12月3日、とうとうわたしの猫がこの世から姿を消した。
死んでも姿かたちのあるうちは、眺めたり撫でたりキスしたり・・でもこの形を何時までも残しておくことは不可能だ。
悲しいけれど、息子と二人翌日は焼き場に行って骨にしてもらった。
開いたままの目が辛かった・・炎にじかに焼かれるかと思ったらつらい。。
この世の最期に見るものが炎では悲しかった。
どうか、最期に観たわたしと息子が目に映ってますように、、と願った。
骨ヲ拾うとき、人間と同じように説明があった。
背骨や喉仏や頭蓋骨や足・・つめと同じ形をした爪の内側にある、なんだろう軟骨みたいなものかな、、そんなものもあった。
頭蓋骨の鼻の部分は細かな襞のようなものがいっぱいあった。
我が家に来たときからしっぽの先が曲がっていたけど骨もちょびっと曲がってた・・いじめられたのか生まれつきだったのか。。
小さな白い骨壷の中にちんまり納まって。。
ときどき頭蓋骨を取り出して撫でていたんだけど少し崩れてしまって、それはやめることにした。
何時か土に返すときが来るかもしれないけどまだその気にはなれない。
気が済むまでわたしのそばにおいて置く。
魂はきっと天国へ行ったと思うから、許してくれると思う。
何時までも一緒だからね。。