ASTRALPHASIA - プログレ日記(Prog Blog)

2006.12.19
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最近、ヘビロテで聞いているCDのうちの一つ。
新譜といえるのかどうかは議論が分かれる作品ですが、
けっこう私は楽しんで聞いております。






    (1)ビコーズ

    これはアビーロード収録とは別ヴァージョン。
    コーラス部のみ抽出。
    ジョン、ポール、ジョージによる3層コーラスがサイコーです。


    (2)ゲット・バック

    ジ・エンドのリズムからこの曲へ。
    驚きのミックスです!


    (3)グラス・オニオン

    さらにリズム同じでこの曲へ。
    けっこう投げやりで、いい加減な曲だけど、好きです。
    前曲から都合13曲がコラージュされているそうで…。


    (4)エリナー・リグビー~ジュリア(TRANSITION)

    これもポールの名曲。
    クラシックとロックの融合はこの曲から。
    でも、なんでジュリアへとつながるのかは意味不明。


    (5)アイ・アム・ザ・ウォルラス

    別テイクでしょう、これも。
    じつにプログレチックなレノンの曲だと思います。
    初期クリムゾンに大いなる影響を与えたのでは…。
    で、「ククウカチュウ~」って、なんなのさ?


    (6)抱きしめたい

    後期の曲が多く選曲されているこのアルバムの中で珍奇な初期曲。
    別テイクなのかどうかは不明ですが、黄色い歓声が入ります。


    (7)ドライヴ・マイ・カー/愛のことば/ホワット・ユー・アー・ドゥーイング

    中期の名曲群を並べたわけだけど、キーが同じだとこうして繋がっちゃうんですね。
    一つの組曲のようです。


    (8)グンキ・ンサ

    アルバム中、一番くだらないアレンジ。
    わざわざ逆回転させなくても良いと思いますが。


    (9)サムシング~ブルー・ジェイ・ウェイ(TRANSITION)

    ジョージの名曲。
    ポールによる「歌うランニングベース」も聞きもの。
    エンディングでジョージのブルー・ジェイ・ウェイだが、
    裏で「ひとりぼっちのあいつ」などが聞こえます。


    (10)ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト/アイ・ウォント・ユー/ヘルター・スケルター

    これまた強引な繋げ方をしましたよ。
    でも違和感なく聞けてしまうところがすごい!
    ヘルター・スケルターが隠し味になっているところもオツです。


    (11)ヘルプ!

    これも初期のヒット曲ですが、どこがどう違うのかわかりません。


    (12)ブラックバード/イエスタデイ

    ブラックバードのイントロからイエスタデイへの移行は
    キーが同じ(G)なので、とても自然に聞こえます。


    (13)ストロベリー・フィールズ・フォーエバー

    これが貴重な初登場音源(ヨーコの提供)らしいが、出だしのみ。(笑)
    あとは3種類の既出別テイクを繋げたものらしい。
    後半はサージェントペパーズやイン・マイ・ライフ、ペニー・レイン、
    ピッギーズ、ハローグッバイなどの断片が聞こえてきて楽しい。


    (14)ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー/トゥモロー・ネバー・ノウズ

    レノンのプログレ曲でスタートしたかと思いきや、
    そのリズムをバックにジョージのインド音楽へと移行。
    へーと唸るほどの名アレンジと言えるでしょう。


    (15)ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ

    前曲からの続きでLSD賛歌(?)へと移行。
    上昇と下降を繰り返すポールのベースラインはプログレです。


    (16)オクトパス・ガーデン

    リンゴの名唱「グッドナイト」のオーケストラをバックに、
    たこの庭がミックスされていて楽しくなります。
    このコラージュにはスターキーおじさんも納得でしょう。
    エンディングはサンキングの正回転ヴァージョン。


    (17)レディ・マドンナ

    イントロでポールのストーンズパロディソングが聞こえるアレンジ。
    後半は「ヘイ・ブルドッグ」が聞こえたりします。


    (18)ヒア・カムズ・ザ・サン~ジ・インナー・ライト(TRANSITION)

    ジョージの名曲。
    「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」のタブラが背後で鳴っています。


    (19)カム・トゥゲザー~ディア・プルーデンス~クライ・ベイビー・クライ(TRANSITION)

    ジョンの名曲メドレー。
    カム・トゥゲザーでのポールのベースは神がかり的。
    次曲へのつなぎ部分はレボリューション・ナンバー9なども聞こえてきます。


    (20)レボリューション

    ジョンの名曲。
    ディストーションサウンドは当時としては新鮮でした。


    (21)バック・イン・ザ・U.S.S.R.

    チャック・ベリーとビーチ・ボーイズをパロったポールの名曲。


    (22)ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス

    アルバム中唯一の新録音。(オーケストラ部のみ)
    ジョージの優しさを感じる美しい仕上がりになっていると思います。
    でも友人に寝取られた妻への恨み節を綴った歌詞はかなり辛辣。


    (23)ア・デイ・イン・ザ・ライフ

    オーケストラを動員したジョンとポールによる革命的な曲。
    これもプログレの始まりと言えるでしょう。


    (24)ヘイ・ジュード

    最大の聞き所はエンディングでブースとされたポールのベース?(笑)
    でも、こんなにすごいベースラインが隠されていたとは驚きです。


    (25)サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)

    エンディングに相応しいロックナンバー。
    で、次曲は必然とアンコール扱いになる?


    (26)愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)

    ビートルズの凄さはメロディラインにありということを感じさせる代表曲。
    エンディングではグッドナイトが聞こえてきます。







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最終更新日  2006.12.20 01:00:43 コメント(10) | コメントを書く
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