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ハッセルブラド500c,プラナァー80mm. 知恩院の老古櫻
紫煙のゆらぎ・あぶすとらくと 具象とバランス
季節外れにもう一枚。
ピンクと黒の配置とその量。
構図として、必ず中心を外し、空間に向けてテーマの表現位置とその意図を示す方向性を保つ。中心に主題を配置すると、図鑑用には使えるが作品としての価値は無い。
左上方向と右下方向の黒の量と、主題を左に見せるために老古櫻の一番目立つ処を何故右上に振ってあるのか。歌舞伎などの舞台の花道は何故左にあるのか。
この老古櫻の主題は中心部のわずか左下にある。その全てを三箇所の黒が支えている。ピンクを鮮やかに浮き立たせる為に高速シヤッタアーで撮影されている。
始めからセンスが構図を決めていて、無駄の無いフレーム切りの位置まで迷い無く進む。看続けて看続けて看続けた向うに、自然に迷い無く進む事が出来る。それが出来るまでカメラなど持ってはイケない。
無駄にシャッタァーを押せば押すほど真理から遠ざかって何も見えなくなって、誤解と傲慢と自慢という鼻持ちならぬ人種に成り下がる。
写心家 玉地 俊雄
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