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週末の帰りの会には、なるべく週の振り返りとして、子どもたちのよかったところを話すようにしています。
どんなに腹立つことがあっても、そこをぐっと抑え
誉めるようにしています。
やっぱり、なんだかんだあったけど、今週もいい週だったと思わせて帰したいじゃないですか。
で、今週はサッカーで女の子たちが積極的にプレーできるようになって嬉しかった話をしました。
考えられないぐらい、動けない人たちだったので(動かないのではないのです。動けない)
この成長は本当に嬉しかった。
でも、そこで、クラスで一番元気な男が
「でも、ぼくはあまり楽しめませんでした。」
と言いました。
彼はサッカーチームのキャプテンなので、本当はもっと力いっぱいプレーしたかったことでしょう。
けど、体育としてのサッカーは一部の人間だけががんばって楽しいのではいけないのだという話をしてきていました。
去年までの彼だったら「こんなの面白くない!」と腹を立てていたと思います。
しかし、自分の気持ちを抑え、自分だけでプレーするのではなく、女子にボールを回し、一生懸命声をかけてがんばっていました。
その姿があなたの成長なんだよ、と話しました。
そして他の男子も、みんなミスした人を責めることなく、女子にやさしくアドバイスしていたから、女子がこんなに動けるようになったんだよ!
女子が積極的になれたのは、男子が成長したからなんだね!
すばらしいね~~~~!
と、話すと、とっても素直な人たちなので、
と、なんだか自分たちってすごいんだな~と思ってくれたようです。
こうやって、その前にはちょっとお怒りモードな話もしていたのですが
なんとなく気分良く週末を終えたのでした。
私も子どもたちも。
去年はくじけそうになるぐらいしんどかったけど
2年目の今年は、本当に子どもたちとなじめている感じ。
お互い言われないこと無しなんで、日々楽しくやっています。
卒業が近づいてきていると思うと寂しいですね。