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紹介文
地震で津波が発生し、警報が遅れる事故が起こった。地震火山研究官の江坂は、ミスをした森本を鹿児島に訪ねるが、彼はすでに退職し姿を消していた。同じ頃、森本と同窓の大学教授も、地震の観測データを持ったまま、行方不明に。そこには国家的陰謀が渦巻いていた!新進気鋭の作家が放つ、長編サスペンス。
【中古本】 震源 (講談社文庫)
尖閣諸島!
領土問題!
そういうつもりで選んだ本ではなかったのだけれど
読んでびっくり。
なんて タイムリーな話
だったのかしらー。
(注:ちょうど尖閣諸島が沸いていたときに書いた感想ですので少々鮮度が落ちておりますことをお詫びいたします。
)
主人公が気象台勤務ってのもなんだか目新しい。
ハードボイルド・気象台。
気象台ってなんだかのどかなイメージがあったんだけど、
これ読んで気象台勤務の方、ごめんなさいって思いました。
何の気なしに、そしてほとんど当てにせずにみている注意報って
こんな苦労があって発表されているのかー。
その気象台と領土問題がこんな形でつながるとは!
今まさに噴火の兆候なんかがあって新島発生しそうだったらどうなるんだろうなぁ。
中国に気がつかれないように観察してても後もう一歩ってところで
成長が止まってしまったらそれこそ核使ってでも成長を促すかも。
しかし最初は悪者に見えていた公安職員が、最後のほうでは
国の利益のために影ながら奔走するいい人に見えてくる。
かえって秘密を暴こうとしていた主人公たちのほうが情報を公にしてしまったら
新島を日本の領土だって日本が主張する前に中国に気がつかれて
しまうってことで邪魔者に見えてくる。
でもまぁ。
今問題になってるのは政府が国益と思ったらしいがかなりあさって方向な対応だったけれど
この本の国益は
新島発見=誰にも気が疲れないうちに日本の領土にしちゃおう=日本の領土を堂々と主張できる、っていう図式でかなりストレート。
しかしねー。
領土問題。
大陸棚まで領土っていう考え方でオースも南極の一部を勝手に
領土と主張しているのは知っていたけれど (勝手に滑走路作ってツアーも出ている)
ちょっとクグってみたら世界中あちこちで対立してるんですねー。
でも主にイギリスやフランス。
あちこちに植民地があるからその200カイリってことでしょう。
拘束力はないけれど大陸棚限界委員会なんてものもあるらしい。
日本は北も西も南も問題だらけの領土問題。
決着つけようと思ったら戦争になっちゃうものね、お互いになぁなぁにしておくしかないのかなぁ。
どこかひとつ決着つけようと思ったら他の国と結束されちゃいそうだしねぇ。
奥が深いぜ、領土問題。
今までなんとなーくしか知らなかったけどこれを機会に勉強してみようかなー。
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