平安の祈り
神さま
わたしにお与えください
自分に変えられないものを
受け入れる落ち着きを
変えられるものを
変えてゆく勇気を
そしてこの二つを見分ける賢さを
* The Serenity Prayer *
God grant me the serenity
to accept the things I cannot change，
courage to change the things I can.
and wisdom to Know the difference
この祈りは、発足初期のＡＡ(Alcoholics Anonymous)で、メンバーの間に自然に広まった。当時の新聞にこの祈りが紹介されているのを読んだメンバーの一人が感銘を受け、当時のＡＡオフィスの壁に貼ったのが起源という。出典は明らかではないが、 起源500年頃のイタリアの哲学者で、中世スコラ哲学に足跡を残したボエティウス(Boethius)の『哲学の慰め』にさかのぼるであろうと言われています。
この祈りは、T病院のAAミーティングに参加しているときに出会いました。
最初は「神」という言葉に「主イエス」を感じられたが、あとでこれは、我々の心の中にいる各々の神様という事がわかりました。
我々は、努力や根性。気合で全ての事を乗り越えられるという「まやかしの教え」に洗脳されていますが、実は努力や根性、気合ではどうにもならないことがいかに多いことか。
ただ、だからといって何もしないのは人生からの問いに背を向けた事になる。
我々は常に人生から問われている存在である。それに応えるのは我々の使命ではないでしょうか。
自分に受け入れる心は「落ち着き」、変える決断は「勇気」、そして見分ける力は「賢さ」･･･。
どれが欠けても自分らしくは生きられないのかもしれません
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