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ここで、皆様にご報告。私、この1週間で約2kg痩せました。自分でも「ちょっと減ったかな?」とは思ってたのですが、あら、びっくり。ただ、今回のこれは、すべてがダイスケのスケートカナダによるものなのか、それとも、現実的な「恋」によるものなのか、判別つかないのが厳しいところ。どっちもこみこみで減ってる感じするんだよな~。ダイスケの試合のたびにこのペースで減ってくれんだったら、今シーズン終わるころには、いい感じで標準体重にいけてる感じで期待しちゃいますけどwあと、オリンピック&世界王者シーズンに6kg減った経験からすると、私が痩せるシーズンは、ダイスケは最終的に結果を出すって勝手に信じてますwさて。昨日先送りにした個々の演技に対する評価。やっぱりパトリック・チャンはうまいねぇ~。ジャパンオープンと、今回のSPでは違和感を感じたけど、FSを大きめのテレビ画面で見てみたら、やっぱりスケーティングはすばらしい。そう、これこれ。この滑りなら、パトリックに対する高評価も納得なのよ。特に、つなぎの部分でけつまずいて転んだあと、立ち上がってほとんど立て直す時間もなかったのに、跳んだジャンプをちゃんと降りるあたりは、ホントこの人怖いな~と思う。一部でささやかれている「パトリックは勝つために人間であることをやめた」という噂も、あながち嘘じゃないな、と思ってしまうのですwというわけで一応。いい動画が見つからず、広告付きですみません今回のこの滑りなら、私、生でみたら好きになっちゃってたかもとは思うのですが、常に、彼の高評価に対する議論の的となるパトリックの「うまいんだけどグッとこない」感については、またそのうちにまとめて。で。スペインのフェルナンデスくん。大きな画面で見ると、やっぱり後半のバテ具合がめだって、表現するというより、要素をこなすことでいっぱいいっぱいにはなってるのよね。なので。パトリックのPCSよりも、ハビエルのPCSのほうが「これでいいの?」と思ったしだい。つまりは。今回の試合の結果だけを見て、ハビエルが表彰台常連になるだろうとは言い切れないなとおもったのであります。ひょっとしたら、今回で出しつくしてしまって、次回に余力がないパターンも考えられるし、彼に対する最終的な評価は、次の試合が終わってからかな、と思ったのでありました。そして、そして。ダイスケ。やはり、まだジャンプが整ってないので、この点数は仕方がないのかな、と思います。が。先シーズンは、加えてスピンのレベルも取れてなかったところ、今シーズンはスピンはレベルも加点も取れているので、あとは膝と相談しながら、ジャンプをそろえていくばかり。今年は、ソチに向けての3年計画の1年目。それで、いいんです。だって、こんなにいい表情で踊ってるんだもの。きっと、大丈夫。先シーズンに比べて、本当にいい表情してると思うんです。自分で自分に厳しいこと言いながら、不安そうに得点を見つめていながら、でも、なんだか顔が明るいんです。バンクーバーシーズンもずっとそうだった。だから、信じて見ていられた。このプログラムが完成することを、みんなで待ってます。というわけで、もうちょい男子についても語りたいことはありつつも、このあたりで力尽きて、今日はおやすみなさい・・・
2011年10月31日
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今日になってテレビの大きな画面で見てみたら、やっぱり相当に印象が違う。昨日、パトリックとダイスケの演技をとりあげて、このふたりがスケーティングのお手本というような言い方をしたけれど、今回の滑りは、そこまで感心するような出来じゃなかったかも。特にパトリック。なんだか氷へのあたりが固い感じがして違和感。ジャパンオープンで生で見たときと同じような印象で、ただひたすら「こんな滑りだったっけ???」なのです。もっと軽やかというか、滑らかというか…去年までは、なんかそんな感じだと思ってたんだけど。今日のFSを動画で見た印象では、SPよりは好きなスケーティングに見えたのだけど、やはり大きな画面で見ると、いろいろ見えなかったものが見えるようになるかもしれないので、個々の演技の評価については、明日に持ち越し。なので、結果についてだけ、ちょいとコメント。いや~、フェルナンデスくん、びっくりした。先週のバンデルペレンに引き続き、今年のグランプリの男子シングル2位は「びっくり」枠なのか?wでも、先週のバンデルペレンは、他の人がダメダメだった結果の2位だけど、今週のフェルナンデスくんは、自分がよくて2位なのよね。これは、大きな違い。先週のスケートアメリカの皆さんの、あまりにもあまりにもな出来に比べて、今回のスケートカナダの男子は、シーズン序盤なのにすごい戦いに。これはめぐり合わせなので、こんなことを言っても仕方がないのだけれど、例えば、今回のタカハシの出来で先週のスケートアメリカに出ていたら、文句なくダントツの優勝。逆に、ミハルが先週の出来でスケートカナダに出ていたら、表彰台にものれなかったわけで…それこそ、フェルナンデスくんがスケートアメリカに出ていたら、ぶっちぎって優勝だったわけですよ。ファイナル進出は、大会後との順位でポイントを計算していくことになるので、この巡り会わせが結構大きく影響しちゃうのですよ。まあ、すべては運だから言ってもしょうがないわけだけど。いやはや、しかししかし。ハビエル・フェルナンデス、なぜにこんなにも急に急に、です。ちょっとこういうケースは今まで見たことがなくて、何だか今だに信じられないというか、何と言ったらいいのか。他の皆さんの例で言えば、「躍進」につながるには、まず、「あれ?うまくなったな」という感触のかわる時期があって、その後、試合を重ねることで強さを身につけていって、表彰台へ。って感じ。先週のムラカミダイスケなんかもそうだったけど、表彰台の経験のない人が「いけるかも!」と思った瞬間に、ものすごく緊張しちゃって、そのあとだめになるケースってのが、とりあえずは多い。そこで崩れない、焦らない「強さ」ってのは、通常、経験でしか得られないと思っていたのだけれど。しかも、今回は相手がパトリックとダイスケですよ。SP後の記者会見でふたりにはさまれただけで、私だったら怖くて泣きますよ。それが、やりのけちゃったんだもんな~…表彰式でスペイン国旗が揚がるの、初めて見たよ。次にフェルナンデスくんが登場するのは、シリーズ最終戦のロシア大会。今回のがまぐれだったのか、それとも本物なのか、乞うご期待。
2011年10月30日
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ええと、昨日の日記、大間違いがありました。開催地との時差を大幅に読み間違えておりまして、出かける前に、男子シングルSP、終わることができまして、おかげさまで、運転中にダイスケの演技が気になって大変、というような事態にはなりませんでしたで、で!ほっとしたですよ~!5月に右ひざのボルトを抜いて、試合の中で、どんな感じかとそりゃあれこれ不安だったですが、まあ、まずはいい勝負。1位 ハピエル・フェルナンデス 84.712位 ダイスケ・タカハシ 84.663位 パトリック・チャン 83.28で、4位のアダム・リッポンが72.89なので、まあ、あれこれすっとばして結論だけ言うと、予想通りの、ダイスケとパトリックの一騎打ち。1位のフェルナンデスくん、スペインの選手なのです。スペインで男子シングルの選手でグランプリシリーズレベルって、私は初めて見たので、結構期待なのです。バンクーバーとその後のトリノ世界選手権では、それなりにすばらしい演技を見せて、なので、先シーズン期待できるかと思っていたらイマイチで、それが、ここにきて花開いて見せました、という感じではありますが、やはりタカハシ兄さんと、パトリック御大相手ではいかんとも。そもそもが、彼のジャンプの4T、3Lz+3T、3Aというのは、今季、男子シングルが目指す最高難度といってもいい組み合わせなので、これが成功してるわけだから、この点数が出ても当然なわけです。で、小さいパソコンの画面で見てもスケーティングがよくなっているようで、先週のSP1位のブレジナの演技構成点37.03と比べて39.11ってのは相当にすばらしい。高いレベルの技を入れた上で、ほぼ完璧なんだから、それはしょうがない。が。ダイスケとパトリックは、それぞれミスをしている。なのに、これだけの点数を出している。つまりは、ふたりともある意味、変態ですw普通の人にはかなわないです。フェルナンデスくんもそんなに試合慣れしているわけではないから、明日は少々、きつい戦いになると思われ。だって、超ホームの世界チャンピオン、パトリック・チャンと、世界中どこでホームの、とりあえず女子ならキャーキャー言っておこうかのタカハシダイスケのあとに演技しなくてはなりません。いや、それはきついって。4位以下との点差をうまく使って、3位に残れるかどうかの勝負になると思います。さて。この試合を見たら、今季が占えるんじゃないかというようなダイスケvsパトリック。まずは、2本続けて動画をどうぞ。公平をきすために、両方ともロシア語放送にしてみました。パトリック・チャンから。ダイスケです。パトリックは、4回転で回りきって着氷しながらもステップアウト&3Aのつもりが2Aにすっぽぬけます。が、2Aとしての評価は悪くない感じ。ダイスケは、ふたつめのスピンがちょっとよろけてしまい、ゆえにおそらくは回転数が足りずにレベル1と判定されて、マイナスがつきました。と、ふたりとも完璧じゃない中で、演技構成点は高レベルでいい勝負。スケーティング、つなぎ、振付ではパトリックが、パフォーマンスと音楽表現ではダイスケが、それぞれ少しずつリードするという展開で甲乙つけがたし。さて、上の動画を見てどう思ったか。それは、好みの部分も大きいかとおもわれるわけですが。ただ、スケーティングから言えば、このふたりが双璧。スケートの刃というのは、かまぼこ型にえぐれているというとわかりやすいのか、インとアウトという刃があるわけです。で、この使い分けがきっちりできてるのがうまい人。ふたりのスケートを見ていると、滑り出しの部分とか、すごく身体が傾いているとおもいませんか?それは、内側もしくは外側の刃にしっかり乗っているからなのであります。とりあえず、このふたりのエッジへの乗り具合を見ていただけば、それ以外の人との差っていうのが、わかりやすいのかな、と。あとは、まあ、詳しく明日以降語る機会があるかもしれず、ざっと箇条書きな感じで感想を言いたい放題しちゃうと、パトリック・世界王者になってなお、去年と同じプログラムとか、どうなんだろう?・が、去年の、失敗しても自信満々な雰囲気からすると、 今年は、ミスに落ち込んでる感じがするので、そのあたりどうなの?ダイスケ・昨年は、着氷でつまるジャンプが多くて加点がつかず、それが結構いらいらしたのだけれど、 加点てんこ盛りなジャンプが戻ってまいりました。それが、ホントうれしいです。・3つめのルッツとか、ほとんど助走なしって、やっぱり変態だと思います。・グダッてレベル1のスピン以外、レベル4で加点も盛りだくさんですばらしい。 去年は、なぜレベルが取れないのかわからないみたいな状況だったもので。・ただ、すべりが全体的に慎重で、音取り最優先みたいなこともなくて、 なので、おとなしめな感じはしちゃうんですけどね。 ここ数年のタカハシにしちゃ、相当にオーソドックスなプログラムだと思うしね。と、いろいろ言いながら萌えポイント発表!上でも上げましたが、助走のないルッツは相当に萌えます。助走なしジャンプ、本当に大好き♪と、最後の顔がいいですね~。指先まで美しいし、本当にいい顔していらっしゃる。点数を待っている雰囲気も、去年に比べて格段にいいわけですよ。ああ、これが私が恋したタカハシ!で、これをここでいうべきことなのかわからないのですが、先週のコヅカ、実は去年のタカハシのような雰囲気を感じたのですよ。点数を待つキス&クライで集中してる感じがしなかったり、ミスが多かったのに、「想定内な感じだから大丈夫」的なことをいってみたり。ある程度の達成感の後に来る脱力感みたいなの、あるのかな~って危惧したわけです。と、話を戻して。実は私が一番うれしかったのは、映像を見ていて、パトリックの地元であるカナダなのに、終わったあとのプレゼントが、ダイスケの方が圧倒的に多いってこと。よ、色男!そして、ではでは最後に1点。ISUの公式のFacebookで掲載された写真がかっこよすぎたので、ご紹介。うなじなでの瞬間をきりとるなんて、ISUもセンスよすぎ!そして、このかたむきかたで倒れないというのは、やっぱりちょっと変態なんだと思うw
2011年10月29日
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いや、そんなに忙しいわけじゃないんですよ。時間的に余裕がないとか、そんなこと全然なくて、そんなこと言ったら、フルタイムで働いてる方とか子育てしてる方とかに申し訳ないわけで、が、やっぱり頭のほうがわちゃわちゃで、特に何をしてるというのでもないのに、毎日ぐったり…う~ん…ここ数日は、そこに充実感もないってのが問題。ま、とか言っててもしょうがないので、がんばる。さて、そうこうしているうちに、週末です。スケートカナダです。タカハシダイスケとパトリック・チャンの一騎打ちです。(←+アダム・リッポンで表彰台は決まりでいいと思うんだけど、先週のこともあるからなぁ…)まあ、それはいいです。いや、よくないんですけど、ボランティアのほうも重なってまして…明日10:00頃、車で家を出発。 ↓ボランティアその2用の配布物を受け取る。 ↓11:00からのボランティアその1の準備に間に合うように移動。 ↓13:00からのボランティアその2に間に合うように、途中で失礼して車移動。昼食は…なんか、考えよう…っていうか、運転中にタカハシの滑走順がくるんじゃないかってのが不安。そんなん、緊張して吐きそうで運転どころじゃないじゃん! ↓夕方終了。たぶん、我慢しようとしても無理で、動画チェックに次ぐ動画チェック!あさってこの日は、両親との調整がつかず、自転車移動の予定。なので、雨が降ると大変なことに!前日同様、11:00からのワークショップに間に合うように集合。 ↓13:00からのテレビ放送に間に合うように、途中で失礼して帰宅。 ↓男子SP&女子SPで3時間。 ↓ぐったり…の予定。明日の夜「交流会もあるのでいかがですか?」っては言われてるんだけど、そんなん、無理無理!何か、気持ちも身体も絶対無理!基本的には、変な煽りVTRやCMが少ないし、選手もカットせずに放送してくれるパターンが多いので、もともと、地上波の放送じゃなくてBSで見るつもりではいて、なので、上のような日程を組んだのだけど、結構、直前になってから明日の14時から地上波放送とかさ、もう、ホントにやめてほしいわけで。やっぱりね、パソコンで動画見るのと、大きなテレビ画面で見るのでは、ずいぶん印象が違う部分も多いのですよ。(← さらに、生でみるともっと違う)ああ、地上波も見たい。そして、翌日BS見たっていいじゃないか。が、その時間はボランティア活動の真っ最中…こちら、もう何ヶ月も前から「その日、お手伝いいただいていいですか?」って言われてて、「ぜひ、喜んで」ってお答えしてたものなわけですよ。それを、突然、「テレ朝がやっぱり、この時間に放送するっていうんで」とは言えません。引き受ける前ならば、スケート最優先で、時間を調整したり、無理なときは「無理」ってお答えしたりができるんだけど、すでに引き受けてるものについては、やっぱり返事した順ってのがある。そんなこんな、「あれ?ダイスケが滑ったはずなのに、更新がないぞ!」ということがあるかもしれませんが、そんなこんな、諸々の事情によりますので、「ダイスケがイマイチだったから、旅にでちゃったかも」とか、「ダイスケの出来がすごくよかったから、喜びすぎて体調崩したかも」とか、そういう心配はしなくても、よくってよ!(← そんなこんなで、若干キャラ崩壊)
2011年10月28日
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またdokidokiさんから宿題をいただいてしまいまして、ひとつひとつが結構大きなテーマだと思うので、なかなか今日の日記だけで回答を出すのは難しいのでありますが…というか、私は単なる過度のダイスケファンなだけでありまして、ファンが高じて、「理解するためにはルールも勉強しなくちゃね」「他の選手の演技も見なくちゃね」となってるだけなので、間違ってることもいっぱい言っちゃってると思うんです。その当たりのところは、うまいこと差し引いていただくとして…。まず、「ジャンプミスがあるのに高得点とはいかに?」。これは、なかなかスパッとした説明が難しいと思うので、シーズンが進む中で、適した例が出てきたら、また取り上げたいと思います。ただ、さらっと触れるとすれば、「ジャンプミスしてても(比較的)高得点」というのには、いくつかのパターンがあると思います。一つめは、見えやすい形でのミスではあるけれど致命的ではなく、さらにそのジャンプのほかの要素が高評価であるために帳消しになってるケース。次に、ジャンプではミスが目立ったけれども、同じ大会の他選手に対して、スピンやステップなどの、他要素で差をつけているケース。あとは、今回のコヅカやブレジナのように、演技構成点で勝っているケース。フィギュアスケートは、最近、私ったらそこばっかり語ってる気がするのですが、そもそもは「滑り」を競う競技でありまして、スケーティングそのものにも点数はつくわけであります。やっぱりそこは、コヅカは相当にうまい。んでもって、ジャンプやスピンといった要素以外の部分でやってることの量が違うわけです。走って走ってジャンプ跳んでる人と、踊って踊って、ついでみたいにひょいと跳ぶ人では、やはりジャンプの成否だけではない部分で評価がかわってくるんですね。え~と、このあたりは、またいくつかのトピックにて。で、「評価されないプログラムってあるの?」ですが、これは、あります。採点基準として「曲の解釈」といったポイントがあるからには、その曲や振付がジャッジや観客にとって難解だと、それはなかなか評価につながりにくい。あとは選手が「こなしきれてない」と映れば、それは、評価につながらないわけです。例えば、バンクーバー五輪シーズンのコヅカのFP「ギターコンチェルト」。私はとても好きだったし、五輪での演技そのものはある程度評価されていましたが、「難解」ということで人によって評価のわかれるプログラムでした。実際、このシーズンは、グランプリシリーズ初優勝を果たしたその前のシーズンよりも、ぐっと演技構成点の評価が下がりました。もう少し早い段階で、コヅカ自身が滑り込めていれば、ジャッジの高評価をつみあげていくことができたのでしょうが、間に合わず。後は、先シーズンのアンドウの前半のSP「ブロークン・ソロー」。こちらも、かっこよくて私は大好きだったのですが、なにやらジャッジ受けせず。これも、なかなかに振付が難しくて難解だったのと、難しい振付であるがゆえに、後半のステップで疲れが出てスピードが落ちてしまうと、曲調との兼ね合いで、ものすごくパフォーマンスが低下したようにみえたのかな、と。これは、私の勝手な想像なんですけど。なので、先シーズンのアンドウは、「このプログラムでは評価が得られない」ということで、SPのプログラムを変更して、見事、世界選手権優勝につなげたわけでありました。…と、前置きのつもりが長い長い…^_^;いや~、今日の明け方ふと目が覚めて、「あ、そろそろ男子の結果出てるよな~」と、iPhoneで見てみたら…びっくりした、びっくりした!びっくりした!!びっくりしたよ~!!!まさかのケビン・バンデルペレンっ!つーか、コヅカとブレジナどうしたよっ!!ここしばらくのグランプリシリーズにおける優勝の得点としては「低っ!」であります。何やらみんなでぼろぼろミスしまくって、まあ、比較的ましだった人たちが勝ちました、みたいなパターンになってしまいました(/_;)いや~、でもバンデルペレンはびっくりした。彼は現在29歳、大ベテランもいいところで、バンクーバーのあと「引退」とも言われていたわけで、ここにきて、まさかの2位。例え話をするとですね、全日本女子で「今年はアンドウ休みだから、アサダ、スズキ、ムラカミで決まりだよな~」と思っていたら、まさかのムラカミ不調で、じゃあ「イマイハルカとかショウジリサがくるの?」と思っていたら、スグリさんが表彰台にあがっちゃった、みたいな話です。若干失礼な例えですみませんジャンプは持ってる人なんです。今回も、フリーでは唯一と言っていいほどきれいな4回転を降りたし、ジャンプ構成全体でも、妥協はしていない。が、それ以外の要素が、ね^_^;ジャンプに全精力をつぎ込んでしまうので、他の部分はゆった~り動いてるだけな感じになっておりますwいや、でも、それって別にジャンプのために体力を温存してるとかじゃなくて、ジャンプでいっぱいいっぱいなので、他のとこへろへろだけど最後まで滑りきる、という健気な姿なわけです。終盤のコリオステップなんて、タカハシとかコヅカとか見慣れてると、「え?これってステップ?単なる歩行じゃなくて?」みたいな状態なんだけど、その必死さがマニア心をくすぐるわけですwなので。ブレジナとコヅカの圧勝と思われた今大会で、ふたりのミス連発によりいい戦いに持ち込んで2位に食い込んだってのは、ある意味、うれしい驚きでして、あきらかに「世代交代」を印象付けた昨シーズンに対して、ここでバンデルペレンががんばるってのは、今シーズンは「ベテランの復権」か!?との期待にもつながっちゃう。で、字数がないわけです。なので、えーとコヅカについても語りたいことはあれど、ひとまず、昨日持ち越しちゃったミハル・ブレジナの話。あ、その前に、昨日「グランプリシリーズでチェコの国歌聴いたことがない」とか書いちゃってますが、うそです。昨年のロシア大会でトマシュ・ベルネルが優勝して聴いてました。すみませんミハルは、バンクーバー五輪10位で、2010年世界選手権4位。本来は、昨シーズンが飛躍の年になるかな、と思っていたのですが、下肢静脈瘤により、シーズン前半を棒にふりました。だけど、世界選手権には間に合わせて2011年も再び4位。なので、今年こそ、飛躍の年!と思ってます。世界選手権上位6人に与えられる「グランプリ3試合参加OK」の権利を唯一行使するし、ファイナルに進めるんじゃないかと思っております。で、彼のいいところは、すごく自分に自信がある。だから常に演技が堂々としているし、見ていて恥ずかしくなることもない。でもって、4回転を取り入れられるようになったのももちろんプラスだけれども、昨季に比べ、スケーティングがよくなったと思います。今年の世界選手権エキシビションで、タカハシ、コヅカ、チャンと続けて滑ったときには、やはりスケーティングにおいては、相当見劣りするなと思ったわけです。が、今回、そこがよくなっている。スケーティングがよくなれば、全部がよくなるってのは、私の持論。(←って、だれもきいてないしw)なので、演技構成点が全般的に強くなって、SPでの貯金はあれど、FSでジャンプミスを連発しても逃げ切る範囲の点数にまとめることができたのだと思われ。では、フリーはあれだったので、すばらしかったSPを。昨年からの持ち越しプログラムなので、その分、当然滑り込まれてるかの完成度ではあるわけですが、出てきたときの”大物感”みたいなものに少々圧倒されました。出てきただけである程度点数が付いちゃう、みたいな佇まいは、とっても重要。そうそう、彼は、アイスダンス日本代表のリード姉弟の、さらに下の妹のアリソンちゃんとお付き合いしてまして、そういうこともあるのか非常な親日家で、「鼓動」の選曲もそんなところがあるみたい。「今年は日本での試合がなくて残念。日本に行きた~い!」と言ってる、かわいい奴なのであります。
2011年10月23日
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多分ですね、気分的に忙しいんですよ。時間的にはたいした忙しくないのに、気持ちがあっちに行ったりこっちに行ったりで、なかなかひとつのことに集中できなくて、行動もわちゃわちゃしてるもんだから、結果、物理的にも忙しがるはめになってるような…というわけで、いざ、スケートアメリカ!!男子も女子もざっと参加選手見た限りでは、男子、コヅカ、ブレジナ、アモディオ、女子、コストナー、マカロワ、シズニー、それぞれ順不同でこの3人が表彰台で間違いなかろうと、それ以外の人が入ってきたら、それはもう「波乱」と呼んでよかろうと思っていたわけです。さっそく男子で波乱の予感。アモディオ脱落。昨季ヨーロッパチャンピオンでグランプリファイナルも出場していて、今季はさらにひとつ上を目指す年になるかと期待だったわけですが、ジャンプの要素が一個抜けてしまいました。決して逆転不可能な点差ではないのだけれど、ジャパンオープンで見たときと同様、どうもちょっとしっくりいってない感じがする。それに、今年の彼のあのフリーのプログラムは、ちょっと点数が出にくいような気もするし。というわけで、SPを終えて上位3人、ミハル・ブレジナ(CZE)79.08タカヒコ・コヅカ(JPN)70.69ダイスケ・ムラカミ(JPN)70.67(※点数ミスタイプしてたので、23日訂正しまいsた)今までも割と語ってきたコヅカから、ちょっと簡単に。今回のSP、彼はジャンプを3つともミスしてます。一個目の4回転で転倒して、二個目の3Aで手をついて、三個目のコンビネーションジャンプは、一見成功してるんだけど、ふたつめのジャンプが回転不足になってます。それでも、この点数でこの順位。さすがです。本当に線が太くなったよな~、と思う。出てきたときに”大物感”があるというか、ずいぶん自信がついたんだろうね。一番よかったな~、と思うのは、上半身の動きの緩急とあわせて、滑り自体の緩急がついていたこと。曲の盛り上がりに合わせてじわじわ加速したり、すっと力を抜いて流してみたり、もともとがスケーティングのうまい選手だけど、さらにレベルアップ。すばらしい。そして、全体的に雰囲気変わったよな~…今までは、何をしたって「育ちのよい好青年」オーラしか感じなかったんだけど、今回は、何度かドキッとしちゃったもんwずっと「一人娘の彼氏でも安心」キャラと言ってきたのですが、ちょっとそこから脱却かもしれませんwこのプログラムがこなれてきたら、滑り終わった瞬間に、世界の女性解説者から「カッコいい~!」と言ってもらえちゃう予感。これはもちろん、曲と振付に負うところも多いと思われ、振付師のデイビット・ウィルソン、GJです。(← ウィルソンについては、そのうちまた一項目作って取り上げたいと思います)踊ることへの照れがなくなった、自信がついたということなのでしょうが、長らく日本男子の末っ子扱いで、いつまでも残る初々しさが持ち味と思ってきたけれど、今シーズンはある種のふてぶてしさみたいなのも垣間見られて、でも、それは決して悪いことではなく、選手としての存在感であり、今回の点数の出方を見ても、「ミスはあったけど、それでも彼はすばらしい」と、評価される存在になったのかな、と思います。あのぎこちないコヅカくんも、好きだったんだけどね~wというわけで、動画としては長いですが、演技自体は3分弱です。って言うかさ、スケートの出来とかはある程度常に信用がおけるわけで、それよりも、彼の場合、衣装をもっと、その、ちょっと、なんとか…今回も、実は「衣装をもうちょいなんとか…」とばかり気になって、全然演技に集中できなかったのでありますwと、コヅカの話は簡単に、とか言いながら長くなってしまった…ので、ブレジナは明日に持ち越しで、ムラカミダイスケの話でも。彼については、ちょっと前の日記でオンドレイ・ネペラ・メモリアル優勝の件を取り上げたのだけど、今シーズンは、どうもジャンプに自信がついたようで、ちょっとすごい。今回も、4S(iPhoneじゃないほう)を降りてます。これまた、動画はちょっと長いですが、演技自体は3分弱なので、よろしければ。まずは、ジャンプが全般的に昨シーズンより高くなってます。高さが出せるようになったから4回転が跳べるようになったのか、4回転を跳ぶようになったから、高さを出せるようになったのか、というところではありますが。そして、全体的なスピード感。もともと、氷に対して当たりの柔らかな丸いスケーティングをする選手という印象があって、それが彼のいいところだと思っていたのですが、それにスピードが加わりました。これは、すべての基本となる”滑る”という動作に対して、余計な力を使わずにすむようになったと言うことで、その分、他の要素に余裕を持つことができるようになったのかな、と。今季ここまでの彼を見ていると、FSでも崩れる気がしないので、ひょっとしたら、ひょっとするかも。実は、ハニュウもシニアのグランプリの表彰台にはのぼってないので、そうなれば、結構な快挙です。日本男子、怖いよ~(T_T)女子のナガスミライちゃんが、日本とアメリカ両方の国籍を持っていたんだけど、日本よりはアメリカのほうが代表になれる可能性が高いだろうということでアメリカ国籍を選んだって話は、聞いたことがある人もいるだろうと思うのですが、このムラカミダイスケ、実は同じように両方の国籍があって、ジュニアのころはアメリカ代表で出ていたのです。それが、シニアに上がるときに日本を選択してしまいまして、ああ、何たる大失敗。今のアメリカ男子シングルなら、おそらく代表になれただろうに(/_;)もし、万が一にもムラカミダイスケがニュース等で取り上げられるときがありましたら、「アメリカ国籍選んでれば、問題なく代表だったのにね…」とつぶやいてみるってのは、結構な「しったか」ポイントだと思いますwそうなんです。スケート”アメリカ”なんですから、アメリカ代表ががんばらなくちゃいけないはずなんです。グランプリシリーズには、暗黙の了解みたいなのがありまして、強い選手がいる国での開催にあたっては、やはり自国選手優勝で終わりたいわけで、ホスト国はエースを出してくるのが常でして、他国の有力選手はそこをはずすってのが慣例。NHK杯にはタカハシ、アンドウorアサダってのが慣例というとわかりやすいかと。というか、世界選手権上位陣は、重ならないようにシードになるので、まあ、自然とそうなるともいえるんだけどね。今年のスケートアメリカ、前の日記で触れたことがあったのですが、昨季休養していたバンクーバー五輪金メダリストのエヴァン・ライサチェクがエントリーしていたのです。が、割とぎりぎりになって「やっぱりや~めた♪」になりまして、アメリカは若手3人の布陣になってしまったというしだい。んでもって、「ソチは目指す」ってさぁ…うーん…バンクーバー以後のルール改正って結構きつかったので、コンスタントに試合出てないと、難しいと思うんだよな…そんなこんな、スケートアメリカの男子シングルって実は日本人優勝が多くて、2005タカハシから始まり、2006オダ、2007タカハシ、2008コヅカ、2010タカハシといった具合で、2009は、この中の誰も出場しなかったのでライサチェクが優勝したんだけど、2005~2008はライサチェクがいたにもかかわらず日本勢に優勝をさらわれた「屈辱の4年」と呼ばれていますwそして、あまりに日本男子がスケートアメリカに強いので、「君が代」がスケートアメリカのテーマソングという噂もありwなので、今回も期待しております。まあ、グランプリシリーズでチェコ国家を聞いたこともないので、それもまたありかな、とか思ってもみたりするけど。ああ、やっぱりえらく長くなってしまった…今回も女子まで語れない予感しかしない…
2011年10月22日
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そもそもの大前提として、私はどうしても結婚したいわけじゃない。「この人と結婚したい!」と思って、その結果いろいろと我慢する部分が出てくるなら、それはきっと我慢できると思うのだけど、「どうしても結婚したい!」という前提で、いろいろ我慢して妥協してだれかと結婚するって方向には、どうしてもいけそうもない。なので、あれこれあったお見合い話を即座に断らずにきたのは、「結婚したい」からではなくて、「恋がしたい」から。出会いの機会として切り捨てる必要もないと思ったし、恋をした結果、結婚につながればいいじゃないって…が、回数を重ねるごとに、やっぱりそれは無理だろうという結論。特に田舎では、何だかんだ先方としては「何が何でも結婚」というスタンスで、ついでに、こちらもそう思ってるんだろうというかまえでくるから、会ったということだけでこちらもその気なのだろうと思われてしまったり、まあ、この土地でこの年齢で「恋がしたいから」なんてのは通らないんだと学びました。なので、お話があっても断ろうと、考え方が切り替わってきたところ。そのあたりのことは、熱心に話を持ってきていた母や叔母にもだんだん伝わってはいたようで、実際、この1年ほどは音沙汰なかったんだけど。今回も、最初に話を聞いたときは、「おとなしい人」という説明を聞いた時点で「断って」といったのだけど。間に入った叔母としては、「年齢は50歳で少々年上だけど、大手IT企業を早期退職後、友人と一緒に海外で事業展開をしているところで、 今は、日本に一時的に帰ってきていて実家に泊まっているので、 また海外に戻る前に、急いで一度会ってみてはくれないか」みたいな話として聞いてきたので、「大手を退職しても、そのまま仕事を辞めちゃうんじゃなくて、自分で海外で事業をしようとしてるなんて、きっとうちの姪っ子と合うはず!」とはりきって持ってきてくれていて、その話にのった母とふたりで熱心に進めるし、加えて、「またすぐに海外に戻らなきゃ」前提で話をしていたために、私も芸術祭期間はあまり時間が取れないよ、ということで、こちらに来ていただいて、芸術祭をご案内するというプランが浮上して、「それなら」とお受けする結論になったしだい。が。お会いしてみると、どうも話が違う。大手を早期退職したところまでは事前情報どおりだったのだけど、友人と海外での事業展開なんてさっぱりで、確かに海外で働いてた期間はあるけれど、数ヶ月という期間派遣のような形でコンピューターの講師をした、とかそんな感じ。なので、「すぐ海外に戻っちゃうから」と大慌てでセッティングしたはずなのに、「次の予定もないし、住まいもないので、実家にいるしかないんです」とのことでありました。というわけで、叔母や母が私に推薦した理由である「海外で事業とか、年齢はいってても夢を捨ててない感じでいいじゃない!」ということとは実は間逆で、これからの展望がまったくないので、今は実家にいるというお話。そんなわけだから、と結びつけるのも何なのですが、お会いしてみると、聞いてた年齢よりもずっと年上の印象で、すっかり第一線を退いた感じになってしまってるものだから、こちらとしても、結婚対象となる男性とお会いしてるというよりは、父の知り合いの方とか、恩師をご案内してるみたいな。自分自身、いい年だということはわかってるんです。青いこと言ってられる年じゃないっては思ってるんです。でも、でもね。今の状態、「まだ始まってもいない」って思ってるの。青いけど。それが、人生から降りちゃったみたいなお話でこられても、それはご一緒できないです。それは、無理です。「結婚したい!」じゃなくて「恋がしたい!」でいるわけだから、年齢がどうこうではなくて、現役感が欲しいわけです。そもそも、若い人でも覇気がない人ってまったくダメなので。うちの両親を見ていても、とっくに仕事を退いた年齢ではあるけれど、それぞれに趣味や学びたいことがあって、常に「これがしたい」「こうなりたい」って目標があって日々生活しているし、食べるものにしても、新しいもの珍しいものにトライするのが好きだったり、特に「もう年だから、脂っこいものは無理」とかってことはない。そういうことがあるから、余計に理解できないのかなぁ…年齢的には全然そんなことないはずなんだけど、何やら父よりずっと年上の方をご案内しているような気分になってしまって…そして、そして。お相手の方も、ひょっとしたらあまり乗り気ではないような。叔母の話では、今まで話を持っていっても全部断っていたのが、今回に限っては「じゃあ、会ってみようかな」って言ったので、周囲が盛り上がっちゃったみたいなことを言っていて、それって、ひょっとしたら、あんまり言われてめんどくさいから、話として「会津観光」みたいな形になった今回は行っておくか、みたいな?実際、別れ際も「今度、我が家の近くにおいでのときはご連絡ください。コーヒーご馳走しますよ」みたいな言い方で、「結婚を前提に!」みたいなのは一切なし。なので、ご案内をしている間は楽だったし、楽しかったわけです。物静かな方とはいえ、芸術祭の展示については、それなりに興味を持って、話を聞いてくださったり質問してくださったり。というわけで、今後は本当にお断りすると思います。やっと決心がつきました。
2011年10月18日
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今週末もものすごく忙しがっておりまして、今日も明日も一日中外に出てるような予定でありまして、そのくせ、とんがり屋もすすんでないものだから参ったね。というわけで、詳しくは週明けに落ち着いたらということで、簡単にご報告。結局、「善は急げ」的な発想に基づき、本日、お見合い。結論から言うと、嫌じゃなかった。が、お断りするとことになると思う。何というか、対象外すぎて嫌じゃなかったというか、本当に、観光コンシェルジュとしてお客さまを案内してる状況みたいな。相手を男性としてみて評価するというとこまで全然達しなかったわけです。母や叔母が「高ポイント!」と思ってた部分も、実は実際とは違ってたりで、そのあたりからのゴリ押しもなさそうという結論に達したし、肝心のご本人も、実はそんなに「どうしても結婚!」というわけでもなさそうで、観光を楽しんで帰っていかれた、みたいな感じだったし。とりあえずは、一仕事終わった感じ。あー、疲れた…(-_-;)というわけで、気持ちが軽くなる小ネタをひとつ。「4Sゲッツ♪」とつぶやいた人がいて、非常にタイムリーな話題だから、たいていの人は「ああ、iPhone買ったんだ」と思う。ところが、これを発信したのがタカハシダイスケで、それをフォローしてるのがおおむねスケートファンと言う状況だと、なんと3分の一くらいの割合で「ええ!4回転サルコウ跳んだの!?」と反応する人が出てくるのです。他のスケーターの反応が「おめでとう!」とか「いいなー」とかなもんだから、余計にどうとでもとれちゃうのよね。実際はiPhoneで正解なんだけど、発する人と受け取る人の属性によって、こんなにも文章の意味が変わってしまうんだと言う現象を目の当たりにしまして、非常におもしろいな、と思ったしだい。
2011年10月15日
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帰ってきてみたら、近所に住む叔母と母がそろって私を待っていた。何事かと思ったら、遠縁の親戚からのお見合いの話。ああ、そういうことね。親戚関係のこともあって無下に断れるものでもなし、それに、叔母と母は「いいお話!」と思ったらしく、やけに乗り気。なんか前も書いたことあるような気がするんだけど、「まじめ」とか「おとなしい」とかって、私にとっては全然ほめ言葉に聞こえない。今までの経験からしても、それって大抵「退屈」「面白みがない」の言い換えだもの。私が連日わちゃわちゃ忙しそうにしているので、それならいっそ、私が芸術祭を案内する形で会ってみては、とのこと。まあ、それならそれでお客さま一名獲得なわけだし、私より結構年上で経済的余裕のある方のようなので、うまくすれば、何かとお買い上げで経済効果につながるかもしれないし、妥協案としては悪くない。なので、こちらのスケジュールを出したところ、早速、母が仲介者の親戚に電話をして、ふたりで盛り上がること盛り上がること。もう、電話してるその話を聞いてるだけで、ますますうんざり。母は「経済的に安定してるってのが一番よね!」とか張り切ってて、「そのうえ、気が合えばもっといいよね」とか言うんだけど、それって、順番違わないか?と思うわけで。私からすれば、まずは会ったときに直感的にひらめくものがあったり、話していて楽しかったりで、「一緒にいたいな」って思えることが第一で、その後、何度か会ううちに「結婚したいな」に気持ちが上がっていって、そこで各条件のすりあわせになるんじゃないかと。「経済的に安定している」「長男じゃない」「学歴がつりあってる」あたりの条件を一番にすることができるような考え方の持ち主なら、とっくに結婚してるってばさ。そうじゃないから、今まで独身なわけで。夢があって金がない人とは一緒にいられるけど、夢がなくて金がある人とは一緒にいられないよ、私。経済的なことはさ、私ががんばるとかでも何か解決方法はどこかにあると思えるけど、生き方とか価値観の部分ってのは、これから変えられるってもんでもなし。そして。そろそろ正直に言うけど、やっぱり見た目9割。最近、気がついたんだけど、おそらくはストライクゾーンが狭いわけじゃない。が、多分、「嫌だ」と思うゾーンが広いみたい。なので「嫌じゃないなら、人柄がわかるまで付き合ってみる」ってことを否定はしないんだけど、その肝心の「嫌じゃない」ゾーンがえらく狭いんですよ。きっとね。そして、さらにさらに、困ったことに、デートとスケートの試合が重なったときに、迷わずデートをとれる相手じゃなきゃ無理なわけです、今の私の場合。もしくは、「一緒にスケート見ましょう!」みたいな人じゃなきゃwオタクなもんですみませんつまりは、結婚不適合者なんだと思います。私にとっては、結婚って「一緒にいたいからいる」という手段にすぎないのだけど、その考え方自体が、ひょっとしたら間違ってるのかも、と思う今日この頃。人類という種の保存のため、あるいは日本と言う国家の存続のため、結婚して家庭を築き、子供を産み育てることは、ある程度、人として国民としての義務なのかもしれない、とかね。適齢期ってラインを目安に、一生懸命婚活とやらをして結婚していく人たちって、きっと、そういうことなんだろうな~って。他の事では「義務を果たさず権利ばかり主張するな」とか散々えらそうなこと言うんですけど、この件については、義務を果たさずに権利ばかり主張してます、ごめんなさいまあ、そもそも、その「義務」って考え方になじめないってことなんだろうけど。まだ日程について先方からの連絡待ちなんだけど、とっとと済ませて、またスケートとかとんがり屋とかに集中したいものです。嫌だ、嫌だ。
2011年10月13日
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ほら、なんかあれこれウダウダしてたら、こんな時間。困ったもんだ。この週末も、あれこれスケートの話題は尽きず、再来週のグランプリシリーズ開幕に向けて気持ちも高まってきてるもんだから、いったい何から話したらいいものか。まあ、ひとまず、今週はジュニアグランプリはちょっと一休みな感じで^_^;日本勢、有力選手出てないんだからしょうがない。あ、ただ、今週の結果を受けて、以前から自力で確定していたヒノリュウジュに加え、タナカケイジもグランプリファイナル進出がほぼ確定ってことで、おめでとう。女子は若干苦戦してます。来週のショウジリサが成績でなければ、ファイナル0になる事態も。と、それはさておき。このところ、ダイスケのつぶやきがいいのですよ~。相変わらず「俺わ」とお書きになるので、「ああ、こいつとは友達になれん」と思うわけですがw内容がね、かなりのファンサービス。昨年のグランプリファイナルあたりから始めて、でもずっと、「人に見られてる」意識がないというか、友達同士内輪のツールのつもりでいるというか、読みようによっては「もうちょいファンの気持ちも大事にしてくれよ」みたいなこともあったわけです。DVDで「おもしろいので、みなさんもぜひ」みたいなこと言ってたゲームを、「即効飽きたし。一ヶ月もたんかったw」とかね。基本、忘れたころに一言二言だったし。それが、このところ「見られてる」意識が出てきた感じでいい感じ。シーズンのビジュアルを決定することにもなる美容室での一幕とか、ミュージカルを観にいって勉強になったっていう話とか、今季のプログラムについてのファンからの質問に答える一言とか。いや、ホントいいっすよ(/_;)言葉遣いが日本語として許せない時があることを差し引いても、もう、こんなこと続けられたらガンガン好きになっちゃうじゃん…んでもって、数日間だったんだけどサムネイルも自分の写真にしててさ、これが、これが、もう、ものすごくどストライクな一枚っ!!今は、また風景画みたいなのに変わっちゃったんだけど、いや~、保存しておいてよかったよ。多分、こういうのって、本人が消した以上拡散しちゃいけないものだと思うので、紹介すべきじゃないってわかってるのですが、あまりにもあまりにもあまりにも…ちょっとしたら消します ※消しました…あれ?なんか、日記の趣旨がわからなくなってきたぞ…というわけで、あ、マチダくんだ、マチダくん。近畿フィギュアスケート選手権で余裕の優勝。まあねぇ、いわゆる全日本の予選の予選ですから、本来は出る必要のないところ、足慣らしみたいな感じでの出場なんで他選手からしたら別次元で当然なのですよね。映像がないので、プロトコルで判断するしかないのですが、フリーで3回転倒してるわりにそう悪い点数じゃない。演技構成点が強くなってきましたね~。SPが、すべての要素において加点がついてたてのもよかったわけだけど。ただ、フリーの後半が各要素マイナスだらけでグダグダだったようで、これは若干、まだ捻挫の影響があるのかな?NHK杯までに、体が整うことを願っております。で、今週のカテゴリー3の大会フィンランディア杯にムラタカヒト登場。日本男子7強の一角であります。出場選手もあまりそろってる大会ではなかったため、思ったとおり優勝。これで、カテゴリー3の大会では、ハニュウ、村大、ムラと3週連続日本男子優勝です。それは、めでたい。めでたいんだけれども…。今大会どうもね、全体的に出来が悪かったみたいなのよね。なので、その中で「マシだった」みたいな優勝の仕方。んでもって、動画を見て私は思いっきり動揺した。ムラくん、やってしもうてますやん!!いや、これは、男子シングルにおいて4、5年はやっちゃダメな曲ベスト3にランクインしてますよ。特に日本男子。ピアソラのブエノスアイレスの四季、昨季のダイスケのFPです。四季というからには4曲ありまして、ダイスケのプログラムは冬→春、ムラくんのは春→冬→夏って使ってるんだけど、いや、そのくらいの違いじゃやっぱりダメだよ、多分。賛否両論というより「否」の予感しかしないんだ。もう言われる否定意見まで予想ついちゃうもん。「タカハシの劣化コピー」とか「タカハシになろうとして失敗してる」とか。みんなひどい(/_;)(←いやいや、今のとこ、言ってるのあなただから。…あ、私かw)編曲や振付自体、タカハシ&カメレンゴ(振付師さんね)バージョンってのは、ホントすばらしかったと思うのです。一方ムラくんのは、曲のつなぎ方も強引な感じがするし、振付も…ムラくんて、日本男子7強においては、つなぎの部分がちょっと弱い選手だと私は思っていて、それが、このプログラムだとものすごく目立つ。弱点目立たせてどうすんだよ、と思うのですよ。それに、これは彼の調子の問題かもしれないんだけど、長所であったはずの勢いとかスピードみたいなのが死んでると思うんだ。いや、もちろんね、ムラくんファンで彼をずっと見てきたって人にとっては、「上半身の動きがよくなった」とか「表現の幅が広がった」みたいな長所もあるんだと思うの。が、私のタカハシよりな目からすると、「タカハシならこの音拾ってたのに!」みたいな、非常にストレスのたまるプログラムになってるわけです。というわけで、比較するのはとことん嫌味と思いつつ、まずはムラくん。「つなぎ」というのは、ジャンプやスピンといった各要素以外の部分にあたりまして、単純にスケーティングしてるのではない足元の動きに特に注目。なんか、ひどいことしてるな~と自覚ありつつ、昨年のタカハシ。いやホント、これと比較されるのは相当しんどいよ。なぜにこんな茨の道を選んでしまったのか…特に日本男子は、何したって「タカハシっぽい」と言われがちだろう世界の評価を相手にしていかなきゃいけない部分があるわけで。おそらくはムラくんのせいじゃない。振付師とかコーチとかの責任が大きいと思う。私はずっとムラくんのことが嫌いじゃない。むしろ、好き。だからこそねぇ、「なんでこんなことしちゃったんだよ!」という思いが強くて、ホント、マジ、なんか眠れない…(*_*)
2011年10月10日
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ボランティアスタッフとして参加している漆の芸術祭が10月1日から開幕し、本日、第2回目のボランティアミーティングがありました。一瞬、気が抜けちゃったりなんだりしてたけど、またちょっとやる気上昇中。んでもって、とんがり屋ブログ方面で展開がありまして、ハートマークビューイングに参加したいと言うことで、ご自分で作成したハートマークを送ってきてくださったのです!なんだか、やってた甲斐あったな~…ハートマークビューイングにしろ、とんがり屋ブログにしろ…んでもって、iPhoneケースについては、本日衣装シリーズのオチにたどり着きました。お時間ありましたら、そっちもさらっとごらんいただいて感想いただけるとやる気出します。というか、これで衣装シリーズの在庫全部出してしまったので、いよいよもって、とんがり屋切羽詰ることにwえ~と、しばらく輪をかけて忙しがると思いますが、あしからず
2011年10月08日
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二日ほど風邪で寝込んでおりました。ゲホゲホ。ただでさえ気温差が激しかった折、そこにさらに東京と会津の移動が入りまして、より一層の激しい気温差を体験。んでもって、なぜかそこでボーっとしてたために、「寒いよ~」と思いながら、窓全開に気づかずに風呂に入るというミスを犯しまして、めでたく咽喉を腫らして熱出してました。が、今日から復活なんで、ホント、長引かなくなってよかったです。というわけで、できればサラサラッとまとめてさっさと寝ればいいわけですが、この週末の件で語り足りなかったことをいくつか。と、その前に。dokidokiさんからお題をいただきました衣装の規制について。え~っと、ここからは正式に何かを見て書いてるわけじゃなくて、主に私の記憶によって書きますんで、もっと詳しい方、間違いに気づきましたらご指摘願います基本的に衣装の決まりとしては、「過剰に露出してないこと」これに尽きます。公序良徳とかそのあたり云々と言うよりも、硬い氷の上で足に刃物つけて跳んだりはねたりしてるわけで、ペアやダンスにいたっては、持ち上げたりぶん投げたりしてるわけで、主に安全性の問題。女子が、ものすごく布の面積が狭いように見えて、実はほとんど肌色の布で覆ってるってのは、まあ、そういうことです。たとえそれが透けてても、素肌じゃなきゃ大ケガにはならないからいいかな、みたいな。基本的に「男子の半ズボンはNG」とは言われるんですが、おそらく、見た目半ズボンでも、その下に女子のタイツみたいなのはいてたらOKな気がします。これはあくまで私の予想なんで、だれか試してみてwつい最近まで、女子はスカート限定だったのですが、日本のスグリフミエがパンツスタイルを取り入れたことで、女子のパンツも認められるようになりました。(← トリノ五輪前とかその前とか、そのあたりの出来事だったはず…多分…)彼女は、「使用曲に歌が入っているのは、歌詞の内容がジャッジに影響を与えるからNG」という規則を、「じゃあ、意味のない声だけだったらOKってことだよね」ってことで、人の声を楽器と同じように扱うということを初めて競技用プログラムに持ち込んだ人でもあり、おかげで、今では、掛け声やハミングなど、「歌詞」以外の人の声は広く使われるようになりました。(← これは、トリノ五輪後あたりの出来事だったはず…きっと、多分…)そんなこんなスグリさんのフィギュアスケートへの貢献というのは結構多大なものがあるんだけど、今では「あの人、いつまでやる気なんすかね~」という扱いになってしまってるのは、非常に残念。(← いやその、私の扱いもそうなっちまってることは重々承知)って、だいぶ本題からずれましたが^_^;というわけで、腕が素肌はOKで脚が素肌はNGと思っていただければよいかと。が、意外と女子より男子で胸元守ってる人多いよね~。はだけてると思いきや、肌色のつけてるんだよね~。女子より男子のほうが慎重なのかなー。じゃあ、以上のような規制を守らなかった場合、どうなるのか?いきなり失格になったりはしないんですね。「減点1」です。じゃあ、もっとはだけたっていいじゃん!1点くらいくれてやれよ!!…はっ!すみません。ついついダイスケの胸元の守りが強固なもので、興奮してしまいました。まあ、あれは、規制がどうこう言うよりも、「何かと濃い」ことを、本人が気にしてるせいなんですけどね。あと、減点につながるルールとしては、身に着けているものを落としたら減点されます。例えば、髪に飾っているものとか、衣装の一部とか。そういう意味では、髪型も、氷に髪が落ちないようにまとめることを求められます。これまた私の記憶だけで言って申し訳ないのですが、アンドウが、肩くらいの長さでウェイブがかかったような髪をまとめずに滑って注意をうけたことがあったようななかったような。というわけで、女子はたいがい長く伸ばしてひっつめるか、セミロングでハーフアップにするか、顔の輪郭に沿うくらいのショートにするかって感じなのです。なので、男子で特にガチンスキーとかロシア勢あたり、結構長めでバサバサな感じの人いるけど、あれはOKなのかと思う今日この頃。と、だいたい決まりとしては、こんな感じで、それ以外、あんまりうるさいことは言われません。なので、例えば、昨年のグランプリシリーズロシア大会でのトマシュ・ベルネル(CZE)。空港での荷物トラブルで衣装が届かず、ほぼ私服のシャツ&パンツスタイルで滑って優勝。そういうのはまったくありなのでした。だから、ジュニアとか、あんまり衣装にお金かけられないあたりの方々は、意外と普通の服で滑ってる人もいないではない。ダイスケの世界ジュニア選手権優勝のときも、SPは、お兄ちゃんお下がりの革パンだったりするんだよ。っていうか、そのあたりは、あとは本人が動きやすいかどうかですよね。と、あっさり終わるはずだった衣装談義が長々と…(-_-;)なんか、ホントすみません本題は、この週末の出来事から、今シーズンの日本男子を占うみたいな話をしようと思っていたのですが、ではでは、そのあたりはさらりと。観にいったジャパンオープン、男子と女子の競技の合間にゲストコーナーがありまして、予定ではリード姉弟とアラカワさんだったわけですが、滑り終わったアラカワさんが、マイクを手に紹介したのは、なんとなんと、サプライズでハニュウユヅルっ!!!震災復興支援みたいな話の流れだったんで、これは「来るな」とは思ったんだけど、同行した友人は、初ユヅルだったものだから大興奮!終わった後も「今日はゆづるん観れたからよかったよ~」とそのことばっかり。(← ちなみに「ゆづるん」と呼ぶのはおそらく彼女だけであります。 一般的スケートオタクは「ゆづ」もしくは「はにゅん」と呼びます。 スケーター間では「ゆづ」みたい。ま、どうでもいいんですけどね)昨年のSPの白鳥をやってくれましてね、これがまたいいんですよ。17歳にして、被災地復興のシンボルみたいなものを背負わされて、震災以降、国内のアイスショーは全出席で義捐金集めの日々なわけです。んでもって、それでも、「僕は仙台でがんばる」と言い続けるわけです。泣ける(T_T)昨シーズンがコヅカの年だったように、今年はハニュウの年になる気がします。そんなこんな、その日一番の盛り上がりをハニュウに持っていかれた感はありまして、その他にも、競技前に出場選手をコールする際、タカハシでものすごいキャーキャー状態になって、パトリックでも、世界王者に対する期待感の「ワー」みたいな盛り上がりがあって、他の選手にも、各々の国旗を振ってのファンの声援があって、私の隣に座ってた男性ふたりがぽつんとつぶやいたように、「コヅカの立場は…?」うん、そうなんだ。そうなんだよ!もうそろそろみんな、コヅカにもキャーキャー言ってくれないか?いや、正直、私は、今年はもうコヅカも「キャー」だと思ってたんだよ。なのに、全然こないんだよ。「キャー」要素ないわけじゃないと思うんだけど、ダメ?ダメなの?たしかにさ、タカハシみたいにDVD作って売れるとは思わない。そこは、ハニュウのDVDのほうが売れるだろう予感はする。するけれども…。さて。そんな日本男子トップ3の動向に加え、(← あれ?トップ3ってタカハシ、コヅカ、ハニュウでいいよね? ん?だれか忘れてる??)この週末、スロバキアで行われていたオンドレイ・ネペラ・メモリアル。思ったとおりムラカミダイスケ優勝でした。SP1位、FS3位だったので、SPの貯金で逃げ切っての勝利だったのですが、その3位だったフリーもすごい。よろしければ、動画をどうぞ。何がすごいって、途中で音が消えます。が、そのまま無音で最後まで滑りきります。普通、音楽が切れたところで止めて、もう一度そこからやり直すもんなんだけど、彼は、あとは最後のステップとスピンだからということで、ここで流れをきらないほうがいいという判断なのか、そのまま続けます。いや~、恐れ入りました。SP、FSとも4回転サルコウを決めているあたりもすごいですが、この腹の座り具合。日本男子7強のうち7番目と思ってきましたが、これはちょっとわからないかも。ひとまず今年は、そんなこんなでハニュウユヅルとムラカミダイスケに注目です。
2011年10月06日
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思ったこと、その2であります。ひとつの話題で連投とか、始めてかもしれんw本題に入る前に、コヅカについてもう1点。だれか、彼に新しい衣装の型紙を買ってあげてくれないかwそりゃ、彼比でずいぶんキラキラさせてはきたけれど、どうして毎年同じ形の色違いバリエーションなのさ。彼の衣装が「ユニクロで売っている」「常に同じ型紙を使っている」と揶揄されるのは毎年のことで、彼自身、結構ネットの評価とか見ているタイプだと思うので、そうからかわれてるのは知っていそうなものなんだど、ここまできたら、知っててわざとやってるの域なんじゃないかと。ショーでタカハシの衣装借りて着てるの結構にあってたから、冒険してみても、そう大きくはずさないと思うんだけど。さて、本題。前ふり長すぎ。タカハシダイスケ、最下位でした。ジャンプがグダグダでした。超点数低いです。でも、別に心配してない。だって、5月に膝のボルト抜き手術して、しばらく練習できなくて、ジャンプ練習できるようになったのも最近で、4回転なんかほとんどやってなかったとか。プログラム自体、通したのは本番で3回目らしいし。なら、仕方がない。手術があったために圧倒的に練習量が足りてない&新しい体に慣れてない故の結果で、じゃあ、これからのグランプリシリーズに間に合うのかって言われたら、それはどうかなと思うけど、おそらくは、ダイスケおよびチームタカハシ自体が数年スパンで考えてるのだろうから、そこは、大きく構えてていいんじゃないの、と思う。それに、6分間練習では、えらく質のいいジャンプを跳んでたのですよ。つまりは、足りてないのは、プログラムを通してやりきるだけの体力とか筋力とかそのあたりで、ひとつひとつの要素を抜きだしてみれば、進歩しているわけです。特に、これはよかったと思ったのが、昨シーズン苦労していたスピンが今回はレベル4ふたつとレベル3。よい傾向。そして何より、圧倒的にすばらしくなっているスケーティング!今までもよかったです。世界トップレベルでした。が、もっともっとよくなっている。一切氷との間のストレスを感じさせないと言うか、氷に靴が張り付いたまま移動していくような、まるで氷が柔らかいかのような、圧倒的にすばらしいスケートでした。氷を削らないし、音がしません。すごいです。なもんだから、ステップもすごいことになってました。中ほどのサーキュラーでは、途中一箇所氷に引っかかるところがあったのだけど、それ以外は、音のとり方から何から本当にすごい。ラストのコレオステップでは、真ん中付近で力尽きて、それ以降が、まるで振付を忘れたかのように動きがとまってしまっていて、ジャンプのミスよりも何よりも、今回はそこが残念だったかな~。まあ、技術的なことはそんなところなのですが、まとっている空気の変化にも驚いた。女子も含めて他選手は、やっぱりアスリートなのである。あんなに王子なバトルさえ、プログラムの最初のポーズを決めると、アスリートなの。が。タカハシは「男」だった。匂い立つ色気をまとった「大人の男」だった。ええ、そりゃもう贔屓目バリバリですよ。恋して目が曇ってますよ。でもね、隣に座ってた男性二人組。タカハシの演技が終わったときに、どちらともなくそろって「大人だぁ…」とため息をついた。私は今回、その一言がうれしかった。どうだ、うちのタカハシ、色っぽいだろ!w怪我から復帰後のオリンピックシーズン、ずいぶん大人になったものだと感心したけれど、今シーズンはもう一段階、ものすごく大人。余計なものをそぎ落とし、挑みかかってくるような激しさは姿を消し、静かに、でも説得力を持って胸に迫ってくる。そして、私が心配してないもうひとつの要素。演技前、演技後の佇まいがいい感じ。オリンピックシーズンも、それがあったから、なかなか成績が出なくても信じて待てたのよね。昨年は、なんだかんだ、実は私たちファンも含め、「世界選手権2連覇」で頭がガチガチで、でも、やりきった感で尽きてる部分もあって、なんだかずっとフワフワしていた。地に足がついてないというか、集中し切れてないというか。が、今季は再び、腹が決まってると言うか、焦りがないというか、穏やかに微笑みながらも、なんとなく顔が明るい。ああ、私が恋に落ちたタカハシだ、と思う。そしてさらに大人になって、魅力的になって。ここで、うれしいお知らせ。また、食欲減退中です。観た直後じゃなくて、昨日の夜からやってきたので変な感じではありますが。とりあえず、これを持続させてちょっとやせたいところでありますwそして、そして。今回、半分は衣装を観にいったといっても過言ではないのだけれど、まさかの黒シャツ。私としては、衣装が間に合わなかったので「仮」だと思ってるんだけど、曲調にあわせて、このままでもいいのではないかという意見も多数。何しろ”タカハシ”なんだから、もうちょっと何かするとは思うんだけど、このまま行ったら「イメチェン」とか言われるんでしょうね。あ、ただ、髪はもうちょっと伸ばすそうで、それはうれしいお知らせ。わーい♪と、ここまで絶賛しておいて動画をあげるのは怖いわけですが、まあ、相変わらずだだもれている18禁的な何かをお楽しみください
2011年10月03日
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怒涛の週末をすごして、本日抜け殻。こんなところで、力尽きてちゃダメじゃん!wとは思うものの、日曜の朝、ホテルの部屋で目覚めた時、一仕事終わった後みたいに、気持ちがスコンと落ちてることに焦りました^_^;ボランティアスタッフとして関わってるだけだけど、芸術祭が1日に無事開幕したってのもあるかもなのだけど。というわけで。行って来ましたよ、さいたまスーパーアリーナ!直前でサラ・マイヤーがアウトして、昨年のジュニア世界選手権銀メダルのトクタミシュアがインしたことで、ますます大会の本気度アップだったし。席はリンクの角っこ、選手登場口の上のほう、テレビには映らないあたりでした。一安心wで、何をどこから語ったらいいのかわからんわけですが、男子については、ここで今季を占えちゃうようなメンバーだったので、とりあえず全員分。プルシェンコの欠場で急遽参加となったフローラン・アモディオ(FRA)。今年も賛否両論の予感しかしないwというか、去年に引き続きで「またか」という感じなので、「否」の意見が多そうな…いやね。すごく立ち止まるんですよ。立ち止まって踊るわけですよ。踊れる選手なので、それはそれで成立してはいるんですけど、なにしろスケートなので「そろそろ滑ってくれないか」と思うわけです。去年のマイケルジャクソンメドレーも、結構立ち止まってて、なんだか、コーチであり振付師であるニコライ・モロゾフ(ミキちゃんの彼)の悪ふざけにつき合わされているような、そんな気さえしちゃいます。まだ滑り込んでないってこともあるんだと思うんだけど、持ち前の元気のよさがあまり見られなくて、「あれ?もっとスピードのある選手だと思ってたんだけど…」という印象でした。昨季世界選手権銅メダリスト、アルトゥール・ガチンスキー(RUS)。まずは6分間練習を見ていて、特に今回はうまい選手がそろっちゃったってのもあるんだけど、他選手に比べてスケーティングがあきらかに、あの、その…アモディオはともかくとしても、タカハシ、コヅカ、チャン、バトルの中に入っちゃったら、大抵の選手は見劣りする…とは、わかっていても、う~む。でもでも。昨季は何だかプログラムがやたらと古臭い感じがしていたのだけど、今季のフリーはそうでもない。嫌いじゃない。がんばれ、ガチくん。男子シングルにおいては、ロシアのソチ五輪に向けての期待が彼一人の肩にずっしりのしかかってしまってるわけで、なにやらそれはかわいそう。やっぱりね~、人数いるって大切ですよ。ホント。日本男子から、ちょっと貸してあげたくなる。唯一、現役でないジェフリー・バトル(CAN)。2008世界王者にして永遠の王子です。今回のメンバーを見て、この中にバトルって気の毒だなって思ったわけで。2008年に世界選手権をとった後に引退して、ショーを中心に滑ってるから、競技用プログラムって、この大会のためだけに用意することになるのよね。それだけでも大変なことだと思うし、現役を退いてから、そこそこ時間も経ってしまったし、そもそもジャンプが強い選手じゃなかったし、昨年のジャパンオープンの出来もイマイチ、イマニだったし。が。よかった。なんか、バトルもまだここまでできるんだ、ってうれしかった。後半、疲れが出てジャンプミスが目立ったけど、前半のジャンプはどれも見事だったし、ミスがあっても気持ちが切れることはなかったし、現役選手の中で、少しも見劣りしてなかった。こんなバトルが見られて、本当によかった。そして、現世界王者パトリック・チャン(CAN)。実は、今回観にいく前に、生で見ちゃったらパトリックを好きになるんじゃないかという不安にかられていたわけですwいや、別にパトリック好きになったって、誰からも責められたりしないんだけどさwwwつまりは、すごく期待してたんだと思う。ものすごいものを観られるんじゃないかって、ちょっと期待が大きすぎたのかもしれん。結論。別に好きにはならなかった。男子シングルにおいて、スケーティングのきれいな選手といえば、タカハシ、コヅカ、チャンで順不同ってのは、前にどこかで書いた気がするのだけれど、今回観たプログラムにおけるスケーティングの美しさは、私の中では明らかにタカハシ>コヅカ>チャンでした。そりゃ、贔屓目はあるさ、それは認めるさ。でもね、6分間練習のすべり具合はよかったのよ。タカハシとチャンが並走してるとこなんか、今スケートやってるジュニアやノービスの子たち連れてきて、「これがスケーティングのお手本よ!」と見せてあげたくなるような見事さでした。なんだけど。プログラム中のチャンのスケーティングは、私には「あれ?この人こんなにとがったスケートする人だったっけ?」という印象。スケートの刃が鋭く氷に突き刺さり、切り裂いていくようなそんな滑りに見えた。私がチャンに対して持っていたイメージって、もっと、氷の上をなめるように滑っていくって感じだったんだけど。点数は出てるのだけど、スケートの印象がそうだったし、なにやら全体的に淡白で、残念ながらグッとこなかったのであります。さて、日本の二人。まずはコヅカタカヒコ。よろしければ動画をどうぞ。7分弱ありますので、お時間のある時にでも。もうね、コヅカが「ナウシカ」とかずるいwこんなにナウシカが似合う人いないし、こんなにコヅカに合う曲ないと思った。彼は彼なりに自分で曲を選んだりつないだりしてきたわけで、実は個性的な選曲もしてこなかったわけではなく、バンクーバーシーズンのギターコンチェルトとか、難しい曲だと賛否両論、点数もなかなかでなかったけど、まあ私は好きで、が、あれは彼のクレバーさであるとか、技術の端正さを見せることにはなったけど、ドはまりの代表曲とはいかず。でも、ナウシカは代表曲になる。海外のファンとかジャッジとか、大ウケだと思うんだ、これ。もう、毎年ジブリでいいよw中ほど、サーキュラーステップのあたりからしばらく、まったく音とかみ合っていなくて残念なんだけど、最後のコレオステップのとこなんて、曲と動きがぴったり重なって、危うく泣くところでした。点数としてはイマイチ伸びませんでしたが、会場は拍手が鳴り止まず、観客に与えた感動と言う意味ではおそらく男子で一番でした。女子ではスズキアキコが拍手なりやまずでありました。そして、そして、ダイスケの話にいこうと思うのですが、この段階で、多分字数が足りてない。よって、いったん切ります。でも、今勢いがついてるから、今晩中に書いちゃおう♪
2011年10月03日
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