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一生懸命生きているのに、なぜか幸せでない。何か満たされない―様々な不全感や不安感を抱く女性たちと向き合ううちに、精神科医・湖陶子は“空の家”という共生ホームをつくる決意をする。将来、老後を女性だけで過ごすというその家に、意外にも人気キャスターやモデル、OLたちが駆けこんできて…。現代女性の癒されぬ孤独を解きはなつ、初のセラピー小説。
眠れぬ森の美女たち
ありえません
この内容。
まず、システムが甘い。
月額いくら払うのか知りませんが老後が心配だから共生ホームに
入りたいと思う女性たちなのだから
積み立てと考えれば結構な額になるだろうし、
途中で払えなくなったらどうするのか
とか(まさかそんなところまで助け合い?)
実際に老後になってみたら建物が老朽化するだろうし、
その修理する費用は誰が出すのかとか、
絶対に金銭トラブル間違いなし。
それにこんな企画に人気キャスターが乗るわけが無い。
テレビで顔を知られているのに
メンバーとして他人に顔をさらすなんて。
と、 設定自体に無理無理
なこの小説、
とても感情移入などできませんでした。
みんな元気に実は老後のことも悩んでいるんだって言いたかったのでしょうが
お互いのダンナを寝取りまくり
のこのメンバーたち。
老後の前に泥沼になる
のが普通でしょう。
これじゃ。
それをあたかも女の友情に免じて許したかのように
描かれていて 不快
。
そもそも友情なんて芽生えるほどのお付き合いでもない関係なのに。
個人でこんなことをするのは絶対に無理。
共生ホームの経営をするならあくまで第3者でなければ。
それを自分もメンバーとして皆と個人的なかかわりをしたうえ
メンバーの夫を寝取るなんて何事??
とても一般生活をしている精神科医が書いたとは思えない
夢見る夢子さんの御伽噺です。
常識ある社会人ならむかつくこと請け合い。
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