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今年良く聞いたアルバムはこれです。エイジアのジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズによるアイコンプロジェクトの2作目。二人の音楽センスがうまく噛み合って、往年のエイジアを思わせるシンフォニックで、メロディアスで叙情的なロック・チューンを構築してくれました。アイコンの来日公演に合わせて10月25日にリリースされた本作の主題は、ルビコン川に纏わるシーザーの古代物語に由来しています。2度と元に戻ることは許されない二人の決意を感じさせます。ウェットンのソロにダウンズが手を貸したような前作「アイコン」とは違って、本作はダウンズの音楽的センスが前面に出たことによってエイジアの再来を感じさせるサウンドで貫かれています。<収録曲>1. ザ・ダイ・イズ・キャスト まさにこのアルバムのテーマソング。アルバムの最後に配置されたルビコンと対称を成す歌詞の内容。二人が大好きなアバの楽曲「Winner Takes It All」が歌詞中に登場。歌メロはウェットンだが、イントロとアレンジは明らかにダウンズ。2. フィンガー・オン・ザ・トリガー エイジアの3作目「アストラ」収録の「Count Down To Zero」に出てくるテーマ。曲の全体を支配するダウンズのアレンジが往年のエイジアの楽曲を彷彿とさせる。携帯電話のボタンを押すのは最後通告を告げるために銃の引き金に手を掛ける女性?3. リフレクションズ(オヴ・マイ・ライフ) この曲もどちらかというとダウンズの趣味に近いけど、人生の黄昏を迎えて天国に行くか地獄へ落ちるかの自身への問いかけがテーマ。キリスト教の贖罪、そして性善説へと帰結する歌詞が印象的。これは多分にウェットン先生の人生回顧風(?)ど演歌でしょう。4. トゥ・キャッチ・ア・シーフ オランダのゴシックロックバンド、GATHERINGの女性ヴォーカリスト、アネック・ファン・ガースバーゲンがウェットンとデュエットしている壮大なバラード。別れた男女が劇的によりを戻す内容がテーマとなっているが、これもルビコンか?テーマの割には歌詞とアレンジが大仰なのがエイジア風と言えばそれまでの話。でもこんなバラードも書ける二人の作風には感銘を受けました。5. ティアーズ・オヴ・ジョイ UK時代のウェットンの朋友、エディ・ジョブソンが作曲者としてクレジット。ジョブソンは使用許可を求めるウェットンに「元々君の曲じゃない?」と言ったとか。本曲には15歳の天才ヴァイオリニスト、ケティ・ヤコビーが参加。アメリカの「スクール・オブ・ロック」でウェットンが共演して知り合いになったそう。どんな小さな絵でもそれぞれ違う物語を持っているという出だしの歌詞が、反戦歌にも通じる普遍のヒューマニズムを感じさせてくれる。6. シャノンズンチャッチャー、ズンチャッチャーとワルツのリズムが印象的なナンバー。必ず女性の名前が使われた曲を入れるのはウェットンの趣味だと思うけど、ずいぶんと未練がましいラブソングになってしまっているのは相変わらず。(笑)7. ザ・ハンギング・トゥリー 元々のピアノ伴奏はウェットンだがメロディはダウンズ。歌詞の最初の2行はダウンズが書き、後はすべてウェットンとのこと。ウェットンによれば、もう2度と訪れたくない場所について書いた曲らしい。8. ザ・グローリー・オヴ・ウィニングウェットンとリチャード・パーマージェームスのコンピレーションアルバム「モンキー・ビジネス」に収録されていた曲の再演。タイトルの「勝利の栄光」とは無関係な歌詞に見えますが、意味不明。 9. ワールプール メロディはダウンズ、歌詞はウェットン風。やはりこの曲もシャノンと同じで○ックスがテーマになっているのか?10. ルビコン過去に別れを告げて、新しい道を歩き出した二人の決意を強く感じさせる曲。裏ジャケに書かれたウェットンのモットー「Just do it!」に通じる内容。自分たちをジュリアス・シーザーに見立てているのはいいけれど、ちょっと大げさすぎませんかと言いたくなるようなお話。(笑) 11. ザ・ハーバー・ウォール(ボーナス・トラック)ボーナストラックは前作「ICON」に収録されていた「Sleep Angel」の歌詞違い曲。パーマージェイムスが書いた歌詞はウェットン・ダウンズほど大仰ではないが、ルビコンというテーマに符合しているという点で評価できる。
2006.12.31
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ピンク・フロイドのギタリスト、デヴィッド・ギルモアの「オン・アン・アイランド (Special Edition) 」が到着。ボーナス・ディスクであるDVDには、アルバムリリース後に収録されたスペシャル最新ライヴ・パフォーマンスが収録されています。フロイド時代の名曲「運命の鐘」「コンフォタブリー・ナム」とともに、アビーロード・スタジオにて収録された「天の支配」まで収録。故人となったシド・バレットに捧げる熱い演奏が堪能できます。リック・ライト、フィル・マンザネラ、ガイ・プレットなど脇役たちも堅実かつ熱い演奏で支えています。プログレファンは必見でしょう!
2006.12.30
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初期キング・クリムゾン(1969-1971)の詩人でプロデューサーでもあったピート・シンフィールド(Peter John Sinfield)が27日で63歳になりました。1943年12月27日、ロンドン南西地区のFulham Palace Roadで生まれたピートは、68年にクリムゾンに参加、「クリムゾンキングの宮殿」「ポセイドンのめざめ」「リザード」「アイランド」の4作品に参加しました。アイランド期クリムゾンのツアー終了後フリップと袂を分かつピートですが、ロキシーミュージックのファーストアルバムをプロデュースしたり、1973年にはクリムゾン・ファミリーが大挙参加した「スティル」というタイトルのファーストソロアルバム(写真)を発表。さらにエマーソンレイク&パーマーの名作「恐怖の頭脳改革」やPFMなどの作品をプロデュースした後も詩人として活躍中。特に94年、セリーヌ・ディオンに歌詞を提供した「Think Twice」は大ヒットを記録。彼が75年にグレッグ・レイクと共に作ったクリスマスソング、「I Believe in Father Christmas」はいまやスタンダードナンバーですね。ピーとの詩風は、William Shakespeare, Percy Bysshe Shelley,William Blake, Rainer Maria Rilkeなどから深い影響を受けています。
2006.12.29
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今年、レーベルの移籍により作品群が再発されたキング・クリムゾンですが、来年もどどーっと再発されることになりました。まずは貴重な発掘ライヴ音源が、ボーナス・ディスク付の特別仕様で再登場。発売されるのは「エピタフ vol.1 & vol.2」(IECP-20025~8 税込\7,875/紙ジャケ仕様)「ナイトウォッチ」(IECP-20029~30 税込\3,675)、「アブセント・ラヴァーズ」(IECP-20031~2 税込\3,675)、「ヴルーム・ヴルーム」(IECP-20033~4 税込\3,675)の4作品。発売日はいずれも2007年2月21日の予定。ボーナス・ディスクでの中味はキング・クリムゾン・コレクターズ・クラブから、各作品の時代とリンクした4種類のサンプラーが封入されるとのことです。さらに、購入特典としてアートワークとライヴ写真をあしらったポスターも付きます。さらに同日には、4枚組ボックス「真・紅伝説 vol.1」(IECP-20035~8 税込\7,875)と「~vol.2」(IECP-20039~42 税込\7,875)が紙ジャケ仕様で再リリースされます。いずれの作品も収録曲自体に変更はないそうなので、買い替えの必要はなさそう。(笑)
2006.12.28
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フランスのプログレバンド、アトールの4作品が紙ジャケット仕様で来年の2月21日に新規ボーナスが追加されて再発されます。今回、紙ジャケ仕様で再出発するのは、デビュー作「ミュージシャンズ・マジシャンズ」(1974年)、壮大な組曲を織り込んだ名作「夢魔」(75年)、「パリは燃えているか?」のヒットを出した「サード・アルバム」(77年)、そしてエイジア結成前のジョン・ウェットンが参加した問題作(?)「ロック・パズル」(80年)の4作品。これら作品群は2002年にアルカンジェロからリリースされましたが、今回はBMGジャパンからリリースされるということで、K2 24bitリマスター音源が採用されたうえ、新規ボートラがそれぞれ1~3曲追加されます。<アトール 紙ジャケコレクション>価格はすべて税込\2,310、★は新規ボーナス・トラック 「ミュージシャンズ・マジシャンズ」(74年/BVCM-37855)1中世の賛美歌2時の道化役者:化金石のアルペジオ~悪魔~化金石のアルペジオ3ミュージシャンズ・マジシャンズ4クリスタル・スクリーンの彼方5魔術師の秘密6羊飼い7異邦人8. クリスタル・スクリーンの彼方 (ライヴ)9. 雪の精 (ライヴ)10. 夢織り人 (ライヴ)11. ミュージシャンズ・マジシャンズ (ライヴ)12. 愛の奴隷 (シングル・オンリー) ★13. 変革 (シングル・オンリー) ★14. 夢織り人 (シングル・ヴァージョン) ★ 「夢魔(L'Araignee-Mal)」(75年/BVCM-37856)1夢魔払いのフォトグラファー:スーフルの青い光~あばかれた正体~怪奇現象~…そして出現2カゾットNo.13恍惚の盗人:陶酔~色彩の盗人4組曲「夢魔」~思考時間 (謎の暗闇~透明な湖上にて)~夢魔 (睡眠思考~冷凍幻影~老衰頭脳~精神侵蝕)~狂った操り人形 (操り人形~神への冒涜)~プラスチックの墓碑 (プラスチックの街~墓地~不思議な子供たち~夜を求めて)5. カゾットNo.1 (ライヴ)6. 組曲「夢魔」 (オルタネイト・ヴァージョン) ★ 「サード・アルバム(Tertio)」(77年/BVCM-37857)1パリは燃えているか?2神々3決闘4天翔る鹿5トンネル (パート1)6トンネル (パート2)7. パリは燃えているか? (シングル・ヴァージョン) ★8. トンネル (シングル・ヴァージョン) ★ 「ロック・パズル」(80年/BVCM-37858)1黄金の世紀2ルルティム・ロック3カエルカ4スマルト・キッチー5オー6飾り窓の女7ラ・メゾン・デゥ・マン・タ8パズル9ルルティム・ロック (スタジオ・Z・ヴァージョン)10パズル (スタジオ・Z・ヴァージョン)11アタリ・ザッツ・ザ・ゲーム12. ときめきの面影 (with ジョン・ウェットン)13. ノー・リプライ (with ジョン・ウェットン)14. アイ・トゥ・アイ (with ジョン・ウェットン)15. スマルト・キッチー (シングル・ヴァージョン) ★16. ルルティム・ロック (シングル・ヴァージョン) ★ジョン・ウェットンのファンとしての聞き物は12、13、14ですが、特に12はスティーヴ・ハウの参加でアレンジがどう変わったのかを探求できるデモ音源。
2006.12.27
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ロキシー・ミュージックのリーダー、ブライアン・フェリーが来年3月5日に約4年ぶりとなる通算12作目のソロ新作をリリースするそうです。タイトルは「Dylanesque」という仮題になっているそうで、ボブ・ディランの楽曲をカバーした内容になる模様。アルバム発表後にはイギリスツアーも予定されているそうです。ロキシーミュージックも新作を準備しているそうなので、期待ですね!予定されている収録曲は下記のとおり。 1. Just Like Tom Thumb's Blues 2. Simple Twist Of Fate 3. Make You Feel My Love 4. The Times They Are A Changin' 5. All I Really Want To Do 6. Knockin' On Heaven's Door 7. Positively 4th Street 8. If Not For You 9. Baby, Let Me Follow You Down 10. Gates Of Eden 11. All Along The Watchtower 新作とツアーの詳細はフェリーのオフィシャルサイトを参照してください。それにしてもロキシーの曲がBGMとして流れてくる不思議なサイトです。
2006.12.26
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プログレファンにも人気の高いスティーヴ・ウィンウッドのソロ作が紙ジャケボックスセット(UICY-90331~4 税込\10,500)として、2007年2月14日に再発されることになりました。このセットには、初のソロ・アルバム「スティーヴ・ウィンウッド」から、80年のヒット作「アーク・オブ・ア・ダイバー」、82年の「トーキング・バック・トゥ・ザ・ナイト」そして86年の大ヒット作「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ」までの4作品が収納され、いずれもオリジナル・ジャケを再現し、音源は最新リマスターが採用されるそうです。ウィンウッド関連の作品が紙ジャケ化されるのはトラフィックやブラインドフェイスに続く快挙ですね。個人的には「アーク・オブ・ア・ダイバー」に一票です!
2006.12.25
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プログレ系ミュージシャンでクリスマスソングをヒットさせたのが元ELPのヴォーカリスト&ベーシストのグレッグ・レイク。彼が1994年12月17日にニューヨークのWTEN Studiosで開かれたチャリティコンサートで披露した「I Believe in Father Christmas」はEmpire State Youth Choraleをバックに感動的な演奏でした。オリジナルビデオクリップはクリスマスとは全く無関係な映像ですが…。(笑)で、実はこの曲「ジングルベル」の変奏曲だったんですねえ。
2006.12.24
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エイジアの創立者であるジョン・ウェットンと継承者のジェフ・ダウンズが、過去に書き残した未発表音源集「ウェットン・ダウンズ」。8曲目の「Oh!Carolann」は9曲目の「Kari-Anne」の原曲ですが、このたびウェットン先生が正体を明かしました。'Oh,Carolann' was a working title at the time of our demo. I was a little uncomfortable with the name,because it was the name of our receptionist at EG Management.キャロランはEGマネージメント(キング・クリムゾンやロキシー・ミュージックのマネージメントを担当していた会社)の受付嬢だったんですね。I found myself at a kids' party, talking to a fabulous woman called 'Kari-Ann'.The name-switch was complete.It's Norwegian,I believe.子供のパーティで出会ったのがキャリアンという女性。ノルーウェイ人の名前だそうですが…。I later discovered she had been married to ,and had a child with, one of The Hollies, who had a hit of the same name. I don't know her,other than a brief,pleasant conversation at a 'do', but it's a pretty name, and it felt right.ウェットンは後に彼女がホリーズのメンバーの妻であることを知ったそうです。ホリーズにも同タイトル(キャリーアン)のヒット曲があるので、彼女のことでしょう。彼女とは短い会話を交わしただけだそうですが、ウェットンの目にはきっと魅力的な女性に映ったのでしょう。それが歌詞中に出てくる「4分間のランデヴー」なのでしょう。^^;ホリーズの「キャリーアン(Carrie Anne,1967)」はこのCD(↓)に収録されています。ただし「キャリー・アン」ではなく「カリ・アン」となると全く別人で、ロキシー・ミュージックのデビューアルバムのジャケットで、ホワイト・サテンのシーツに身を横たえ、悩ましげなポーズを取るモデルです。ところで、ホリーズといえばオリヴィア・ニュートンジョンもカバーしたThe Air That I Breath(1974)が好きですね。別ヴァージョン
2006.12.23
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ストレンジ・デイズ最新号は、ザ・ビートルズ「LOVE」とジョージ・マーティンの大特集。記事では10月に来日したジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズのインタビューが目を引きます。「ラウンドアバウト」についてのウェットンの発言:「ジョン・アンダーソンって思ったほどキーが高くない」「声質が高く聞こえるだけで、僕が歌うのにキー的には全く問題ない」要は地声だからってことでhそうねえ。(笑)さらにクリス・スクワイアのベースについて、「ベースがややこしくて、弾きながら歌おうとすると、頭と腕をバラバラにしなくちゃいけないので大変だ」そういう貴方もややこしいベースラインじゃないですかと反論したくもなりますが…、気持ちはよくわかります。^^;
2006.12.22
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エイジアが12月3日にロンドンのShepherd's Bush Empireで行ったライブの映像集。アンコールで演奏される「Ride Easy」がなかなか良いです。ウェットンがウィッシュボーン・アッシュ時代に作るも当時は無視された曲。しかしスティーヴ・ハウのギターがこの曲を蘇らせたと言ってよいでしょう。もう一つの見せ場が「ラジオスターの悲劇」。ジェフ・ダウンズの衣装とサングラスに注目!ライブの定番、Sole Survivorではスティーヴのリードギターが冴え渡っていますが、途中でカット。最後はやはり「Heat Of The Moment」。出だし部分と、ハウのギターソロから観客に歌わせるラストパート。ウェットンの声も良く出ていて、来年3月の来日公演に期待ですね。
2006.12.21
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メンバーがそれぞれの分野で活躍中のエマーソン、レイク&パーマー。このたびアメリカでのカタログ販売権利がShout! Factoryへと移行したことに伴って、「The Essential Emerson Lake & Palmer」というベスト盤が来月30日に発売されます。いったい何作目になるのかわからないELPのベスト盤ですが、今回は70年代~90年代までの代表曲28曲を収録したCD2枚組でのリリース。メーカーによれば、音源はオリジナル・テープから新たにリマスタリングされ、ブックレットには、ELP作品の権利関係を長年にわたりサポートしてきたBruce Pilatoが書き下ろしたライナーノーツも掲載される予定です。今後、約1年半をかけてShout! FactoryよりELPのカタログが再発されるとか。 「The Essential Emerson Lake & Palmer」収録曲(ディスク1)1. The Barbarian2. Take A Pebble3. Knife-Edge4. Tank5. Lucky Man6. Tarkus a) Eruption6. Tarkus b) Stones Of Years6. Tarkus c) Iconoclast6. Tarkus d) Mass6. Tarkus e) Manticore6. Tarkus f) Battlefield6. Tarkus g) Aquatarkus7. Bitches Crystal8. Nutrocker9. From The Beginning10. Hoedown11. Trilogy (ディスク2)1. The Endless Enigma, Part One2. Fugue3. The Endless Enigma, Part Two4. Jerusalem5. Toccata6. Still... You Turn Me On7. Karn Evil 9: 1st Impression Part 18. Karn Evil 9: 1st Impression Part 29. Jeremy Bender / The Sherriff (medley)10. I Believe In Father Christmas11. C'est La Vie12. Fanfare For The Common Man13. Honky Tonk Train Blues14. Canario15. Peter Gunn16. Black Moon17. Paper Blood展覧会の絵まで求めてはいけませんが、代表曲がほぼ収録されていますね。それにしてもクリムゾンといい、ELPといい、レーベルが変わるたびに再発を繰り返されてはファンはたまりませんね。これで国内盤(紙ジャケ?)も、再び出直しでしょうか?
2006.12.20
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最近、ヘビロテで聞いているCDのうちの一つ。新譜といえるのかどうかは議論が分かれる作品ですが、けっこう私は楽しんで聞いております。<曲名>(1)ビコーズこれはアビーロード収録とは別ヴァージョン。コーラス部のみ抽出。ジョン、ポール、ジョージによる3層コーラスがサイコーです。(2)ゲット・バックジ・エンドのリズムからこの曲へ。驚きのミックスです!(3)グラス・オニオンさらにリズム同じでこの曲へ。けっこう投げやりで、いい加減な曲だけど、好きです。前曲から都合13曲がコラージュされているそうで…。(4)エリナー・リグビー~ジュリア(TRANSITION)これもポールの名曲。クラシックとロックの融合はこの曲から。でも、なんでジュリアへとつながるのかは意味不明。(5)アイ・アム・ザ・ウォルラス別テイクでしょう、これも。じつにプログレチックなレノンの曲だと思います。初期クリムゾンに大いなる影響を与えたのでは…。で、「ククウカチュウ~」って、なんなのさ?(6)抱きしめたい後期の曲が多く選曲されているこのアルバムの中で珍奇な初期曲。別テイクなのかどうかは不明ですが、黄色い歓声が入ります。(7)ドライヴ・マイ・カー/愛のことば/ホワット・ユー・アー・ドゥーイング中期の名曲群を並べたわけだけど、キーが同じだとこうして繋がっちゃうんですね。一つの組曲のようです。(8)グンキ・ンサアルバム中、一番くだらないアレンジ。わざわざ逆回転させなくても良いと思いますが。(9)サムシング~ブルー・ジェイ・ウェイ(TRANSITION)ジョージの名曲。ポールによる「歌うランニングベース」も聞きもの。エンディングでジョージのブルー・ジェイ・ウェイだが、裏で「ひとりぼっちのあいつ」などが聞こえます。(10)ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト/アイ・ウォント・ユー/ヘルター・スケルターこれまた強引な繋げ方をしましたよ。でも違和感なく聞けてしまうところがすごい!ヘルター・スケルターが隠し味になっているところもオツです。(11)ヘルプ!これも初期のヒット曲ですが、どこがどう違うのかわかりません。(12)ブラックバード/イエスタデイブラックバードのイントロからイエスタデイへの移行はキーが同じ(G)なので、とても自然に聞こえます。(13)ストロベリー・フィールズ・フォーエバーこれが貴重な初登場音源(ヨーコの提供)らしいが、出だしのみ。(笑)あとは3種類の既出別テイクを繋げたものらしい。後半はサージェントペパーズやイン・マイ・ライフ、ペニー・レイン、ピッギーズ、ハローグッバイなどの断片が聞こえてきて楽しい。(14)ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー/トゥモロー・ネバー・ノウズレノンのプログレ曲でスタートしたかと思いきや、そのリズムをバックにジョージのインド音楽へと移行。へーと唸るほどの名アレンジと言えるでしょう。(15)ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ前曲からの続きでLSD賛歌(?)へと移行。上昇と下降を繰り返すポールのベースラインはプログレです。(16)オクトパス・ガーデンリンゴの名唱「グッドナイト」のオーケストラをバックに、たこの庭がミックスされていて楽しくなります。このコラージュにはスターキーおじさんも納得でしょう。エンディングはサンキングの正回転ヴァージョン。(17)レディ・マドンナイントロでポールのストーンズパロディソングが聞こえるアレンジ。後半は「ヘイ・ブルドッグ」が聞こえたりします。(18)ヒア・カムズ・ザ・サン~ジ・インナー・ライト(TRANSITION)ジョージの名曲。「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」のタブラが背後で鳴っています。(19)カム・トゥゲザー~ディア・プルーデンス~クライ・ベイビー・クライ(TRANSITION)ジョンの名曲メドレー。カム・トゥゲザーでのポールのベースは神がかり的。次曲へのつなぎ部分はレボリューション・ナンバー9なども聞こえてきます。(20)レボリューションジョンの名曲。ディストーションサウンドは当時としては新鮮でした。(21)バック・イン・ザ・U.S.S.R.チャック・ベリーとビーチ・ボーイズをパロったポールの名曲。(22)ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスアルバム中唯一の新録音。(オーケストラ部のみ)ジョージの優しさを感じる美しい仕上がりになっていると思います。でも友人に寝取られた妻への恨み節を綴った歌詞はかなり辛辣。(23)ア・デイ・イン・ザ・ライフオーケストラを動員したジョンとポールによる革命的な曲。これもプログレの始まりと言えるでしょう。(24)ヘイ・ジュード最大の聞き所はエンディングでブースとされたポールのベース?(笑)でも、こんなにすごいベースラインが隠されていたとは驚きです。(25)サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)エンディングに相応しいロックナンバー。で、次曲は必然とアンコール扱いになる?(26)愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)ビートルズの凄さはメロディラインにありということを感じさせる代表曲。エンディングではグッドナイトが聞こえてきます。
2006.12.19
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お待たせしました…(って、誰も待っていない?)昨日の続きです。The Smile Has Left Your Eyes ジョンの18番と言っても過言ではない定番曲。スティーヴの奏でるマンドリンが哀愁を感じさせます。Don't Cry前曲に続き、ほのぼのとした雰囲気で進行。カールはコーラス部でタンバリンのみで演奏に参加。曲後にカールが「ヘイ、JW~」と賞賛。In The Court Of The Crimson Kingイントロのキーボードの音色がおかしいと思ったら、途中で変化しました。^^;エイジアが演奏するとクリムゾンっぽく聞こえないのが不思議。 Here Comes The Feelingやはりスティーヴのギターがないと光りませんね、この曲は。ギターのバッキングに若干の変化があります。キーが高いのか、ジョンの歌いっぷりに力みが感じられます。 Video Killed The Radio StarカールのMCで「ジェフリー・バグルズ・ダウンズ」が登場!スティーヴのギターのタイミングも良くなりました。曲の途中でミックスのバランスが変わり、シンセの音が大きくなります。The Heat Goes On(includes CP's drum solo) この曲は最高にノレます。ウェットン・ダウンズの二人はたびたび演奏しているので慣れたもの。スティーヴも新規アレンジで参戦。カールのドラムソロは彼にとって最大の見せ場ですが、長~い。(笑)Only Time Will Tell全員、ここからはノリまくりです。Sole Survivorヴァース部がリズムを刻むアレンジに変わりました。リードギターも新しいフレーズが続々登場。<アンコール> Ride Easy ジョンがウィッシュボーン・アッシュ在籍時に作った曲。でも結果的にエイジアとしてリリースしたのが正解でした。スティーヴのアコギプレイがジェフのピアノと絡み合って最高です。Heat Of The Momentジェフとスティーヴのソロ合戦が最大の見せ場。エンディングはジョンと観客の掛け合いが感動的。
2006.12.18
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さきのオリジナル・エイジアによる英国ツアーのライブ音源から、オフィシャルリリースされた「Live at Shepherd's Bush Empire」が到着。さっそく聞いてみました。<演奏曲目>Pomp and Circumastance, Op.39 No.1 in D major(Intro music)全米ツアーに続いて今シリーズもエルガーの「威風堂々」をバックにジョン、カール、スティーヴ、ジェフの4人が颯爽と登場。Time Again 夏よりもチームワークがさらに良くなった感じで、完璧です。スティーヴのリードギターがとても冴えています。歌メロに合わせたフレーズは今期初登場か?Wildest Dreamsほぼ完璧なアンサンブル。ジョンも少々乱暴気味ですが余裕で歌っています。ドラムソロの最後で意図的に演奏を止めるカールがサイコです!(笑)One Step Closer ジョンのMCでスタート。イントロから乱れのないアンサンブルは流石と言うべき。ハウ&ウェットンのコンビネーションは今期も抜群です。Roundabout演奏のテンポは緩やかですが、夏よりもかなり良くなりました。高音部も良く伸びるジョン(アンダースンではなくウェットン)の歌声が今ではとても心地よく聞こえます。Without YouスティーヴのMCでスタート。ジョンの歌い方は少々雑ですが、落ち着いて歌っているので安心して聞けます。 スティーヴの哀愁を帯びたギターソロの裏で、ブリブリ言わせるジョンのベースプレイも良いです。Cutting It Fine(end with Geoff Downes solo)スティーヴのギタープレイが冴え渡ります。エンディングのジェフのソロはいつ聞いても感動的です。Steve Howe Guitar Solo(including Mood For A Day)ジェフ、今回はSteve Howeの前に「Mr.」を付けて紹介。Fanfare For The Common Man 「Aaron Copeland(アメリカ人)の曲だが、ELPが有名にした」とジョンが紹介。ハウのソロギターとジェフのシンセが透明感あふれる音色を奏でます。スティーヴとジェフのソロバトルが白熱。眠いので続きは明日…zzz
2006.12.17
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エイジア・オリジナルメンバーが来年3月の日本公演に続き、メキシコ、アルゼンチン、チリ、ブラジルなど南米を回ることになりました。<南米ツアー日程>3月14日 メキシコシティ(メキシコ)3月16日 ブエノスアイレス(アルゼンチン)3月18日 サンチアゴ(チリ)3月21日 サンパウロ(ブラジル)3月24日 リオデジャネイロ(ブラジル)さらにバンドは来年の12月「The Twelve Dates of Christmas」と題したイギリスツアーを行うことを早くも決定しました。これで来年いっぱいエイジアがジョン、ジェフ、スティーヴ、カールの4人で継続されることが確実となりましたね。
2006.12.16
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食道がんと闘っている元キング・クリムゾンのドラマー、イアン・ウォーレスが12日に手術を受けたそうです。奥さんのMargieによれば、手術は上手くいったようでゆっくりではあるけれど、病状が快方に向かっているとのこと。原文
2006.12.15
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ピンク・フロイドが1994年に行ったライブツアーの模様を収録したDVD「驚異」のジャケットに使われた巨大な目玉(EyeBall)をオークション(eBay)に出品することになりました。■送料無料+10%OFF 日本盤■2006/9/6発売■Pink Floyd (ピンク・フロイド)■DVD(驚異)この目玉は高さが6フィート(約1.8メートル)もあるもので、オークションによる収益金はホームレス基金に贈られます。出品期間は12月14日から20日までとのことです。デイヴ・ギルモアはこの企画の目的について、「慈善活動のために必要な資金を多く集めるだけでなく、この時期、忘れられがちなホームレス問題への覚醒を促すことにある」と述べています。ニュースの詳細
2006.12.14
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イエス&クリムゾン系プログレコレクターにとっては待ってましたーと言いたくなるようなアイテムが初CD化されました。タイトルはビル・ブルフォードが参加していることで有名な「アブソリュート・エルズホェア」の唯一作品。キーボード奏者、ポール・フィッシュマンを中心とするグループでErich von Daenikenの有名な著作「IN SEARCH OF ANCIENT GOD」をテーマに作り上げられたコンセプト作品。ブックレット付の豪華な変形ジャケ仕様で、サウンドの方も分厚いキーボード・サウンド。今回のCD化にあたり、最新デジタル・リマスター音源が採用され、さらにアナログ初回盤のブックレット付豪華金箔ジャケットも再現されました。アルカンジェロ・レーベルからのリリースです。
2006.12.13
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再結成されたエイジアのヴォーカリスト、ジョン・ウェットンによれば来年3月の来日公演が録画撮りされて、DVD&CDでリリースされます。このニュースはジョンの最新インタビューで明らかにされたもの。7日と言うと東京厚生年金会館でのライブですね。なおジョンはこのインタビューでエイジアのファーストシングル「ヒート・オブ・サ・モーメント」に出てくるエイティトゥは、1982年を意味するのではなくロンドンの有名な通りの名前であることを明言。詳しくは上記リンクを参照してください。
2006.12.12
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ピンクフロイドのギタリスト、デヴィッド・ギルモアが今年リリースした新曲が、グラミー賞の「Best Rock Instrumental Performance」(カテゴリー19)に見事ノミネートされました。ノミネートされたのはギルモアの新作「オン・アン・アイランド」からインストゥルメンタルナンバーの「Castellorizon」です。同じジャンルでノミネートされたのは、ピーター・フランプトンやジョー・サトリアーニなど。
2006.12.11
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エイジアの創設者と継承者、ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズがイエスのリック・ウェイクマン主催によるPlanet Rockのクリスマスパーティに招かれ、エイジアのヒットチューン「ヒート・オブ・ザ・モーメント」を披露しました。これがその問題のシーン(?)でございます。(笑)じつにリラックスした雰囲気での演奏ですが、ウェットン先生の声も良く出ていて安心しました。ところでリックはジョークで観客を笑わせていますが、全然、聞き取れません。^^;こちらはリックによるオープニングの挨拶
2006.12.10
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80年代後半にイエスを脱退したジョン・アンダーソンが、旧イエスメンバーを集めて企画したABWHのライブ公演を収録したビデオ作品「イエス・ミュージックの夜」が当時のビデオ・クリップを追加した豪華仕様で来年の1月26日に再発されることになりました。イエスではなく「アンダーソン,ブラッフォード,ウェイクマン,ハウ」としてベーシストにはキングクリムゾンのトニー・レヴィンを迎えて「閃光」という作品がリリースされました。これに伴うライブツアーも好評で、90年3月に公演も行われました。このDVDには病欠したレヴィンの代役として、ビルのブルフォード時代の朋友ジェフ・バーリンを迎えて収録が行われています。89年9月9日にアメリカ・カリフォルニアで行なわれたライヴ映像集で、今回は輸入盤日本語帯ライナー付仕様(ARDV-1037 税込\5,985)で、当時のビデオ・クリップが追加された仕様で復刻されます。ジャケットもロジャー・ディーンの手によるアートワークを使用した、豪華デジパック仕様になるとのことで、イエスコレクターには垂涎のコレクターアイテムとなりそう。収録曲<Disc-1>1. オープニング/青少年のための管弦楽入門2. 時間と言葉/TEAKBOIS/ロンリー・ハート/時間と言葉3. ザ・クラップ/ムード・フォー・ア・デイ4. マドリガル/ゴーン・バット・ノット・フォーゴトゥン/キャサリン・パー/魔術師マーリン5. 遥かなる想い出6. バースライト7. 同志8. アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル9. 危機10. テーマ11. ブラザー・オブ・マイン<Disc-2>1. ザ・ミーティング2. 燃える朝焼け3. オーダー・オブ・ザ・ユニヴァース4. ラウンドアバウト5. スターシップ・トゥルーパー【ボーナス映像】 6. イン・ザ・ビッグ・ドリーム7. ブラザー・オブ・マイン8. オーダー・オブ・ザ・ユニヴァース9. クァルテット(アイム・アライヴ)※日本語字幕なし個人的にはクァルテットのクリップが感動的でしたね!
2006.12.09
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12月8日は、ken_wettonが3年前、楽天広場にひっそりとデビューした日。そして、二人の偉大なミュージシャンが亡くなった日。1975年12月8日、元ユーライア・ヒープのベーシスト、ゲイリー・セインが、精神安定剤の大量摂取により、27歳の若さで他界した。1980年12月8日、元ビートルズのジョン・レノンが、ニューヨークの自宅アパート前で、熱狂的なファンに射殺された。今でもはっきりと憶えています。学生時代、新宿は○舞伎町のディスコで遊んでいる時でした。チークタイムになって、急に「イマジン」がかかったので、なんでだろう?と思ったら、DJがレノンの射殺を伝えたのでした。嘘だ~と思ったけれど、とても悔しくて涙が出ました。当時、英文学徒だった私にとって、レノンは心のヒーローでした。戦争反対というメッセージよりも、自由な平和世界の構築という、ユートピア思想のほうに関心がありました。今、レノンが生きていたら66歳。ビートルズが再結成して、ライブエイトに出演して、イマジンやレット・イット・ビーを熱唱していたかもしれない。思えばレノンの死を契機に、私のミュージックライフはプログレサイドへと大転換したのでした。(一部、去年の今日に書いた日記と重複します。)
2006.12.08
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英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、イエスのドラマー、アラン・ホワイトが率いる「ホワイト」のファーストアルバムが、2007年1月24日に紙ジャケ仕様でリリースされます。エイジアのジェフ・ダウンが参加していることでも有名ですが、イエスナイズされたサウンドはメロディアスハード系ロックファンに好意的に受け入れられています。国内盤(TKCW-32142 税込\2,800)収録曲1. New Day2. Beyond The Sea Of Lies3. Give Up Giving Up4. Crazy Believer5. Fate 6. Dream Away7. Once And For All8. Mighty Love9. Loyal10. Waterhole待った甲斐がありました!
2006.12.07
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2年前にイギリスで開かれたトレヴァー・ホーンの音楽歴25周年を記念する壮大なライヴの模様が国内盤としてDVD化されます。ホーンは元ザ・バグルス~イエスのメンバーとうよりはヒットソングを連発した名プロデューサーとして有名ですが、彼の音楽歴25周年を記念して、2004年11月に開催されたスペシャル・ライヴを収録したDVDが来年2月にリリースされます。このライヴには、ペット・ショップ・ボーイズ、シール、アート・オブ・ノイズ、ABC、イエス、ベル・アンド・セバスチャン、t.A.T.u.、リサ・スタンスフィールド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなど、ホーンが関係したアーティストが集結。ホーンはバグルス時代の朋友ジェフ・タウンズや、ゴドレイ&クレームのロル・クレームらをバックに従え、ベーシスト&ヴォーカリストとしてヒット曲の数々を披露。さらにイエス時代の仲間であるスティーヴ・ハウ、トレヴァー・ラビン、クリス・スクワイア、アラン・ホワイトなども登場して、「シネマ」と「ロンリーハート」を熱演しています。バグルスの名曲「ラジオスターの悲劇」など、23曲が収録。そのほか、ライヴ・ドキュメンタリーやフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの復活ドキュメンタリーが特典映像として追加されています。タイトルは『Produced by TREVOR HORN~A Concert For Prince Trust』。国内盤(DEBR-13807 \3,990(税込))はジェネオン エンタテインメントより2007年2月7日に発売されます。 「Produced by TREVOR HORN~A Concert For Prince Trust」(DEBR-13807 \3,990(税込))1. Video Killed The Radio Star - Buggles2. Living in the plastic age - Buggles3. Give me back my heart - Dollar4. Slave to the rhythm - Grace Jones5. Poison arrow - ABC6. All of my heart - ABC7. Look of love - ABC8. Close to the edit - Art Of Noise 9. Dr.Mabuse - Propaganda10. Cinema - YES11. Owner of a lonely heart - YES12. I'm a cuckoo - Belle & Sebastion13. Step into my office - Belle & Sebastion14. Left to my own devices - Pet Shop Boys15. It's alright - Pet Shop Boys16. Takes a woman to know - Lisa Stansfield17. All the things she said - taTu18. Killer - Seal19. Kiss from a rose - Seal20. Crazy - Seal21. Welcome to the pleasuredome - Frankie Goes to Hollywood 22. Two tribes - Frankie Goes to Hollywood 23. Relax - Frankie Goes to Hollywood ≪映像特典≫・ライブ・ドキュメンタリー・フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド 復活ドキュメンタリー
2006.12.06
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ギタリストのための音楽雑誌「月刊YMMプレイヤー」にスティーヴ。ハウをフィーチュアしたエイジアの特集記事が8ページわたって掲載されています。1982年に全世界で1500万枚を売ったエイジアのファーストアルバムに焦点を当て、ハウが語る結成当時の状況や収録曲の解説、ギター奏法の分析、使用ギター紹介など、読み応えたっぷりの分析記事が満載です。エイジアのカバーをしているギタリストはもちろん、これからハウのプレイをコピろうとしている人、エイジアや各メンバーのファンは必読でしょう。値段は600円ですが、重いです。^^;
2006.12.05
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イエスのヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンがなーんと20枚組のボックス・セットをリリースするそうです。「The Lost Tapes」というタイトルで発売されるボックスセットには、未発表のスタジオ・デモ音源やライヴ音源などが多数収録されます。制作担当はダニエル・アーンショウというイエスマニア。もちろんジョン自身も製作に全面的に協力しています。現時点で判明している詳細な内容は、20枚中7枚。80年から96年までにレコーディングされた音源が収められるとか。ボックスの特設HPでは一部楽曲が試聴できます。各ディスクの内容も順次発表されるようで、80年よりもさらに古い音源が含まれるかも。現在、特設HPでは予約を受付中で、クリスマスまでには発送される模様。価格が高そうなので、買えそうにないですね。^^;
2006.12.04
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ロジャー・グローヴァーがディープ・パープル脱退後の1974年に制作したプロジェクト・アルバム「バタフライ・ボール」のライヴDVDが国内盤で来年2月に発売されます。国内盤(COBY-91291 税込\3,990)は、とりあえず「ザ・バタフライ・ボール・ライヴ1975」という仮題になっています。この作品のUS盤は今年の春にリリースされていて、往年のハードロックファンにとっては待望のDVD化でした。1975年10月16日、イギリスはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで収録されたこのパフォーマンスには、デヴィッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズ、イアン・ギラン、さらにはジョン・ロードなど、ディープパープル・ファミリーが多数、出演しています。<収録曲>1. Dawn2. Get Ready3. Saffron Dormouse and Lizzy Bee4. Together Again5. Old Blind Mole6. Magician Moth7. Watch Out for the Bat8. Aranea9. Sir Maximus Mouse10. Behind the Smile11. Little Chalk Blue12. Waiting13. Sitting in a Dream14. No Solution15. Love Is All16. Homeward17. Love Is All長らく待った甲斐がありましたね。
2006.12.03
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ジョン・ウェットンのペンによるエイジアの名バラード、「The Smile Has Left Your Eyes」(偽りの微笑み)のビデオクリップはフランス語の字幕が出てきて何が何だかさっぱりわかりませんが、ようやく解明されました。M.G.M.M. presente=M.G.M.M. presentsLe Sourire a quitte tes yeux=The Smile Has Left Your EyesAvec la participation de=with the participation of(登場人物と俳優の紹介)Terry Grant=JacquesVivienne Chandler=ChantaleNatalie King=DanielleMusique composee et dinigee par Asia=よくわかりませんが、この曲の作者はエイジアであると…。Souris Danielle=Smile DanielleAttention! Attention!=Pay attention! この場合は、Be careful! (気をつけて)でしょうか。Dors ? ma petite=よく読めませんが、Sleep well, my little one.という意味と推測されるそうです。Toi aussi=You too (to the doll)On ne peut pas continuer comme ca=ne and pas are put around a word to make it negative,like Je parle=I speak and Je ne parle pas=I don't speak,ちょっと意味不明だそうで…。C'est Jacques=It's Jack.Combien d'autres petites adventures sordides as-tu eus?=これもよくわかりませんが、he's asking her how many sordid adventures she's had.という意味?Je t'ai tout donne=I am all done with you.Qu'est-ce qui nous arrive?=たぶん"What will become of us?"になるとのこと。Et Danielle=And Danielle.Allez-viens!=これも不明ですが、Allezは"to go"ですが、viensが不明。On part!=これもよくわかんないそうです。Danielle, Danielle!=Danielle, Danielle! Jacques, Jacques=Jack, JackDanielle s'est enfu-母親が電話ボックスの中にいる場面ですが、途中で字幕がカットされるので不明。 Avez-vous vue une petite fille?=Have you seen a little girl?Non, non, Monsier=No, no mister.Ah-mon dieu!=Ah, my God!Chantale-NON!=Chantale, no!NON-Ne m'approche pas!=No, Don't approach! FIN=The end.意味が不明な所もありますが、なんとなくフランス語の勉強になりますね。(笑)
2006.12.02
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イエスのドラマー、アラン・ホワイトのバンド、「WHITE」が12月16日にアメリカはワシントン州のIllusionz(in Issaquah)で初めてのライブを行います。スペシャルゲストは、Devereauxです。チケットは夕食付きで$45、ライブのみは$20だそうです。詳細はこちらへ。
2006.12.01
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