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紹介文
母を殺したのは、志村さん、あなたですね。少年から届いた短いメールが男の封印された記憶をよみがえらせた。苦い青春の日々と灰色の現在が交錯するとき放たれた一瞬の光芒をとらえた表題作をはじめ、取りかえようのない過去を抱えて生きるほかない人生の真実をあざやかに浮かびあがらせた、珠玉の六篇。
【送料無料】雪が降る [ 藤原伊織 ]
リミットがあるので少しずつ大事に読んでいる藤原作品、この本は短・中編集です。
全体的にはハードボイルドなので皆どこかに後ろ暗いものを抱えている人たちが主人公ですが中にはハードボイルドすぎて??な世界もありますが、それはきっとワタシとハードボイルドの愛称の問題かと。
6編の中で一番すきなのは超短編の 『トマト』 。
銀座の和光前で人魚と名乗る女の子に声をかけられるというシュールな話なのですが”むごたらしく悲惨”な状況をさらりとかさかさに描いているあたり池澤作品ぽくもあり。
好きですねー。
暗いんだけど明るい、この世界観。
『紅の樹』はたかだか20代後半なのにハードボイルドすぎる元ヤクザの主人公がこれまたなぜかわからないけど隣に引っ越してきたわけありシングルマザーのために命を落とすという・・・。主人公がお隣のマダムを好きなのか、とかなぜ惚れたのか、とかどこに命をかける必要があったのか、とか説明不足なのかこれまたワタシとハードボイルドの相性なのか、????でした。
展開は速いし、面白いんですけどね。
それに関しては表題の『雪は降る』も同じかな。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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