性として0じゃないと思ってる。(← なぜか、オリンピックで金とった選手は、直後の世界選手権を辞退するという慣例あり)というわけで、ここでも最低1枠が補欠にまわると思う。(← オダ、タカハシそろって欠場ってのは、翌年の枠とりに響くから、やめてほしいけど)この2大会は、世界ランキングに成績が反映される大会なので、ここで成績を残せば、翌年以降のグランプリシリーズ参戦につながっていく。ってことで、あきらめずに4位狙い、みんな、がんばれ。※ 解説してる本人が、何となくでしか理解できてないのに解説しちゃう解説(← ああ、ごめんなさい)今月初めにファイナルが行われたグランプリシリーズは、”ジュニア上がりでオリンピック金メダル、即プロ転向”というケースが続いたことにより、シニアで長く活躍してもらう動機付けとすべく、賞金付きで設立された。出場者は世界ランキング上位者から優先的に選出。世界ランキングとは、直近3シーズンの国際大会の成績により算出。大会カテゴリーごとに、しちめんどくさい計算があるのだけれど、なにはともあれ、まずは算出対象となる国際大会に出なくてはいけないため、有力選手が多く国内での代表争いが熾烈な国の選手にとっては、必ずしも、正当な実力評価とならないケースが、まま、ある。特に、国内選考なく参加できる下位カテゴリーの大会は、ヨーロッパ開催のものが多いため、調整として気軽に参戦できるヨーロッパの選手の方が、上位にランキングされがち。ちなみに、世界ランキング上位3名にも、賞金がでることになっている。で、またもやもめそうな女子。これは、もう、アサダがどのくらい復調してるかにかかってるわけで、優勝もしくは、アンドウに次ぐ2位であれば、文句なく代表。で、残りの1枠をスズキとナカノでどうするか。この場合、4年前に、上り調子の選手(ナカノ)より、調子は悪いけど潜在的基礎点の大きい選手(アンドウ)を選んで失敗した実績があるので、よほどスズキが下位に沈むことがない限り、スズキで決まりなのかな、と思う。グランプリファイナルで表彰台に上がった選手を、今度こそ、無視できまい。4年前に前者で、今回後者となるナカノにとっては、本当にめぐりあわせが悪いとしか、いいようがないのだけれど。問題は、アサダが復調していない場合。例えば、アンドウが首位であるならば、よほど大きくアサダが順位を落とさない限り、やはり、アサダ+スズキorナカノの構図は変わらないと思う。スズキ首位であれば、文句なくアンドウ、スズキ、アサダだし。(← 今シーズンのグランプリシリーズの成績は、ギリギリでアサダ>ナカノなので)ただし、一発逆転でナカノが首位となると、その時点で彼女の代表が決まってしまうので、アサダがスズキより大きく上位ならともかく、逆に、スズキより大きく順位を落としてるような場合は特に、残り一枠のアサダorスズキが、相当に難しいはず。アサダの不振は、ちょっとやそっとのものじゃないと、私には見えるんだけど、なんだかんだで、他の国から見た場合、「アサダマオを代表に選ばないなんて、日本はどうかしてる」みたいなことになるだろうし…う~ん。。。ええと、こんだけひっぱっといてなんなのですが、要するに、ナカノ首位じゃない限り、(← そして、よほどアサダがひどい状態じゃない限り)(← ホントにこれ重要)アンドウ、アサダ、スズキで決まりかなってのが、私の見解なのでした。という話をすると、「スグリさんは?」と聞かれるのですが、それはないってのは、また明日。でも、まあ、代表がどうとかはさておき、とりあえずモロゾフ黙らせておきたいから、マオとダイスケに勝たせたいってのが正直なところ。
2009年12月22日
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半身分の刺身です。 あと半分は、皮をむくとき身が崩れてしまったので、冷凍しておいて、バラ散らしにでもしようかな。
2009年12月20日
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大きなツブ貝までついてきました。 これは、塩ゆでにしておつまみに。 ふぅ、やること多いな。
2009年12月20日
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こぶりのスズキもついてきました。 これは、ひとまず三枚におろしておいて、明日、塩焼きにでもします。
2009年12月20日
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ヒラメ一匹。 今年は、この日のために刺身包丁を買って万全の態勢よ。
2009年12月20日
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マッコリバーに来てます。 こんなにマッコリの種類があるってことにびっくり。 しかも、うまし!
2009年12月17日
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またレディースフロアに案内してもらえた。 しかも、和洋室! この部屋すきだわ~♪
2009年12月16日
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さっそく友人からディズニーシーで撮った写真が送られてきた。あきらかにすっきりしている。今まで、鏡の前で「多少、しまってきた?」と思っても、写真に撮られるとデブなのが明らかで、自分の脳内イメージとのギャップに落ち込むことしばしだったのだけど、なんか、ようやく、自己イメージで許せるあたりまで落ち着いた感じ。とは言え、自分のベスト体重までは、あと10kgちょっとあるわけで、どっかでちょっと、この食の細さが続いてくれればいいのにと思ったりなんだり。あ、日常生活に支障がでるほど食べられないわけじゃないので、ご心配なく。(← 日常生活に支障出るほど、動画見てはいるけれど)実は、シーへの旅に出かける前、母にも、「あら、痩せたね」と、言われた。もちろん、ここ1週間でがたっと落ちたとは気がついてる様子もなく、夏から通い始めたジムの成果が現れ始めたと思ったようで、単純によろこんでいた。まあ、そう思っていただいてたほうが都合がいいわけだけど、はたからみてわかるほど、(← しかも、毎日顔合わせてるのに)やっぱり痩せたのかと、改めて驚く。あー、恋患ってるってすごいわ~♪さてさて、数日前のエントリーで触れた、ダイスケの4フリップなのだけど、実際本人は「オリンピックでは考えてない」だそうで。なんか、それ聞いて、肩の力がどっと抜けたわ。そりゃ、オリンピックで4フリップ決めてくれたらすごいし、うれしいけど、4トゥループ1本で、こんなに緊張してみてるのに、さらに歴史的1本まで見守ることになっちゃったら、それこそ、ホント、身が持たない。しかし、「4回転はなにも、トゥループにこだわる必要がない」という彼の言葉は、まったくもってそのとおりで、今季まだちゃんと4トゥループを跳んでないため、「なんだ、言ってるだけで、まだ4回転は戻ってないじゃん」という印象はぬぐえないんだけど、だけど、今季外側に軸がはずれがちなトゥループより、ふわっと浮き上がってから、タイトな軸で回りきって降りてくるフリップの方が、「なんかこれ、4回転回れそうな気がしない?」ってのは、私が思うくらいだから、きっと同じことを思ってる人はかなりいると思われ、オリンピック本番で跳ぶかどうかを別としても、「タカハシダイスケ、4Fと4Aに挑戦」ってニュースは、他の選手にとって、脅威であるだろうことは確か。それにしても、それにしても。「4フリップ練習するけど、オリンピックで跳ぶことは考えてません」って言い方は、オリンピック後も競技生活を続けるって言ってる?もちろん、3回転の精度を高めたり、コンディションを整えるために4回転の練習を使うという考え方はあって、別に非難されるべきものでは、全然ないのだけれど、4回転というのはあくまで練習上のことで、試合で一度も跳ばなくてもよいっては、ダイスケの競技に対する姿勢としては、イマイチしっくりこない。かといって、「オリンピックで引退」以外の道を用意してるってのも、なんか、ちょっと想像しにくい。2年ほど前の番組で、「考えてるのはバンクーバーで金メダルをとって引退。 今は、余命2年だと思ってやってる。 とにかくオリンピックまでのことしか考えられないから、僕にとっては、それまでの命」といったような発言をしていて、(← 文字におこすと、やたらとかっこいい)(← 今言われたら、こっちが死にそう。。。)(← が、当時は、しゃべりのアホっぽさが抜けきれてなくて、撃ち抜かれずにすんだw)これは、相当に重い言葉で、ケガをする前ならば、そりゃその通りとこちらも受け入れていたのだけれど。正直、ケガによる1年のブランクで、競技人生のプランも多少変更があったかと、思っていた。が、明言はしないものの、「ケガをしたからといって、目標が変わることはない」「先のころはわからないけど、最後のシーズンと思ってやっている」という言い方は、しばしばしていて、「ああ、やっぱりそうなのか」と、胸のつぶれる思い。金メダルとったら、辞めることは確実だけど、それ以外の結果だった場合にどうするのか。これだけ、バンクーバーに照準をあわせてきてて、おそらくは、リハビリだって、「第一線に復帰するために」ではなく、「オリンピックで戦うために」という目標設定で取り組んできたに違いなく、どんな結果にせよ、オリンピックで燃え尽きちゃうよな~、ってのは否めない。正直、オリンピックの結果だけじゃなくて、そこで、ちょっと踏ん張ってみて、世界選手権2連覇とかって考え方もあるじゃん、って思うんだけど。逆に、「ヒップホップ白鳥の湖」や今季のSPで、フィギュアスケートに事件を起こしてるのは確かなんだから、金メダルという結果がついてこなくても、同世代のどの選手よりも歴史に名を残すことは確実で、だったら、無理に結果を追い求めずに、いつ辞めてもいいんだよって気持ちもある。本日も、ひとりよがりな長文日記にお付き合いいただき、ありがとうございました
2009年12月14日
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すでにシリマル写メ日記でお伝えしたとおり、臨時寝台列車で行く東京ディズニーシーの旅に行ってまいりました。行きも帰りも車中泊ってのは、思っていた以上にハードで、今や、体中がバリバリです。ひぃ~。そもそもディズニーは、あんまり興味がなくて、いや、興味がないどころか、中途半端なぬるい乗り物と、私にとっては単なるキグルミのパレードというイメージしかなくて、率先して行こうというものではなかったのだけど、久しぶりにあう友人母娘と、時間を過ごすのもいいかなと思って、ちょっと通常とは違う旅行にチャレンジ。と言いながら、行ってみたら、実は楽しかったです、ディズニーシー。ランドより大人向けってあたりが、思い描いていたイメージとのギャップだったのか、もちろん、絶叫マシーンと呼ぶには甘いけど、コースター系の乗りものは、それなりに爽快感があってスカッとしたし、意外なところで、「シンドバットの冒険」に感心してしまった。歌い踊る人形たちによって構成された物語の場面の中を、船に乗って進んでいくというなんてことないアトラクションなんだけど、思いがけないクオリティーの高さにびっくり。ただ音楽にあわせて揺れているだけというのではなく、人形の動きが、セリフや歌詞にあわせて、実に絶妙で、その音楽も、単純なテーマの繰り返しで構成されてはいるんだけど、とてもよく練られた曲と歌詞で、歌もよく、さながら、質の高いミュージカルのようでした。そもそもの、物語のまとめ方も上手で、クライマックスでは、恥ずかしながら感動して涙ぐんでしまうほど。子供だましではなかったです。うん、すばらしい。さてさて、それやあれやとは別に、このたびの旅行で、ちょっと驚いたのは、行き帰りの電車で、拍子抜けするほど洗面所が混まなかったこと。電車に乗ってる時間が、行きも帰りも23時~7時くらいのところなので、身支度にかける余裕があまりないはずで、なので、一車両に2つずつしかない洗面台は、結構混むのかな、と思っていなかったんだけど。夜の洗面も、朝の化粧も、あとから来る人が全然いなくて余裕でした。列車を降りてから我が家まで、高速バスで90分の移動が必要な私に比べ、基本的に毛布持参の旅だから、自家用車でちょこっとって感じの参加者が多いようで、その場合、「あとは車で家に帰るだけだから」と、朝の化粧をしない人が多いのもわかるが、ディズニー到着前にも、洗面所にたつ人が少ないってのは、ちょっとどうなの?と思った。もちろん、みんながみんなばっちりのフルメイクしろとは言わないけれど、顔をあらって化粧水・乳液まではつけて、髪を整えて、くらいはしようよと思う。嫌な言い方だけど、田舎でお母さんになるってのは、こういうことなのかな、とがっかりした。もちろん、自分のいる車両の様子しかわからないから、他のところでは、洗面所が混んでたのかもしれないけど、さ。
2009年12月13日
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すでに乗り物4つ乗って、ただいま休憩中。 混んでるのと、すいてるのが極端だね。
2009年12月12日
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こんな感じ。 大人ふたりなら、余裕です。
2009年12月11日
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友達母娘と一緒に、ディズニーシーに行くのでした。 行き帰りとも、寝台列車で車中泊。 割とハード。
2009年12月11日
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ようやく、テーマだけでも抜け出したもよう。ホントにホントに、ずっとずっと、動画サイトなんて、ひどい著作権侵害だと思ってて、自分が撮影したり、作成したりした映像以外、掲載するべきじゃないと思ってたし、視聴するのもよくない、と思ってた。が、今じゃ、もう一度観たかったあの試合や、ローカルでしか流れなかったインタビューや、ちょこっと検索したら見れちゃうなんて、なんて素敵。本当に素敵。恋は人を、盲目にするわね。というわけで、ちょっと前の私なら、激怒しそうな行為ですが、見つけた動画をご紹介。といっても、「世界選手権銀メダルの感動をもう一度」とか、「サイバースワンレイクは、本当に画期的」とか、皆さんをドン引きさせること間違いなしなので、ゆるく笑っていただけるやつを選んでみました。あ、携帯の方、ごめんなさいまずは、フィギュアスケーターでホットペッパーちょっと懐かしいあのCMのパロディ。見ているうちに、ちょっとアンドウミキが好きになってきましたwあと、コヅカくん&佐藤コーチが競技会でテレビに映ったら、爆笑してしまいそうな予感です。。。そして、2006 NHK杯 エキシビジョン「ロクサーヌ」解説者が「かっこいいですよねぇ(はぁと)」を連発する、妖しいプログラムです(^_^;)「衣装は赤いパンツの時もあって、僕は赤の方が好きなんですけどね(はぁと)」「今年は髪もきってさっぱりと…僕はロン毛のほうが好きなんですけどね(はぁと)」「ここで、歌詞にあわせて唇を…(はぁと)」と、暴走し続け、ついに、アナウンサーも「女性に”も”人気のあるタカハシダイスケ」と言ってしまうほど。その、あまりの「大ちゃん、大好き♪」ぶりに、「ダイスケ、全力で逃げて~!!」って感じなのですが、じつは、この解説をしている方は、今年のSPの振付師。それを踏まえて、SPの演技を観ると、妖しさ2割増w最後に、かっこいいのか、笑うとこなのか微妙なのですが、2007 NHK杯 海外のテレビ局による紹介ビデオまさか、日本でこんな形で後々まで見られちゃうことになろうとは思わずにがんばったんだろうな、と、お気の毒なような、微笑ましいような。そんなこんなで、ちょっとは落ち着いてきたよ、私!
2009年12月10日
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そろそろ絶対みんなにひかれてる…(^_^;)さて、まさかと思いつつ、今日、体重を量ってみたらガツンと落ちていた。まったくもってびっくり。(← しかし、まだダイスケより重い(-_-;))それこそ、自分史上はじめての出来事。恋して食欲が落ちたことが過去に1度と、昨日書いたけど、それだって、ほんの1日の出来事で、まして、痩せるほどに食べられないなんてことは、まったくなかった。その他にだって、振り回されてつらい恋だって経験したし、熱狂的追いかけっぷりも発揮したことあったけど、痩せたことなんて、ありゃしない。「痩せたいなら”恋”が一番」て、きくことも多いけど、自分には、まったく当てはまらないことだって、ずっと思ってた。なるほど、わずらってなかったんだね~(^^ゞしかし、なぜにこのタイミングで、この人なんだ。今日も、外から帰ってきて、手を洗ってうがいしようとおもって洗面所に行ったのに、なぜか歯磨きしちゃってるし、お風呂はいるのにコンタクト外し忘れてて、まったく気がつかないまま、あがってからメガネをかけて、視界のぼやけっぷりに驚くし。しばらく、車の運転はやめておこう。。。あ、CDも予約しなくちゃ、ね♪(← 使用曲のCDなのでした)(← 本人の歌じゃないのよ)(← が、カラオケ好きだから、オファーがあったら歌ってしまいそうで心配(-_-;))
2009年12月09日
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昨日宣言したように、今日こそダイスケ以外の話題で書こうと思ったのに、ダメです。かなり、自分を見失ってます。今日は、蒔絵教室最終日で、先生のアドバイスで、デザインの一部としてローマ字でサインをいれるという大満足の仕上げをして、その後、懇親会として、みんなで料亭に移動して、3000円のランチをいただくという、なかなか他のトピックにあふれる一日だったのです。が、そんなお高いランチをいただきながらも、頭の中では、ダイスケのプログラムがグルングルン流れ、「帰ったら、エキシビジョンもう一回観よ」とか、そんなことばかり。そして、あんなに楽しく充実していた毎日のお料理が、今はかなり辛い感じ。なぜなら、驚くべきことに、激しく食欲減退。正直、何を食べていても味がわからない。(← ああ、3000円ランチ、もったいなさすぎ!)私史上、恋焦がれて食べ物が喉を通らなくなるなんて、過去に一度だけ。かなり珍しいことなので、自分自身「すげー!」と思ってます。以前、付き合ってた人に「ジャニーズ禁止令」を出されたことがあって、「なんてゆがんで嫉妬のしかたをするんだろう」と思ったんだけど、今になって、彼のいいたかったことがわかる。私の擬似恋愛対象へのはまりっぷりって、相当ひどい。そりゃ、実際に隣にいるのは自分なのに、ないがしろにされてるって思うよね。w一人暮らしなら、食欲不振も、自分の欲求に従えばいいからなんとでもなるんだけど、親と一緒に暮らしてると、これはなかなか厳しい状況です。しかも、食事当番私だから、食べ物に興味持てなくなってる状況はかなりきついです。10代の初恋ならともかく、この年で、一回り以上年下のアスリートにどうしようもなく恋、なんて、かなり親にはばれたくない感じ。(← うすうす感づかれてるんじゃないかってのが、怖いところ(-_-;))なにしろ、頭の中の98%がダイスケだから、残り2%で日常生活送ってると、いろんなことが抜けまくり。自分で自分の体をうまくコントロールできてない。著作権は重要という立場から、あれほど否定的だった動画サイトに、いまや居座りまくり。ああ、こういうサイトがあるならば、たとえダイスケが引退したとしても、なんとか生きていけそう。。。たまたまアイスショーで彼を観たジュニア時代の2002年、(← このとき、一緒にマオちゃんもみたのがひそかな自慢)未成熟ゆえの色気にやられた05-06シーズン、あまりの成長振りに熱狂した06-07シーズン、プログラムの素晴らしさに、ただ、その滑りをずっと観ていたいと思った07-08シーズン、不在が寂しくてたまらなかった08-09シーズン。そして、何もかもが成熟した今シーズン。振付師には「振付師にとって、夢のような選手」と絶賛され、リンクサイドのカメラマンを「1000分の1秒でシャッターきり続けても、すべて絵になる」と驚かせ、ちょっと軽薄な感じの”ステップ王子”(←ああ、また言っちゃった。。。)から、”男も惚れる男”に成長して、今、リンクに立つ。そもそも昔からできてたことではあるのだけれど、彼は、スピンでもジャンプでも、表情がつながっている稀有な選手。だいたい、みんな、ありえないくらい一生懸命な顔になっちゃうので、新聞の写真とかでそこ抜かれると、変顔になってしまうという悲劇。が、ダイスケは、スピンやジャンプの間も表情を作り続けることができている。これは、すごい。特に、今季のプログラムは、最初から最後まで”演じきる”って作りだから、これって重要。だから、カメラマンもべた褒めしちゃうわけだ。あ、DVD予約しておかなくちゃ!w
2009年12月08日
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エキシビジョンも終わったし、さて、今日から普通の生活に戻れるかと思ったら、「タカハシダイスケ、4フリップと4アクセルに挑戦」との一報に、午前中いっぱい、体の震えがとまらなかった。すごすぎるニュースなんだけど、「やっぱりな」ってのが、まず、感想。4アクセルが、どのくらい現実的な話なのかはともかくとして、4フリップは以前から練習してると聞こえてきてたし、後出しジャンケンのようで、言うのも恥ずかしいのだけど、今年のフリープログラムでは、「あ、ここのフリップ、4回転に変更可能なように作ってる」って、思ってたので、「今年のタカハシのプログラムは、4トゥループ1本のみの予定」という報道に、ちょっと首をかしげていた。4トゥループ1本で、「バンクーバーで、金をとります」と、彼が言い続けるのも不思議だったし。例え、順位がどうであれ、オリンピックの舞台で4フリップが決まったなら、それだけで、イトウミドリの3アクセル以来の大事件。そして、トゥループよりフリップの方がいけそうな気がするから、期待。※解説コーナー ジャンプの種類は6つで、点数の低いほうから トゥループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ、アクセル。 アクセルだけが、前踏み切り後着氷になるので、回転数が半分プラスになる。 この順番は、一般的な難易度の順なんだけど、選手によって得意不得意はあるので、 例えば、3アクセルを持たないアンドウが4サルコウを跳ぼうとするのは、 彼女がサルコウを得意としているから。 タカハシの場合も、サルコウ、ループは比較的苦手で、フリップ、アクセルが得意なので、 そこに挑んでこようということらしい。そして、4アクセルなんて(つまり、4回転半!)、行ったり来たりの4回転論争(← おそらくは、後日言及)を見る限り、すでに、審査基準となるスコアは用意されてるものの、まず、生きてるうちに見られないと思っていた。正直、本気で4アクセルを完成させるなら、やっぱり、あと2年くらい現役で続けてこそと思うが…。あわせて、アンドウ&オダのコーチであるモロゾフの、マオ陣営、タカハシ陣営批判のニュースに憤り。選手同士は、決して仲が悪いわけではなく、むしろ、一緒に戦う仲間といった雰囲気のある日本チームを、なぜ、この人は、わざわざ気まずい感じにもっていこうとするのか。あんなにダイスケをかわいがってて、自分が先に二股かけようとしたくせに、振られた腹いせなのね!あ、誤解なきよう説明すると、そもそもはタカハシのコーチだったモロゾフが、謹慎あけのオダくんともコーチ契約を結んで、さすがにそれはやりにくい、と、タカハシが彼の元を離れたというお話。トップふたりを自分がメダリストにすると意気込んだのか、あるいは、ふたり抱えておけば、どちらかは表彰台にあがるだろうという、それこそ、二股をかけようとしたのか、どちらにしろ、欲張りすぎってものよね。正直、モロゾフは、振り付けのみ担当を含めても選手を抱えすぎてて、2008世界選手権のアンドウ、タカハシとも調整失敗で惨敗の結果を見る限り、オダくん問題が発生しなくても、そろそろダイスケは卒業してもいいかな、と思ってた。もちろん、トリノ後のダイスケの大きな成長に、モロゾフの存在は不可欠だったことは、ゆるぎない事実。そこに感謝はすれども、自分のもとを巣立っていった愛弟子の成長を、黙って見守れないものかね、と思っちゃう。モロゾフは、協会批判をしてみたり、何かと一言多い人なんだけど、それが、日本人には受け入れにくいキャラだと、そろそろ気がついてもいいんじゃない?そんなこんなで、今回のファイナルは、オダくんに漂う、どうしようもないアウェー感。リンクに投げ込まれる花束の数も少ないし、自国開催なのに、エキシビジョンでライサチェクの方が盛り上がってるってどうなのよ。(← ジョニー、ダイスケで、女子が盛り上がりすぎるのは世界共通なので仕方ないにせよ)(← あるいは、私の先入観?)フリーでダイスケの得点を待つ間、こみ上げてくる笑いをこらえきれない、みたいな表情をカメラに抜かれてたのも痛かった。ギリギリまでインタビューを受けているような様子だったので、実際にダイスケの演技を見ていて、「これなら勝った」と思ったのかどうかはわからないけれど、自分の演技終了後の気落ちした様子との落差がありありだったし、少なくとも、ライサチェクは、最後まで緊張した表情でダイスケの点数を待っていたし。挙句、「オリンピック内定!」のインタビューのあと、ひきあげようとするオダくんを、慌ててやってきたダイスケが呼び止めて、「おめでとう」と握手する男前なところもテレビで流れちゃったし。4年前は逆だったのに、今シーズンは、すっかりオダくんが敵役。トリノ前の全日本で、一旦は優勝オダ、2位タカハシとされたのが、採点ミスにより、ひっくりかえってオリンピック代表もダイスケに持っていかれたって話は、泣きじゃくるオダくんの映像とともに、「単純に採点ミス以外の力が働いたのでは?」みたいな憶測も呼んじゃってたけれど、あの時点で、ジュニアからあがったばかりのオダくんは、4分半を、まだきっちりすべりきれてなかったのだから、オリンピックには、ダイスケを行かせるしかなかったってのはしょうがないと、私は思っている。※解説コーナー その2 フリーの競技時間は、男子ジュニアで4分、シニアで4分半。 たかが30秒だけど、これがきっつい。 必要とされる要素の内容も変わってくるし、ね。で、そこから4年の月日がたち、コーチ略奪事件はもちろんのこと、ともに1年のブランクも、「飲酒運転による謹慎」と「選手生命を絶たれかねない大ケガ」ってのじゃ印象は違いすぎるし、こんなにも、「タカハシダイスケ、壮絶なリハビリを経て復活」みたいな報道を繰り返されちゃうと、どんなアンチでも、「こんなにがんばってる今年のタカハシを悪く言う人は、人でなし」みたいな空気に口をつぐんじゃうし。オダくんの謹慎前ならば、「”ステップ王子”とか言われて調子のって見えるタカハシより、オダくんの方が好感持てる」(← 王子大安売りの中でも”情熱のステップ王子”は、最高級に恥ずかしいネーミングでしたね)みたいな世論に味方されてたけど、すっかり大人になって帰ってきたダイスケの前に、コーチ問題も含めて、オダくんの好印象大暴落。謹慎中のバッシングに疲れて、ちょっとマスコミとの距離ができたせいもあるけどね。そして、オダくんのすんなりした手足に比べて、足が短い、胴がずんぐりしすぎと言われ続けたダイスケの体型までもが、肉体改造を得てきれいになってしまったので、もう、勝てるのは家柄くらいしかない状況。そもそも、氷を降りたときのキャラ立ち具合に比べて、オダくんのスケートは、とてもオーソドックスで優等生で、好き嫌いがわかれないかわりに、熱狂的なファンも生まないスタイル。例えれば、本当にきれいに伝統的なクラシックバレエをお手本どおりに踊ってる感じ。対してダイスケは、どこまで他のダンスの要素を取り入れて(例えば、ヒップホップとかタンゴとか)クラシックバレエとみとめられる演技が作れるか挑戦って感じだし、コヅカくんは、類まれなる身体能力によって、他の人にはできないポーズ、スピード、振り付けを追及してみてるよって感じかな?というわけで、どんなにアンチにたたかれても、熱狂的なファンに支持され続けたダイスケに比べて、(← 海外の、元スケーターなんかの支持はすごいのよ)一般的な「なんとなくいい人そうで、クセがない」という支持を失ってしまうと、オダくんとしては、かなり辛い。まあ、オダくんタイプの人が、ノーマークでスルッと金メダルとっちゃいそうな予感は否定できないんだけど。え~っと、明日こそ、ダイスケ以外の話題を取り上げようと思うのでした。。。あ、その前に、ジュニアのグランプリファイナルで、男女とも金メダルってのは相当なニュースなので、羽生くんと佳菜子ちゃんも、今後、要チェックです。マオちゃんも、ダイスケも、ジュニア時代に、「なんか、とんでもない子がいる」ってのが、始まりでしたから、ね。
2009年12月07日
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年頭にたてた今年の目標は、「運転免許を取ること」「恋をすること」。ひとつめは6月に達成して、ふたつめは、毎年言い続けてるけど、ピクリとも気配が見えなくて、「まぁ、毎年恒例のことだし」と、若干自嘲気味にあきらめていたのだけれど、ふと気がついた。あれ?私、恋してる。勘のいい皆さんなら、もうお気づきでしょうが、そう、私はタカハシダイスケに恋をしている。年初、いつもの占い師さんに見てもらったら、「暑い時期に出会いがある」って言われてたんだけど、そうか、あれは、「夏にダイスケが戻ってくる」ってことをさしてたのか!w私の言う「恋がしたい」は、「そして、今年中に結婚するぞ」みたいな方向をさすものではなくて、大きな感情の起伏を取り戻したい、という意味が強い。だから、そもそも、対象がそばにいてくれる男性でなくても全然OKだったわけで、あるいは「熱中できる何かに出会いたい」と言い換えてもいいのかも。少しずつ病が快方に向かう中で、無難に日々の生活をこなすことが最大の目標で、平均台の上を歩いているかのように、足を踏み外すのを恐れながら、あえて大きく喜んだり、悲しんだりしないように、慎重に暮らすうち、いつしか、感情の触れ幅が小さくなってしまっていた。まるで、薄い手袋をして世界をなでているかのように、自分と外側の世界の間に、常に薄い膜があるかのような、なんと言ったらいいのか、「生きている!」という実感に薄い生活が続いていた。でも、今、私は素手で世界にふれている。確かにここに生きているという感覚が戻ってきたのだ。そして、私はダイスケに恋をする。彼のスケートを見ているだけで幸せだ。なんという才能。なんという個性。おそらくは、もう残り少ない彼の競技人生、一戦一戦を、心から応援したい。フィリップ・キャンデロロは、フィギュアスケートをエンターテイメントにした。タカハシダイスケは、フィギュアスケートをアートにしようとしている。そして、きっと、近いうちに完成したアートをみせてくれるはずだ。彼と同じ時代に生まれたことを、感謝せずにはいられない。というわけで、バンクーバーまでは、ブログのタイトルを「大好き、大ちゃん」とでも変えたほうがいいんじゃないかと思うくらい、ダイスケ萌えな日記が続くでしょうが、どうぞ、お付き合い願いますそりゃ、買うでしょ♪
2009年12月06日
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こんなにひどいタカハシダイスケを観たのはいつぶりだろうという、ある意味、歴史に残る演技を観てしまって、グッタリ。昨日、リンクから上がるときにエッジを気にしてるようなそぶりが見られたし、6分間練習の時や、出番を待つ間の顔つきもヤバかったので、「この嫌な予感、はずれろ!」と思ってみてたら、大当たり(-_-;)まだ詳細なジャッジを見てないので断言できないんだけど、あれは、やらなきゃいけないスピンの要素がひとつ抜けたという判定になってるんじゃなかろうか。まあ、どうも靴とかエッジに原因がありそうだし、キスアンドクライでの対応なんか見ると、へたれ時代のガラスのエースっぷりとは大違いだけどさ。しかし、あれで演技構成点82ってどうなのよ?昨日のSPと、ほぼ同じ評価がでてるってことになるよ。項目に「完遂度」ってのが、あるんだが…いいのか?やっぱり、目を合わせたジャッジに高得点を出させる魔法を身につけたとしか思えない。…というのは、冗談として、おそらくは、SP、FSともグダグダで意欲を失ったような演技をしたベルネルより、出来のいいSPをみせて、少なくとも心折れずに最後まで演じきったタカハシが、下位になることを避ける調整が働いたんだと思うだけど。だから、最初っから点数出しすぎなのよ。SPが高すぎるから、FSはおさえてくるかと思ったのに、一向にその気配もなく、イマイチ不出来な皆々様方に大盤振る舞いしすぎです。女子もなぁ、なんかすっきりしないんだよなぁ。会心の出来だったアキコさんは素敵だったけど、これはこれで、またオリンピック代表を巡ってゴタゴタしそうな予感到来。そして、アンドウミキとキムヨナの点数は、またもや、採点をめぐっての物議をかもし出しそうな。。。詳細なジャッジ見てみないと、なんとも言えない部分はあるんだが。とにもかくにも、男子も女子も、なんだかすっきりしない演技ばかりで、ストレスたまりまくり。。。(← ワグナーとアキコさんが救いだったけど)(← ウィアーも、大きなミスはなかったけど、イマイチスケートが滑ってない気がした)あ、そうそう。あと、男子の解説はやっぱりひどかった。ダイスケのSPが終わった直後の佐野さんのコメントは、おそらくは歴史に残る迷言でした。「ウィアーもよかったけど、ダイスケの方がよかった。 日本人だから」日本中のテレビを見てた人が、「えっ?」と耳を疑った瞬間。演技内容じゃないのかよっ!!ホント、もうやめてください。。。(-_-メ)アナウンサーの、ダイスケのFSで、「…孤独な道化師の心を表現します。…」とか、「いいことも、悪いことも、全部経験したこの4年間…」とか、カナダ杯と、まったく同じタイミングで同じこと言ってるし。再放送かと思いました。そういう台本でもあるの?ちょと視聴者の記憶力をばかにしちゃ、いませんか?というわけで、テレ朝のサイトに復習をしに行ったら、ダイスケのFS動画の説明に”「これまでで一番いいフリー演技」と振り返った高橋。”とあって、「なに言っちゃってるの、大ちゃん!?転んだ時、頭打ったの?」と思ったんだけど、インタビューをきちんと聞いてみたら、「お芝居としては、最後まで通して一番いい演技ができた」ということでした。なんだ、そういうことね。…って、それはそれで、競技の目的を変えようとしてないか?
2009年12月05日
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タイトルのとおり、他人事におそろしく感情移入できる特異体質ゆえ、今日の午後は、自動車学校の卒業試験を超える緊張の中ですごし、おなかが痛くなってちょこちょこトイレにこもるし、とうとう吐き気がこみ上げてきて、えずいちゃうし、ここまで来ちゃうと何でもない風も装えないので、「自分でもおかしいと思うけど、グランプリファイナルなので異常に緊張してる」と打ち合けて、母をあきれさせてしまいました。こんな娘でごめんなさい。自分でも、あまりにひどいと思うんだけど、そうなっちゃうんだから、しょうがない。この分じゃ、オリンピックまで身が持たない。そして、おそらくは、オリンピック終了後は抜け殻になる予定。乞うご期待。(← えっ?)そんなわけで、とてもテレビの放送を待つことができず、Webで結果だけを先に見たんだけど、タカハシダイスケ、パーソナルベスト更新ってのに、危うく泣き崩れるところでした。感涙。本人も言ってたように、スケーティングやステップがつっこみすぎてて、実は、転んだNHK杯が一番きれいだったんじゃないかと思うんだけど、何しろジャンプがきれいだったし、スピンがまとまってきたし。最初のスピンの足換えのところで、グンッて首をふってバランスをとったところが、すごく好き♪グランプリシリーズ2試合を通して、「それじゃ4回転は無理でしょ」って感じだったトゥループの軸が、ちゃんと定まってきたのが、私の中では、一番よかった。あ、でも衣装はイヤだ。せっかくスタイルよくなったのに、ごちゃごちゃしすぎて足短く見える。ステップの時、邪魔そうにも見えるし。ただ、オダくんのポイントと比べたりすると、ダイスケ、ライサチェクは点数ですぎの感もあるので、その場合、明日のフリーはジャッジが点数を抑え気味にしてくる恐れありなのよね。そうやって、全体の採点のバランスをとってきてるから、仕方がないんだけど。まあ、でも、リハビリ中に、ダイスケと目が合ったジャッジは高い点数を出してしまう魔法を習得したと思われる節もあるので、(← !?www)そのあたりで、がんばるという手もあり。女子のこととか、もっと書きたいことはあるのだけれど、ひとまず、どうしても言いたいことだけ吐き出して、寝ます。たぶん、緊張してよく眠れないけど。。。(-_-;)
2009年12月04日
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またしても、フィギュアスケートな週末が近づいてきて、書いてる本人にしかわからないような、ひとりよがりな日記が続きそうで、なんとも申し訳ないのだけれど、(← でも、書かないと具合悪くなりそうなのよぉ~)マジョルカチームがやってくる前日に、ジュベール負傷につきファイナル欠場のニュースが入ってきて、「これは、フランス人の皆さんに感想をうかがわねば!」と、はりきって機会をうかがい、話題にしてみたのだけど、「ブライアン・ジュベール?who??」ってな感じでして、がっくし。そりゃ、そうだ。すでにスペイン在住なわけで、フィギュアスケート好きな人でもなければ、いちいちチェックしないよね。千代丸さんが、「アサダマオ?who??」ってのと一緒なわけだ。しかし、イトウミドリの話ならできるはず!ということで、「私は、フィリップ・キャンデロロとスルヤ・ボナリーのスケートを見て、 フィギュアスケートが大好きになったんだ」という話をしたら、「それは、ずいぶん前の話じゃないか!」と言いながらも、わかってくれて、「キャンデロロがいろいろ挑戦したおかげで、そのあとのフィギュアスケートが変わった」「彼の出現で、フィギュアスケートは新しくなった」「ウィ、ウィ」みたいな会話で意見の一致を見たのでした。という一連の流れを通訳してる千代丸さんが「なんの話やら?」状態。まったく申し訳ない。なので、「ボナリーを現行のルールで滑らせたら、すごいことになると思いませんか?」とか、そのあたりは自重。。。しかし、その直後、ナタリーが、父が夕食時に、歴代フランス首相の名前を挙げたてみたり、日本における60年代の学生運動に、フランス革命や同時代のフランスの学生運動が多大な影響を与えたなんて話をしてたこともあって、「びび父はフランスの政治や歴史について詳しく知っているし、 びびも、フランスのフィギュアスケート選手について、こんなに話ができるのに、 私は、日本のことについて話せることが何もない。。。」と、しょぼんとしてしまって、こちらがかえって恐縮してしまいました。いやいや、うちの父は歴史の先生でしたし、私の場合は、すごく狭い範囲で突発的に詳しい部分があるだけですから。。。(← それを、オタク気質という)確かに、ヨーロッパの方々に比べたら、日本人は、他国の歴史についても学校できちんと勉強してるってのはあると思うけど、特に、恐縮されてしまうほどフランスについて詳しいわけでもないのよね。なんか、変なプレッシャー与えてしまって、ごめんね、ナタリー。。。と、話は変わって。(← 戻って?)ファイナル出場者が、ジュベールからベルネルに代わったところで、オリンピック有力選手の顔見世興行になっちゃうことは変わらないわけで、大勢に影響ない感じはしちゃうんだが、(← あ、もちろん、選手にとっては大きなことだけど、ね)テレ朝として大きな痛手だったのは、カナダ杯のダイスケ、ファイナル出場決定を待つことができずに、オダ&アンドウでグッズを作ってしまったことですね。せめて、NHK杯で表彰台にのぼっててくれたら、多少強引にでもダイスケで作ってただろうに…。売り上げに、多大な影響ありとみた。お気の毒。ってなこと言ってたら、公式練習でオダくんが4-3-3跳んでました。びっくり。それやられたら、全日本でダイスケ勝てないじゃん!いや、もちろん、それはそれで「ケガから復帰して、全日本では2位だったけど、オリンピックで金メダルとっちゃう僕」みたいなストーリーには入り込みやすいけど、(← なぜなら、それが、3月16日生まれのA型だから!)オリンピックでも、オダくんは同じこと、もしくはそれ以上をしてくるわけで、単発の4トゥループしか予定してない(つーか、右ひざがそれ以上は無理)プログラムでは、どうしても、技術点のビハインドは避けがたく、なんだかんだで、オリンピックで演技構成点世界初の9点台をダイスケにつけちゃおうかな、の方向でジャッジがまとまってる気がしなくもない中であっても、オダくん自体が、演技構成点も高く取れる選手(および、今季のプログラム)だから、なかなか難しいところだとは、思うのよ。おそらくは、バンクーバーで引退を考えてるタカハシにとって、どんな順位にしろ、オダくんより下位になっちゃったら、微妙な空気漂うよね。と、軽く動揺していたら、いや、軽いつもりでいたら、コンタクト外す時に片方落とすし、探すためにかけてたメガネ、お風呂はいるのに洗濯機のうえに置いたら、それを、すっかり忘れて洗濯機のふた開けて、今度はメガネを洗濯機の後に落とすし、それを拾おうと洗濯機動かしたら、隣にあった洗剤とか置いてあるラックを倒して、みごとにぶちまけるし、あら、私、動揺がただ事じゃない感じ?え~と、夜が深くなって、なんだか自分でもまとまりきらなくなったので、・世界大会でオダくんが勝つのは、もちろんうれしい。・あるいは、ダイスケが好きすぎるのかもしれない。という件については、また後日。。。
2009年12月02日
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千代丸御一行を見送って後、すっかり脱力してるのである。特に何か”成し遂げた”というほどのことをしたはずはないのに、ガクンと気が抜けている。たぶん、浅草ツアーからずっと、ちょっと日常とずれたところで高揚していて、それが、すっと抜けた状態なんだと思うけど。月曜の朝は、どうしても起きれなかったし、今日になっても、なかなか体が動かない。「落ち込み」ではないから、嫌な気分ではないんだけど、いったい、どうしたことか。
2009年12月01日
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