mono*como～好きなコト*モノあれこれ～

卒業式、無事終わりました。

式での一人一人の名前を呼ぶところでは、緊張して足がガクガク震えていました。

よびかけも卒業の歌も、練習の成果を出して、上手にできていました。

最後の退場の前に、全員の顔を見渡したときが一番涙が出ました。

涙をこらえるのが大変でした。

その後の教室でのお別れの会では、準備していたメッセージカードを渡したり

手紙を読んだりしました。

クラス全員での記念写真の後、女の子たちが私に賞状を用意してくれていて

門出の式を終え、下級生たちに見送られ解散となりました。

たくさんの子供たちと記念撮影。

私の中では、もっと号泣ものかと思っていましたが

意外に普通泣きでした（笑）

それは多分明日からこの３５人と一緒にすごせないということを

なんだか実感できていなかったからだと思います。

少し落ち着いた今、心に大きな穴がぽっかりと開いた状態です。

一人になるといろいろ考え、車の中で声を出して泣きました。

この気持ちは失恋に似ていると思いました。

この１年間、クラスの子達のことばかり考え

子供たちと話すこと、授業中の掛け合い、休み時間に一緒に遊ぶこと・・・

彼らのためにすることなら、どんなに忙しくても苦にならない

彼らに夢中の生活をしてきていたのに

もう、明日からは教室に行っても彼らはいないのです。

明日から何を楽しみに生きていけばいいのか？

彼らは私にとって我が子のようなものであり

そして恋人のようなものだったのでしょう。

対等に話ができる６年生だったから、尚更人間同士としての結びつきがあったように思います。

３５人の恋人たちをいっぺんに失ってしまった私。

４月に始まるであろう、新たな恋を期待しつつ

しばらくはこの失恋にどっぷり浸りたいと思います。

もうちょっと詳しい思いは、お仕事ブログ（覚えてますか？（笑））の方に書きたいと思います。