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かつて私は、しばしば音楽にたすけられました。いまは雨にたすけられています。私たちは一緒に暮らし始めて二年三カ月になる。はじめて雨に会った日のことは、忘れられない。凍えそうに寒い、十二月の、雨の日だった。そのすこし前から、私はまるで幽霊みたいに日々を暮らしていて、その日もまるで幽霊みたいに、雨だというのにデパートの屋上に煙草をすいにのぼった。なにしろ幽霊なので、雨に濡れても平気だった。なにがどうなってもいいのだった。その屋上に、雨がいた。
雨はコーラがのめない
ちょっと前までは 好きな作家は江國香織、
というのは
赤川次郎
と言うのと同じくらい恥ずかしいことだったのですがワタシ的には。 (赤川次郎はよっぽどのことが無ければ読みません。念のため)
もうそんなこと言ってられないくらい好きですカオリ。←迷惑
このエッセイは音楽と犬というワタシ的にはほとんど縁の無い世界なのにも
かかわらず連れて行かれました 江國ワールド。
大体飼い犬に”雨”と名づける事など100万回生まれ変わったって
ワタシにはありえない話ですが
なんだかね、犬って名前は雨だよね?普通?ってくらいな気分になっちゃいましたよ読後。
音楽だってほとんど聞くことが無いし、聞いても歌手の名前や曲名を
覚えることはかなりマレなのででエッセイの中出てくるもので
あぁ、アレね!と理解したのは 尾崎喜代彦
と 世良正則
くらいなもんです。
ま、あとビートルズくらいならわかりますが。あとなぜかシンプリー・レッドとペットショップボーイズの名前くらいは。
エクニさんは雨と音楽を聴くことがあるらしいですが
我が家の猫はまるきりダメ。
そもそもワタシがCDをかけることってあまりないけれど多分うちの
猫には音楽を聴くという機能はついていない。
でもヴァイオリンの高音は嫌らしく抗議することがあったかな。
しかし解説によると2007年に8歳だった雨はまだご健在なのかしら?
元気で長生きしてくれればいいな、と思いマス。
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